今回からついに吟行。 中野ブロードウェーへ。
中野ブロードウェーとは、中野駅北口のサンモールと言うアーケードを抜けた先の、「日本の九龍城の異名を取る、4階までが商業ビル、その上がマンションと言う怪しい建物で、かつては青島幸夫なんかも住んでいた。
諏訪の酒蔵、真澄の人が住んでいるので、正月には入り口に積み樽。 以上、豆知識。
笹公人、小林香菜、そして不二家のペコちゃんと言う時空が捻じ曲がったような三幅対の写真でスタート。
先ずは変なもの専門店の「変や」にて一首。
変なものに囲まれても、埋没しないどころか周囲を圧するような小林の存在感。 ここで先程のペコちゃんを詠む訳だが、「舌」と言う字を「乱」と書き間違えたり、書き直しになったり、書き直しても「舌」は「乱」だったりするいつもの展開。
書き直した奴が割と良い出来で、笹先生も絶賛。
調子が出てきたところで次なるお店、おまけ専門店「おまけ屋」。 おまけに囲まれても、埋没しないどころか周囲を圧するような小林のおまけ振り。
すっとぼけた顔で頭の後ろからニョキリと手を出して、何をおどけてやがるのかと思ったら、「UFO」の決めポーズ。 ピンクレディーがらみのおまけを見つけて一首。
しかしなんで女子はピンクレディーがこうも好きなのか。 私にとってピンクレディーと国生さゆりと瀬能あずさとハロプロは夢が無いものの代名詞なのであるが。 ちなみにどうでも良い上にもどうで良い話になるが、夢が有ったのはキャンディーズと永田ルリ子と宮前真樹、そして2006年2月18日迄のAKB48。
閑話休題、小林の話。 ピンクレデーの歌がどうひねくっても良くならないところで、何かを発見した小林が目を丸くして(この写真がまた面白い)奇声を発する。
二宮金次郎像を発見して歓喜の小林。
その前に出来そこないの字余り短歌をどうにかしろと促され、小林先生答へて曰く
「もっとこじんまりした時じゃないと書けないんですよ。」
(※「こじんまり」の件については改めて)
二宮金次郎を見つけた小林がうっとりしたところで、今週はここまで。
次回更新は1/15予定との事。