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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2000-03-06

_ 仕事帰りに

新宿へ。 馬券売り場の近くの立ち喰い「かのや」でたぬきうどん。

ここは饂飩は手打ちだしつゆも混ぜ物なしなのでさっぱり旨い。

とりあへず腹をふさいだあと、御苑前のミニコミ書店「模索舎」へ。

ここは市場に流通し難い雑誌・書籍を数多く取り揃えていてチラシから分厚い本までそれこそ数限り無くおもしろそうな活字が並んでいる。

「ユリイカ 1993.9月号 特集:宮武外骨」青土社

「悪戯」大杉栄、黒色戦線社(大正10年のアルス版の復刻)

を購入、大当たり。

抱え込んでいたもめごとも漸く目鼻がついた。


2001-03-06

_ 朝起きたら

なんだかだるい。 とりあへず出勤したものの、どんどん具合が悪くなって、頭も痛くなり、下半身には謎の筋肉・関節痛。 へろへろになって帰宅葛根湯を飲んで寝た。 2個買ったビッグマックは1個しか喰えず。


2002-03-06 嗚々、澁谷様・・・

_ 音沙汰無し

Going myway! 最終回からはや一週間、澁谷様の動静を伝える情報はガールズステーション出演予定と3/8のピカピカライブ以外皆無・・・。 親知らずはその後どうなったのでしょうか?

ネタが無い事には我々客のほうでも書き様が無いんで、他のタレントの話ばかりになってしまい、些か心苦しい今日この頃(苦笑)

_ すいませんでしたm(__)m

グラビアのえらいひと、akarikさんのアイドルグラ ビア日記。 こちらのお蔭で、私は無駄金を使わずに済んでいます。 有難うございます。
で、突っ込みなんですが今週のヤングマガジンのセンターグラビアの部分に抜けがあるようです。
こりん星の実家に恥を置いてきた事で名高いわんこ☆そば閣下が2/12分(こちらからご確認ください)で言及している藍原まゆり嬢抜けているようです。 この人、なかなかの美形なんですが、検索しても碌な情報が拾えません。 米田奈美子と同じカプリコーン所属らしい(そう言えば二人とも「第2回クレアラシルピカピカフェイスコンテスト」出身ですね)んですが、事務所サイトにも名前が載ってません。
おや、曲独楽の三増紋ノ助先生もカプリコーンだったのですね(苦笑) 噺家だと両協会所属か立川企画(立川流)もしくは星企画(円楽党)の所属である事が殆どなんですが、色物の人はけっこうバラバラみたいです。

「あの方は買って書いているはずだから抜ける訳ねぇよなぁ・・・」と思い、ひとっ走りコンビニまで言って立ち読みしてきたら、案の定載っていませんでした(汗)
先週号だったかなぁ・・・。

_ エロ番組再放送

昨日もふれた森田有希さんが出演したエロ番組なんですが、正直言ってお勧めできない(苦笑)
なべちゃんの言う通り、番組そのものが詰まらない。 あからさまなエロ話で視聴率を稼ごうってのがミエミエ。 で、「カラオケでウルトラメンゴを歌う事で知られる恵美奈マコえらいひと」も指摘しているように、秒間1フレームでコマ落ちしまくり。 もともとラジオなんで画像は添え物と考えているのかもしれませんが、画像が荒すぎるし、カメラも下手糞に過ぎます。
1. 水平が出ていない
2. 手ブレしまくり
3. パーン・ズームが急過ぎてコマ落ち
4. 森田有希をあからさまに外したフレーミングが多い
5. 無意味に壁だけ映してみたり

1とか2とか4なんて論外ですよ、商売なんだから。 ましてやコミュニティーFMとかじゃなくて天下のニッポン放送ですからねぇ・・・。
あとオンデマンド放送分はノイズが多すぎて聞き取れない部分がある。 これはラジオとして有ってよい事ではないでしょう。
しかも森田さんの紹介は

「地上に舞い降りた純白の小悪魔、森田有希さんです」

これだけ(苦笑)
しかも告知なんかも

無し

「"飛び入り"の森田有希」って"飛び入り"つけてましたけど、それにしても扱いが悪かったです。 下ネタの時にあえて有希ちゃんには振らない心遣いかあったのがせめてもの救いですが、それは裏返せば出番が殆ど無いという事にもなり、ファンサイトでは感想の書きにくい番組出演でした。

