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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2008-07-25 酷暑 [長年日記]

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ)

今週も仕事帰りに東京タワー。 夏休みとあってエライ人出で、切符売り場も大混雑。 漸く大展望台一階に辿り着いたら、ブース前にも人、人、人。
目当てで来ている人より、たまたまその場に居た人の方が多い感じ。 最初から最後まで見ているようなのは矢張り目当てで来ている客だが、たまたま来た人も、何時もより多く足を止めて観ていた。

芝居で2週空いて、久々の折井。 23歳になって初めての Night View DJ 。 ポニーテールっぽくアップにした髪が夏らしい。

今日はほぼ定時に開始。
開始早々スティービー・ワンダーの Happy Birthday が掛かり、DJミズノ氏の「スティービー・ワンダーの Happy Birthday が掛かっていると言う事は!?」と言う振りで、20日に23歳の誕生日を迎えた折井のコメント。

Night View DJ の面白さの何割かを担っているのがDJミズノ氏。 それは選曲の妙であり、華麗なDJ卓捌きであり、またエッジの利いたトークであったりもするのだけれど、今日も期待に違わぬミズノ氏っぷりを堪能。
ハンガリー人の友達との英文のメールの遣り取りでのコミュニケーションの取り方で悩む人のリクエストには
「時代は Skype でテレビ電話ですよ」
と言い切り、今年の夏はどう過ごすかとと言う話になると
「近所のお祭りでコンサートをやる」
とか
「朝顔栽培に燃えている。」
「色んな朝顔の鉢を並べて・・・」

とか。
以前も彫刻の森美術館で写真展をやった話や、昨年の東京タワーのカレンダーの写真を手がけた話をしており、実に怪しい。 本業は何屋なのか、非常に気になる。

常連客のリクエストは(選曲はさておき)漸くまともになって来て、少なくとも折井が反応に困るようなものは無くなった。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、コーラフロート。 今週も音速デリバリーで、一分経つか経たぬかのうちに届いていた。
喋り仕事の最中に炭酸飲料はまずいのではないかと思ったが、流石にゲップなどは出さず。
「飲んでるとモコモコになっちゃいませんか?」と否定的なミズノ氏に「そこが美味しい」と反論する折井。 そうそう、境目のシュワシュワした部分が美味しいのです。

終盤に「フリートークのコーナーになりました」てんで、先日楽日を迎えた芝居の話。 「楽日は皆号泣」「当日券10枚に60人」「カーテンコール3回」なんて話を。
今回は前の芝居からすぐに稽古に入って大変だったが「苦労した分、返って来る」と折井。 傍から見ていても返って来ていると思う。
その日のリクエストの多寡に依っては、こうしてフリートークの時間が出来たりもする訳で、そこで狼狽えずに話せるのは積んだ経験を上手く生かせているからだと思う。
今週も良い仕事だった。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第5回

スタジオを飛び出し、ついに実地学習。 その前振りの部分での小林の小林的受け答えがまた良い味なのだけれど、それはさておき東京電力横浜火力発電所。

でんこちゃんと記念写真を撮ったりしているうちはのほほんとした表情なのだけれど、東京電力のスタッフからレクチャーを受ける段になると、いきなり表情が強張る小林。
子供用アトラクションになると一転して活き活きとした表情に戻るが、発電の仕組みについての説明が始まると再び死んだ魚のような目で口を半開きにして飽和状態に。 これがまた可愛くなくて可愛い。
小林のご両親は厳しいらしいが、厳しくしないと不安で堪らないのだと思う。 ご両親は健康にも相当気を遣っているのではないだろうか。 この子を残してあの世へは行きにくい。

楽しんでいる時の小林は前重心で立ち方も綺麗なのだけれど、難しい話をされたりすると後重心になって立ち方も汚くなるのが判り易くて面白い。
携帯サイトなので写真は小さいのだけれど、小林の反応が判り易過ぎるので、小さい写真でも十分伝わって来る。

今回は飽和した程度の表情で済んでいるが、これが劇場公演の千秋楽などになると、洟をかんだ後のちり紙見たようなグシャグシャの泣き顔になって、更に誰か辞めるなんてのが重なった日にはもう、流れていくトイレットペーパーみたいな水分過多の凄絶な表情になったり。
こうなると普通は百年の恋も一遍に醒めるものなのだけれど、小林に嵌ると、これはこれで可愛いような気がして来るから不思議だ。

人見知りの小林も慣れて来たのか、編集氏との遣り取りも面白くなってきた。 小林の奇想天外な受け答えがまた楽しい。

次回更新は7/31とのこと。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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