暮れの「三陸はるか沖地震」と言うマヌケな名前の地震の余震で住んでいたアパートの部屋が半壊し、壊れなかった並びの部屋に荷物を運んで年を越し、散らかりっぱなしの部屋で寝ていたら電話が鳴って目が醒めた。 出てみると学友会室からで、「おい、起きろ」と総務部長。 「あ゛ー、今起きました、すぐ行きます」と言うと、「いいからテレビをつけてみろ」。
つけて見たら・・・、・・・、・・・。
本屋でレジ打ちのバイトをしている最中にガガガガガっと初期微動。 振幅の大きな縦揺れが来た後、さらに大きな横揺れ。 揺れの方向と本棚の向きがほぼ直角だったので本棚が蛇のようにのたくり、のたくるたびに棚から本が飛び出して通路は見る間に本で埋まった。 外を見ると電信柱がてんでバラバラに揺れていてビルの窓が割れてガラスが降ってきている。 「外に出ずにその場にしゃがんでください!!」と叫んだ前か後か停電になった。 こなごなになった窓ガラスが月明かりに照らされて光っていた。 「クリスタルナハトだ」と思った。
アパートに戻ったら、冷蔵庫が散歩して部屋の真ん中で扉を開けており、自作の本棚は倒壊して1000冊近い文庫本が床に散乱していた。 本屋の片付けや、そのさなかの棚卸、年末年始の店番なんかで疲れきっていた正月の3日あたりだったと思う。 比較的大きな余震がきて目が醒めた。 時計を見たらもうバイトに行く時間に近く、二度寝する訳にも行かずに布団の中でもぞもぞしいてたら窓ガラスを叩く人がいる。 「なんだろう?」と思って窓ガラスを開けよう、・・・と思ったら何が引っ掛かってるんだかなかなか開かない。 やっとの事でこじ開けてから「はい、何でしょう?」
「あのぉ、・・・、おたく傾いてますよ」。
「えっ!!」と思って部屋を見渡すと、確かに傾いている。 窓枠を見たら平行四辺形になっていた。 こりゃ開かない訳だ。 壁と畳の境目から外が見える。 玄関を開けたら雪原に亀裂が走っていて、うちの部屋の真下を通っている。 「何かくさいなぁ」と思ったら、亀裂が走っているのは便壷の上だった。
公式ブログにて、劇場支配人の戸賀崎氏が「菊地について」と題して一文をものしている。
参考:「菊地について」
以前ここで菊地を擁護する文章を書いたときも、支離滅裂な菊地批判のコメントが付いた事が有ったが、菊地のやったことが褒められた事ではないとしても、菊地を批判する側の言動はそれに輪を掛けて褒められたものではなかった。
研究生"候補"として合格と公式ブログには記されているのだけれど、人気商売である以上、顧客からの支持を得られなければどうにも成らない。 マイナスから始まっている評価をプラスに転じさせるのは容易では無く、正規メンバーに戻るまでに乗り越えなければ成らない壁は高く、幾つも聳えているとは思うが、スタートラインに立てたことに、私は祝意を表したい。
厭になる事のほうが多い最近のこの界隈では有るが、久し振りに聞いた良いニュースであった。
さて、公式サイトに復活したプロフィールでは、表記が「菊地彩香」だったり「菊地あやか」だったりしているのだけれど、どちらに統一されるのだろうか。
菊地のプロフィールを確認しに行ったら、研究生の欄から村中と鈴木と冨田と有馬と畑山と藤本が消えていた。
冨田は正規メンバーに上げちゃっても良いくらいだと思っていたので、毎度の事だが訳がわからない。
またぞろ悪いニュースであった。
仕事帰りに錦糸町。 バニラビーンズのインストアライブを観覧。
錦糸公園の北側、精工舎の跡地に出来たショッピングモールに入っているタワーレコード錦糸町店のインストアイベントと言う位置づけだが、店内ではなくショッピングモールの入り口付近の広場に簡素な舞台を設えてのミニライブ。
周辺店舗に気兼ねしてのことなのか音はかなり小さく、スピーカーがセコなのと配置が悪いのとでモニタースピーカーからの返りが悪いらしく、開演予定時間直前まで入念なリハーサル。
