不首尾。
上京中の飛良泉先生、暇なひたひたと荻窪で待ち合わせて、とりあへずプリズムへ・・・行ってみたら休み。 中野の例の店へ行けど親爺は他行中。
仕方がないのでフジヤ、日東商事と中古屋を素見したあとブロードウェーへ。 中古CD屋とまんだらけでまったりと買い物。 丁度親爺が帰って来る頃合になり、南口へ移動していじったり覗いたり。
日も暮れて来たので高円寺の竜屋長兵衛へ移動して飲んだり喰ったり。
この日は「山芋の千切り」「牛スジの煮込み」「悶絶竜屋風冷麺」「砂肝と筍のヤマンバ風」「鬼平風まぜごはん」「キングofポテトフライ」「ぬか漬け」等。 相変わらずぐうの音もでない旨さ。
上野発21:41発なのに店を八時過ぎに出たのでちょいと急いだものだからひたひたは電車の中で小間物屋を開いてしまい、昼間金貸しから貰ったちり紙が役にたった。
さいわい飛良泉先生は発車に間に合い、ひたひたも見る間に回復したので終電前には家に帰れた。
昨晩やる予定だったのですが、帰宅したら藪崎チャットの時間。 目が醒めたら6時、キーボードに突っ伏して寝ていました(苦笑)
「プロレスの紙テープ投げが直線的」って言うのは、タレントに直接当たらないように背後に投げ込む場合は曲射弾道の榴弾砲的な投げ方になり、これを「曲線的」と、タレントに当たるのを覚悟の上でリングの内側に投げ込む場合は低伸弾道の加農砲(カノン砲)的な投げ方になる訳で、これを「直線的」とそれぞれ表現した訳です。
これは現場に行った人に聞かねば判らないことですが、異業種の現場という事もあり、分散して座る状況に無かったのではないかと想像されます。 誰かが統制すれば全周から投げ込む事も可能だったかもしれませんが、各自の自由意志でテープを投げている訳で、そういう統制は馴染まないと私は考えます。
これも行った人でないと判りませんが、あれだけの量ですから投げきれなかった分を投げられる時に投げたのでは無いでしょうか? 勿論狙ってやった部分もあると思いますが。
投げるタイミングについては再考の余地があると思います。 次回があればその時改めて話題にしようと思います。
事後フォローの部分から逸脱して、現場に行っていない私が見てきたような事を書いた為に紛糾しましたが、今回の件は一先ず終りにします。 この間、苦言・お叱り等を戴きました。 不快に思われた方にはお詫び申し上げます。
いよいよ明日、あの件やこの件につ いて 唐沢俊 一 2002/06/06 15:58 異端・立川流が語る 落語界に明日はあるか?緊急提言2
出演●唐沢俊一、立川談之助、快楽亭ブラック、立川談生、立川志加吾(元)、 立川キウイ(元) 日時●2002年6月7日(金) 6時半開場 7時半開演 場所●新宿ロフトプラスワン 新宿歌舞伎町1−14−7林ビルB2 (コマ劇場横) 問合●新宿ロフトプラスワン TEL 03-3205-6864 URL http://www.loft-prj.co.jp/ 料金●テーブルチャージ600円プラスドリンク代
明日です。よろしく!
