今日も今日とて間抜け面提げて朝っぱらから行列。
逆さに振っても鼻血も出ねぇ馬鹿な金欠で、「どうせ片方しか見られないならゆるりと行こう」と朝寝をしたのが間違いの元。
すんでの所で昼チケットを買い逃し、仕方がないから夜のチケットを買う。
チケット買い逃した有象無象が屯して、ざわざわと騒がしい中始まり、騒がしい中終わった。
しかし扉前とかスピーカーの下とか、音を聞きたい連中が集まって聞き耳見立ててるところへわざわざ行って騒ぐってなぁどうにも野暮だ。
渡辺麻友が休みと言うことで、誰が代役を演るのかってのに耳目が集まっていた訳だが、モニターじゃ誰だかなんざ判る訳もなく、消去法で色々考える。
スポットが当たった瞬間に、少なくとも小林では無い事だけは判った。 あれがこんなにじっとしていられる訳がない。
開演前に知己と「誰が代役か」なんて話をして、私の予想を訊かれたので「コバヤシで鉄板ですよ」なんて答えておいたのだけれど、まぁ出る訳ゃ無いわな。
背格好から仲川かとも思ったが、耳障りな声でもなく、動きもがさつで無かったのでこれは違う。
平嶋にしちゃ細いし、片山だと次の曲に出られない、多田は横に居るし。
研究生の藤江かなと思ったら、果たして藤江であった。
藤江はユニット曲だけでなく、全体曲も含めて全ての渡辺パートに出ていたが、これは昨日今日の付け焼刃で出来る事では無いので、事前に準備が重ねられていたのだと思う。
開演30分前までリハーサルをやっていたので、何かまた駄目出しでも食らったのかと思ったが、全体のバランスを取っていたのかもしれない。
スカひら着替え待ちMCでハロウィンで使うと思しき怪物のお面で他のメンバーを脅かす浦野。
喋る部分を潰された米沢あたりに捻じ込まれても「秋元先生に『マイペースでやれ』と言われた」と嘯く浦野。
やっと保護者役から解放されたと言う事か。
金は無いが籤運だけは良いようで、近いがメモを採っても気まずくない位置で観覧。
「嘆きのフィギュア」
渡辺の位置にはマチネと同じく研究生の藤江。 研究生が出ている公演でいつも感心するのは、あからさまな間違いでぶち壊しにしない事と、泣かない事。
藤江も緊張の所為か能面のように変化の少ない表情であったが、振り付けの間違いは目に付かなかった。
菊地が良くなっていて驚く。 これは良い。
「涙の湘南」
小指にピンキーリングが無い。
私としては面白くないんだが、客観的に見て改善されたと思えるのは、片山の目つきが良くなったこと。 あの三白眼で客席を睨め付けるさまは、もう観られないのだろうか。
井上は、どの衣装を着てもはちきれそうでハラハラするのだけれど、動きには切れが有るし表情も良い。
「会いたかった」
リストバンドが替わっていた。 悪名高いホワイトバンド見たような奴が二本。
眼鏡を変えた仲谷。 「度が強くなりました」とは言っていたが、下側のフレームが無いものになっていて、顔の印象が変わった。
髪型が変わったことによって、これまで前髪で完全に覆われて垣間見ることの出来なかった仲谷の眉が前髪の隙間から多少見えるようになったが、なんとなく隠したかった理由が判ったような気がした。
意外にハの字眉。
「渚のCHERRY」
藤江れいなは硬さはあるがソツ無く。 振り付けはなぞるのが精一杯と言った感じではあるが、その「いたいけな感じ」がそれを求める方面の琴線には触れそう。
間奏の下克上コーナーの米沢瑠美が良い感じにギラついて来て良い。
「桜の花びらたち」
少々物足りなく感じるのは、振り付けが画一的なこと。
チームAでもチームKでも、この曲はメンバーによって異なる解釈に味があったのだけれど、誰の振りを見ても同じ様なもので、面白味に欠ける。
平嶋と浦野はチームA以来の独自性を保っているが、それ以外では米沢瑠美のステップの刻み方に味があるくらいで、全体的に薄味。
ステップを八つで踏みながら足首で16刻んでいた宇佐美や、誰よりも深く沈み込む秋元、細くて長い手をでんでん太鼓のように振り回す浦野。
作ってもらった見せ場だけが見せ場では無い。
「JESUS」もまた然りで、もっと演りようが有ると思うのだけれど、誰を見ても同じ振り。 逸脱し過ぎない範囲内でもっと自分なりの見せ方と言う物を工夫をして然るべきだと私は思う。
この間も俊太郎の詩をお http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.htm?info=viagra generic viagra %OO