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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-05-17 二本立てでお届け [長年日記]

_ 週刊ヤングマガジン No.24

板野友美
表紙+巻頭グラビア、7ページ14カット。
撮影は唐木貴央。
前半ページは屋外でのニコパチ中心に。 面白味は薄いが、愛犬とのカットは相好を崩しつつもポーズとしては隙の無いものになっており、細かく良い仕事。
事務所側がしっかりチェックしているという事もあろうが、隙を見せたポーズで写った写真が一枚も無い。
求められた色気は出しつつ、ガードすべきは完璧に。 それでいて表情から緊張感は感じられず、撮られる人としての仕事はきっちりこなしている。

後半4ページは大人びた表情で押す構成。

プロフィールの数字だけ見ると上背も無く、貧相な体形であるように見えるのだけれど、写真に撮られてみるとなかなかどうして艶っぽい。
5ページ目の膝立ちで壁に凭れたカットが実に良い。

水着でなければもう少し構えない表情の写真も見られると思うのだけれど、現状では「水着有り」だからこそ表紙とグラビアの仕事が来るという事なのだろう。
こういう点では、もう少し売れて欲しく思う。

表紙の写真も良い表情なのだけれど、印刷用の補整が掛かりすぎてしまっていて興醒め。

_ 週刊プレイボーイ No.22

AKB48絡みでは、モノクロ連載ページに前田亜美。 前半グラビアページに渡辺麻友、後半グラビアページに北原里英。 モノクロ読み物ページに「カップ麺アイドル」指原莉乃。
表紙に名前があるのは渡辺麻友のみ。 北原里英は前号の松井玲奈と同じ括りの企画グラビアだが、何故か表紙には名前が載らない。 一般的知名度はまだこの程度と言う事か。

AKB48以外での見ものは、熊谷貫の撮った石原さとみ。
水着無しで表紙と巻頭が取れればAKB48の人気も本物なのだが。

巻末に今村敏彦のガス抜きグラビア(脱衣)。
着衣でやりたいようにやらせた今村敏彦が見たい。

渡辺麻友
矢西誠ニの撮影でほぼ水着のグラビア。 6ページ9カット。
初めて見た頃は12歳だった訳で、流れた月日を考えれば当たり前っちゃ当たり前なのだけれど、ガリガリで割り箸のように細かった手足にもそれなりに肉が付き、体形も丸みを帯びてきている。

定番のかっちり決まった表情ではなく、移ろう表情を写し取り、「生き物」としての一面を色濃く出した佳作。
キャプションは相変わらずベタで腐臭すら漂うが、文字としてはさほど邪魔にならないので、読みさえしなければ気にならない。

背伸びをした瞬間を切り取った最後のカットが素晴らしい。
渡辺麻友が一人の仕事でもここまで生き生きと自分を出せたという事にも驚いた。

北原里英
後半グラビアページに4ページ6カット。
Takeo Dec. で北原里英ってんで期待して見たのだけれど、全くの期待はずれ。 一寸残念、いや残念どころか失望に近い。
これだけの素材と腕っこきのカメラマンを揃えてこれは無いだろう。
素材と料理人を揃えたところで満足してしまって、それを活かす工夫が無い。

丸で駄目と言う訳ではなく、2ページ目の右下あたりに良い表情も有るのだけれど、扱いが小さい。
水着にひん剥いて、処理はカメラマンに丸投げってのが見え見えで且つ水着でさえあれば良いと言う感じの雑な構成。

指示でそうしたのか北原本人がそうすべきだと思ったのか、体形の粗を隠すだけのポージングも目に付く。
綺麗に見せようとするのは良い、しかし消極的に粗を隠すだけでは魅力も引き出せまい。 これはいただけない。

そして危惧はしていたが、水着になると表情が硬い。 これだけ布地面積が小さいものを身に着けて平気で居られるほうが寧ろ不自然な訳で、ましてや北原。 こうなる事が見越せる状況下で、より良い表情を引き出す工夫がなされたと形跡も見られない。

北原里英は、時折この世の全てを敵に廻しても悔いは無いようにすら思わせるような訴求力のある表情をするのだけれど、今回のグラビアにはそこまでさせるものは無かった。

例の茶番の前景気を煽るための企画であった筈だが、これでは贔屓の引き倒し。 ダメージキャンペーンに堕した。

「濃い味系カップ麺」 スープも残さず ガッツリ食べ比べ
モノクロページの読み物企画に冬の間は「コンビニおでんアイドル」だった指原莉乃が「カップ麺アイドル」として登場。 アイドル界の季節労働者としての地位を確立しつつある。
表情まで判る写真が2点。 上下ジャージ姿でカップ麺と箸とを手に持ち、シナを作って横座りの図。 そしてカップ麺を旨そうに手繰りつつ寄り目で凝視するの図。
どちらも雑種の馬鹿犬のような愛くるしい表情が活写されている。

読み物部分でもカップ麺について熱く(暑苦しく)語り、主賓たる麻布台綾子嬢を食う勢い。
日清の「行列のできる店のラーメン 熊本」の臭いを評して「通っていた中学校のニオイ」。
表門と裏門の前に豚骨ラーメンの店があり、その臭いが学校に充満していたらしいのだが、まったくどうかしていて面白い。

更には「サッポロ一番 みそラーメン」(カップ)を混ぜそばにして食べる裏技を披露。
この「指そば」なるもの。 お湯を捨てたカップ麺に液体スープを2割ほど掛けて混ぜて、卵黄と一味をさらに混ぜた一品。 卵黄を落とす着眼点が良い。
もっと旨くするには鶏油もしくはラードを足すのが手っ取り早いが、指原が鶏油を作れるとも思えないので、とりあへずチューブのラードを冷蔵庫に常備しておくことをお勧めする。
ラードは全てを旨くする。

さて、こうした大人気ないが子供染みてはいない記事がプレイボーイの妙味だと私は思う。
指原莉乃で遊んだ記事をまた読みたい。

_ 小林香菜、19歳

あの小林香菜も19歳である。 新公演のレッスンも佳境、諸事多端の折ではあるが、とりあへずお祝い申し上げる。
躁鬱の波が激しく、煮詰まったり落ち込んだりするとモバイルメールの送信が減ったりしていた小林香菜が、この状況下でも日に一回はモバイルメールを送り、ブログを更新している。
ここに私は19歳なりの小林香菜の自覚を見る。

この大人数の中で埋没しない為には、発信できる情報は自ら発信して行くしかない。
ましてやそれぞれの人気を量的に計ろうとする茶番を控えての時期でもある。

それが義務的ではなく、幾許かの娯楽要素を含んでいるのがまた小林らしい。

_ 更新

コラム置き場に

イスファハン
指原莉乃、大分の血

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# Dwightsa (2014-02-04 06:18)

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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