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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-08-14

_ バスに

乗ってからは延々雨。 隣が女の人だったので乗務員がそちらに気を利かせたらしく、私は運転席の後ろに移されたが結局碌に眠れないまま仙台着。 ドトールで時刻表を見つつうつらうつらしてるとK小林さんがやって来てカメラ、写真、その他諸々について話をして店を移動しようと思ったら御盆でことごとく休み。 仕方なく駅前のマックへ。 「立原道造詩集」を強くお薦めしている所にわたりょが登場。 再びぐだぐだ話をしたあと、向こうは原ノ町へグラフ記事の取材へ、私はその日のうちに鈍行で八戸へ行かなければ成らなかった為、豚カツをくって別れた。

_ 1時20分の

小牛田行きに乗って一ノ関で乗り換えて盛岡で1時間半待って八戸に着いたのは九時半になってしまった。 それからダメ人間仲間でこちらも先輩ののイナダ氏の車で総統の家へ。 途中「コスプレ店員」と「薄暗く怪しい内装」と「酸っぱいオタク臭」が無い他は客の人生に介入する所からなにから「まんだらけ」にそっくりな「ほんだらけ」と言う古本屋へ。 入り口には「店長の◯◯は8/13〜16まで東京に行っております。留守中も店をよろしくお願いします」とかなんとかはり紙がしてあって、「おいおいコミケかよ(苦笑)」と知っている者だけが突っ込めるボケがかましてあってなかなか面白い。 これの前は「先日お客様より、ほんだらけの店員は声が大きすぎて立ち読みに集中できないと言うおしかりをいただきました。このことを肝に銘じましてこれからも店員一同大声で頑張ります。」と言うものだったらしい。
 この店は何故か岩波の文庫・新書の古本が充実しており、しかもパラフィン紙の表紙の古いヤツは一律25円と言う事で総統のおごりで4冊購入。

「鹽原多助一代記」三遊亭円朝、岩波文庫
「あめりか物語」永井荷風、新潮文庫
「萩原朔太郎詩集」三好達治編、岩波文庫
「ニーチェの顔」氷上英廣、岩波新書

 こんなものを東京で買ったら幾らふんだくられるか判らない。

_ そんなこんなで

総統の家へ。 「羅刹の刻」とか言う3Dポリゴン人斬りゲームをやっていたところ、町人にものを尋ねる時は刀を鞘に納めなければならないのだけれど、これが何かこう違和感が有った。

「辻斬り、できるんじゃない?」

「おぉ〜!!斬れる斬れる(喜)」

と言う訳で夜中迄「大辻斬り大会」をやって寝た。


2000-08-14

_ 六時前に

家を出て一先ず仙台へ。 寝たり起きたりしつつ二時過ぎに仙台着。

大荷物をコインロッカーに叩き込んでから、とりあへず駅前のウンノカメラへ。 店は相変わらずの淡々とした良い感じなのだけれど、客の質が下がっていてげんなり。

なんか、こう、俄マニアの権威主義者というか、この日はペトリ35/f1.9を首から下げていたのだけれど、しげしげと眺めた後侮蔑的な鼻先嗤いを残して行く様な輩が増えた様に思う。 自分の知らないカメラを蔑む、(しかし自分の知識なるものは長徳の受け売りだったりする)ってのは結構恥ずかしい事だと私は思うのだけれど・・・。

_ そんな

不愉快な思いをしつつ仕事が終わった六条と待ち合わせて、ウンノカメラ以上に商売っ気の無い店「カメラと時計の店 よっちゃん」へ。 この店は日曜が休みなので仙台に足を運んでもなかなか来られず、中に入るのは3回目だったりするのだけれど、なんだか既に顔を覚えられているようで、「これはお久しぶり」と笑顔でお出迎え。

この店にも最近タチの悪い客が増えたそうで、買いもしないのにあれを見せろ、これを見せろ

、仕舞には「値札が付いていないのはけしからん」と、買う気も無い癖に(笑)。

当たり前じゃないか、元から売る気があまり無いんだから。 厭ですねぇ、金さえ持ってれば偉いと、何でも許されると思ってる奴は。 得てして中高年の男なんですよ、そういう奴は。

中野駅南口の店を2ちゃんねるで叩いて喜んでいるバカとかもそうなんだけど、表層的な事実だけしか知らない癖に偉そうな事を言う輩が増えてしまって厭ですね。 あの店とワールドフォトプレスが癒着してる訳ないじゃないか、バカ。

この日は六条の家に泊めていただいた。 楽しい家だった。


2002-08-14 羨ましい話

_ 今日は

散髪に行ってから四ツ谷で2部通しでGoGoライブを見る予定。 平日だけどお盆休み。 集客としてはどうなのかが気になる所。

_ 羨ましい話

CHICAGO(元 立川志加吾)さんのサイトのそろそろ独り言によると、パンドレッタの収録で祝ってもらったらしい。 ・・・ってぇ事は同い年なんだなぁ。

モーニングに描いていた「風とマンダラ」の連載は休止中なんだけど、この人の日記には毎日一齣漫画がついていて、これがなかなか面白い。 まぁ漫画も落語もプロなので、「おもしろくてあたりまえ」ってな事にされがちなのだけれど、プロでも面白くある事はなかなかむつかしい訳で、落語の方も何とかなって欲しいものだ。

_ 何とかなって欲しいってのは

「芸がなってねぇ」って事では勿論無く、師匠しくじっちゃった件の事です。

_ プラチナエス、新人増殖

常に多忙なプラチナエス代表t-p氏がやっているオフィシャルページ?によると、新人がまた2人入ったようです。 t-pさんからだ持つんでしょうか?(汗)。 小荒井理恵さんと高橋枝里さん。 当分は先に入った山本理沙さんと共有のサイトとなるようです。

_ どうなんですかね?

