気になったので再訪。 まぁ、再訪と言うか三度目なのであるが。
好き嫌いでも良し悪しでも、私が嵌まる要素は思い当たらないのだけれど、妙に気になる。
展示作品が追加になったとも聞いたので、気になっている点を確認がてら神保町画廊へ。
前出の通りで(恐らく)全てのカットでカラーコンタクトを装着し、目尻に付け睫毛を入れている。
これが少女に擬態し、被写体としての「村田タマ」になる為の小道具なのであろうか。
カラーコンタクトを入れると矢張り目から表情は消えてしまって読み取れない。
そして顔を画面に入れないカット以外、カメラと顔の向き合う角度がほぼ一定。
ところが表情が死に切っている訳でも無く、 写真として詰まらなくは無いし、寧ろ程の良い生々しさが有って面白い。
それが何に起因するのか、見れば見る程判らなくなる。
ポートフォリオ的なものがあれば欲しかったのだけれど、作品以外の販売物は缶バッジなどしか無く断念。
作品を見た代価というか喜捨と言うか、何某か落として帰りたかったのだけれど、丁度良いものが無かった。
もやもやしたもの(不快では無い)を抱えつつ帰宅。