浜田翔子×福島裕二写真展
をアップロード。
逢田梨香子
表紙と巻頭7ページ11カット、撮影は佐藤裕之。
かつては声優グラビアと言えば退屈を絵に描いたような代物で、信仰対象として崇め奉る向き以外には何の意味も価値も無い様なものばかりではあったが、変われば変わるもので写真として見るに堪え得るものも増えて来た。
このグラビアも出来としては悪くない。
声に特化した芝居が生業で、且つ「役ではない自分」としてカメラの前に立たねばならぬ訳で、こと笑顔に関しては階調の乏しさが目に付くが、それ以外はカメラの前で気負わずに振る舞えている。
水着ではないがそれに近い衣装もあり、そこから先の展開も見据えての出し惜しみだと思われる。
富永美杜
巻末5ページ10カット、撮影はHIROKAZU。
富永美杜としては初めての、事実上の富永美杜としてのものも含めると2回めの水着グラビア。
潜った修羅場の数が違うので、服を着ていても水着になっても表情に変化はなく、カメラと向き合って動じるところはないが、素で向き合えているかと言うとそうとも言い難い。
隔意が有ると言うか、正体を現さないようなところがあり、まぁそれが悪いかと言うと、その食えなさ加減がまた良かったりするのであるが。