7/25の独り言見るとその日収録だったみたいですが。 「金曜アニメ館」の方はCHICAGO名義でレギュラー続行だそうですが。

_ GoGoライブへ。

すべてのライブに行く金は無いので、取捨選択を迫られる訳なのだけれど、14日と15日どっちを取るか天秤にかけて14日に「長」と張ったのだけれど、出た目は悪かった。 1部は勝ち、2部は大負け、3部で取り返して収支とんとんと言う感じ。

_ 1部

出演者は久野さやか、森田有希、森谷佑子のいはゆるVANVAN3とYJ(ヤングジャンプ)の制服コレクションに出るらしい衛藤美奈、6/30のGoGoライブにも出ていた原田康世の5名。 司会としてVANVANの新人4人。 わんこ☆閣下ご執心の海老原愛、16歳には見えない栗原香波、「年齢は・・・秘密です」と言う生島沙理子、ときおり山形弁の出る宗片聡美

はじめにVANVAN3と新人4人で着ぐるみを着て登場。 洋楽の曲にあわせてひとしきり踊ってからご挨拶。

_ 衛藤美奈

口開けは衛藤美奈。 物怖じせずハキハキと喋る16歳。 見た目はニセ松浦亜弥と言う感じで歌ったのも松浦の例の下品な曲と桃色片思いだったので日記のネタとしては面白かったが見世物としての曲の選択は失敗だったと思う。 「エノケン」だと思って観に行ったら「エノケ」だったようなと言うか、美空ひばり観に言ったら「美空ひばり」だったようなというか、そんな感じ。 どうしてもニセモノ感が漂うし、声出ない歌詞飛ぶじゃぁ不味い。 松浦になんとなく似ていると言っても宣材写真みたいに違う感じに見せる事は十分可能なので、見せ方をもう少し考えた方が良いように思った。 素材としては良いと思う。

宮崎県出身とのことで「宮崎名物はシーガイアと冷や汁」なんて事を言っていた。 あともうすぐYJが出るので買えとか、そんな感じ。 海老原愛とは友達らしい。

_ 原田康世

先輩であるところの安藤希の曲中心に何曲か。 見た目は悪くないのだけれど視力の関係なのか歌っている最中に目つきが異様に悪くなる瞬間が有って写真は撮りにくかった。 あと気持ちにゆとりが無い所為か正面向きっぱなし。 頑張ってるのが生で出ちゃってるのが凶と出ていてちょっとかわいそう。 嫌いではないです。

_ 森田有希

浴衣で登場。 髪はアップにしていた。 これが今風なのかも知れないが着付けがおかしい。 帯の位置が高すぎるし、帯の下に入れるアンコが少なすぎる。 だから初めからなんとなく着崩れているような印象を受ける。 MCを交えて持ち歌を全部歌っていた。 歌い終えてから司会のに生島沙理子に先日の「かぬま祭り」の事を聞かれていたが軽くいなして、逆に「VANVAN3の中では誰が一番好きか?」などと問い詰めて半べそをかかせていた。 「これ以上やると市長になっちゃいますね。」といって半べそで止めておいたのは流石と言うべきか?(苦笑)。 市長の暴虐っぷりにはやはり閉口したらしい。

_ 森谷佑子

こちらも浴衣なのだけれど、自分で着たらしい。 着付けは上手かった。 3人の中で一番和服の似合う体型ってのも有ると思うんだけど、帯を締める位置とか、袖の捌き方とか、を見ると着慣れているような印象。 こちらも持ち歌を総棚ざらえ。

_ 久野さやか

和服が似合わない体型な上に着付けが悪いんでどうにもだらしなく見える。 岡場所(以下略)。 胸のある娘は帯の下に多めにアンコを入れてやらないと、襟元は乱れるし着崩れやすい。 こちらも持ち歌から歌ったのだけれど、激しい歌だけに帯で腹をきつく締めた状態では歌いにくそう。 激しく動いたりもするのでたすきをかけておいたほうが良かったのではなかろうか?。

_ あみん

久野が歌い終えると森谷佑子が出てきてすこしやり取りをした後、二人で あみん の「待つわ」。 あみん の名前の由来はウガンダの食人大統領ではなく、さだまさし の「パンプキンパイとシナモンティー」と言う曲に出てくる喫茶店の名前からで有ったりする。

