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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-04-03 あざとさも 中くらいなり カヒミ・カリイ [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 16号

篠崎愛
表紙と巻頭グラビア6ページ12カット。 撮影は飯塚昌太。
良くも悪くも旧来型の水着グラビア。 童顔と成熟した身体との危ういバランスが篠崎愛の売りである訳であるが、歳を重ねれば大人びた部分を出すべく試みていかねばならない。
その辺りの試行錯誤は興味深く見たし、ある程度成功はしている。

ぐるぐる48 vol.1
AKB48絡みの新連載、初回は「フレッシュレモン」の二つ名を持つ、白くて細くて小さい市川美織のインタビュー。 カラー1ページ2カット、モノクロでインタビュー2ページ3カット。 撮影は桑島智輝。
あざといキャラクターなのであるが、読めば読む程狙ってやっているのか素でやっているのか判らなくなる。
私は割りとしたたかな計算の上に成り立っているのではないかと考えている。

小嶋陽菜
最新写真集の宣伝方々、巻末グラビア5ページ6カット。 撮影は宮坂浩見。
機嫌の良い小嶋陽菜の笑顔が多くを占める。 綺麗に撮れてはいるが、いつもの小嶋さんばかりで面白味は薄い。
写真集のタイトルが「女の子の神様」であるように、現人神たる小嶋陽菜の御真影を集めたものと考えれば納得の行く構成。
妙に凝り過ぎたポーズが無いのは良いが、唇の黒子が消されてしまっているのはいただけない。 まぁ、既に存在しないのかもしれないが。
1ページ目のアップのカットが見ていてムズ痒くなる出来。 ほんの少しだけ前ピンなのだけれど、この「ほんの少し」が致命的。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 17号

岡本玲
表紙と巻頭グラビア、7ページ10カット。 撮影は細野晋司。
タイでの撮影だが、強い日差しの下で撮ったカットは無く、南国の暖かさを出しつつ、柔らかく廻した光を使って表情を生きたものにしている。
真正面から撮ったカットは少なく、様々な角度から岡本玲を切り取っており、今回は歯見せ笑顔が多いのだけれど、口の開け方が微妙に異なり、全く同じ表情にはならないのがこのモデルの凄いところ。
笑顔以外のカットの割合が少ないのが瑕だが、良く出来たグラビア。

竹富聖花
巻中グラビア3ページ3カット、撮影は細野晋司。
前回掲載分の別カットを3枚。
悪く言えばぎこちなく、良く言えば初々しい。
しかしカメラを直視できるところは、矢張り只者ではない。

ぐるぐる48 vol.2
前企画から続く「まゆゆマンガ家計画」の7回目。
カラー1ページ1カット、モノクロでインタビュー1ページ1カット、マン2ページ。 撮影は門嶋淳矢。
漫画が「不思議の国のアリス」をモチーフにしたものなので、衣装もそれに沿った物になっているのだけれど、これがまた良く似合っている。
漫画の方は例によって渡辺麻友の「どうかしている部分」が上手く出た、良い意味で碌でもない作品。
見た目の可憐さと、内部に抱えるダークマター滲み出る漫画との落差が楽しい。
そしてまさかの「つづく」。 次回は24号に掲載とのこと。

SUPER☆GIRLS
巻末グラビア5ページ21カット。 撮影は樂満直城。
5ページのビラビアの為にメンバー12人引き連れてグアムロケ。 この辺りの感覚が avex 、地に足が着いていない。
海外で撮る時間と金を上手く使えば、もう少しマシな出来になったのではないかと思うが、短い時間で容姿も性格も把握で来ていない12人を流れ作業で撮らされて、良いものが出来ようも無い。
電撃ゲームス vol.18に載った ぱすぽ☆ のグラビアとは、思考も手法も対照的。
メンバーはハズレ無しの美形揃いなのであるが、送り手側の思考が醜悪。
カメラマンの腕以外の部分でお粗末な出来になる事が予め決まっていた駄作。
数撃ちゃ当たる式に撮って殆ど外したにしても、こう撮るしかなかったろうとは思う。

_ Tokyo Tower presents DIAMOND VEIL

東京タワーイメージガールになった小林香菜の初仕事。 TOKYO FM にて、毎週土曜日の夜 20:00〜20:30 の30分番組。
小林を支えるアシスタントの柴田聡さんは、かつて「AKB48のよんぱちアフター」と言うAKB48初のレギュラー番組を担当されていた方。 無駄に人見知りの激しい小林には有り難い助っ人。

小林曰く「緊張はしていないケド、テンパッてます。」 下読みと駄目出しはあったらしく、全くの棒読みにはなっていなかったが、たどたどしさに冷や汗。

受け答えが「はい」ばかりなのが気になったが、慣れてくればまた変わるだろう。 変ると信じたい。
とまれ、一生懸命喋ってはいたし、知っている人とのラジオと言うことで、小林らしさもある程度は出ていたと思う。

_ 蛇足

「AKB48のよんぱちアフター」の正式表記が判らなかったので調べていたら、AKB48公式ブログの告知記事を掘り当てた。
あれから5年・・・。 レギュラーは増えたが、中身は薄く。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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