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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2000-05-15

_ 午前中

頼まれた撮影を済ませてからひたひたと待ち合わせて「20plus」へ。
モノクロの作品が少なかったのでひたひたには少々物足りなかったかも知れない。
一通り見た後は下でビールをかっ喰らい乍らダメなカメラ談義。
午前中は撮影だったので真っ当な機材しか持ち歩いていなかった筈なのだけれど、カメラバッグのなかを見たらやはり私のカメラは所詮私のカメラでしかなく、人様から見れば十分変なものであった様だ。
ひたひたは先に帰ったが私は打ち上げ迄いる事にしていたので、御見送りがてらとなりの写真洋書専門店「shelf」に入り棚を見ていたらアジェの写真集が有ったので思わず買ってしまった。
 ATGET PARIS なるその写真集は、A5判で厚さは5センチを優に越えて全787ページ。 お代も税込み¥7182-。 フランス語は何だか判らないのだけれど造本のセンスは流石であった。 パリの街が区ごとに地図になっているのだけれど、通りとか広場とかの名前の綴り文字のみで地図が描かれていたり、ページの上段に区の名前、下段に場所が書かれていたり・・・。 装丁も落ち着いて良い。
打ち上げでは注文の取りまとめやら店との交渉やら勘定の計算までやったのでちぃとも酔えなかったがその分冷静にひとびとの呑み様が観察出来て面白かった。 昔はいつもこうだったから飲み会レポートなんて物が書けたんだろうなぁと感慨に耽りつつ新宿へ移動してロイヤルホストで二次会。 終電を捕まえたら中で酔っ払い二人組に絡まれてさんざんだった。


2001-05-15

_ 今年の

連休は珍しく東京にいた。 3日にライブを見に行ったくらいで、あとはとりたてて何をしたって事もなく、四月の日記を打ち込んだ奴が根こそぎ消えてしまって馬鹿々々しくなってしまったりした事もあって、半ばまで何をしていたのかメモすら取っていないので良く判らない。

11日に30歳になった。 隠居もへったくれもありゃぁしない。

2002-05-15 イワノフ禍続く

_ 引き続き

スパム書き込み。 うちには来ませんね。

なんか短気な人のサイトには来ないような気がするのですが?

_ 小岩M7

澁谷さま飛び入りで一曲震えてきたようです。 演ったのはピカピカも未だライブでやってない「ユラユラLOVE」。 シミズさん的にはどうなんでしょう、これは?(苦笑)

_ いまさらお詫び

実は去年の今頃まで「マジックアイランドレコード」「レムリアアイランドレコード」を混同していました。
すいませんでした>関係各位
そんな訳で、初めてライブインマジックへ行ったときは正直ビクビクしていました。

_ ひらちれのお店オープン

最近ピカピカの現場にもお出ましになる(澁谷推し!!<驚>)ひらちれ嬢がネット通販の店長に就任。 飲む物を売ってますが飲み屋ではありません(笑)。

で、そのお店。「21世紀ビューティークラブ

_ 質問

佐藤寛子って誰ですか?、私はメガネっ娘の及川ゆうきが気になります。 でも多分行かない(苦笑)

_ あー(苦笑)

すいません>momoさん。 Girls Net Club最終回で何故か見学に来ていて、レア物好きにがっつかれ放題だったあの佐藤さんでしたか。 あの時はリンゴほっぺが印象的な朴訥ちゃんでしたが、スケアーオフィシャルページの写真だとぜんぜん印象が違いますね。 かなりシャープになってます。

_ 澁谷さま祭り

澁谷さま公式板に、マネージャーt-p氏が
今後は澁谷良子プレゼンツでライブイベントが開かれると思いますので、その時はソロで歌うかもしれません。
詳しい事が決まり次第書き込みします。

との書き込み。 
本日のツッコミ(全18件) [ツッコミを入れる]