閑話休題。 森谷が岡村パート、久野が加藤パートを担当していたのだけれどこれは良く歌えていた。 10点さしあげる。

_ キャンディーズ

森田有希も呼び込まれてキャンディーズの「年下の男の子」。 歌も振りもばっちり決まっていて非常に良かった。

さらに「やさしい悪魔」。 これは拓郎の曲で非常に歌いにくいんだけど何とか歌いこなしていたし振りもバッチリだった。 この曲は客も踊らなきゃダメなんだけど踊ってる奴は皆無。 若い人は流石に知らないらしい。

振り付けはビデオを見て憶えたってんだけど、そのビデオの出所はY田マネージャーなのだそうな。 客席からは「もしかして『全キャン連』の人?」とヤジが飛んでいたがそんなの普通は知らねぇだろう(苦笑)。 「全キャン連」ってのは「全国キャンディーズ連盟」のことで破綻した学生運動から流れた人も多かったようで物凄い親衛隊だったらしい。

いやしかし、餓鬼の頃下衆で俗悪なピンクレディーが嫌いでキャンディーズ派だった私にはつぼに嵌まる選曲だった。 良いものを観た。

_ 物販

VANVAN3のCDを販売。 原田康世と衛藤美奈も含めて握手会だったらしい。 金欠の私は回避。

_ 2部

なんだかんだで30分押しで開場、開演はさらに遅れた。 開演前に「歌以外は撮影禁止」との告知。 客電が落ちると太陽に吼えろのテーマが流れて刑事ドラマコントが始まった。 客の反応は薄い。 科白が詰まったりする事は無かったし、棒読みではなくそれなりの役作りは出来ていたし、新機軸を打ち出そうとする前向きさは買えるのだけれど、結果に繋がらない。 正直なところ面白くは無かった。

そのあと、先日のお誕生日ライブであった「藪崎が『こんばんにゃ』というのを止めさせる」ってのに怒った藪崎がライブをボイコット・・・ってネタのビデオを上映。 こちらはそれなりに面白かったが、ライブの時間はどんどん消費されていく訳であまり楽しめなかった。 小ネタが随所に挟み込まれていてやっつけ仕事でなかったのは判るんだが・・・。

ビデオが終わるとマネ安井氏のコーナー。 9/15にピカピカが再び出ることになったJWPから米山香織選手が登場していろいろお話。 チケットの販促を兼ねての登場だったと思うのだけれど、これは楽しかった。

_ すこし歌

ザ・ベストテンの設定でさやか・あいか・りょうこの3人が夏にちなんだ歌をうたった。 これも「いつもと違う事をしよう」って事なんだろうけれど、ベストテンの設定は蛇足だったと思う。 つらつら考えるに、結局のところ客は歌っているピカピカもしくはピカピカのメンバーを観に来ているのだと思う。 今回のライブで色々凝ったところは、その辺りの客の欲求に逆行していたために、仕込みにかけた労力と時間、そつの無い進行にも関わらず、客に悪印象を与えたように思われてならない。

歌の方は衣装もそれぞれ凝っていて、さやかは何と言うかひらひらした服で「亜麻色の髪の乙女」(島谷ひとみの方)、あいかは浴衣で「島唄」(THE BOOM)、りょうこはねじり鉢巻きに半被、半股引(はんだこ)の代わりにアルバム衣裳のホットパンツ状のものを穿いて「夏祭り」(ジッタリンジンじゃなくてWhiteberryなんだろうなぁ・・・)をそれぞれ歌っていた。 ベストテンの設定は蛇足だったと思うけれど、歌コーナーそのものの出来は良かった。 司会進行に凝ってはるかに黒柳徹子・えみに久米宏の役をやらせるならこの二人にも歌わせたほうが良かったんじゃなかろうか? そう言えばはるかのそろってのはいまだかつて見たことが無い。

_ 最後にライブ

衣装換えの為に10分間の休憩。 これは仕方がないのだけれど客はダレた。 こう言うところにつなぎのコーナーがあれば良いと思う。 最近では最低の盛り上がり。 いつも通り盛り上がる客と仏頂面でステージを見つめる客と綺麗に分かれた。 ライブ部分がやけにあっさり終わってしまったのでどうにも後味は悪かった。 物販と握手会が無かったのは帰ってよかったかもしれない。 お世辞にも満足したとはいえないライブであった。 

_ 3部

フラストレーションの溜まった他の客と天狗で「ファンだけの集い」。 これが予想外に楽しく、2部のもやもやを完全に吹き飛ばして次に繋げる事が出来た。 負け試合だと思ってたら9回裏に13点取り返して勝っちゃったような感じ。 滅茶苦茶な飲み食いをしたような気がするのだけれど割り勘のレートもそれほど上がらず一安心。

_ しかし

相変わらず長いな(汗)。 イベントが有った日はどうしてもこうなってしまいます。

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]