_ Fー1を見なくなった理由

見始めた頃からずっとセナが嫌いだったんで、フジテレビのセナ贔屓が露骨になるに連れて見るのが厭になり、古館(とその亜流のフジの若手アナ)のベタな実況に嫌気がさし、セナがくたばった時のチームやオフィシャルに対する誹謗中傷がトドメだった様に思います。

あとレースの流れ無視して日本人ドライバーばかり映したり、私の好きなドライバーを悪し様に貶したり、フジの放送の仕方には腹を立て通しでした。

古舘に「妖怪通せんぼ爺い」呼ばわりされたルネ・アルヌーだって、若い頃はルノー・ワークスやフェラーリでバリバリやってたんで下手糞なドライバーじゃないし、抜かせないドライビングも芸の内でしょう。 そもそも無闇にシケイン作ったりりストリートサーキット増やしたりして抜けないようなコースにしちゃったのは運営する側なんだし。

あとブレーキペダルとかアクセルを断続的に踏むのを「セナ足」なんて言ってみたり・・・。 大昔から「奮闘型」って言われるドライバーはずっとやって来たことだし、セナよりケケ・ロズベルグのほうが凄かったよ(苦笑)

あと今年から参戦のトヨタなんですが、ル・マンの時もトムスで出てたF-3の時もそうだったんだけど「お仕事」でやってるっぽくてなんか好きになれません。 金かけまくって勝ちに行って、絶望的なまでのチーム間格差を作ってそのカテゴリーそのものを崩壊させるような遣り口も嫌い。

デザイナーのグスタフ・ブルナーの作る車も昔から嫌い(苦笑)

しかし、貧乏チームがそのカテゴリーの裾野を作っているわけであって、それが無くなったらどれだけ詰まらないことか・・・。 プレの無いアイドル業界みたいだ。

_ タグ閉じ忘れ

「カラオケでウルトラメンゴを歌う事で知られる恵美奈マコえらいひと」のご指摘どおり<b>タグを閉じ忘れた、・・・って言うか<br>と書いたつもりが<b>になっていました(苦笑)
直して置きました、有難うございます。

_ URECCO4月号発売

P92に今は亡き(苦笑)Girls Net Clubの火曜日取材分がいまさら掲載されており、プレゼントとして、澁谷さまと天野さんの限定トレカが各5枚提供されています。
本文には
ブレイクを予感させるアイドルとチャットしながら共に創る番組「GIRLS NET CLUB」。 ドリームパスポートをダウンロードし isao.net 会員(無料)になり、IDとパスワードを取得。 後は説明に従ってサイト上のチャットでGO!月額800円でこれだけの子とお喋り出来るのはオイシイ!! http://www.tokyonet-tv.com/girls_net_club/ へ急げ!!!
・・・とあります(泣)
取材が入ったのは確か1月の末だったと思います。 Girls Net Clubの終了がいきなり告知されたのが2月も半ばを過ぎてからですから、こう言うタイミングで掲載されるのも仕方ないですけど、やはり空しいですね。
Girls Net Clubの記事ではあるんですが、前月と今月で載っているのは総てプラチナエス(ゲストとアシスタントはローレン)で、プレゼントの提供もプラチナエスからですから、この記事そのものがラブロスではなくプラチナエスが取ってきたものなんじゃないかと思われます。 そう考えると、番組終了を目前にして客を呼び込むような記事が載ってしまう事も説明がつきます。 まぁそれだけラブロスの方のやる気が無かったと言う事なんでしょう。
番組紹介文の終りは
記者的には上の写真のように念入りに打ち合わせをする二人の姿が印象に残りました。
と〆られています。 やはりきちんと下準備をしておられたようです。 「上の写真」の上杉さんはCAPAのグラビアのようなことも無く、可愛く写っています。
澁谷さんが可愛く写っていることは言うまでもありません。

_ ご本人様登場

本人公式掲示板に澁谷さまがひさびさの書き込み。
澁谷様曰く、
最近パソコンの調子が悪いからあんまり書き込みが出来なくてね・・・。携帯から書き込みもしたいんだけど、携帯代最近ヤバッ!くってね。
・・・とのこと。
お元気そうで何よりであります。
上の方急かしたようでちょっと心苦しい(苦笑)
本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

# MULTi [<b>タグ閉じ忘れてませんか?(笑)]

# akarik [どうもです。藍原まゆりさんは、今週号のヤンマガに載ってはいるんですが、「カモンゲッチュー!」枠ですね。で、うちは「カ..]

# mu [http://www.alloha.info InsuRancE http://www.devonanal.com ..]

# careybagsbon [Greetings to all. Prompt the best online shop on sale o..]

# coereeTyhosse [silver black nra hitch cover <a href=http://ifordy.fizwig..]


2004-03-06

_ これから

りえくらぶ(ピースモア)の撮影会。 カメラは久しぶりに物量作戦で行こうと思う。

_ 仕事除けの宣材は何に使うのか?