# MULTi [ぴくっ(笑)>短気]

# momo@庭和田薫 [>で >投稿者:墨田ペトリ堂  投稿日: 2月28日(木)03時45分56秒 > >佐藤さんなんですが、何かわかり..]

# ☆ミ [?佐藤さんってラブロスで通常の3倍がっつかれてたコですネ!可愛いと思います!!!☆ミ]

# シミズ [ノーコメント。]

# ひらちれ [宣伝してくれてありがと〜〜〜〜!まじで〜〜!☆]

# JIM [ピカピカ以外のところでもイワノフ大暴れですね。 しかし、ほとんどみんな普通に受け入れてる(苦笑)。]

# えろいひと [GNC最終回にいた茂呂真紀子が魔女ランJrの娘だと最近思い出しました(笑)どーりで聞いた名前でした(遅)]

# 黒木香 [単純明快なメル友探しサイトだよ]

# 相羽ミユキ [Hなコスプレ大好き娘紹介ちゅ〜]

# 百咲 [愛人と不倫希望ならココがイチオシ]

# 妃香里 [さよのアソコに入れて…生でイイ…]

# 無料なので暇つぶしに! [女性だって求めたい時もある…]

# 人気爆発!! [『今話題のサイト』]

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# 石巻 [外人のおっぱいはさすがにモノが違う http://jun.ero2.biz/op/op0012/]


2004-05-15 酒田着

_ 高速バス

22:30に渋谷を出てから0:00頃に大宮で最後の乗客を乗せるまで消灯にならないし、池袋や国際興業の営業所で断続的に客が乗ってくるのでなかなか寝られない。 今回は隣りの席に大宮から乗ってきた頭の悪そうな若造がヘッドフォンから音をだだ漏れにしていたので余計に寝苦しかったのだけれど、ティッシュペーパーを千切って丸めて湿らせたのを耳に詰めたら気にならなくなった。 次回からは耳栓を持参することにする。

_ 朝の散歩

酒田駅前で降りて、浜田から中町ヘ。 日枝神社(上山王)の境内でしばし撮影。 摂末社が一つしかないのだけれど、沢山あったのを一つに纏めた様だ。 今回は寺を回る予定だったので、下見を兼ねてそのあたりを回ってからケルンへ。

_ 朝飯

コーヒーとチーズトースト。 チーズトーストはとろけるチーズが乗っていて、三つに切り分けられており、食べやすい。
私は歯ににちゃつく柔らかいパンが嫌いなのだけれど、大旦那もそうらしく弾力のあるイギリスパンを撰って使っているそうだ。 色々情報を仕入れて市内へ。

_ 貸し自転車

いつも物産館で借りていたのだけれど、町外れの山居倉庫へ引っ越してしまったので清水屋で借りることにした。 借りるときに何時から借りられるのか訊いたら9時半からとの事。 次回からはもう少し早く動こうと思う。

_ レス返し

>くり坊
遅くまで呑んで仙台へ移動するのは不可能だと思われます。 毎度すいませんねぇ。

_ 本間美術館

仏壇のさとうさんに挨拶に寄って、おみやげを置いてから本間美術館へ。 ケルンの大旦那の言に従い、庭園→本館→新館の順で見る。
庭石は、北前船が空荷の時に舟を安定させる為に積んできて酒田港内に捨てて行った石を引き上げて引っ張ってきたもので、元々庭石用の石ではないので色も形も大きさもバラバラなのをもっともらしく並べてある。 庭のつつじは白い花のものに統一してあり、庭一面がボーっと白く不思議な感じ。 ホーホケキョの「ケキョ」の部分を変化をつけながら延々囀っているクラプトンのギターソロみたいな啼きかたの鶯が居た。
本館は東宮御行啓に併せて増築された二階部分の贅沢さに感心した。柱は全部四方柾。 欄間の細工も細かく、違い棚風の窓の意匠も面白い。
畳敷きの部屋で使う為か、脚が橇状になっている椅子があった。
新館は、建物としてはつまらないコンクリ製。 展示されていた畠中鳳山の竹細工は良かった。 収蔵品として統一性があるのは明治以後のものが多いようだ。 それ以前は、拝領物中心で趣味人としてのこだわりは感じられない。

