植村あかり
巻頭7ページ19カット、うち見開き1か所。 撮影は細居幸次郎。
細居幸次郎で屋内、外れようがない。 水着中心ではあるがどうやっても煽情的にはなりようもなく、そう言う狙い無しに仕草や表情を切り取ったカットは良く撮れている。
無理に水着にすることも無いと思うのであるが、これも商売。
西岡葉月
巻末ページ5ぺージ9カット、撮影はTakeo Dec.
肉感的なところを前面に出して9カット。 粗を隠しつつ見せたいところを強調する定石。
石川恋
巻頭7ページ15カット、撮影は佐藤裕之。
佐藤裕之は強い光を好んで使う作風でも無いが、眩しがるタチなのか下瞼が上がったカットは硬さのある表情。それでも壊滅的に駄目と言う事にはなっていない。
倉持由香
巻末5ページ、一点豪華主義 の18カット。 撮影はHIROKAZU。
自分の売りになる部分を如何に効率よく見せるかについて突き詰めた倉持由香の職人芸。
金子理江
巻頭6ページ7ページ、撮影は桑島智輝。
金子理江のみが写っているカットは悪くないのであるが、所属しているユニットの3人で写ったカットが挟み込まれており、全体として私の嗜好と正反対のものになっている。
「カワイイに国境も法則もない」との事であるが、私の基準に照らすとカワイイではなく醜悪である。
麻亜里
巻中5ページ8ページ、見開き1か所。 撮影はTakeo Dec.
一服の清涼剤。 見開きの写真が良い。
RaMu
巻末5ページ14カット、撮影は熊谷貫。
熊谷貫ではあるが「お仕事モード」。 引いたカットが多い。
悪くはないが良くもない。
宮脇咲良
巻頭7ページ10カット、撮影は桑島智輝。
撮られ方の傾向がまた変わって来ており、指原の影響を強く感じる。
何処からどう撮られても動じない肚の据わり方。
こう強くなってしまうと、かつての儚げな表情も懐かしい。
松田るか
巻中4ページ9カット、撮影は唐木貴央。
映える角度の探し方が上手い。
演出過多なところは好みではないが、3ページ目に唸る。
平手友梨奈
巻末5ページ16カット、撮影は細居幸次郎。
14歳らしいあどけない笑顔も見せつつ、カメラと素で向き合うと引き込まれるような凄みも見せて来る。
3ページ目が秀逸。
諸国諸大名は弓矢で殺す、平手友梨奈は目で殺す。
松岡菜摘
巻頭7ページ16カット、撮影は佐藤佑一。
HKT48は誰が出てきてもカメラときちんと向き合えていて驚かされるが、松岡菜摘も表情を無理に作らないのが吉と出て、上手く撮られている。
今泉佑唯・小林由依
巻末4ページ10カット、撮影は佐藤裕之。
実際に弾けるだけあって、楽器の持ち方も様になっており、そうした道具立ても功を奏してか柔らかな表情。
河村美咲
さらに巻末4ページ8カット、撮影はTakeo Dec.
古びた旅館で撮られているのだけれど、四畳半グラビアになっていないのは良い。
しかし煽情的な方向に舵を切らねばならないのは判るが、あからさますぎると醒めてしまう。
白間美瑠
巻頭7ページ10カット、撮影は山口勝己。
前号の巻末に次号予告のページが無く、目次のページに小さく告知が有っただけだったので何かしらあったのだとは思うが、災い転じて福と言うか、面白いものが出てきた。
顔が顔として認識できる角度は狭いが造作に瑕疵は無く、体形にも粗は無いので山口勝己も余計な仕事に煩わされずに「綺麗に撮る」事に注力出来ている。 4ページ目と6ページ目が秀逸。
宮脇咲良
13号のアザーカットで巻末4ページ7カット、撮影は桑島智輝。
上手く大人になれて来ている。 若くして売れるとこれが難しい。
松永有紗
さらに巻末4ページ7カット、撮影はサトウノブタカ。
1ページ目で既に顔見世グラビアとして成立している。
構成の妙。