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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-11-26 ほったらかしていたら次のが出てしまった。 [長年日記]

_ UTB 2011 12月号 続々

朝日奈央
5ページ7カット、撮影は藤本和典。
ローティーン向けファッション誌で専属モデルをやっているだけあって、カメラの前で臆することも無く、また服を見せる撮影と自分を見せる撮影での振舞い方の違いも理解しており、ツボに嵌まったカットは訴求力がある。
笑顔になると表情に諧調が乏しいのが難だが、カメラとの向き合い方一つで印象も変わってくる。
2カット目の俯き加減の笑顔が良い。

北原沙弥香
4ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
制服っぽい衣装で高架下らしき公園、空色のキャミソールワンピースで野原。 衣装もロケーションも良い。
少々アンダー目だが、不足しすぎていない光が表情と肌の質感を柔らかく引き出している。
フワリと髪の揺れた3ページ目上段の横顔が良い。

嗣永桃子×鈴木愛理×和田彩花
7ページ10カット、撮影は長野博文。
公園らしき屋外と、敷かれた白い布以外調度品の無いスタジオ。
スタジオ撮影分では三人とも髪を下ろしているが、屋外撮影分では鈴木と和田がポニーテール、嗣永は側頭部のツーテールの先に捻りを入れて固めた、所謂「ももち結び」。
嗣永桃子はいつも通り「嗣永桃子」であり、鈴木愛理も高いレベルで安定しているが、今回のグラビアは和田彩花が良い。
いつもと違って先輩二人との撮影、自分が引っ張らなくて良い安心感からかそれとも遠慮があるのか、終始肩の力が適度に抜けた柔らかな表情。
6ページ目の、目だけ微かに笑ったようなカットが秀逸。

道重さゆみ
7ページ10カット、撮影は飯田かずな。
インタビュー部分を読むと、本人もやりたかった「作り込み」らしいが、正直申し上げてクドい。
素材で遊びすぎて弄り壊してしまったような感じ。
道重さゆみを着せ替え人形的に愛玩したい向きにはお奨め。 道重さゆみ本人を好きな人にはまったくお奨めしない。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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