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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2015-08-06 希望の種 [長年日記]

_ アゲオシ!(27.08.05)

押上ワロップ放送局の久保こーじの番組にPIP:Platonics Idol Platformからゲスト三人(石川、空井、濱野)。
バンドをバックに歌うと聞いて足を運んでみた。
久保こーじとその周辺のお客さんが多く、PIPの客はちょぼちょぼ。
「PIP:Platonics Idol Platformとは何ぞや」と言うところから、現在進行中のレコーディングの話など。

濱野舞衣香は例によってまだ発表してはいけない諸々の断片を口走りそうになったりして、話すのは主に石川と空井。
普段出演しているワロップの番組とは異なり、その場の思いつきと「ノリ」で進行して行く為、その時々々で振る舞いの最適解を考えなければならず、また番組本編終了後にやり慣れない生演奏にあわせて歌うライブが控えていることもあってか硬さは見られたが、先ずは及第点。
PIPの成り立ちちや目指すところなどを、漸く自分たちなりの言葉で語れるようになってきた。

番組終了直前に段取りが変わり、番組内では歌わない筈が急遽歌うことに。
喋るほうは危なっかしい濱野も歌になるとしっかりしたもので、歌が切っ掛けで伴奏が始まる難しい段取りながらそつなくこなしていた。

石川は頬のあたりがほっそりした印象、目を落とすと膝の辺りも引き締まっており本気で絞っているのが目に見える形で出ていた。
歌は守りつつ攻めるような、音程の取りにくい所は慎重に、取りやすいところは張る感じ。

空井はまた一と皮剥けていて、頑張り過ぎずに抜くべきところは抜き、抑えるべきところは抑える歌唱。
歌声に情緒が出てきた。

色々なものが飛び出していってしまったPIPではあるが、希望の種は残っていたし、芽吹きつつもある。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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