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2003-08-14 酒田

_ 酒田へ

7:40発のバスで酒田へ。 二日酔で朝飯を食う気力は無く、バスの中ではお茶を啜って過ごした。

_ 酒田

駅前で降りようと思っていたのだが、寝過ごして、気がついたらバスターミナルだった。 とりあへず市内循環バスにのって中町へ。 米沢屋へ行ってイカスペシャル(イカ、肉、玉子入り特盛)730円也を胃袋に入れてからそのあたりをぶらぶら。 清水屋の上のSHIPギャラリーに行ってからネットステーション(無料)でメールチェック。 こっちから行った人間達と落ち合ってお祭り開場で時間つぶし。 だだ茶豆でビール・・・と思ったが、初孫本醸造の缶が冷えていたのでそっちにした。 地元ファンの子供たちにザリガニの捕まえ方を教えたりして遊んだ。

_ SHIPミニライブ

ティーシャツが新しくなっていた、青。
先ず、私服でマイクテストなんかも含めて軽くリハ。 ある程度のレベル調整は予めしてあったのだけれど、オケに合わせて4人(今日は アッキー がお休み)で歌うとハウリングは起こる。 それをまた細かく調整して、立ち位置をチェック。 商店街の偉い(たぶん)人がマイクで呼び込みをしているのだけれど、これが微妙に小川哲哉風味で耳にこそばゆい。
本番はメンバーのソロを織り交ぜつつ、いつもながらの渋い選曲にうなる。 逆光気味なので撮影はしにくいんだけど、後ろに壁のある3月よりは舞台らしい舞台だったので顔が黒潰れするような事も無く、オートで撮ったもの以外はなんとかなりそう。
終演後、CD販売→握手会。 地元の人が結構買っていた。

_ 土門拳記念館

入ったのは閉館間際だったが閉館時間になっても追い立てられずにゆっくり見る事が出来た。
10月から「土門拳と木村伊兵衛」と言う企画展示が始まるらしい。 これは見たい。

_ 浪漫亭

例によって例の如く看板まで呑んでステーションホテルに戻って就寝。


2004-08-14

_ 起床→朝飯

今回の宿は南新町の「若浦屋旅館」。 気持の良い宿で、朝飯も旨い。
朝飯を食ってからひとっ風呂浴びてチェックアウト。

_ 街中ぐるぐる

海に昼寝をしに行く友人と別れて清水屋へ。 自転車を借りて中町と日吉町、今町あたりを中心に撮って回った。
これまで足を踏み入れなかった船場町の海寄りの辺りにも行ってみたが、シャッターを押したくなる建物はあまり無かった。 人が手を入れる事を放棄してしまうと、私はシャッターを押せなくなる。

_ おやつ

南新町の塩越屋で饅頭と水羊羹と、酒屋のおかみさんが焼いているパウンドケーキを購入。 お世話になっている眼鏡屋さんに持っていく。
塩越屋の水羊羹は、見本が一つショーケースに入っていて、注文すると冷蔵庫から出してきてくれるので、買う分は常に冷えている。 あっさりした甘さで旨い。

_ 早い昼飯

一緒に行った友人は生魚を食わないので、私一人で早目に「しばらく」へ。
同じネタを普通に握ったのとヅケにして握ったのと食べ比べたり、酒田沖でとれたマグロの大トロをいただいたり、生のシャコを食べたり、今回も美味しく戴いた。

_ さらに昼飯

そんな事は知らない友人と待ち合わせて、さらに昼飯。
浪漫亭の今日のランチはトンカツと鮭のムニエル。 友人はトンカツ、私は昨晩の夕食がトンカツだったので鮭のムニエルにした。
味噌汁の具はイギス。 私が使うとジャリジャリするので、洗い方を訊いた。 普通に洗えば良い様だった。

_ SHIP中町縁日ライブ@中町モール特設ステージ

中町モールにステージをしつらえてやるのは去年の秋口以来。 冬場は寒くて風が強いのでまちづくりサロンでやる事が多く、温かくなってからも天候に恵まれずに外では出来ないまま夏になってしまった。
縁日祭りと言う事も有って、お客さんも多目。 ステージを組んだ場所の目の前に街灯が立っており、ちと見づらいがこれは仕方がない。
ライブの出来としては良かったと思う。 良い表情をしていた。
ライブ終了後、フォトコンテストの表彰式。 これが時間を食ってしまい、最後は駆け足で終了。
時間も押していたし、夜には隣町のお祭りに出る予定も有ったので、子供たちと常識の無い一部の大人以外はサインだ何だってのは無しにして、そのままお祭りを見ていた。 帰りがけにその「常識の無い大人」をたしなめようとも思ったが、子供達の前だし、こっちには連れもいたので止めた。 折を見て釘を刺そうと思う。

_ 買い物

ト一屋でうどんと蕎麦と出しつゆを購入。 越島三郎治商店でイギス、斎藤精肉店でレバーの唐揚げ、パンの酒田木村屋でラスクを購入。
友人を待たせてしまったので、お詫びにモアレさんでアイスを奢った。

_ 帰路

出羽大橋を渡り、湯野浜経由で7号を南下。 中条から高速に乗ったが、新潟の手前から雨。 県境に近付くに連れて激しくなり、関越トンネルを出たら土砂降り。 一台ガードレールに刺さっていた。 ゆっくり走って、友人宅に一泊。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# アイライフ [こちらこそいつもお世話になってます。 いつも、地元の人間が知らない酒田の良いところを教えて頂いて ありがとうございま..]


