暗室作業を昼過ぎに切り上げてから都内某所のアイリッシュパブで呑み。 ビール2パイント、アイリッシュウヰスキーをシングルロックで1杯、ダブルストレートで1杯。 2次会はバーボンをストレートでちびちび。 終電ギリギリまで呑んでたら自宅に帰れなくなり、友人を泊める事にしていた都内某所に川の字になって寝た。
昼前にごそごそ起き出して中野へ。 空いていたら青葉でラーメンでも・・・、と思ったら既に行列が出来ていて、馬鹿々々しいので泰陽飯店で芝海老と卵炒め定食。 ここは安くて旨くて怪しい良い店なんだけどそんなに混まないのが良い。 腹ごなしにフジヤを冷かす。 ジャンクどころかガラクタばかりのジャンク館を覗いたら4×5の撮り枠が一枚1000円で出ていて大いに悩む(結局買わず)。連れが「もっと怪しいカメラが見たい」と言うので南口のPへ。
「ズマリット有るよ!!」と言われたんだけど、考えてみたらライカのレンズを勧められたのは初めてかもしれない。
兎に角、プリントが美しい。 大きさとしては4つ切くらいで、一緒に行った友人の話だとバライタは周辺が反るから中央に小さめに焼いて端をカットしてドライマウントプレスにしているようだ。 一見ネムい低コントラストの写真に見えるんだけれど、黒はしっかりしまっている。 撮影時の構図もプリント時の構図も非常に厳密で、焼きこみ・覆い焼きなどの技術も高く、時と場合によってパンフォーカスの長時間露光で霧や雲を流して見たり、絞りを開けて被写界深度を浅くして立体感や奥行きを出してみたりと様々な技法を駆使しつつも作品としての統一性が出ているのが凄かった。
赤坂見附のセガフレードで茶を飲んでから紀尾井坂を登って四ツ谷へ戻り、中央線で新宿へ。 中古カメラボックスに寄ったら知人が4×5の撮り枠を預けてくれていた。 これで漸くブッシュプレスマンで撮影できる。 ありがたや。
先週からキャビネ版のプリントの仕方を変えてみた。 これまでは印画紙を一杯に使っていた為、ネガの短辺を基準にせざるを得ず、両端を切らなければならずに一枚焼くごとに構図を決めるのに苦労していたのだけれど、余白を多めに取ってノートリミングでネガそのままに焼くことにしたら、構図に神経を使わずに済むようになった所為か試し焼きの精度が上がり、思った色に近いものを出せるようになってきた。 こうなるとプリント作業が俄然面白くなってきて、さらにフィルム現像も苦ではなくなり、撮影も楽しくなるという良い循環になってきた。
今後はウォームトーンの印画紙を使ったり、より大きなサイズに引き伸ばしたりして見ようと思っている。
濱野智史のツイートで撮影可であることを知ったのが17時過ぎ。
そこから自宅に蜻蛉返りして押っ取り刀で押上へ。
着いたころには佐藤遥生誕祭も終盤。
PIP と notall で20分ずつのライブ。 まずはPIP: Platonics Idol Platformから。
羽月と濱野がお休み、アンダーで森崎が入る布陣。
初めは固まった笑顔だった森崎の表情も次第に和らぐ。 曲に合わせて表情に変化と諧調を付けられるようになると、選抜メンバーとの差も埋まって行くと思う。
やるべき事をやった上で周囲に目をやるゆとりが持てている福田。 高いレベルで安定。
濱野が休みで難しいソロパートのお鉢が回ってきた空井。 予想以上に歌いこなせていた。
20分の持ち時間を借り物の歌は一曲だけで乗り切れるようになり、なんとか他所へ出しても恰好が付くようになって来ている。
ライブハウスでの出番毎の客の譲り合いの延長線上での振る舞いなのかもしれないが、PIPのライブが終わったところで席を立つ手合いが多かったのには驚き呆れた。
こう言う場合は主催者を立てて最後まで見て行くのが礼儀と言う物であろう。
後半は notall 。
一曲目が「学園天国」でどうなるかと思ったが、あとはオリジナルで押す構成。
撮りやすくて絵にもなる。 思わぬ拾い物。