パティオ十番近くにある、十番会館が会場。 「麻布十番寄席」の幟が立ってたのでなんとか辿り着けた。 十番会館は商店街の事務所みたいなビルで、2階が貸席になっている。 丁度、旅館の宴会場みたいな感じ。
運営に関して、色々と問題は有ったけれど、そのへんは主催者に直接伝える事にして感想のみ。
「おもしろい話+前説」 つっちゃん
殺陣コントの「サムライ日本」のお弟子さん。 役者修行の一環としてお笑いの勉強もしているそうだ。 ガソリンスタンドを舞台にした一人コントの後、前説。 ガソリンスタンドの制服は自前。 アルバイト先の物らしい。
「味噌豆」 立川談一
「勉強」と言う事で観に来ていた談一さんが一席やる事になり、キウイさんの着物を借りて「味噌豆」。 短い噺だけれど、気負いなく演れる席だったからか、のびのび出来ていて良かったと思う。
「ちりとてちん」 立川こらく
今朝がたアメリカの元大統領が亡くなったので、それにちなんで「宮戸川」を演ろうと思ったと言うんで、どう言うことかと思ったら、家から締め出しを食らった主人公二人が泊めて貰いに行くのが霊岸島の叔父さんのところ・・・と言うオチ。
元々博識な人なので、こう言う考えオチのクスグリを仕込んでいけば幾らでも面白く出来るんじゃないかと思うのだけれど、これ一つだったのは残念だった。 瞬間的に切れる頭ではなく、じっくり考える強い頭の人だとも思うので、その場に合わせて喋るのではなく、前もって仕込んだ方が良いように思った。
人としてのおかしみが落語に出てこない事が多く、一寸歯がゆい。
「湯屋番」 快楽亭ブラ談次
飄々としたキャラクターと綺麗な口調が印象に残った。 大事な所での言い間違いがあったりしたが、湯屋の番台に上がった若旦那まの妄想が膨らんで芝居掛かった口調になる所なぞは中々良かった。 快楽亭の一門会は最終土曜の昼間なので見に行かれないのだけれど、機会があればまた見てみたい。
<中入り>
「漫談+筋肉予報」 ぶるうたす
「お笑いスター誕生」で一世を風靡したぶるうたすセンセイである。 学校から飛んで帰って見ていた番組に出ていた人を至近距離で見ることが出来た。 今年51だそうだが、頑健な肉体はそのままだった。
「たがや」 立川キウイ
4/18に復帰後初の勉強会をやってから一と月ちょい。 2回目である。
重かった空気がマクラを振っている間に徐々に軽くなっていき、良い感じになったところで本編へ。 「巧い!」と膝を打つような落語でも、腹を抱えて爆笑するような落語でも無いのだれけれど、観ていてホッとする、しみじみ良い気分になる不思議な落語である。 この日の演目の中で客席が唯一惹き込まれたのは、この噺の後半の立ち回りの部分で有ったと思う。
いただけないのは自虐ネタ・内輪ネタのギャグを入れ込む事。 これはマクラの間だけにした方が良いと思う。 次に期待。
「千早振る} 立川こらく
本人も言っていたけれど、知ったかぶりの噺が2本ってのは如何なものか、事前にある程度打ち合わせはしておいた方が良いと思う。 ヒザが「たがや」でトリが「千早振る」ってのもバランスが悪い。
金さんと兄ィのやり取りの、「なんとかのぉー、なんとかのぉーで畳の上の札をバタバタやる奴・・・」「カルタか?」「カルタに似たようなもので・・・」「歌る多に似たようなものってぇときく姫か?」ってのがツボに嵌まった。 こう言うのがもっと盛り込まれれば面白くなると思うのだが・・・。