_ 昼食 その1

ステーションホテル裏の八幡様の斜向かいにあるとんかつ屋「わたり」でロースカツ定食、1380円也。
突き出しで、先ず、ワカメと摩り下ろした山芋を三杯酢で和えたものが出てくる。 これで口の中がさっぱりした所でトンカツのお出まし。 トンカツも然る事ながら、ご飯と味噌汁の旨いのに驚く。 特に細かい賽の目に切った豆腐と小粒のナメコを白味噌で仕立てた味噌汁は涙が出るほど旨い。
肝心のトンカツの方も実に旨く、肌理の細かいパン粉の衣はサクッと揚がっており、中の肉も柔らかく、噛むと肉汁が出る・・・ってまぁ当たり前といえば当たり前なのだが、非常に高いレベルで「普通に旨い」。
付け合せのキャベツの千切りも、ちゃんとキャベツの味のする旨いキャベツ。 特製ソースは、ソース嫌いで何でも醤油を掛けて食べたい私でも納得する味。 ケルンの大旦那が「何時行っても変わらず旨いんです。 あの店は誰にでも安心してお薦めできます。」と言っていたが、まさしくその通りの旨さだった。
ちなみにメニューはロースの他にヒレ、一口カツ、串カツの4種類で、総て1380円。

_ 昼食 その2

浪漫亭のランチも気になっていたので寄ってみたら、「A アジの開き」「B カツ丼」。
これは運命だな・・・と思い、カツ丼を注文。 予想を上回る、只のカツ丼ではないカツ丼で、こちらも満足した。
カツを煮る出し汁はちょっと甘口で醤油は薄めの奴を多目に使っており、醤油ッ茶色く煮詰めたのに慣れている身には新鮮。 煮汁が多いので玉子もふんわり柔らかくとじられている。 今度、肉屋のトンカツを買ってきて、これ式にカツ煮を作ってみようと思う。

_ 更新情報

手抜きギャラリー 酒田市内をアップロード。 今回はカラーなので重いです。

_ SHIP街頭看板貼り替え

交差点まで来ると・・・。


丁度貼り替え作業中。 土門拳へ行って戻ってきたら。



新しくなっていました。

_ 土門拳記念館

「古寺巡礼」はカラー中心だったのでざっと見るだけ。
 「女優と文化財」は矯めて撮る私の嫌いなパターン。 20歳くらいの吉永小百合は眼福。
池を見ながらフォションの缶紅茶で一服。 渡り鳥は北へ帰り、カルガモだけが残った。

_ 帰路

南洲神社から両羽橋へ。 今日は鳥海山がくっきり見えるので、右側に両羽橋(旧橋)を配して、ベタな構図ではあるが撮影してみた。
ここから中町までは予想以上に遠く、漸く戻ったら3時を回っていた。
市内を撮影した後、自転車を返却してジェラートのモアレさんへ。

_ 写真談義

この日はフジカST605にMIR-20M 20mm/f3.5とメイヤーのプリモター50mm/f3.5を付けていたのだけれど、親爺さんは先ずこれに食いついてきて、「何ですかそのレンズは!?」ってところから写真とカメラの話をひとしきり。 その間も客はひっきりなしにきていたのだけれど、そっちはバイトのおねぇちゃんに任せて、親爺さんはひたすらカメラに集中。 ローデンシュトックのヘリゴン付きのレチナを買ったそうで、実に羨ましかった。

アイスを食べてから「仏壇のさとう」さんへ。

_ 神宿

今年の祭りでは佐藤さんの組が神宿(「とや」とか「じんしゅく」と読む)の役になっているそうで、愛宕神社へ行ってみた。
手と口を浄めて、参拝してから神宿を見せていただく。 神様の前には各家から持ち寄られたその家の宝が飾られ、積み樽をしてお神酒を振舞っており、私もご相伴に預った。 実に祭りらしい祭りだ。 祭りの当日に居られないのが残念でならない。

