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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2016-06-16 錬金術 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2016 29号

指原莉乃
巻頭7ページ13カット、撮影は桑島智輝。
表紙は笑顔であり、珍しい。

体形や面相については何処からどう切り取れば映えるか、撮る方も撮られる方も分かっており、「今回はこうしたい」と言う方向が定まっていて、編集者や事務所も含めて合意形成が為されていれば、良いものは出来る。

無から(零ではないがそれはさておき)有を作り出す錬金術的な部分は苦笑するほか無いが、美点である部分を線で描き出した絵には唸らされる。
生娘感の無さを糊塗するでもなく、安売りするでもなく、居る訳ゃ無いんだが近所に住んでいそうな現実感のある色気として提示。

4分割が2ページ、あとは1ページに1枚。 選った上で適切な大きさに配置。
今年も良いタイミングで良いものを出して来た。 眼福。

井上由莉耶
巻中4ページ7カット、撮影はTakeo Dec.
インタビューはオマケの冊子に収録して、こちらは写真を見せる構成。
右側から撮ったアップが3カット。 引きのカットも右側からのものが多く、些か単調。
冊子のインタビューを読むとセルフプロデュースで自らの道を切り拓いてきた来たことが解り、腑に落ちる。
セルフポートレートで映える角度、それが「井上由莉耶にとっての『井上由莉耶の貌』」と言う事なのかもしれない。
良し悪しではなく好悪と言うか嗜好の部分で私には受け入れがたいところも無いではないが、生き方としては面白い。

込山榛香
巻末6ページ11カット、見開き1か所。 撮影は岡本武志。
硬くて色が濃くて白っぽい、好みではない仕上げ方だが表情は良く汲み取れている。
光の当て方は強めだが、クシャッと笑うと目を細めるので、眩しさからくる緊張も然程感じられず、目を細めると大仰なカラーコンタクトも気にならなくなる。
6ページ目がそれ。 上手く纏めてある。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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