「宣材はないのか?」と訊かれた時にアリバイ的に使うんじゃないかと思われます。 ちなみに馬鹿笑いしたところを撮らされたらしい。
デジカメだと後加工でなんとかなるんですが、そいつは銀塩しか撮らないので撮り直しだそうだ。

_ ピースモア撮影会@鷺ノ宮(桑原彩美)

19:30−22:00と言う長丁場だったが、モデル、スタッフ、そしてお客のお蔭で楽しく撮影出来た。
今日の機材は

ブロニカETR+75mm/2.8
フジカAX−3+50mm/f1.6、28mm/f2.8
ペトリV2+55mm/f1.4
フジカST605+ペンタコン50mm/f1.8、コムラー24mm/f3.5
コシナ・フォクトレンダー ベッサR+ズマール50mm/f2、ズマリット50mm/f1.5

フィルムはいつも通り35mmがコニカパン100、ブローニーがアグファAPX100
桑原さんの衣装は私服→レオタード→制服(「プリティビッツ」の撮影で着たもの)。 この人は顔が立体的なので、正面からだけでなくいろいろな方向から撮っても画になるし、目に力が有るので、目線あり無し取り混ぜて結構な枚数を撮影した。
桑原さんは衣装の乱れにあまり頓着しないし、スタッフがIさんとJさんの男二人だけだったので、スカートのウエストの部分を巻いて上げたのが見えちゃっていたり、着衣の乱れに対する気遣いがいつもより薄かったように感じた。 こう言う時、かがわ社長が居ると楽なのだが、そうとう忙しいようなので、まぁ仕方が無い。
終了後、桑原さんが作ってきた新聞(1部10円)を2部購入。 楽しい新聞だった。


2005-03-06 ぬか喜び

_ プリント

終電4本前で都内某所へ移動したものの、眠くてだるくてどうにも仕方が無いので、とっとと寝たら昼過ぎまで起きられず。
昼前から何とか準備をはじめてプリント開始。 先週フォトビジョンでネガチェックしたときは「当たりだ!!」と思ったのだけれど、プリントしてみるとハズレの多さに愕然とする。 135mmまでは何とかなっているが、240mmのノフレクサーで撮ったものはどうにもしょうがない出来。
凹みながらプリントして捗る訳も無く、夕方までプリントしたが1本分終らず。 残りは次の週末に。

_ きょうの4枚





SHIPバレンタインSPライブ
CONTAX RTSII + Planar 50mm/f1.4 Sonnar 135mm/f2.8 Noflexar 240mm/f4.5

_ ダメだ

スキャンも失敗。 明日以降のやる気力がある日にやり直す。

_ 呑み

夕方からカメラ関係の仲間の集まり。 コニミノのα-7 DIGITALのファインダーの出来の良さとアンチシェイクの効きの凄さを目の当たりにした。 35mm換算で450mmになるシグマの100-300mm/f4で撮った夜景が殆どぶれていないし、それ以上に凄かったのが、これまで船そのものが揺れているので何をしてもぶれてしまっていたと言うフェリーの船上からの夜景。 これも細かく見ないと判らないくらいに補正されていた。 但し、(中身は)同じ電池なのに、ニコンのD-70の半分ももたない、電池残量表示がいい加減etc...不満点も多いそうだ。
長々語って終電間際に帰宅。


2006-03-06 捗らない

_ 暗室作業

土曜の夜から暗室に入ったものの、プリントを始めたのは日曜も午后になつてから。
20枚くらい焼いて時間切れ。

_ 今日の一枚


幸岩静香
CONTAX RTSII + Planar 50mm/f1.4
プリントはもう少し明るいのだけれど、スキャンしたら黒っぽくなってしまった。

_ 今日のもう一枚


樫村志穂
CONTAX RTSII + Planar 50mm/f1.4
この日は雨で撮りにくくはあったのだけれど、歩留まりはむしろ晴れの日より良い。

_ 今日のさらに一枚


木嶋のりこ
70年前のライカで撮ったネガに一番当たりが多いってのはどう言うことなのだろう。

2009-03-06 低気圧ガール

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 2/27)