2006-08-14 輸送されて新庄

_ 新庄へ

AKB48がはねてから、うどん屋で馬鹿ッ話をしたあと、東京駅へ。
八重洲通りのバス停から、新庄行き夜行バスに乗り込む。
お盆休みと言う事もあり、無茶な混み様。
旅慣れない連中が寝られないのでガサガサ五月蝿く、碌に寝られぬまま新庄着。

_ 酒田へ

陸羽西線の一番電車で酒田へ。
寝て起きたら着いていた。
写真を撮りながらゆるゆると中町へ。
ケルンでモーニング(トースト、ハムエッグ、サラダ、コーヒー)
落語の話をひとしきりしてから街撮りへ。
暑いが、風があるのが救い。

_ 今日のしばらく

コブダイ、オーヨ、モーヨ、ハジメ、イシダイ、ノドグロ(おろした柚子の皮をふりかけて)、生ハモ、マグロ(赤身)、炙りトロ(大根おろしを乗せて)、ドンコ(生キモを乗せて味噌で)、ショウフクジ(アンキモを乗せて味噌で)、カキ、タラバエビ、アマエビ、ガサエビ、生シャコ、アナゴ。 (※順不同)
何か抜けている様な気もするが、大体こんな感じ。
突き出しで胡麻豆腐、茄子の煮びたし、白身のしんじょと焼き茄子の味噌汁。
今月も美味しくいただいた。

_ 今日の撮影

浜田から台町のあたりを自転車で。
カメラは露出と距離を測るためにベッサR、レンズはズマロン35mm/f3.5、撮影は主にビトーC(ランター50mm/f2.8)で行った。
フィルムはTri-X。
途中、仏壇屋さん、眼鏡のアイライフさんに寄って休憩。
東京に比べると外を出歩こうと思えるだけマシだが、それでも十二分に熱い。
麦茶がこの上なく旨い。

_ SHIP 中町縁日まつりライブ

二た月空いたが、其の間に色々と練ったらしく、新趣向も入っていた。
今月もあいぴょん、れっぴぃの2人でのライブ。 SHIP本体とは色合いを変えて、2人ならではの物にしようとしている。 この2人で演る時は、ユニット名を「AiR」(「エアー」)にするとの事。
このユニットでの新曲も披露。

撮影はコンタックスRTSII+ノフレクサー240mm/f4.5。 フィルムはTri-X。
今回は撮影に掛かりっきりで、歌は殆ど聴いていない。

_ 今日のモアレ

ジェラートのモアレで今月のメニューの中から「冷奴」をいただく。
旨い。

_ 今日の晩飯

たくみ通りの「さくら亭」で「まつり御膳」。
昼は「ヘルシーランチ」として出している名物メニュー。
ギバサの酢の物、ヘルシーサラダ(青魚のマリネと夏野菜のサラダ)、メークインのベーコン温サラダ、ヘルシー炒め(季節の野菜十種と白身魚のフライを炒めたもの)、味噌汁、御飯、香の物、水菓子(砂丘メロン)。
美味しくいただいた。

_ 中通りゆかたまつり

腹ごしらえをしてから中通へ。 盆踊り、流し素麺、屋台などを撮影。
久しぶりにお祭りの写真を撮った。
使用機材は、コンタックスRTSII+135mm/f2.8、50mm/f1.4、35mm/2.8。 フィルムはTri-X。

_ 呑み

断酒中なので、私は烏龍茶。
何処の秋葉原だ?てな感じで、いつもの連中の他に「あっち系」の客がズラリ。
バスの時間がアレなので、私は途中で退散。

_ 帰路

バスは臨時便なので4列シート。 流石に疲れていたので、泥のように眠って、気がついたら渋谷。

_ 亀の甲

先日のAKB48チームK公演。 「サザエさんにおけるノリスケとサザエの関係は?」てな話の中で、大堀がノリスケを知らないと言い出した。
ここでキレて見せる野呂。
曰く

「一番長く見ているのになんだ!!」

「火曜と日曜にやってただろう!!」と更に畳み掛ける野呂。
良い仕事だった。


2009-08-14 杞憂

_ AKB48 チームK公演(カフェ観覧)

盆暮れは東京タワーのNight View DJもお休み。 全員出る日でもあり、仕事帰りに秋葉原へ。

7時を廻った頃8階に上がると、丁度開演するところに間に合った。
宮澤生誕とお盆休みが重なって無茶な込み様。
売店の扉の前からエスカレーター乗り場まで、ぐるりとロープを張ってスタッフ用の通路を確保してあって、その内側がモニター観覧スペースになっている。
便宜上「観覧」と書いたが、実際は観覧している人の方が少なく、殆どの人は「屯している」と表現した方が良い感じ。
常に喋っていて、歌が始まると少し静かになり、MCになるとまた喋り始める。
これは歌を聴いているから喋らないのではなく、単に喋る声が聞き取り辛いから。
座って語らえる場所なら他に幾らもある訳で、何をしにここに来ているのか全く理解出来ない。
生誕蔡の華やいだ雰囲気を味わいに来ているのかもいしれないが、それにしても煩く、五月蝿い。