_ ケルンへ

浪漫亭で一杯やる前にケルンへ。 アイリッシュコーヒーを飲んだ。
呑む前にこれを胃に入れておくと、冷静に酔える(・・・ような気がする)。

_ 浪漫亭

久しぶりに箍を外して飲んでみた。 ターキーをトリプルのストレートでキューっとやっつけてから初孫の生酒を・・・3本飲んだのまでは憶えている。 あとはもう至れり尽せりのおもてなしを戴いて有り難いやら申し訳ないやら・・・。
いつもありがとうございます。

_ 就寝

部屋に戻って浴衣に着替えたのまでは憶えている。 気が付くと、朝。


2006-05-15 秋葉原とおり越して阿佐ヶ谷

_ 月蝕歌劇団第52回公演「龍馬は戦場へ行った」

浅草橋を過ぎた辺りでAKB48のチケットが上手い事売切れてくれたので、安心して阿佐ヶ谷へ。
開場直前に当日券を買った割には、早目に入れた。
仕事帰りの人が多かった所為か、血糊がかかる席は忌避されて空いていたので、いつもの上手2列目へ。
なんとなく上を見たら、裏方の居るところに木塚くん。 うっかり目が合って慌てて隠れてみたが、よく考えたら何で隠れなきゃならないんだか良くわからない。
龍馬役の合沢萌以下、土佐っぽの役の連中はほとんど土佐弁。 半澤が一番それっぽかった。
ストーリーはいつも以上に破滅的で、タイムスリップと阿片中毒の朦朧とした意識を言い訳にして崩壊した時間軸で最後まで押す。 結末もあやふやで、アングラらしいっちゃらしい。
わが国帝国主義の源流は吉田松陰にありってのがこれまでの高取史観だったが、今回はさらに250年遡って、関が原の負け組の意趣返しが明治維新って事に成っていた。
ただ、「そうならなかった日本」ってのをいつも漠然とすら描けないのが旧来型左翼の限界であると言ってしまっても良いのではないかと思わないではない今日この頃であったりなかったり。
今回の木塚くんは判別できただけで3役、本役の千葉佐那(桶町千葉の娘)と満映の女子社員、そして鞠つきが二回。
花道で鞠をついていたのが、いつの間にか舞台に戻っていておどろいたり。
歳をとるのを忘れた一の瀬が相変わらずすごい。 スギウラのスギウラっぷりもスギウラだった。
今回凄かったのは保鳴美の2役。 衣装早替えの時間すらなく、つけ毛と羽織を変えただけで別の役になるという強引な展開ながら納得の演技。 これは見物だった。
半澤のがさつな土佐っぽぶりも良かった。
富士ランチで飯食って帰宅。


2011-05-15 祝祭空間

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 22・23合併号

篠田麻里子
表紙と巻頭グラビア、7ページ7カット。 撮影は桑島智輝。 本人が写真を撰んだと言うカレンダーがオマケで付き、こちらはTakeo Dec.が撮った過去のグラビアからの選り抜き。
このカレンダー、紙もしっかりしていて印刷も良く、オマケとしては高品質。 これだけの為に買っても良いくらい。

グラビア本編は、古いホテルで撮った7カット。 ロケーション、衣装とも、よく練られており、篠田も上手く撮られている。
以前の篠田は商売用の篠田麻里子を小出しにするような上手く作った表情が多く、あまり好きではなかったが、最近はあまり巧まず撮られる事が出来ていて、紋切り型の表情をしなくなった。

屋外で撮った物も良いが、屋内で外光を上手く使って撮った3枚が秀逸。
これまでに見た篠田麻里子のグラビアの中でも出色。

カレンダーは前述の通り過去のグラビアからの選り抜き。 本人が撰んだとの事だが、えらび方が面白い。
表情の決まったカットにおどけたカットも混ぜ込み、少々アウトフォーカス気味ながら雰囲気のあるカットも。
少々紋切り型の写真が多いが、オマケとしては高品質な、ハズレの無い最大公約数。

