西野七瀬
全篇屋久島ロケ。 巻頭「麓の章」6ページ12カット、巻末「山の章」6ページ16カット。 撮影はTakeo Dec.。
降らないがすっきり晴れない、私好みの空模様。 11月の半ばの発売だが、南の島と言う事もあってか全体的に薄着。
仕草やポーズも、不器用と言うか馬鹿正直と言うか、思わせ振りなものにはどうやってもならない。
誘いの隙のようなものは無いので蠱惑的ではないが、嘘偽りは無さそうで、そこが魅惑的ではある。
煽情的なカットは無いのだけれど、ページを繰って行きつ戻りつ眺めていても飽きない、不思議な出来。
眼福。
おのののか
巻頭6ページ8カット、撮影はTakeo Dec.
ビキニのみで4着、水着のみで押す構成。 ポーズやら何やらでの補正が目に付くが、そう言う方針なのであろう。
鳩が豆鉄砲を喰らったような顔と作った笑顔の二態で6ページ。 凄いものを見た。
松元絵里花
巻末6ページ20カット、撮影は佐藤裕之。
大きく使えるカットが少なかったのか、コラージュ的に小さめの写真を鏤める割り付けが過ぎて煩わしい。
まぁ顔見世と割り切ってみれば悪くは無い。
馬場ふみか
巻頭7ページ13カット、撮影は佐藤裕之
光を強く当てると眩し気な表情になって険が出るのだけれど、柔らかい表情を切り取れているのは夕景の一枚のみ。
身体の線を切り取ったカットも少なく、何を目指したのか良く分からない7ページ。
松田るか
巻末5ページ13カット、撮影は唐木貴央。
前後左右から映える角度を探りつつ撮っている。
笑うと些か品下がるのは瑕だが、軽く俯いて目を伏せた表情などは実にどうも。