昔馴染みの「前はカフェの子に言って音量上げてもらったりしたんだけどねー」てな感じの昔語りを聞いて、そうやって音量が上がったところに血相変えて飛んで来た三島無玄がカフェっ娘怒鳴りつけて泣かした上に音量ゼロにしてしまった事があったのを思い出した。
三島氏、元気だろうか?。

開演はしたものの、始まりの小芝居は怪談仕立てだったらしく、暗転したまま進行。 結局何が何やら判らぬまま一曲目。
河西智美らしき、聞き覚えのある声の悲鳴だけが耳に残った。

チームKが全員揃う事に成っていた訳だが、小野が体調不良で休演。 奥と小林も一部出演。
成瀬の居なくなった穴に研究生の石田、小野の穴にチームBの片山、小林が出ない部分には研究生の鈴木まりや。
片山と石田はモニターでも判別できたが、鈴木まりやは結局最後まで何処に居るのか判らずに終わった。

モニターで見ていると、石田と近野だけ動きが違う。 なんと言うか、若い。 昔の秋元のような、角の取れていない動き。
石田は荒っぽい位なのだけれど、その分目を惹く。

大島は、チームKのメンバーが殆どで安心してやりたい事をやりたいようにやれる「攻めの日」らしく、こってりした仕事。
全体曲でも、モニターに映るところに居る限りに於いては常にそれと判別できる。
振り付けの一つ一つに乗せる情報量が桁違いに多い。

前半の全体曲が終わって自己紹介。 スピーカーの音量そのものは、喋っている内容を聞き取れるくらいの大きさではあるのだけけど、その辺でくっ喋っている莫迦が多いので何を言ってやがるんだか丸で聴き取れない。
奥の声が大人びていた。 もう中学二年生か・・・。

「昨日野球を見に行ったんですけど、ミスター・ロッテと呼ばれた有藤(道世)さんと写真を撮りました。」と嬉しそうに話す倉持。 (この辺りは気合で聞き取った。)
ロッテが勝ったマリンスタジアムの西武戦だと思われるが、球場で撮ったのか有賀藤(海浜幕張駅前のプレナ幕張にある有藤経営のお好み焼き屋)で撮ったのかは不明。
この若さでミスター・ロッテが初芝清ではなく有藤道世であるところに、ご父君の薫陶が窺い知れる。

エンドロール(梅田、大島、松原、野呂)
梅田と並んで踊る大島が奇妙。
動きに切れが有るのは梅田であり、それと並ぶと大島は少しもっさりした感じがしないでも無いのだけれど、動きの一つ一つに情念がたっぷり盛られていて、上手く書けないがとんでもない事をさらりと演っている。
凄いのは、判る。 しかしそれを上手く説明する言葉を私は持たないし、大島の意図を100%汲み取って見ているとも思えない。

梅田も松原も野呂も、水準以上の仕事はしているのだけれど、ここに大島が入ると持って行かれてしまう。
逆に言うと梅田と松原と野呂がしっかりしているからこそ、大島もここまでやれるのだと思う。 もしここに研究生が入っていたら、大島は全体のバランスを取りに行くだろう。

わがままな流れ星(片山、小林)
のっけから怪談仕立ての小芝居で泣かされてどうなるかと思ったが、ユニット曲までには立ち直ったようで、きっちり仕事をしていた。
急に呼ばれたらしい片山もソツなく。 チームBでの片山ではあまり見られない可愛らしい歌と振りだが、さまになっている。

愛の色(石田、奥、大堀、近野、増田、宮澤)
これだけ濃い面子の中に入ると、余程頑張らない限り埋没してしまう。 近野と石田の気合の入りようが尋常でないのも理解出来る。
この中で自分を出して行くのも大変だと思うが、この「チームK」と言う環境の中で演れる事の魅力は、それに勝るのだろう。

抱きしめられたら(河西、佐藤、倉持)
自分を可愛らしく見せる技術にかけてはAKB48でも屈指の河西を真ん中にして、脇に廻った佐藤夏希の動きが面白い。
敢えて楷書の動きにする事によって、河西を殺さずに自らの存在感を出している。 良い仕事。

虫のバラード(秋元)
秋元の声が生きる音域で作られていて、余計な振り付けも無いから、秋元も歌に集中出来るし、歌に説得力が出てくる。
秋元の声が大きくて相手の話が聴き取れないからと言うのもあると思うが、この曲の間は無作法な客のお喋りも已んだ。

エンドロールの四人の間繋ぎのあと、後半全体曲。
片山は全体曲でもチームK的な動きで、上手く溶け込んでいる。 急に呼ばれたり大変な事も有ると思うが、それも含めて良い経験を積めていると思う。
小芝居その他で押しに押して、全曲終わる頃には九時を廻っており、中学生抜きで宮澤の生誕イベント。
今日の宮澤は言葉に詰まる事も呂律が怪しくなる事も無く、自分の言葉で起承転結の有る話をしていた。
明るく手繋ぎ挨拶で〆。

梅田の休演と出演の情報が錯綜し、チームK全員を無理繰り揃えようとした感じもあって、幾ばくかの「悪い予感」を抱えて見に行ったのだけれど、今日のところは杞憂に終わった。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

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2011-08-14 La vie en beau! la vie en beau!