色々なしがらみも有ったらしく、構成には窮屈さも感じられた。 演者がそれぞれの落語に専念できる環境でまた見てみたい。
# 小池 [落語の楽しみ方を教えて戴いた気がします。私は破門になった芸人キウイを見に行っただけの古典落語の分からない寄席ファンで..]
開店早々に入ったので、準備している間は突き出し(マグロのヅケの切れ端を山葵で和えたものとハモの煮付け)で一杯やりながら繋ぐ。
味噌汁はフグ。 「端が余った」と言っていたけれど、旨かった。
アカガレイ、アブラガレイ、マコガレイの縁側、オーヨ、ショウフクジ、サワラなど白身中心で。
地物のマグロが揚がり始めたのだけれど、これの赤身がベラ棒に旨い。 トロより旨かった。
そのトロ、ブリ、カワマス、アマエビ、沖シャコ、白子(フグ)、ウニ、〆はアナゴ。
最後に朝摘んで来たという苺を頂いた。
まさに「口福」である。
今回はたくみ通りの村田旅館に宿泊。
朝飯は味噌汁から刺身から煮物まで孟宗づくし。 掘りたてなので実に旨い。
ケルンへ移動してコーヒーなど喫してから、キウイさん志ら乃さんは帰京。 私はこれから撮影。 時間が取れたら土門拳。
夕方には帰る予定。
マルサラ酒に浸けたレーズンの入った「マラガ」。 旨い。
「道灌」文字ら
「堀ノ内」談笑
「金の大黒」談之助
「佃祭り」談幸
<中入り>
「かぼちゃ屋」談修
「子別れ(上)」龍志
文字らさんは目がヤバい。落語が始まれば気にならないが、高座を下りるとやはりヤバい。落語の方はそれなりの出来。
現在、国立演芸場の上席に出演中の談笑さんは、その辺りの話をマクラに。独演会よりは多少薄目にやっていたが、それでも凄かった。クスグリの選択とフォローを細かくやっているのに、それを客に感じさせない。
文都さんがぶっ倒れたってんで、代演に談之助さん。 と学会に呼ぶ予定だった名古屋の大東両先生が急逝したと言うことで、遺作となったガンダム紙切りの数々を披露しながらマクラを長めに振って、そのまま終わるかと思いきや噺に入ったので驚いた。 漫談で終わらなかったのは初めて見た。
談幸さんは夏らしく「佃祭り」。 戯画化された焼き餅焼きのおかみさんが可愛らしい。
談修さんは「あぁ、なるほど」って感じ。
龍志さんは文字助師が出番でもないのに楽屋へ来て、しかもべろべろで落語はじめた…ってマクラから、べろべろに酔った奴の噺を始めたのが可笑しかった。
久し振りに平日公演を抽選対象で見た。 籤運はそれなりだったが、米沢誕生日と言う事も有って入場した客が中央に集中していた。
上手下手の前の方は未だ空いていたが、全体を見たいので中央6列目。
渡辺。松岡、野口が怪我で、平嶋が修学旅行でお休み。 麻疹で休演していた渡邊は一部復帰。
前回観覧時に気になった井上を中心に見る。
出だしで表情が冴えなかったような気がしたが、途中から気にならず。
膨張したように見えるが動きは寧ろ良くなっており、勢い余って流れるような部分は目に付かなくなった。 下に付いた筋肉が上部の脂肪を消費しきれていないのだと思われる。
この人は動きに集中すると表情が硬くなる傾向があるが、それも目に付かなくなって来たという事は、それだけ振り付けが身体に馴染んできたということなのだろう。
口下手だったMCも含めて、概ね改善傾向にあったので安心した。
「Blue rose」は渡邊が復帰。 居ると場が安定する。
浦野の動きがこなれてきて、過剰なロック姉ちゃんぶりへの違和感が無くなった。
こちらが慣れただけかもしれないが。
井上の思い切りの良い動きと、浦野の手練手管を駆使した動きの対比も面白い。
「禁じられた2人」は、歌が走りがちな中谷とじっくり溜める柏木の違いが面白い。 微妙なバランス。
休んでいる四人がごっそり抜けた「雨の動物園」だったが、片山の歌の上手さが光っていた。 小林があれだけ梃子摺っていた曲を難なく歌いこなしていたので驚いたが、単に小林が下手過ぎたのかも知れない。
然し乍ら小林はあの絶望的な歌唱力でもあの曲を見世物として成立させていた訳で、それはそれで凄い。
米沢誕生日企画は「僕の打ち上げ花火」と「シンデレラは騙されない」の二段階で。
終演後の影アナで今日の担当者である渡邊が米沢に一言喋らせてたのは良い仕事だった。
レギュラーの折井あゆみが舞台の本番と重なりお休み。 代打で同じ事務所の中西里菜。
