リリースイベント最終日は亀戸サンストリート二回廻し。 世帯主としてのもろもろに忙殺されて2部のみ観覧。
亡者どもが豪華景品に群がるビンゴ大会の喧騒が去ってから会場へ。
バニラビーンズは民間人が嫌悪する「ヲタヲタしいヲタ」が少ない所為が、いつもは大きなおともだちばかりの椅子席にも親子連れの姿がそこここに。 これはバニラビーンズと言う名前を聞いたことくらいはあるからでもあろう。
自己紹介やこのあとのインストアイベントの告知なども挟みつつ、「ノンセクション」「マスカット・スロープ・ラブ」「ジュエルメモリーズ」の3曲。
先日来気になっていた外ハネの人の振りつけの雑なのは影かたち。 とりあへず一と安心。
カジヒデキによる新曲は、「女性ボーカルならBridgeになるかも」と言う淡い期待は裏切られて、カジヒデキらしいカジヒデキ楽曲。
カップリングの方は、私が食いついて狂喜した最初期の曲に近い味わい。 生楽器の音の扱いが、トーレ・ヨハンソンっぽいと言うかタンバリンスタジオ風味。
新私服(世間で言うところの歌衣装)は初見だったが、相変わらず無駄にスカートが短い、短すぎる。 風が語りかけるくらい短い。
「脚を綺麗に見せる」のが目的であり、「スカートの丈」ってのは手段に過ぎないのであるが、どうも手段が目的をおいてけ堀にして一人歩きしているように思えてならない。
明示するより仄めかすに止めたほうが上品であると、私は考える。
これはまぁ、月刊Neoの田舎臭さにも通ずるものなのであるが。
これを書きながら聴いている「ジュエルメモリーズ」。
「こりゃスゲー!!」・・・と興奮するたちの曲ではないが、聴いているうちに耳に馴染んで行く佳曲。 B面の夏。
亀戸で友人から「こんなのがありやすぜ旦那」と吹き込まれ、ふらふらと秋葉原へ。
新装なったタワーレコード秋葉原店のイベントスペースは、一間四方の簡易ステージが設置され、「地べた」から「蜜柑箱」に昇格。
開演に先立ち、ディレクターの田中紘治氏から注意事項
「えー、・・・ものを壊さないでください」
撮影も可とのことで、とりあへず廻してみた。 写真はこのへんに。
仲野珠梨(BELLRING少女ハート)
セットリストも決まっておらず
メンバー:「なに演るんですか?」
「田中:「なに演りたい?」
なんてやりとりもあったが、オケのイントロが流れればササッと陣形を組みなおして歌いだす。 切り替えが早い。
これまでは「やらされてる感」が強かったBELLRING少女ハートであるが、なかなかどうしてやらされてなど居なかった。 実に面白い。
宇佐美 萌(BELLRING少女ハート)
最後の曲の感想部分、「ものを壊さないように、さわいでね。」 → 凶悪なサークルモッシュと言う流れもどうかしていて良かった。
なんとなく、そして柄にもなく握手会にも行ってみたのだけれど、ピンク担当兼エースのガツガツ来るのに気圧されたり冷や汗をかいたり。
台湾で日本語を教えたりしていた友人にそんなこんなを話したら
「台湾女子は距離近いし無邪気だしわがままだし、超かわいいですよね。」
まさにそんな感じであった。