AKB48・SKE48絡みでは、モノクロ連載ページの渡辺麻友と短めなグラビアの松井玲奈のみ。
纏めて載せる週に当たるより、印象としては強くなると考えると、松井玲奈は良い巡り合わせ。
妙に薄着なのでおかしいとは思ったが、店頭でパラパラめくった時に前田敦子かと思ったのは瀬尾秋子だった。 メイクや髪型の傾向が似ているというか似せてあると言うか。
松井玲奈
4ページ7カット乍ら、7カット全て衣装が異なる力の入った、水着もあるグラビア。 撮影は長野博文。
長野博文にしては珍しく、緑でも白でもない背景の写真が何枚か。 その分、背景の色に引っ張られて色味がおかしくなっていたりもするが、これはプレイボーイ編集部ではなく、印刷屋の仕事に係る部分。
1ページ目の赤い扉の前に立つ、黒い水着の写真。 松井玲奈の白くて細長い特徴をよく捉えている。 高いヒールのサンダルの履き方・立ち方がぎこちないのはご愛嬌。
水着のカットはまだ表情が硬く、体形からしても水着にする意味は希薄であると私は考えるのだけれど、一般読者層はそれを求めるのだろう。
服を着ている写真の方が、明らかに生きた表情。
強い光を使わない長野博文と、強い光に弱い松井玲奈の相性はよく、そんなに寒くも無さそうな天候であることもあってか、全篇柔らかい表情にはなっているが、前述の通り衣装を着たカットの表情が良いだけに、水着に蛇足感。
キャプションも然程邪魔にはなっておらず、プレイボーイにしては質の高いグラビアになっているが、3ページ目は水着であると言うだけの写真。 2ページ目の小さな写真の方は4枚が4枚とも生きた表情になっているだけに、「水着ありき」の写真選定で画竜点睛を欠く。
それでもこれまで見た松井玲奈のグラビアの中では出色。 とりあへず4ページ目の写真だけでも340円分の価値はある。
>okiちゃん
あの4ページ目は良いですよね。 ただ、まだまだこんなもんじゃない潜在力は有るように思うのです。 それを写真に写し取るというのは、実に大変な作業であるわけですが。
少女から大人になりかけている時期の、無化調の和風美人としての美形となると、確かに並ぶものは無いかもしれません。
前田敦子はモディリアーニ的ですし、小嶋や篠田は大人になりきってしまっているし。 そもそも和風ではない。
和風美人と言えば片山陽加ですが、あっさり昆布だしの松井玲奈に対して片山陽加は煮干しの匂いがします。 料亭の味に対してのお袋の味。 過渡期の儚げな美しさの松井玲奈と、既に出来上がっていてこの先20年は劣化しないであろう片山陽加。
なんだか世界中を敵に廻しそうな気がしてきたので、この辺にしておきます。
マジすか以来、空前絶後の松井玲奈ブームなのですが、
中でも4ページ目は出色の出来ですね。
AKBの中でも、あんなソロのアップに
耐えうる美形はいないのではないのかとすら思いました。