三吉彩花
表紙と巻頭グラビア10ページ18カット、撮影はTakeo Dec.
さくら学院時代は薄着になる仕事は殆ど無かったように思うが、ここに来て水着もあるグラビア。
服を着ていても水着になっても表情の硬軟の変化は無く、一寸手慣れ過ぎている感もあるがカメラとの向き合い方は上手い。
眩し気な表情が多いが、これはまぁ状況が悪すぎた。
岡田恋奈
巻末5ページ8カット、撮影は細居幸次郎。
光の柔らかく廻る日本家屋での撮影。 撮り手も細居幸次郎なので相性も良く、隠したり見せたりの匙加減の妙で粗を隠して美点を強調。
眼福。
松田るか
表紙と巻頭8ページ16カット、撮影は唐木貴央。
綺麗に映る角度が左右に広い松田るかの特質を生かして様々な角度から撮っており、ポーズ指示の引き出しの多さも相俟って見応えの有る16カット。
唐木貴央の撮ったものとしては、これまでで一番かもしれない。
久保史緒里
巻中6ページ14カット、撮影は細居幸次郎。
撮られ方に硬さはあるが、衒いの無いカメラとの向き合い方は良い。
部屋の壁に星図、新潮文庫の「銀河鉄道の夜」、ビクセンの6cm屈折望遠鏡。 この道具立てで、自室での部屋着の場面と学校での制服の場面を上手く繋いでいる。
掌の重ね方、指の組み方絡め方、久保史緒里は手に感情を込めるのが上手い。 牛乳瓶を持つ手にすら、ニュアンスを持たせている。
解り難い逸材、 此奇貨可居。
MIYU
巻末5ページ9カット、撮影は佐藤佑一。
撮られ慣れていないこともあってか、表情が単調。 口元を意識して引き結んだカット以外は歯見せ笑顔のみ。
角度を変えたり動かして見たり、撮る側も工夫はしているが、あまり成功していない。
肉感的な部分のみ、よく撮れてはいる。
鷲見玲奈
表紙と巻頭8ページ17カット、撮影はTakeo Dec.
かつてはモデルの仕事をしていたこともあって、撮られ馴れている。
隙を見せずに商売用の自分を貫ける強さ。
鈴木えりか
巻末5ページ13カット、撮影は細居幸次郎。
曇天に恵まれて柔らかい光の中での撮影。
可もなく不可もない感じだが、4ページ目の振り向きつつ髪をかき上げるカットに唸る。