篠田麻里子
表紙、巻頭、巻末、オマケ写真集が2冊。 1号丸ごと総計37ページ。
巻頭は5ページ8カット、巻末も5ページ13カット。撮影はTakeo Dec.
「ラスト水着」「総計37ページ」と大きな事を書いてある割に寂しい紙幅。
写真の方はいつもの篠田。 可もなく不可もなく。
武田玲奈
巻頭7ページ16カット。 撮影はTakeo Dec.
素材としては悪くないのであるが、例によって瞳を大きく見せるコンタクトレンズで目が死んでいる。
にこやかな表情でも、カメラを拒絶するような。 「見禮俗之士、以白眼對之」と言う事なのか。
高橋ひかる
巻末4ページ5カット、撮影は桑島智輝。
鎖骨を見せたカットが有るくらいで、きちんと服を着ている。
それが心穏やかにカメラと向き合える効果を上げたのか、柔らかな表情。
生田絵梨花
7ページ10カット、A3の割と良い紙のオマケポスターが付く。 撮影は細居幸次郎。
写真集の販促グラビアなのだけれど、選り抜きで良い写真を使っている。
写真集にはあるが、正直申し上げて蛇足だった水着部分は無し。
諸般の事情やら決まり事でそうなっているのだとは思うが、それが吉と出ている。
高緯度で光が柔らく廻っていると言うのもあると思うが、屋外で撮った細居幸次郎の写真としては出色。
北野日奈子
巻末6ページ14カット、撮影は細居幸次郎。
生田絵梨花の写真集は、細居幸次郎にとっても転機となる仕事だったのかもしれない。
前半の屋内で撮った部分は高いレベルで安定した仕事だが、後半の屋外撮影分がまた良い。
北野日奈子の表情はまだ諧調に乏しいところがあるが、動かすと生き々々してくる。
麻亜里
巻頭7ページ18カット、撮影はTakeo Dec.
整った顔と肢体に年齢が追い付いてきた。 発掘されたような扱いにはなっているが、そう言う売り出しになっているのだろう。
温泉で水着と言う趣向のページ。 当たり障りのないカットを大きめに、煽情的なカットを小さめに使っているところに編集者の苦労が偲ばれる。
生田佳那
巻末4ページ8カット、撮影はTakeo Dec.
顔見世グラビアとしては、良く撮れている。