_ UTB 2011 6・8合併号 続

川口春奈
6ページ7カット、見開き1箇所。 撮影は HAL KAZUYA。
ハイキーな今風の色調なのだけれど、緑掛かった感じがペトリでオーバー気味に撮ったときの色に似ている。
当たりハズレは有るのだけれど、見開きの薔薇の香を嗅ぐ写真は良い。
過不足無い光の強さと量で柔らかい表情を引き出している。

前田憂佳
6ページ6カット、撮影は TANAKA。
スタジオで諸々バッチリ決めて撮ったグラビア。
寺田の思いつきでメンバー増員が発表された二日後の撮影とのことで、心なしか何時もより憂いを帯びた表情。
カッチリ決めて撮った写真に心模様が写るってのも(それに至る経緯は別として、写真としては)面白い。
カメラマンの腕より撮影時期による偶然の産物であるようなところもあるが、良く撮れてはいる。

ノースリーブス
6ページ5カット、うち見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
全カット3人の集合でありつつ、それぞれ一人を際立たせて撮った「集合だけれど主役の居る写真」で構成。 どう撮ってもそれなり以上に写る小嶋陽菜はともかく、可愛らしく見える角度が狭い峯岸みなみと、表情がきつく出やすい高橋みなみでこれをやるのはなかなか難しい。
その場に在る物を組み立てて撮る術に長けた桑島智輝だが、レンブラント的な明暗を駆使したこのグラビアで、また一つ幅を拡げたように思う。
その時々で色々な撮り方をしているが、桑島智輝としての芯は一本通っており、それが器用貧乏にならずに済んでいる理由なのではないかと思う。

峯岸会談
峯岸みなみの対談グラビアの3回目。 見開き2ページで、隙間に対談。 撮影は門嶋淳矢。
今回のゲストは横山由依。 青年漫画誌の企画でカラオケ対決をした際の撮影。
時間は無かったと思われるが、その中できっちり仕事をしてくる峯岸。
大島にしろ峯岸にしろ、良いお手本に身近で接して仕事に臨める横山由依が伸びていくのも頷ける。
峯岸が仕草まで含めて柔らかい。 横山はそれに較べると未だ硬いが、一時期のガチガチ振りを考えると良くはなっている。

山内鈴蘭
5ページ6カット、撮影は門嶋淳矢。
水着2パターンにセーラー服っぽいワンピース。
ありがちな「元気に水着」なグラビアではあるが、背景紙の使い方は面白い。
山内鈴蘭は、劇場公演か(出番は少ないが)コンサート、もしくは出演するテレビ番組を見ないと美点や特質が伝わり辛いので、グラビア単体でその良さをそれとわかる形で引き出すのは難しい。

NMB48(吉田朱里、近藤里奈)
5ページ5カット、撮影は細居幸次郎。
判りやすい美形ばかりを集めた感のあるNMB48だが、こうして見ると判りやすいなりに傾向を変えて取り揃えているのは判る。 親しみやすい方向に振れた近藤と、近寄りがたい方向に触れた吉田。 それでも喋り始めればとっつきやすくなるのがNMBの強味。
今回は珍しく水着の無いグラビア。 水着無しの野外撮影と言うこともあってか、全カット柔らかい表情。
これまでに見たNMB絡みのグラビアの中では出色。

古川愛李
5ページ11カット、撮影は栗山秀作。(そして古川手描きのイラストの数々)
古川に描かせたイラストと、イラストを描く風のポーズをとる古川。 虚実綯い交ぜだが楽しいグラビア。
イラストと戯れる古川は実に楽しそうで生きた表情。
そしてインタビュー部分に気になる記述
あと、興味があるのが廃墟とか工場とか……。 廃墟で写真集とかやれたら最高ですね~☆

次回は是非、丸田祥三の撮影で。

hie (Little Blue boX)
2ページ2カット、撮影は佐藤裕之。
佐藤裕之が珍しく明るいところで撮った2カット。
明るいところで撮っても、逆光気味に背景を飛ばし、柔らかく当てた光で顔の陰翳を描き出すところに「らしさ」が出ている。
若干後ピンなところもまた「らしく」はあるが、これはいただけない。
それでもその場の空気は捉えており、写真としての出来は悪くない。

小川紗季
スマイレージのメンバーを一人ずつ取り上げる企画、3回目は小川紗季。
眩しいと凶相になる小川紗季と、光を柔らかく廻すのが巧い佐藤裕之の組み合わせなのだけれど、何故かスタジオで強めに光を当てた2カット。
不適材不適所。

工藤綾乃
4ページ6カット、撮影は熊谷貫。
このカメラマンにしては優しい撮り方だが、それでも2カット目などはゴリッと迫るように撮っている。 それに負けない工藤綾乃の素材としての強さ。