office48で飼っている面子で廻すだろうと思っていたが、当日はチームK公演。 チームK以外は中西しか居ないので、消去法でそうなるだろうと思っていたら、果たしてそうだった。
案内板には「今日は折井あゆみに代わり、中西里菜(Chocolove from AKB48)がお送りします」と書いてあった。
七時過ぎに現場に着くと、既に目当てで来ていると思われる客がステージ正面の窓際にズラリ。
中西がエレベーターで上がって来るや、亡者共は雪崩を打ってブース前に殺到。
スタッフが出てきて、「こちらは通路になりますので、いつものように窓際で御願いします。」と整列の御願い。
するてぇと恐れ入るどころか「いつも来ていないのでわからない」てんで後に下がらない剛の者が居て呆れた。
そこがどう言う決まりになっているかではなく、人としてどう振舞うかと言うモラルに係っている事柄であって、誰かに決めてもらわないとどう振舞ってよいかも判らないと言うのは実に情け無い。
「応援している」とか何とかそう言う輩はよく口にするけれど、その「応援」なるものが贔屓の引き倒しになる危険性を孕んでいる事を考えていただきたい。
我々が間抜け面提げて現場へ出向いたところで、それが応援になるのかどうかなんざ判りゃしないんで、せめて足を引っ張らないようにしたいし、して頂きたいと思う。
しかし、折井が最初に代打で出た時は、もう少し客の整理に力が入っていたと思う。 仕切りの悪さも混乱に拍車を掛けていた。
そう言う状況で、知己の中でも一番の厄介な客が、白いW-ZERO3を弄りながら上手に現れて、どうなってしまうのかと頭を抱えていたら、その「厄介な客」は厄介な客本人ではなく、よく似たマネージャーの野寺氏だった。
居るなら仕切れば良いのに。
そんな訳で中西里菜が登場すると、一旦下がった連中もじわりじわりと前ににじり出てきて、結局通路なんざ有って無きが如し。
仕事帰りと思しき、背広着た客が率先して塞いでやがるんだから始末が悪い。
中西が何か喋る度に、空気読めない客が拍手喝采。 レギュラーの折井がどう言う立ち位置でこの仕事をしているか考える脳みそがあったら振舞い方も変わると思うのだけれど、判らないのだからまぁ仕方が無い。 諺通りで「つける薬が無い」。
もっとも、古参の中西ファンの人々は遠巻きに見ているようであった。
一対一になりたがる客と、一歩退いて全体を俯瞰しようとする客。
折井あゆみをして「この国の将来が心配です」と嘆かせた、ナニがアレな、AKB48で今年二十歳になる世代の一人である中西。 開演前の影アナの原稿ですら噛んでいるようなのが、漢字で書かれた原稿なんぞ読めるのかと心配はしていたが、漢字どころかカタカナでつっかえていて、ハラハラドキドキ。 なにしろ「カフェ・ラ・トゥール」が読めない。
漢字も同様で、私も黒田ペトリ堂にされてしまったり。
本人も「カタカナと英語が最悪に弱い」と嘆いてはいた。
原稿通り読めないのは、見た目では判り辛かったが極度の緊張の所為でもあったようで、福山雅治を福原雅治と言い間違えてDJミズノ氏に指摘され、「私、今なんて言いました?!」てんで泡喰って言い直したらまた福原雅治だったり。
カフェ・ラ・トゥールに一品注文するコーナー。
「何が美味しいんですか?」と中西、「うーん、アイスクリームものが美味しいんですけど、食べてる場合じゃ無いですかね。」とミズノ氏。 確かに。
そんな訳で「・・・そうですね。 では、オトナな感じで・・・」とアイスコーヒーを注文。
やはり飲んでいる余裕は無かったらしく、アイスコーヒーは殆ど手付かずで残っていた。
中西は、初めから仕舞いまで緊張の面持ちで、喋れば噛みに噛んでいたし、横文字は殆ど正しく読めなかったけれど、その辺りを大幅に割り引いて見れば、与えられた仕事をきっちりこなそうとしている姿勢は見て取れたし、少ないながらも自分の言葉で喋れている部分では活き活きとした姿も垣間見る事は出来た。
曲間には、DJミズノ氏から原稿やリクエストカードの読み方について入念なレクチュアを受けていたが、中西の側にそれを咀嚼する余裕が有ったかどうか。 それでも最後のほうでは悪いなりに良くは成って来ていた。
