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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
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寒空文庫(仮)
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petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-02-14 擦り切れ人生 [長年日記]

_ 間違い

日付を間違えて書いていた13日の日記を移動。

_ 兎に角疲れた・・・

11日に休みが挟まっていたので、この日に寝溜めをして持たせたものの、一週間昼休み無し(飯食う時間のみ)でタコ部屋労働に勤しんだので、精も魂も尽き果てて土曜日を迎えた。
映画「二月的故事」の舞台挨拶とか、怪奇派芸能事務所スズキオフィス主宰の「かくれんぼ撮影会」とか、行きたいイベントはありつつも、すべてうっちゃらかして骨休めをする事にした。

_ 北へ

骨休めと言いつつも、一度寝たら昼過ぎまで起きられない事は明らかなので寝ないで最寄駅へ。 5:09発の始発でとりあへず下今市まで。
乗換え2回で会津若松に着いたのが10:30過ぎ。 ここから先の列車の接続が40分ばかりあるので、構内をうろついて撮影。 ブロニカを中心に回してみた。 400のフィルムなのでピーカンだと辛いが、日陰ならなんとか。

_ 食って呑んで食って

喜多方に着いてみたら、開業100周年とかでイベントの真っ最中。 迎えに来ていた総務部長の車で市内のGへ。 冬季限定のワンタンメンと餃子とチャーハンを意地で詰め込む。
「お前、腹ン中に何か飼ってるんじゃないか?」なんて言われたが、東京の総てのラーメン屋より、混み過ぎてやる気無しで惰性で作ったときのここのラーメンの方がまだ旨いと思う。 ここでたらふく食っておけば、暫らくラーメン無しでも暮らせる。
めしの後、たわら屋へ寄って、10円饅頭20ケと、ゴマ餅とキナコ餅を2ケづつと、きんつばを10ケ。
生協で夜呑む酒とつまみの油揚げを買って総務部長の家へ。 コーヒーを飲みながら椎名のライブビデオを見つつ写真の話など。

_ 椎名のビデオ

椎名のライブは楽器も舞台屋も音屋も映像屋も写真屋も腕っこきを集めてそれぞれに好きなようにやらせていて、椎名も面白い事をやる為なら金に糸目をつけないから物凄い事になっている。 好きなようにやらせてもらえる替わりに、皆手抜き無しでやっているからいい加減な事が出来ない、全員が全員意地の張り合いで目一杯無茶をしている。 
Pezのピアノ弾きなんざ、Pezの時よりむしろ生き生きしているように見える。  何せSteinway&sonsのピアノの弦をブチ切るくらい思い切り弾いているのだ。 何かが降りてきたかの様に首振りながらキーボードを弾きつつ、振り向きざまにピアノに飛び掛るようにブッ叩いているから弦なんざ切れて当たり前。 この辺りを見ているだけでも楽しい。
舞台屋も照明屋も凝りまくり。 それを撮る映像屋も構図の切り方からピンの合わせ方やずらし方までこれでもかと秘術を尽くし、繋ぐ編集屋も遊び放題だから見ていて非常に疲れるが、何度見ても飽きない。 ヌルいのはライブを半ば呆然と見ている客だけと言う凄まじさ。
三度の飯を二度にしても、プレイヤーぐるみDVDを買う事にした。

_ 晩餐

総務部長が打った蕎麦と、炙った油揚げを肴に大和川の「今朝しぼり」を4合ほど。 疲れても居たので日付が変わる前に寝た。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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