マレーシアから来たと思われる団体さんがぞろぞろ。
がつがつ観光せず、何となくおおらかでのんびりした感じ。

雲が低く垂れこめて雨模様。 レインボーブリッジの橋脚すら霞んで見える。

この冬一番の冷え込みとかで、タワーに来る人の服装も真冬に逆戻り。 コートやダウンジャケットをクローゼットから引っ張り出したらしく、展望台の中には防虫剤の臭いが漂う。

団体さんが通り過ぎた後は妙に寂しく、景色の見えないこ日にタワーに登る向きも少ないと見えて、展望台内は閑散。 日本語の読み書きが出来る人は更に少なく、ジュークボックスリクエストの集まりも捗々しくない様子。
八時過ぎに突然人だかりが出来てわらわらと書いていったが、人は誰かが書いていると釣られて書いて行くものらしい。 結局八時半に締め切り。

今週も八時にライトアップがダイヤモンドヴェールに切り替わり、展望台内もふっと仄暗く。
景色の見え方も、微妙に変わる。

バレンタインデーと言うものをすっかり忘れていて、前日に思い出した折井。 一週間遅れで手作りのチョコブッフェをスタッフに配ったとの事。
「ハート形がいびつなのが却って手作り感が出ていて良かった」とDJミズノ氏。 むくれる折井

「逆チョコが話題になっているけど、一つも貰えなかった」と折井。 ミズノ氏に向かって左手を突き出す折井。 うろたえるミズノ氏。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナー。
「今日は一寸寒くないですか?」とホットミルクを頼む折井。
ミズノ:「『今日は』って、いつもじゃないですか」
オリイ:「好きなんですよ」

このあたりの遣り取りも楽しい。

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ 3/6)

低気圧ガール 折井あゆみが呼び寄せた低気圧で夕方までは春の嵐だったが、七時を廻った頃にはカラリ晴れて、千葉の果てまで見渡せる澄んだ空気。
雨に洗い流されたあとの夜景は、いつもより美しいような気がした。

机の上に置かれたノッポン兄のぬいぐるみ。 今夜は虫の居所が悪いらしく、倒れたり立たせたり、また倒れそうになったり立たせたり。

折井の自己紹介。 「AKB48と言うアイドルグループを卒業して・・・」のくだりで、「スゲー!!」と驚き、身を乗り出してしげしげと眺めて行く客が増えた。
初めは「なんだアイドル崩れか」的な反応が多かったが、この一年でかなり風向きが変わった。

嵐の後でもあり、タワーに登る人は何時に無く少ない。 展望台内に人影がまばらな日でも、他に座るところが無いのでカフェ・ラ・トゥールにはそれなりに客が入っているものなのだが、今夜はつ離れしない入り。
勢いジュークボックスリクエストも少なく、八時半過ぎまで引っ張っていた。
それでもリクエストが多ければ多いなりの、少なければ少ないなりの進行が出来るようになっているので、折井の喋りは安定しているし、話題に詰まる事も無い。
リクエストが少なかったお陰で、高校時代に三者面談で担任から「折井は食べているか笑っているか寝ているかのどれかですね」と言われて進路の話を殆どせずに終った話や、東京タワーのイメージガールとして浴衣を着る仕事の日に下駄を忘れててんやわんやなんて話を聞くことが出來た。

AKB48時代は「あゆ姉」と呼ばれ、お姉さん的な役割だったけれど、こうして一年から見ていると、それが求められ担わされていた役廻りであって、必ずしも折井そのものの個性では無かった事が判る。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、何故かメニューが用意されていなかったが、「もうメニューは憶えている」と豪語し、イチゴプリンサンデーが美味しいのだけれど、食べ乍らは喋れないのでと前置きしつつ、頼んだのは今週もホットミルク。
「『今週は』って、いつもじゃないですか」と突っ込むミズノ氏に
「地上150mで飲むホットミルクはねぇ、たまらないよ。」としみじみ語る折井あゆみ。

3/11の水曜日、大展望台のウェンズデーライブに星野みちるが登場する旨、折井から告知。
どう紹介するかに興味があったのだけれど、映画「受験のシンデレラ」の主題歌を歌っていた事に触れた後で、「私の尊敬するアーティストであり、親友の星野みちるちゃんが、初めてウェンズデーライブに登場します。」

