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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-11-27 12人組手 [長年日記]

_ pre-dia 3rdシングルリースイベント@HMV大宮

11時頃店に着くと、イベントスペース脇の通路に入場待ちの行列。
泡食ってアトラクション参加要件のCDを買って戻ったら既に入場済。 最後列ながら椅子席に空きがあったので潜り込む。

椅子席3列、その後ろに立ち見で2列くらい。 集客は〆て50凸凹といったところか。
諸方でイベントが分散開催されて、大手でも閑散とした所が有ったようなので、これでも健闘したと言えるのではないかと思う。
ついでに見る向きは渋谷で待ち構えていれば良い訳でもあリ。

自己紹介や新曲の説明、今後の予定などを挟みつつ3曲、文字通りのミニライブではあったが、ダラダラ喋って間繫ぎをするようなことも無く、凝縮されて見応えのあるライブだった。
メンバーの入れ替わりが漸く落ち着いたようで、歌にも振りにもゆとりが出て来ており、客席への目配りもしっかりと。 正面からの目配りが面映くて左に目を逸らすと左から目配り、堪らず右へ逸らすと右からも目配り。 流石は名にし負う「今、狩りに来るアイドル」

マイクはメインボーカル用の2本だけで、サブボーカルがどんな感じになっているのかはわからず仕舞いであった。 環境の良いライブで確認したい。

新曲の紹介をリーダーから振られた馬越幸子。
「この曲は簡単な振り付けになっていて・・・」
間違ってはいないが正し過ぎて身も蓋も無いことをサラリと。
正直すぎてハラハラすることも屡々ではあるが、そこが可愛らしくもある。

終演後のアトラクションは全員ハイタッチ→個別握手の流れ。
ハイタッチとは言え12人組手は辛いので個別握手でお茶を濁そうと思っていたが、そのハイタッチがなまじな個別握手より長い。
これが個別握手になったらどうなるか考えたら恐ろしくなり、終わる間際のハイタッチに駆け込む。 12人組手はなんだか良く分からぬまま終わり、冷や汗掻いたまま退散。

_ sharaku写真展vol.000[Until Nude]

80年代初頭の写真雑誌「写楽」に影響を受けたカメラマン5人による、写真展。
六本木の交差点からミッドタウン方向へ少し行った、ホテルアイビスの向かいにある松屋の角を入ったところにあるビルの四階。
一寸分かり難いところにあるのだけれど、フリの客より目当てで来る客の方が多いと思うので、これはこれで良いのだろう。

窓のある面を除いた3面に五人分の写真を振り分けて展示してあり、数も頃合。 ただ直当ての照明が強すぎて見づらいものが何点か(それもよりによって微細なトーンを見せる小池伸一郎の写真)あった。
浅草橋にあつたFoilギャラリーとか、酒田の土門拳記念館などのように、間接照明で柔らかく光を廻すと見やすいのだけれど、指向性の強いLEDライトなので額のガラスに反射するとかなり眩しい。 手帳でディフューズしながら見たが。そうすると全体は見られず、なかなかどうして苛々した。

個人的に面白かったのは、門嶋淳矢の写真。
モデルの表情が読み取れるか読み取れないかくらいの明るさと、薄めのピント。
本人曰く「そんなに拘ってはいない」とのことだったが、ピントの置き場と深度も絶妙。
良いものを見た。
28日まで開催。
フェイスブック → http://www.facebook.com/sharaku.project
ツイッター → http://twitter.com/#!/sharakuproject



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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