久し振りに平日公演を抽選対象で見た。 籤運はそれなりだったが、米沢誕生日と言う事も有って入場した客が中央に集中していた。
上手下手の前の方は未だ空いていたが、全体を見たいので中央6列目。
渡辺。松岡、野口が怪我で、平嶋が修学旅行でお休み。 麻疹で休演していた渡邊は一部復帰。
前回観覧時に気になった井上を中心に見る。
出だしで表情が冴えなかったような気がしたが、途中から気にならず。
膨張したように見えるが動きは寧ろ良くなっており、勢い余って流れるような部分は目に付かなくなった。 下に付いた筋肉が上部の脂肪を消費しきれていないのだと思われる。
この人は動きに集中すると表情が硬くなる傾向があるが、それも目に付かなくなって来たという事は、それだけ振り付けが身体に馴染んできたということなのだろう。
口下手だったMCも含めて、概ね改善傾向にあったので安心した。
「Blue rose」は渡邊が復帰。 居ると場が安定する。
浦野の動きがこなれてきて、過剰なロック姉ちゃんぶりへの違和感が無くなった。
こちらが慣れただけかもしれないが。
井上の思い切りの良い動きと、浦野の手練手管を駆使した動きの対比も面白い。
「禁じられた2人」は、歌が走りがちな中谷とじっくり溜める柏木の違いが面白い。 微妙なバランス。
休んでいる四人がごっそり抜けた「雨の動物園」だったが、片山の歌の上手さが光っていた。 小林があれだけ梃子摺っていた曲を難なく歌いこなしていたので驚いたが、単に小林が下手過ぎたのかも知れない。
然し乍ら小林はあの絶望的な歌唱力でもあの曲を見世物として成立させていた訳で、それはそれで凄い。
米沢誕生日企画は「僕の打ち上げ花火」と「シンデレラは騙されない」の二段階で。
終演後の影アナで今日の担当者である渡邊が米沢に一言喋らせてたのは良い仕事だった。