トップ «前の日記(2011-04-12) 最新 次の日記(2011-04-17)» 編集

墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-04-14 [長年日記]

_ 週刊プレイボーイ 2011 No.16

AKB48
表紙と巻頭グラビア、8ページ18カット。 撮影はTakeo Dec.(研究生のみ佐賀章広)
グラビアを見せて義捐金を募るなら、それに見合った質のものを提供して然るべきだと私は思うのだけれど、捕まった時に警察で番号札を持たされて撮る記念写真のような、見るに堪えない代物。 遣らずぼったくり。
流れ作業の遣っ付け仕事を仰せつかったのは、またしてもTakeo Dec. 同情を禁じ得ない。

指名手配犯の写真見たようなのを並べておいて「グラビアでござい」、そんな安直なもので頑張ろうも糞もあったものではない。 そもそも「頑張ろう、日本!」と言うコピーが不遜なのであるが。
これまで見たAKB48絡みのグラビアの中では最低の出来。 米村弘光が見つけてきた白Tシャツ以外に褒めるところが無い。 担当者は豆腐の角に頭ぶつけて(略)

小池里奈
6ページ8カット、撮影は栗山秀作。
服や小物、水着まで白で統一。 水着慣れした小池里奈でも、矢張り服を着たカットの方が表情が柔らかい。
小池里奈くらいになると、水着も衣装の一つとして割り切れているのではないかと考えていたのだけれと、水着以外のカットの方が表情に味というか幅というか、そう言うものがある。
そして、より色香が濃く漂うのも、服を着たカットなのであった。

奥仲麻琴
5ページ8カット、フライト(ライブ)の写真と宣材が最後に小さく。 撮影は西條彰仁。
服を着たカットは、のほほんとした何時もの「まこさま」。 水着になると、硬さは出るのだけれど、カメラからは逃げずにレンズとレンズの向こう側を直視できている。
1カット目の、舞い散る雪の中を駆けて来る写真が良い。 この辺りに当たりカットがまだ有りそうなのだけれど、水着ばかり載せたがるのがプレイボーイ。 まぁ、それ目当てで買う客向けの雑誌なのであるが。
水着多目である事以外、写真の取捨選択に関しては珍しく及第点。
ぱすぽ☆紹介文の継ぎ接ぎっぷりには呆れるが、グラビアとしての出来は良い。

倉科カナ
7ページ10カット、撮影は竹之下俊博。
身体の線の出ないゆったりした服でありつつ、腕や足は露わであるところが、倉科カナのグラビア仕事との向き合い方を示している。
無造作に撮ったようなカットが殆どなのだけれど、作為の無い表情は切り取れている。 あまり好きではない種類の写真ではあるが、出来は悪くない。
本人が見せたくない部分における肌露出を巡る本人(事務所)と媒体側の駆け引きが見えなければ、もう少し気楽に見られるのだけれど、楽屋が見え過ぎてしまって興醒め。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2001|01|02|03|04|05|06|07|08|11|
2002|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|07|08|11|
2019|09|11|
トップ «前の日記(2011-04-12) 最新 次の日記(2011-04-17)» 編集