中西の細いがよく通る透き通った声自体は耳に心地良く、ラジオ向きであり、原稿を下読みして読めない字や判らない単語を調べておいて、それを本番に生かせれば、二回目以降は良くなるのではないかと思う。
この先、こう言う仕事をやりたいのであれば、情報の引出しを多く持てるように見聞を広げて欲しい。
「どんな曲を歌う、どんな歌手なのか」と言う知識ではなく、「どう読むか」と言う基本的な情報が少なすぎるように見受けられた。 どんな歌手かなんて知らなくても、スラッと読めればそれらしく聴こえるものだ(折井はそうしている)。
三基あるエレベーターのうち、一基が更新中。 混み合う前に中西が退出するタイミングで離脱。
本領発揮とまでは行かなかったが、中西の凄さの片鱗くらいは見られたので、まぁ良かった。
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先日のDVD発売イベントの模様を、客は目にする事の出来ない取材タイム中心に。
先ず、囲み取材から。 真ん中に北川がいる絵面が汚いがまぁ仕方が無い。
小林は取材でもいつもの小林。 小林のあまりの小林らしい受け答えに記者・ライター各位が大笑い(ついでに小林も大笑い)している図が珍しい。
そしてイベント本編へ。 大入りの会場に呼び込まれた小林が満面の笑みで走りこんでくる写真から。
「これなら1人で公演できますね〜(嬉)!!!!」
小林、ぬか喜びの図。
ひまわり2ndの頃だったか、楽屋で元気の無いメンバーのために一と公演分歌って踊ったなんて話を思い出した。
こうしてイベント中の写真を見ると、小林が活き活きしているのに気付く。
これが初対面の相手にもコンスタントに出せると強いと思うのだが。
とまれ、楽しいイベントであった。
次回更新は6/11予定との事。
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例によって定時で逃げ出して亀戸へ。
六時半頃に着いてみると、ベンチは前二列が埋まったくらいでどうなるかと思ったが、仕事帰りに飛んできた向きが多かったと見えて、始まる頃には殆ど埋まって立ち見二列くらい。
缶ビール片手にした客もちらほら。 このグループにはそんな楽しみ方も似合う。
他のイベントが入っていない、週末だが平日の夜とあって、舞台袖にはテント楽屋が無くて、物販の長机のみ。 そしてこの物販が淡々としていて、売ってます的な告知は最後まで無かった。
楽屋が無いので、開演時間が近付くといつのまにかメンバーが舞台袖に。 ここで誰も茶々を入れに行かない平和な現場。
袖で気合を入れる儀式的なことをやり、その流れで開演。
客のノリや振る舞いがアイドル固有のそれとは異なっていて、巷間よく見られる「通りすがりの民間人が奇態な振る舞いのアイドルヲタを嘲笑するの図」は見られず、それが敷居を下げていて、足を止めて観ていく買い物客もちらほら。
オケのレベルが高すぎるのと、各々の声にあわせてマイク音量を調整していない為に中々どうして聴き取りづらいのだけれど、歌そのものの巧拙はさておき「楽しませる技術」に関してはなかなかのもので、煽りながら繋いで行く。
開演まではベンチに腰掛けていた客も、始まった途端に殆どが立ち上がり、最前列に居た連中はかぶりつきで観ているような状態でありつつ、前述の通りガツガツしないので平和裏に進行。
演った曲数や時間以上の満足感を得られた楽しいひと時。
好みに有ったり合わなかったり振れ幅は有るが、気になる写真展をやっている神保町画廊。
先週末にも見に行ったのだけれど、もう一度。
調色とカラーと、ほぼ同じ状況で撮ったものを並べて展示。
この調色した写真が判り難く凄い。
調色と同時に陰翳も付けているので、カラーよりも立体感があるのだけれど、色を付ける必要のない部分はそのままなので、画面内で立体感が有る部分と無い部分と混在。
私は自分の撮る写真では色を邪魔に感じることが多く、だいたいモノクロなのだけれど、村田兼一の調色写真は、必要な部分にしか色を乗せないので邪魔になっていない。
色が乗った部分に魂が吹き込まれ、視覚が混乱する。
乱歩の「押絵と旅する男」の押絵のような妖しさ。
# raffine [自己の説明不足が招いた惨禍に人を巻き込むのはヤメレ。 エクスキューズに他人の台詞を利用するのはヤメレ。 極めて不愉快..]