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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2009-01-05 月旦 [長年日記]

_ 「研究生」とは何であったか

4期
瓜屋茜
大家志津香
鈴木菜絵
藤本紗羅
村中聡美
(藤江、佐藤亜、中田、成瀬、倉持、佐伯、出口、中西優、渡辺茉莉絵)

5期
有馬優茄
石田晴香
内田眞由美
小原春香
近野莉菜
冨田麻友
中塚智実
畑山亜梨紗
(北原、宮崎、指原、仁藤)

6期
野中美郷
(高城)

だいたいこんな感じだったと思う。 抜けは有るかもしれない。
小嶋陽菜が「研究生って、何を研究してるの?」と、本質を衝いた疑問を呈した事があったが、プロ野球で言う所の「二軍・三軍」であり「育成枠」であったのだと思う。
この連中から「チーム研究生」を作るとのこと。
公式ブログによると

「当然、オーディションですので当日の結果次第では「チーム研究生」として残ることの出来ない人も出てくる可能性があります。」

との事なので、自由契約もしくは戦力外通告なんて事が有るかもしれない。 その前にとりあへず私なりの月旦を記しておこうと思う。

_ 石田晴香

まぁ当確だとは思う。 面相は申し分なく、上背は無いがまだ若いから伸びる可能性は有る。
多田の代演で出た時の挙動不審ぶりは語り草になっているが、最近は敢えてケチを付けるほどの粗もなく、それなりにこなしているようだ。
出来るようになる前に舞台に上げられてしまったのであって、出来ない娘では無かったのだろう。
この世界、「世界一可愛い」と自分で言える位で丁度良いのかもしれない。
私の守備範囲外だが、私生活でのポカさえ無ければ中心になって行く娘だと思う。

_ 村中聡美

露地物の胡瓜のような左右非対称の顔で、写真写りは良くないが、実物はそれなり。
背は高からず低からず、歳も見た目よりは行っているし、主にバックダンサーで出てくるので如何にも地味なのだけれど、妙に目を惹く。
何かがあるのだと思う。

_ 小原春香

バラエティー番組に出て食って行こうと言う訳ではないだろうから、お姫様どうこうと言う部分で評価するのは、あまり意味が無い。
JCBホールでのコンサートでチームKの全体曲に入った小原は、チームKの動きで踊れていた。
それなりに踊れている研究生でも、一寸喰った動きで当たりもきついチームKに入ると浮き上がってしまう事がまま有るのだけれど、あの日の小原は与えられた役を良く理解して、上手くこなしていたと思う。
戸島がそうであったように、現在は北原がそうであるように、使える奴が便利屋にされて報いられるところが少ないのがAKB48の厭なところであって、残ってもこの先あまり良い事は無いかも知れないが、上手く踏み台にして、なりたい自分になっていただきたい。

_ 近野莉菜

携帯での自画撮りが下手なので、ブログなどで見るとパッとしないが、実物はもう少し良い。
パーツは良いので、もう少し顔が大人になると、より綺麗になるのではないかと思う。 未来の有る顔。
近野も何処へ出てもソツ無くこなしていて、もう少し報われても良いと思うのだが、送り手側は「判りやすい顔」を好むようなので中途半端な位置に居る。
現場で欲しいのはこう言う人材なので、長い目でみればこの世界で食べて行けると思う。

_ 冨田麻友

仲間うちでは「食パンマン」と呼んでいた。 私の第一印象はサリフ・ケイタ。 兎に角、白かった。
チームBの後で踊っているうちは、大して良いとも思わなかったのだけれど、チームKに出て手足ブン廻して豪快に踊ってるのを見て驚いた。
豪快だが雜ではなく、表情も活きていて実に良かった。
もっと良くなると思う。

_ 大家志津香

何処に居てもそれと分かると言うのは、凄い事だ。
居るだけで場を明るく出来ると言うのも、凄い事だ。
この凄さが何の役に立つかは判らないが、何かの役には立つと思う。

_ 藤本紗羅

最初は捕まった宇宙人みたいで、周りと縮尺が合わなかったが、見ないうちに背が伸びたらしい。
この顔が大人びるとどうなるのか予想が付きにくいが、そう悪くは転ばないと思う。
芸事の上手い子供と言うのは、小さく纏まっていて鼻に付く事が多いのだけれど、藤本は変に纏まっていないので、上手いが不快感は無い。
背と手足が伸びると、こと動きに関しては頭抜けたものになると思う。

_ 鈴木菜絵

面相も体形も可もなく不可もなくで、どうにも地味なのだけれど、やる事の質は高く、居るだけで安心できる。
ムラッ気の有る連中が多い中で、こう言う計算できるのが居ると、裏方も共演者も心強い。
何とか生き残って欲しい。

_ 有馬優茄

小林に振り付けを教えると言う稀有な体験は、今後の人生に於いて何かしらの役に立つと思う。
小林のアンダーになるだけの事はあり、この人も思考が特殊で、FCブログの記事も妙な味が有る。

_ 畑山亜梨紗

首から上は即戦力。 脳味噌も顔も。
首から下とのギャップがまた、嵌る人には堪らないのだと思う。

_ 内田眞由美、中塚智実

残念ながら殆ど見たことが無い。
最近の研究生の採用傾向や、研究生からの昇格傾向を見る限りにおいては、本流なのだと思う。
判り易く可愛らしい。

_ 瓜屋茜

4期の中では一番報われていないような気もするが、一番の貧乏籤は実は佐藤(亜)であり、一番運が悪かったのは渡辺茉莉絵なので、それからすればまだ幸せだ。
色々な事をやらされすぎて、初期の明るさが薄らいだような気もするが、私が見たチームB公演では良い仕事をしていたと思う。

_ 野中美郷

こちらも殆ど見たことが無いのだけれど、内田や高塚と較べて判りにくく大人びた顔立ち。
客は判り易いほうに流れ、流れた客の多寡が人気として計られるので、廻ってくるチャンスの数には差が付くかも知れないが、上背が有って肉感的な野中と被る個性は少ないので、生きる道はあると思う。

_ 佐藤亜美菜

研究生から昇格した連中の中では一番の貧乏籤で、昇格はしたものの出られる公演は所属チームのものだけで、その中での出番も限られていた。
最近は所属チーム以外の公演にも出るようになったようだ。
初めのうちは、それによって劇場の中のゴキブリが死滅したと言われるくらいの特殊な声と、活きの悪い鰯のような目と、伊勢うどんのようなダラリと白い二の腕に嫌悪すら感じたのだけれど、最近は見られることで磨かれたのか顔もスッキリして灰汁も抜け、特殊な声の不快さより特異な言動の面白さが勝って来た。
ブログの面白さはチームA随一だと思う。
コンサートでふと目に付いた(良い意味で)のをよくよく見ると佐藤(亜)だったなんて事が、一度ならず有った。 それだけ綺麗になったのだと思う。

_ 訂正

コメントにてご指摘いただいた通り、4期に出口陽が抜けておりました。

出口については、いずれまた。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
# れもん (2009-01-06 17:00)

はじめまして。いつも楽しく拝見しております。
揚げ足を取るわけではないのですが、4期生には、
現在SKE48に所属している出口陽さんもいましたよね。
戻ってきたときは驚きました。

# Dwightsa (2014-02-04 08:40)

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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