清潔な寝具とそれなりに効く空調のお蔭でぐっすり眠れた。 小銭を入れなくても映るテレビが窓際に有り、それを見ながら出発の準備。 3500円なので勿論朝食なんか付かない。 余計なサービスが無い分安くて快適だった。 次回も泊まるなら此処にしようと思う。
中町の写真店 七桜 さんに寄って、フォトコンテストの応募用紙をいただく。 店内に古いカメラが色々並んでいて、おねぇさんがはたきをかけていたのだけれど、その中にマミヤシックスのオートマットを発見。 しかし非売品(苦笑)。 ごりぱん宣伝相の車で平田町へ移動。
町役場の前のイベント広場で行われる植木まつりの客寄せの一つとしてSHIPのライブが入っていた。 前日はお休みだったチグも地元と言う事で今日は出席。
朝から何も喰っていなかったので出店を物色。 プロの屋台は高いので、地元の人の出店で蕎麦と玉蒟蒻を購入。 玉蒟蒻はだしに鶏皮を使っていてなかなか良い味。 そばはそれなり。
私がのんびり蕎麦を手繰っているうちにリハが始まってしまった。 よく聞えなかったのだけれど、「Equalロマンス」が一瞬だけ流れるというイタヅラが有って、客に動揺が走ったりしていたらしい。
ゆっくり戻ってカメラの準備をしているうちに役場の企画課のおねぇさんが登場。 ここでまず高まる「寝不足ハイ」を引き摺った客たち。 SHIPの面々はいつものように何曲か歌ったり喋ったりした後、一旦引っ込んで代わりにPDのSさんが出てきて 「えぇー、・・・新メンバーです」 と掴みのギャグを滑らせた後チグが自作の曲を作ってきてそれを地元で披露したいということでこれからそれをやると言う事と、将来は自作の曲を歌って食っていきたいってのがチグ本人の夢であるので今後はそちらを優先させていくと言うような事の説明が有った後、その自作曲「万華鏡」を披露。 弾き語りの準備が出来なかったらしく、ギターのみの本人曰く「質素な」オケ。 私は「万華鏡」と言うタイトルそのものに怖気が走ったりした(苦笑)のだけれど、曲そのものは悪くなかった。 ただ、上手いけれどどこかで聴いたような歌い方であったのが引っ掛かった。 まぁ「ニセ椎名」と言われつつ矢井田もそれなりに売れているし、aikoにしても、売れたのは20代も中盤になってからだったからまだまだ時間はある。 じっくり「自分なり」ってのを確立していただきたい。
この歌の後は再び6人で何曲か。 これで「チグ卒業」って訳でもないようなのだけれど、残りのメンバーは泣いちゃっててグスグスのままミニライブは終了。 ちと後味の悪い終り方ではあった。
ごくらくっ娘の親玉と酒田の仕掛人 浪漫亭わきや師匠 とで次の「あつみ温泉バラ園まつり」のカラオケ大会の仕込み。 謀議待ちになってしまった客達は無人のステージに上がって歌ったり踊ったり。 それを見ている方の客達は、カラオケ大会に向けて汚いヤジを飛ばしたり、ジャージャー叫んだり、「帰れコール」をしたりして肩慣らし。 この日一番の酷い野次は、山口出身のごりぱん宣伝相に対しての「薩長カエレ!!」(苦笑)
謀議が長引いたので昼飯を食う時間は消滅。 そのままあつみ温泉へ移動。
ごくらくっ娘の統領がどこかで見たような顔のAぴょん・Rりを従えて「●桃色片思い●」(●はハート)で田舎の温泉街のカラオケ大会に乱入。
熊野神社の境内にあるバラ園は長い石段の上にあり、そのてっぺんにある会場まで昇りきって場所を確保した段階で既にダレダレ。 客の殆どはカラオケ大会出場者の応援とかそんな感じの40台以上の老々男女。
イントロの「いっくよぉ〜、1.2.3!!」でまず驚く観客、出てきた出場者のうさんくささに戸惑う観客、大声で声援と罵声を浴びせる見知らぬ若者達に戸惑う観客、小声で「あの人はプロか何かですか?」と訊く観客、「私の口からはとても申し上げられません」と逃げる仕込みの客。 客の受けは思ったより良く、手拍子をしているひとも結構居たし、戸惑いつつも楽しんでいたような感じ。
