生駒里奈
巻頭7ページ16カット、撮影は細居幸次郎。
雪国での撮影。 雪原は夏の浜辺以上に光に溢れており、屋内でも窓から差す光は意外に強い。
流石に眩しそうな表情も見せているが、それでも破綻無く「商売用の生駒里奈」で在り続ける。
正体を現さないと言うか、全てのカットで主導権を握って隙を見せないのであるが、生駒里奈の場合はそれが芸になっている。
その隔意まで含めて生駒里奈。
堀未央奈
巻末6ページ10カット、撮影は加藤アラタ。
巻末とは言え、堀未央奈のグラビアと言う事で楽しみにしていたのだけれど、塗り絵的に弄ったものだったので残念。
被写体としての堀未央奈は求められた仕事をきちんとこなしており、加藤アラタもそれを切り取れてはいる。
問題は其処から先とその手前。 カメラとレンズの選択と設定。 レタッチの塩梅。
被写界深度を浅くして前後のボケで絵を作るのは良いが、レンズが安いのでボケが汚い。 作りたい絵に適った機材を使うべき。
性能の低いレンズを使っているのと、撮影時の設定がよろしくないのとで、情報がスッカスカに抜けている。 おまけにレタッチが過剰。
構図に甘さはあるが、切り取り方は悪くないし、堀未央奈の魅力も引き出せてはいるのであるが、画竜点睛を欠いた。
これだけの素材でこの程度の写真では落第。
ヤングジャンプ編集部はしっかりした体制で堀未央奈を撮っていただきたい。
巻頭巻末ブチ抜きでミラクルジャンプと連動して写真集を出すくらい思い切っても良い素材だと私は考える。
山本美月・大園桃子・与田祐希・久保史緒里
オマケ写真集8ページ23カット、撮影はTakeo Dec.。
独り1ページ2カットで顔見世、表紙と裏表紙は4人の並び、真ん中の見開きをコラージュ的に。
ロケ地は矢張り絵になる自由学園明日館。 時間は掛けられなかったと思うが、頭は使って貰っている。
撮った写真の放流と、更新告知用のtwitterアカウントを作りました。
墨田ペトリ堂中央執行委員会広報