有村架純
5ページ12カット、撮影は細野晋司。
珍しくアウトフォーカス気味の写真があったりもするが、良くも悪くも細野晋司らしいグラビア。
少ないページに詰め込まれて少々窮屈ではあるが、写真の大小・取捨選択は良い。

逢沢りな
写真集の宣伝方々3ページ41カット、撮影は細野晋司。
扉のみ1ページ1カット、あとは細かい写真をズラリ並べただけなのだけれど、購買意欲は刺激される2ページ。
扉の写真はいつもより濃いメイクで、髪の分け方も逆にしており、逢沢りなである事は分かるが別人のようにも見える絶妙な出来。

グラビアではないが、プレゼントページの荻野可鈴が和服で2カット。 実に可愛らしく撮れている。
巻中でも巻末でもいいから、きちんとしたグラビアでお目に掛かりたい。

_ ぱすぽ☆CAFE(2011/5/15)

イベント概要はオフィシャルブログの当該記事で確認のこと。

オリコンウィークリーチャート1位確定後初の週末が、古参客向けのPVロケ地バスツアーとカフェでの接客イベント。
些か内向きに過ぎるのではないかと思っていたが、今日参加してみて考えが変わった。 今、このタイミングでやっておかないと、こう言う濃密な接客イベントは二度と出来ない。 今以上に客の分母が増えてしまうと、こうした家内制手工業的な接客イベントは成り立たなくなってしまう訳で、そうならないギリギリのタイミングで草創期から支えてきた客に応えたと言うことなのだと思う。
プラチナム・パスポートの判断は、戦略的にどうかはさておき、人情と言う点に於いては正しい。

私一人なら先ず行かない種類のイベントなのだけれど、知己が行くのに便乗してみた。
開始15分くらい前に現場に着くと、並ぶでもなく並ばないでもなく客が屯している。 状況が分からないので事務所スタッフに尋ねたら、整理券を呉れた。

この時点で集合時間まで約一時間。 カフェに入る為に喫茶店で時間を潰すという矛盾。

集合時間に現地に戻ると、前の回の入場が半分も終わっておらず、約一時間押して入場。 結局、都合二時間待つ羽目になった。

入り口で注文をして、先に清算。 テーブルに案内され、注文したものが出来上がる頃合に事務所スタッフが誰に配膳して欲しいかを訊きに来る。 そしてお盆に料理と飲み物を載せてご本人登場と言う流れ。

ドリンクのみのオーダーだと、二た言三言話して握手して終了。 料理とのセットだと、これに手持ちカメラもしくは携帯電話のカメラでの2ショット撮影が付く。

事務所スタッフ3人と、本物の店員数人で店内を切り回し、入り口付近で待機しているクルーが、その都度呼ばれて各テーブルへ。

料理が出来るのに時間が掛かるようで、30分入れ替え制ながら、料理が運ばれるまで30分から掛かってしまい、客が粘らなくても入れ替えが上手く行っていなかったが、零細であるべくして零細である事務所のイベントで感じる無知で無能で不誠実な感じはせず、上手く回らないなりの誠意は感じた。
大体に於いて、時間通りに進まないイベントと言うのは不快である事が多いのだけれど、今日は何故か全く腹が立たなかった。

接客イベントを否定してきた私が潜り込んでも楽しいと言うのが恐ろしい。 接客イベントが苦手な私としては殆ど旨みは無い(向こうも困惑の体)のだけれど、その場に居るだけで楽しい、文化祭的祝祭空間。 観察に夢中で、会話のネタなどを仕込むのを完全に忘れていた。
何をしに行ったのやら分からないのだけれど、観察者としての知的好奇心は満たされる、珍にして妙なイベントであった。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 24号

