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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-09-11 マネジメントなんざ糞喰らえ [長年日記]

_ レスなど

>kamoさん
とりあへず、二つ。
「マネジメント」と言う言葉をどのような意味で使っておられるのか判りませんが、「売り込み」「売り出し」と解釈して話を進めます。
太田プロの意向でやるにしてはやり方が雑に過ぎ、話も大きすぎるあれこれを考えるに、より高次の意思決定であるように私には思われます。 それが一つ。 こちらはどうでも良いこと。
もう一つ書いておきたいのは「だから何だ」と言うこと。
事務所の方針かどうかより、指原がこの先どうなるのかがより重要な問題である訳です。 「根本的属性認識錯誤(ファンダメンタル・アトリビューション・エラー)」だから何なのか。
とまれ、ご自分の言葉と考えでものをお書きになる事をお奨めします。 5点。

_ 雑誌レビュー UTB 10月号 前半グラビアページ

表紙と巻頭グラビアに大島優子。
表紙を捲って制服向上委員会の1ページ広告に驚く。

大島優子
表紙+巻頭グラビア、9ページ10カット。 撮影は桑島智輝。
ページを繰って1カット目の見開きから引き込まれる。
例の茶番以来の過酷なスケジュールの所為か、草臥れた感じがそこはかとなく肌や表情に漂うが、元々健康的な印象も無いので然程気にならず、程よいやる気と過不足無い仕事で良いグラビアに仕上がっている。

空色のキャミソールワンピースで撮った3カットが秀逸。
様々な意味において見せず隠さず、意味深長で想像力を掻き立てる。
一と齣に永遠を詰め込んだようなカットが多く、撮りも撮ったり撮られるも撮られたり、ここのところの大島優子のグラビアの中では出色。

松井珠理奈
6ページ6カット、撮影は細居幸次郎。
白いキャミソールワンピースと制服で、夕方から夜に掛けて撮ったもので、大人っぽさに焦点を当てた為かメイクは濃い目だが、笑顔から物憂げな表情まで多彩に。
夕暮れのグラウンドで撮った最初の3ページが良い。
インタビュー迄含めて、松井珠理奈らしさが溢れている。

橋本愛
熊谷貫の撮影で5ページ7カット。
カメラマンが被写体に引き込まれて行って出来た圧巻の7カット。
4ページ目などは写真を見ているだけの私でも、瞳の中に引き込まれるような恐ろしさを感じる。

武井咲
7ページ7カット、撮影は橋本雅司。
写真集からの先行公開。
4カット目のブレボケだが躍動感のある写真と美形感を強調したクローズアップの対比の妙。 水着多めのグラビアだが、凡百の水着グラビアにはなっておらず、面白い。

ももいろクローバー
5ページ24カット、撮影は栗山秀作。
早見・百田、佐々木・有安、高城・玉井で組にして1ページずつ、見開きで細かい写真を散りばめつつインタビュー。
二人ずつ組ませた写真は決め顔で。 細かい写真は学校の休み時間(もしくは放課後)のスナップと言った趣。
アルトリコーダーを持たせるけれど吹かせない、タイガー・ジェット・シンのサーベルのような使い方。 仄めかし以前の、抑制の効いた演出の妙。
カメラマンもモデルも、やるべき事をきっちりやっている良い仕事。

スマイレージ
7ページ7カット、撮影は佐藤裕之。
逆光で背景を白く飛ばしたり、夏らしさを醸す撮影手法が生きている。
撮影協力に木村屋(三崎坂の下あたりからよみせ通りの方に入って行った左っ側の駄菓子屋だと思われる)と安田楠雄邸庭園と有り、諏訪神社の鳥居が写り込んでいる事から見ても、あの辺で撮ったのだろう。
最近は古くて趣のある建て物がどんどん減り、無作法な中高年の路地裏の散歩者が跋扈してきてもいるので、足を運ぶ機会も減ったが、こうして見るとなかなかどうして捨てたものではない。
福田花音の写真。 被写体のブレが吉と出て、切り取った時間にシャッタースピード以上の幅を持たせている。

真野恵里菜
8ページ7カット、見開き1箇所。 撮影はTANAKA。
水着は蛇足であるように思える程、その前後のカットの表情は良い。
曇天乍ら真っ昼間の夏の浜辺での撮影とあって矢張り光は強く、眩しげな表情も多いが、その分夏らしさは出ている。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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