こんな場末のスラムにあるショッピングモールの、インストアライブとは名ばかりの蜜柑箱でも手抜き無しで見世物としての質を保とうとする事務所スタッフの姿勢には頭が下がる。 それに引き換えイベント屋と音響屋の体たらくたるや。
イベント慣れしていないのは仕方ないにしても、周辺店舗への気配りが必要なのであれば、音量を絞るより先に、握手会の列が一定の範囲で収まるように蛇行させたり、エスカレーターの降り口付近に人が溜まらないようにしたり、目に見える形での迷惑を防ぐべき。
客層は勤め人と思しき人が殆ど。 平日のイベントとなると親の脛噛む藪蚊みたような連中が跋扈しているのが常だが、ここではそんな事も無く、それなりに盛り上がりつつも羽目は外さない。 初期のAKB48劇場を思い起こさせる静かな熱気。
結局5分押しでスタート。 出囃子に乗って歩いてくる二人を見た初老のサラリーマンがありえないものを目にした驚愕のあまり、目を見開いて(ついでに口も)立ち尽くしていたのが面白かった。
「ニコラ」「トキノカケラ」「恋のセオリー」「イェス?ノゥ?」の4曲、曲間の喋りも含めて30分ほど。
音は小さいが生歌感は高く、お辞儀から何から全ての動きが美しい。 リハーサルのドタバタも、ライブが始まってしまえばどうでも良くなって来る。 いや、どうでも良かぁ無いんだが。
終演して握手・サイン会となって驚いたのは、冷やかしの客が殆ど居なかったこと。
観覧スペースとなっていた囲いには、CDを買わなくても入れたのだけれど、囲いの中に居た人々は殆どと言って良いほど握手会の列へ。
ライブ前はスタッフの不手際に渋い顔をしていた知己も、ライブが終わった頃には大分和らぎ、握手を終えて戻ってきたら多幸感に満ち満ちていて驚いた。
乱痴気騒ぎなんざ無くとも楽しい現場はこの上なく愉しく、スタッフがオタンコナスでも、舞台が蜜柑箱でも、振りまかれる幸せは我々の心に静かに積もる。
宮脇咲良
表紙と巻頭8ページ14カット、撮影はTakeo Dec.
2012年の暮から、年末発売の号はTakeo Dec.の撮った篠田麻里子か続いていたが、今年はTakeo Dec.で宮脇咲良。
大人びたところを見せたいのだと思うが、目元のメイクが強すぎて些か凶相。
解釈に幅を持たせられる表情、仕草、ポーズ。 この場で求められる宮脇咲良にはなれていて、且つ押しつけがましくないのは良い。
えなこ
巻末5ページ10カット、撮影は桑島智輝。
コスプレの人は「見られたい自分」しかカメラの前で晒さない傾向にあり、その偏狭さに辟易すること暫しであつたりするが、やはりその傾向。
桑島智輝が物撮り的に造形美を切り取って間を持たせている。
PINK! PINK!! PINK!!!
ファッション誌レギュラーモデル10人による巻頭巻末ぶち抜きグラビア。巻頭9ページ、巻末6ページ、撮影はkisimari。
備忘録的に記しておくと、撮られているのは以下の通り。
斎藤みらい(LARME)
日向カリーナ(S Cawaii!)
平尾優美花(Popteen)
遠山茜子(JELLY)
加藤雛V(S Cawaii!)
山崎あみ(with)
杉本美穂(S Cawaii!)
レイニー(LARME)
阿部菜渚美(Cancam)
松元英里花(Ray)
媒体によって求められる写真が異なることが分からないか、撮り分ける事が出来ないか、青年誌のグラビアを見下しているか、その何れか若しくは全てであると思うが、一貫して着ている物を見せる写真。 写真と言うか、塗り絵とコラージュ。
人物が撮れないカメラマンを巻頭グラビアに使う意味が解らない。
体制が変わったのだか何だか分からないが、ヤングジャンプ編集部の迷走ぶりには頭が痛い。
# マサ [ウルトラバロックについて なんか・・・かなり厳しい意見ですね。 私がK公演を観たのは2回だけです。1回目の時は、梅田..]
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