震災絡みの合併号と連休絡みの合併号が続き、何時発売されるのか忘れていたら、いつも買う店の親父さんが「入ってますヨ!!」おかげで買いそびれずに済んだ。

柏木由紀
6ページ6カット、オマケポスターも付く。 撮影はTakeo Dec.
表紙とグラビアで計3カット使われている黒ビキニの写真は、悪いときの柏木。白いワンピースと赤いチュチュ(・・・のようなもの)のカットは、珍しく生きた表情。
きっちりポーズや表情を決めて撮った写真ではなく、動かして撮ったものに当たりが出ている事が、柏木由紀を撮る上でのヒントになるのではないかと思う。
赤いチュチュ(・・・のようなもの)を着たカットは、当たりとハズレが見開きで向かい合っているので、見較べていただきたい。 被写体ブレの出た右のカットの方が、断然表情が良い。
最後のページは決まりきった退屈窮まるつまらない写真だが、全体的に見るとTakeo Dec.のAKB48絡みの仕事の中では良い出来だと思う。 どう撮っても実物以下にしかならない柏木由紀を、よくここまで持ってきた。

渡辺麻友
制服と水着で4ページ7カット、撮影は渡辺達生。
綺麗に撮れてはいる、しかし物足りない。
客と本人が作り上げた共同幻想としての「まゆゆ」を避けて、生身の「渡辺麻友」を撮った事によって、表情は柔らかく種類も多いが、引き込まれるようなあの魅力は減殺されてしまっている。

屋内で光を柔らかく廻して力みの無い表情を引き出す渡辺達生の仕事はやはり一流のそれなのだけれど、「いつものアレ」を執拗なまでに避けた髪のあしらい方やメイクが、渡辺麻友を矯め過ぎてしまっている。
事務所の思惑がグラビアを駄目にした典型例。

ぐるぐる48 vol.7
「まゆゆマンガ家計画」の8回目。 暫く間が空いたが、アリス新解釈の後編。
いつものカラー1ページ、モノクロ3ページ、写真は合わせて3カット。 撮影は門嶋淳矢。
こちらの写真は打って変わって絵に描いたような所謂「まゆゆ」。 こればかりでは詰まらないのだけれど、これから完全に離れてしまっても薄味に過ぎるのは前述の通り。

マンガのほうは良い意味でぶっ壊れた出来。
可憐な外見とイカレた内面の危ういバランスがこの人の魅力であるわけで、そのあたりを今後も上手く引き出していただきたい。

未来穂香
巻末にミニグラビア、3ページ。 私服と制服で4カットずつ、8カット。 撮影は細野晋司。
表情の種類はまだ少ないが、撮る角度を変えることによって変化を付けている。
細野晋司「らしい」グラビア。 狭い面積に効果的に配置した割付も上手い。

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2016-05-15 休演

_ 朝練講談会 前座勉強会vol.11

前座勉強会になると、前座二人にゲストで真打と言う構成になる。
開演も10分前倒し。
並んで会場を待っていると、中から太鼓の稽古をする音が漏れて来るのであるが、どちらが叩いていたのか、これがまた空っ下手で微笑ましい。 微笑ましいが延々聴かされると中々つらい。

「出世藤堂」田辺いちか
「寛永宮本武蔵伝 天狗退治」神田みのり
「寛永宮本武蔵伝 熱湯風呂」神田みのり

「天狗退治」を読み終えたところで「まだお時間があるようですので」と「熱湯風呂」を読み始める。
読み終えたところでお席亭が出て来てゲストの宝井一凛先生休演のおしらせ。
食ってかかったり文句を言ったりする客もおらず、無事御開き。

二人共蹴躓いたり抜けたりトチったりする場面はあったが、自分の口調とリズムは出来掛けているように思われる。
「粗いな」と思うところと「おや、これは。」と膝を乗り出すところと綯交ぜになっているのが前座勉強会。 腐すのは野暮と言う物。