こういうカラオケ大会にしては珍しく駆け引きの出来る司会者だったので、この「どうかしている」出場者を適度にいじって場を盛り上げていた。 この手の色物は流されると却って辛い。
「お約束」で審査員特別賞を受賞。 すかさず「返上しろ!!」と至極最もな野次が飛んでいた。
昼飯を食いそびれたので温泉街を散策するも神社周辺は温泉宿ばかり。 仕方が無いので屋台の焼きそばとからあげを買って腹を塞いだ。
カラオケ大会からSHIPのミニライブまでかなり時間が空いたので直会殿で昼寝をした。 疲れているのでどこでも眠れる。
目が醒めて・・・って言うか起こしてもらって会場に戻ると、カラオケ大会の時とはガラリ客席が入れ替わって若者や家族連れでほぼ大入り。 引き続き「使える司会の人」だったので、クイズなんかも織り交ぜながらメンバー紹介。
客に10代の女子が意外と多い。 普段は「悪」な客もこのあたりには優しく、見やすい場所を譲ったり、遠くから写真を撮っていたら「もっと近付いて大丈夫だよ」と唆したりしていた。 ボンブラでスペースクラフトがヲタ客に望んでるのは(・・・って言うか欠落しているのは)こう言う事なんじゃないかと思った。
舞台にそれなりの高さがあり、バラ園だけあって花に囲まれているので、写真も撮りやすく、かなり気合を入れてガリガリ廻した。 私としては「こんな位置取りも可能」「ここまでなら寄っても邪魔にならない」というギリギリの線の所在を示しながら撮ったつもり。 他の客の写真の幅も広がると嬉しい。
客が頑張ったお蔭でアンコールが有った。 こう言う「正の盛り上がり」がメンバーのやる気に繋がってくれると嬉しい。 逆に言うとボンブラの客の「負の盛り上がり」がメンバーのやる気に及ぼす悪影響を考えると暗澹たる気分になる。
地元の女子小中高生がかなりの数集まっていて、その娘等を優先的に並ばせるような和やかな雰囲気の中で粛々と。 のんびりやりすぎてケツに火が付いたりもしたけれど、並んだ人には全員分サインをしていた。
ここで目に付いたのが かりんさん の運動量の多さと位置取りの確かさ。 最小限の労力で確実にガッツキポジションに入り、しかも相手に警戒させない話術もある。 真似は出来ないが良い仕事を見せてもらった。
平日チケットの入手がこうも難しくなると、仕事を変えるか辞めるかしない限り気軽には見られない。
扶養家族がいる身じゃそうも行かないし、そもそも先立つモノが無い。
そんな訳で金を掛けずに家に居ても楽しめる方法を考えてみることにした。
まずは、溜まったエアチェック音源の消化から。 録音はしたものの、聴いていない番組が結構有る。
あとは雑誌のチェック。 買ったまま放置してあるものも有るし、ゴシップ記事の片隅に分かりにくい形で載っている事もある。
昔はこうやって過ごしていたのだ。
中野のカメラ屋に行くつもりで総武線の各駅停車に乗ったら、まだチケットが残っていた。 快速に乗っておけば良かった。
しかし、後の祭り。
劇場に着いたら既に売り切れで、キャンセル待ち2番。 女子児童用シートのおこぼれ頂戴で245番。
「書斎派回帰」なんて書いたそばからチケット買えている(Kチームだけれど)。
割と早く呼ばれて椅子席三列目。前が座高の高い踊る宗教で見えない。
今日も上村は休み。
そう言えば、カフェで寄せ書きを集めている人が居たので一口乗っておいた。
色紙ではなく、上村の好きなONE PIECEの旗に寄せ書きってのが良いセンスだと思った。
秋元は更に体脂肪率が落ちて、手足が百日紅みたいになっているが、動きには柔らかさとめり張りが有り、表情の豊かさが増した事もあって、非常に良い。
