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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
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写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2007-09-15 驚きの土曜 [長年日記]

_ AKB48 ひまわり組公演 チケット並び

いつもの時間にいつもの場所へ。 先週の狂騒が嘘のように短い行列の最後尾に付く。 平和だ。

_ AKB48 ひまわり組公演(マチネ)

そろそろ死ぬのではないかと思うくらいの籤運の良さで三列目。

高橋、大江共に休みで15人。

噂に違わず倉持明日香の臍が綺麗。 同じ衣装の筈なのに、倉持だけ臍が見える。

小林は側頭部二つ縛りで縦ロール。 こう言う髪型にすると、内実はともかく一見上品そうに見えたりするものだが、小林はどこまでも小林だった。
「あなたの心の中のKAアイドルは?」と客に問いかける小林。 此処で客は「香菜ちゃーん」とか「香菜ー」とか返さねばならない訳だが、「KAアイドル」=「クイズ大好きアイドルの略称」が浸透していないので客の反応は今一つ。
「クイズ」は「quiz」だし「アイドル」は「idol」なのだけれど、全ての情報を耳から仕入れている小林にとって「クイズ」は「kuizu」であり、「アイドル」は「aidoru」なのだろう。

劇場では久し振りに見る宮澤。 ボーイッシュに作り込まない髪型が良い。

「アイドルなんて呼ばないで」は途中から出てくるポンポン隊に注目して見る。 今日はやる気のある面子が揃っていた。
たかがポンポン、されどポンポンであって、振り方一つでもなかなか難しい。
振り方の美しさでは上手の戸島(しっとり)と下手の大堀(ねっとり)が双璧。
「そのうち○△□も」の部分を小野が口ずさんでいて驚く。 「汚れちまつた悲しみに・・・」

「僕とジュリエットとジェットコースター」は佐藤が今日も楽しい。 適度に肩の力の抜けた軽みが良い。

「ヒグラシノコイ」のイントロに乗って上手から戸島花が現れると、どよめく客席。 そして拍手。
演る前から大きな拍手。
歌い出せばもう戸島花の歌に聴き入るばかり。 曲中は手拍子、間奏ではさらに大きな拍手。
振りに気を取られてマイクが口からずれたのが有ったくらいで、振りも歌も貶すところは何も無かった。
もはや大抵のことでは驚かなくなりつつあるが、先日の峯岸みなみに続いて戸島花にも驚かされた。
出來るのは判っているのだけれど、その想像の更に上を行く素晴らしい出來。

歌が終わって暗転。 戸島の着替え待ちをどう繋ぐのかと思ったら早野と小林と小野と成田が「雨の動物園」のキグルミ衣装を着て出てきた。 懐かしい。
「この衣装を着ると回りたくなるんです」 ニコニコしながらくるくる回る早野薫。
成田は日本青年館のコンサート以来のパンダ衣装。 首を傾げながら小林らの話に聞き入る成田。
くんくんと、しきりに衣装の手の部分の匂いを嗅ぐ小野。
「まゆゆ(渡辺麻友)の匂いか」と訊かれると頷き、何の匂いがするか訊かれると
「ピルクル」

「愛しさのdefense」は宮澤が良かった。 憂い顔の妙と、中西を彷彿とさせるキレのある動き。 チョコラブでの經驗を上手く生かしている。
戸島は「ヒグラシノコイ」とは打って変わって激しく扇情的な動き。 戸島はどんな曲でも「どう見えるか」「どう見せるか」を考えて舞台に立っている。

「向日葵」を松原、大堀、成瀬、倉持の四人で見るのも久しぶり。 歌入りオケと生歌が混ぜてあるとは言え、歌に関してはまぁナニがアレだった大堀や松原(今日は居ないが篠田も)が曲がりなりにもソロパートを成立させている事に改めて感心する。
歌の後の間繋ぎMCでは、話し始めた大堀を遮って、先日誕生日を迎えて18歳になった倉持の話をする成瀬。
ひとしきり成瀬が話した後、倉持に誕生日プレゼントをした話をさせてもらった大堀だったが、そのプレゼントにまつわる話は日の高いうちにすべきではなかったようで、うやむやで終了。
倉持曰く「親に見せられない」ものらしい。

「Lay down」ではここのところ増田と大堀の絡みが面白いのだけれど、今日は増田が休み。 これで大人しくなってしまうかと思いきや、出口や宮澤や佐藤(由)相手に遣りたい放題。 実に面白い。

歌の後のMCは、宮澤の兄が朝帰りで電車に乗り、立ったまま寝ていて、目が覚めたら隣の会社員の耳たぶに掴まっていたと言う話から、驚いた話か何かそんなのを。
佐藤(魚)がチームBの某(特に名を秘すとの事)が「田園都市線」を「たえんとしせん」と読み違えた話など。
「私もあります」と成瀬。 出口の部屋に泊まったら、思ったより片付いていたし、電気も来ていたが、風呂に入ったらリンスがなかったってんで盛り上がる。
そんなのを買う金があったら別の事に使うと出口。 偉い。
出口もようやく硬さが取れてきた。

着替えが終わって入れ替わり、小林主導で「変身願望についての話」。
段取りが違う、「やってみたいコスプレじゃ無かったのか ?」と突っ込まれても、頑なに変身願望の話を続ける小林香菜。
小野に「返信願望ってなに」と訊かれて「知らない」と答える小林。
大堀に話しを振りつつ、何か喋ろうとすると「そろそろお時間ですので」と遮る小林。
「AKB48劇場には、小さいお子さんや女性の方もいらっしゃいますので、そんな方たちでも楽しめるめ話をお願いします。」と、大堀相手だと自棄に強気な小林。

今日はひまわり組始まって以来最高の面白さ。
戸島と大堀と小林のお陰で、朝っぱらから並んだ甲斐のある楽しい公演になった

_ AKB48 ひまわり組公演(ソワレ)

まぁなんとか座れた。 少々遠いが仕方がない。

口を半開きにしてニコニコと歌い踊る小林が楽しい。
楽しそうな顔をしてはいけない曲ではもっともらしい顔をして歌っているが、気を抜くと頬が緩んでニヤニヤしていたりする。 そのあたりも小林らしい。

「Lay down」。 マチネでは多少抑え気味だった大堀が、ソワレで暴走。
佐藤(由)やら宮澤やら出口やら、片っ端から色仕掛けで絡んで遣りたい放題。 歌そっちのけで怯える小林。

今日は「ヒグラシノコイ」の戸島と、近代的自我が目覚めてキラキラパワーならぬダークマターを振りまき始めた小野と、遣りたい放題の大堀と、柄にも無く話を纏めようとする小林で おなか一杯。

眉を顰める向きも有ろうが、大堀にはこのまま遣りたいようにやらせていただきたい。
歌はまぁアレだが、振りと表情に関してはよくやっているので、多少逸脱しても破綻はしない。

_ 大堀、今日の一言

読みたい本として「星の王子さま」を挙げた早野に

「カレーの奴よねぇ」



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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