一凛先生の入りの遅れ→休演をどの段階で知らされたのかは分からないが、それが動揺に繋がったのかもしれないし、そうではなかったかもしれない。
入りの遅れとか休演、抜いちゃうなんて事は常に有り得る事なので、これを糧にしていただきたい。


2017-05-15 物欲

_ 写真家クロストーク 中藤毅彦xコムロミホ「OLYMPUS PEN-Fで作品創り~モノクロ表現とカラー表現」

オリンパスのショールームとギャラリーが神田から新宿へ移って二周年と言う事で開催されているイベントの一つ。
PEN-F(※現行の)のカメラ側の設定で、どれだけ撮りたいイメージに近い写真が撮れるかと言う機能解説と、写真そのものについての話が半々。
中藤はモノクロ、コムロはカラーを担当。 今年の一月に見た中藤の写真展『Sous le ciel de Paris』が、やはりオリンパスのマイクロフォーサーズ機で撮られたもので、これが「デジタルでのモノクロ表現も此処まで来たか」と感嘆させられる作品群であったのだけれど、スペインや東京で撮ったものも含め、撮影時の話や、使ったレンズ・機能について。

コムロミホはキューバやパリで撮った写真を中心に、光の状況や出したい色に合わせせてのカメラの機能の使い方について。
特定の色をカメラ側の操作で抜いたり盛ったりできるので、キューバの車の原色の鮮やかさを増したり、水銀灯の緑かぶりを消したり、朝のもやもやした光を引き締めたり。 色の出し方や差し引きの匙加減の上手さには唸らされた。

共通しているのは「RAW現像をしない」と言う事。
中藤がカメラの設定を予め済ませておくことにより、RAW現像をせずとも意図した色合いに近づけられることに美点を感じているのと対照的に、コムロはフォトショップでの作業と同質の事を、より簡便にカメラ側で行えることに美点を感じており、その違いが興味深かった。
これはカラーとモノクロとで求める物が違う事と、ウェットダークルームでの作業経験の有無に起因するものだと思われる。

モノクロームで撮る場合、カメラ側での条件設定は「フィルムや印画紙の種類」「現像液の種類と処理温度や時間」にあたるので、ここを決めておけば上りは或る程度コントロール出来るのだけれど、オリンパスPEN-Fはかなり細かいところまで弄れるようで、コントラスト調整用のフィルター機能やNDフィルターの機能まであるとのこと。
パソコンで写真と睨めっこをして調整すると、一枚々々はそれなりに仕上がっても、組み写真にした時に色味が揃わないことがままある。 それが防げるだけでも作品を仕上げる効率は上がる。
思わぬところで物欲を刺激されて嫌な汗をかいた。

腐食が進んで銀の被膜がはがれかかった鏡に映したポートレートについての裏話のなかで、「 LOVE ON THE LEFT BANK(セーヌ左岸の恋)」にあった同種の写真を意識して撮った事が語られたのだけれど、傷ついた心の暗喩のようなエルスケンのそれに対して、モデルの女性が来ていたヨレヨレのTシャツを隠すためにそう撮った中藤の悪戯心が面白かった。
また、夜のパリを撮るに際しては嘘か本当か「良い写真が撮れますように」とブラッサイの「夜のパリ」に手を合わせて祈ったとか。

一寸残念だったのは、転がると面白いこの二つの話題が転がらなかったこと。

知っているから、見たことが有るから良い写真が撮れるとは限らないが、どちらも人生を豊かにしてくれる写真集だと私は思う。
見たことが無かった、知らなかった人は、一度手に取って眺めてみて欲しい。

中藤の話の進め方で感心したのは、相手が知らないかもしれないことを考慮して「エルスケンって知ってますか?」「ブラッサイって知ってますか?」と確かめていたこと。
知っていれば知っていたなりに話を進められるし、知らなければ説明から始める。

最後は駆け足になってしまったが、見応え聴き応えのあるクロストークだった。
出口でオリンパスの方から冊子とカタログをいただく。 オリンパスPEN-F、実に悩ましいカメラであった。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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