高田の表情が面白くて、柱で秋元が見えない間は、ずっと高田を見ていた。
飽きない。
前回見た時よりねっとりした感じになっていた。
もう少し長いセンテンスを聞かないと、どこ由来の英語だか判別出来ない。
12:00と15:00の二回廻しのイベントの二回目を観覧。 降る予報だったが、晴れた。 晴れたのは良いが兎に角暑い。 時折涼風が吹くのが救い。
開演までは「colorful life」のPVを繰り返し流していた。 これについては後述。
開演に先立って終演後の特典会の流れについて説明。 ライブは全8曲約45分と言われて驚く。
5分ほど遅れて開演。 口開けは「デモサヨナラ」。 キラーチューンを頭に持ってくることからも、今回のシングルのカップリングまで含めた3曲に並々ならぬ自信が有る事が窺い知れる。
2曲終わって自己紹介、そして軽く Dorothy Little Happy について説明。
自己紹介を無闇に長くして合戦の作法を平安時代に戻してしまったのがAKB48(チームK)の功罪の『罪』の部分の最たるものであるが、そんな悪弊には染まらず簡潔に。
だらだら喋らずに次の曲に行くのも良い。 ここで「どこか連れていって」。
今回のシングルで私が一番良いと思うのがこの曲。 私の感じたこの曲の良さは、坂本サトルのブログの「本日発売!」と言うエントリにあらかた書かれているので、こちらを参照のこと。
歌うことに専念(間奏ではそれなりに激しく踊るが)出来ているからか、高橋麻里の歌唱はいつに無く伸びやか。
これまでの Dorothy Little Happy は歌を軽視して激しく踊る事にばかり力点を置いており、激しく踊りながら歌わざるを得ないが故に金切り声に近いような耳に優しくない歌い方になってしまう、見せ方・聞かせ方の下手さ加減がどうにも遣り切れなかったのであるが、坂本サトルは最初期から関わっているだけあって手綱捌きが上手く、出せる上限と下限の頑張りすぎないで出せる音域で書いているから、高橋麻里の歌の上手さと声のかわいらしさがきっちり引き出されている。
間奏以外の振り付けが軽くなっているから気負わずに歌えていて、上手いだけではない、上手さの先にある「何か訴えかけてくるもの」があった。
タイトルチューンの「colorful life」はメンバー持ち回りで歌う曲だが、こちらでは高橋麻里は黒子に廻って盛り立てる役。 富永美杜→早坂香美→秋元瑠海の順で歌い継いで行く構成なのは、(私の好みではないが)「今、どう売るか」について考えて出した答えとしては最適解に近いのではないかと思う。
こちらも歌と振りの切り分けがしっかり出来ていて、安定した歌唱。
振り付けも激しすぎないので高速ターンの手前で凶相になることもなく、止め撥ね払いはしっかり揃えた上でそれぞれの解釈を適度に加えた動きも美しいし、何より表情が明るい。
曲紹介の際にリーダーの白戸佳奈が「今回は沢山タイアップが付いて・・・」と話していたが、紆余曲折はありつつも漸くチャンスの尻尾を捕まえかけているようであり、安心した。
参考:Dorothy Little Happy 「colorful life」PV(途中まで)
私が見て(聴いて)頂きたいのは「どこか連れていって」の方だが、こちらはオフィシャルのものが無いので
「どこか連れていって Dorothy Little Happy」
で検索して何とかして頂きたい。
※周辺に迷惑がかかりますので、入場開始前に並ばれる場合は14:00頃からでお願いいたします。・・・と注意書きがあったので 13:50 頃に様子見がてら現地へ出向いたのだけれど、その時点で既に建物の端くらいまで列が出来ており、時間の経過とともに伸びて行く。
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