小池唯
6ページ5カット、見開き1箇所。 撮影は藤本和典。
表情に変化の乏しい小池唯の造形美を愉しむグラビアとしては良い出来だとは思うが、如何せん小池唯が詰まらない。
これは良し悪しではなく、私の好悪に係る部分。 ここまで整った顔もまぁ無いとは思う。

石橋杏奈
最新写真集からの4ページ7カット、撮影は熊谷貫。
旧来型写真集の文法に則って作られた写真集らしく、浜辺で撮った部分は詰まらないし、水着部分の表情も硬いのだけれど、羞恥と緊張が綯い交ぜになった表情は趣深い。
こう言ったカットが陰惨になり過ぎないのも、モデルとしての強さか。

鞘師里保
6ページ6カット、撮影は渡辺達生。
スタジオ撮影分は光を強く当てた、いつもの詰まらない写真。
夜の屋外で撮った分も、夜の街にしては光が強いのだけれど、まだ表情は生きている。
しかし純粋無垢なモデルの持ち味を引き出せているかと言うと、首を傾げざるを得ない。
こう言う写真に未だ需要が有ると言うのが判らない。 ギャラが安くて若いカメラマンは幾らでも・・・とは言わないが要る訳であって、名前で仕事を頼むのは好い加減よした方が良いのではないか。

真野恵里菜
例の写真集から例によって7ページ6カット、見開き1箇所。 撮影は栗山秀作。
モデルとしても歌手としても役者としても、もっと評価されて然るべきだと思うのだけれど、「アイドル≒束モノ」である時代、孤軍奮闘が続いている観がある。
それでもこの写真集と最新シングルは、真野恵里菜の到達点を示すものとして非常に質の高い仕上がり。
現在のアイドル業界の主たる顧客であるところの思慮分別に難のある若年層には些か難解に過ぎるかもしれないが、その分 「大きなおともだち」への訴求力は高い。
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2012-08-14 Old soldiers never die; they just fade away.

_ 更新二題

コラム置き場に戯れ文

リトマス試験紙

消化不良のままほったらかしにしていた アイドルフェス・イン・ボートレース多摩川 Vol.5 の総括としての

7.22 しず風&絆 問題総括

をアップロード。
そろそろ通常営業に戻りたい。

2018-08-14 ちょこちょこ更新

_ 週刊ヤングジャンプ 2018 12号

最上もが
表紙と巻頭8ページ16カット、撮影は桑島智輝。
2冊めの写真集発売記念と言う事で、モロッコロケの写真から。
日差しが強すぎると写真になりにくいので、そこはそれ朝夕の柔らかく回る時間帯を狙ったり屋内で撮ったりはしているのだけれど、モロッコで撮った意味は有る写真にはなっている。
見た目の部分はきっちり作り込んで来るが、撮る人との向き合い方は自然で、構え過ぎない。
裏方も含めたチームとして、上手く機能しているのだと思う。

伊藤万理華
巻中4ページ7カット、撮影は大江麻貴。
こちらも写真集からのアザーカット。
こちらもチームで動いて撮ったのだと思うが、伊藤万理華が強すぎてバランスはよろしく無い。
どう撮っても伊藤万理華であると言う事を面白がれる人向け。

沖口優奈
巻末5ページ7カット、撮影は西村康。
身体のどの部分を売りにするか考えて、衣装からポーズから練り上げてある。
そしてそれ「だけ」を見せるのではなく、印象的な一枚が映えるように前後を組み立てた構成。
この部分は担当編集の池永亘の仕事だと思う。

_ 週刊ヤングジャンプ 2018 13号

川崎あや
表紙と巻頭6ページ11カット、撮影はTakeo Dec.
股上が浅かったり切れ込みが深かったりする水着でウエストの括れと臀部の張りを見せるグラビア。
身に付けている物が際どいのでポーズは限定されざるを得ず、表情も些か紋切り型ではあるのだけれど、造形美を見せると言う点に特化しているので、目的は達している。

伊織もえ
巻中3ページ5ページ、撮影はHIROKAZU。
成熟した大人のグラビアが載るのも珍しい事のように思う。
体型は大人だが、水着は然程攻めておらず、ポーズに自由度がある分写真としては面白い。

あやにゃん(川崎あや)
巻中にオマケグラビアとして3ページ5カット、うち見開き1箇所。
撮影はこちらもTakeo Dec.。
前から見ると切れ込みも深くはなく、布面積も多そうに見えるが、後ろから見ると臀部以外は紐しか無い構造の水着に猫耳と尻尾を付けて猫らしさを演出。
こうなると矢張りポーズは限られてしまい、写真としての面白みは薄い。

つぶら
巻末5ページ11カット、撮影は阿部ちづる。
「美しい昆虫図鑑」をテーマに衣装5パターン。
紙幅の割に凝った構成。
表情の階調が乏しいのは瑕だが、構図は悪くない。
阿部つちづるはこうしてカッチリ組み上げて撮らせた方が良いのかもしれない。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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