お年始に伺おうと思ったら仕事中ってんで、その足で渋谷タワレコ。 今年のCD初買いはシャルロット・ゲンズブールの新譜「5:55」とフランソワーズ・アルディの「Comment te dire adieu」とベニー・グッドマンの10枚組1480円の叩き売りボックス。
買ってからComment te dire adieu(邦題「さよならを教えて」)がセルジュ・ゲンズブールの手による物だと知る。 今年もこのエロ親爺の掌の上か。
「5:55」は好きな音なのだけれど、セルジュ・ゲンズブールの自虐と加虐の入り混じった猥雑さは無く、あっさりした感じ。
でもまぁ、これ一枚で当分暮らせる。
「Comment te dire adieu」は、聴きたい曲とどうでもいい曲がはっきり分かれすぎていて、通して聴くのは辛い。
暮れに入金したのが漸く反映されて、晴れて会員となった。 落語家の後援会以外のファンクラブに入ったのはこれが初めて。 出来れば最後にしたい。
早速メンバーブログをチェックしてみる。 あまり考えずにメンバーごとの区分で見たが、秋元→奥→星野→戸島→浦野の順だった。
戸島の文体から立ち上る馨しき腐臭を堪能。 この人は筋金入りだ。
秋元は、竹を割った勢いで地球も真っ二つにする感じの豪快さに、仄かに添加された女の子らしさが良いバランス。
星野はチェンジアップとナックルしか投げない力の抜け具合が楽しい。
奥は親戚の娘の宿題の絵日記を覗いてしまったようなほろ苦さ。
星野以外は皆自分撮りが上手い。 口角筋の緩んだ戸島の顔ってのも珍しい。
チケットが手に入らなくなっても送り手側からは次々と餌が撒かれて足抜けしづらい状況に変わりは無く、地獄も3丁目辺りまで来た感じの新春である。