「尊敬する」の部分を前に持ってきて強調していたのが印象に残った。


2011-03-06 縮小再生産

_ ぱすぽ☆ 〜私達、そのうち世界へフライトします!ツアー〜@イオン与野(3/5 3部)

祖父の命日が近いので、展墓を済ませてから与野へ。 二部が終わったばかりの中途半端な時間に着いてしまい、フードコートで時間を潰して三部のみ観覧。

イオン与野は、鰻の寝床のような細長い敷地のショッピングモールで、その中ほどのエスカレーター脇の吹き抜けに仮設舞台を設えてのイベント。 良く言えば、サンシャイン60の噴水広場を小さくしたような。 縮尺としては、東京駅に対する深谷駅、京都の清水寺本堂に対する上野公園の清水観音堂みたいな感じ。
普段はたただの床であるところに、1.5m×2m×30cmくらいの台を、前4枚後ろ6枚並べて、上手下手に踏み台を付けただけの簡素な舞台ではあったが、手抜き無しの4曲。

舞台正面にはかぶりつきから5列くらい固定客がびっしり。 一般の買い物客や親子連れは舞台袖や2階3階から見ていた。 スペースの都合なのかもしれないが、新三郷で見られた親子連れや女性の優待スペースは無し。
イベント告知のポスターは、実際にイベントをやっている場所からは一寸離れた掲示板に小さいものが貼られているくらいで、舞台周辺には殆どなく、開演直前に注意事項などを伝えるためにスタッフがマイクを取る以外は音声での告知も無く(ウグイス嬢の場内放送はあったが)、告知に遺漏がありすぎて何時から誰が何をやるのか一般客にはまるで知られておらず、折角足を止めた客が何だかわからずに立ち去る光景を厭になるほど見せられた。 イベント前にスピーカーから流れる曲も、ぱすぽ☆では無い何か。
メジャーデビューと言えば聞こえは良いが、ジョリーロジャー時代と較べるとイベントの運営が拙劣に過ぎて涙が出てくる。
限られた固定客からの収奪に徹するなら、閉鎖環境でやりゃ良い。 ショッピングモールでイベントを打つ意味を、ユニバーサル側が判っていないってのがどうにも遣り切れない。
新三郷でのイベント時に、周辺店舗からの苦情でコールなどが禁止になった訳であるが、今回はその教訓が全く生かされておらず、イベント前の主催者側からの諸注意では触れなかった。
前のほうの客は自制していたが、後ろの方の騒ぎたいだけの客はお構い無しの乱痴気ぶり。
東京ガールズコレクションと重なって事務所の方も手が足りなかったのかも知れないが、見ているだけで何もせず。

三部のセットリストは、少女飛行→自己紹介→Pretty Lie→LALA LOVETRAIN→ウハエ。
岩村捺未が体調不良でお休み。 佐久間夏帆が卒業式の為、二部から。 藤本有紀美も卒業式で三部から。 三回とも人数が違う変則的構成。 舞台が狭過ぎる為かバミリも無く、目測で間合いを計って踊っていたのには驚いた。
後ろに下がると振り乱した髪が壁にバチバチ当たるような、隣のクルーと肩が触れ合うくらいの狭さなのであるが、激しく踊りつつ歌ってもギリギリで見切ってぶつからない。
一階で後ろから見ていた客には判らなかったと思うが、2階3階から見ていた客には、この凄さが伝わったのではないかと思う。

岩村捺未が跳ぶところは槙田紗子が跳んでいて、知らなきゃ人数が少ないのなんざ判らないし、ウハエの間奏部分の激しいダンスも少女飛行のコロコロも平然とこなしていたり、この糞狭いところでよくやったものである。 怪我無く終わって良かった。

あまりに平然とやっているので、凄い事をやっている割にその凄さが伝わり難い。
この「判り難い凄さ」が私は好きなのだけれど、一寸勿体無いな・・・とは思う。

_ レスなど

@香菜さん
ファンとして見た場合の「黒髪に合う」ってのも意見としては有りだと思います。
しかし、それとは別に、役者としての分別としての黒髪ってのもあるのです。 どんな役が来ても対応できるように、身繕いをしておく分別。
爪にしてもそうなんですが。 これはまぁ、別項にて。

_ Men's Knuckle カズアキの目指せ1000人斬り!(公開生放送 3/6)

放送十回記念で公開生放送をやるてんで原宿へ。
竹下口から竹下通りの人波を掻き分け、整列開始時間の少し前にニコニコ本社前に到着。
開演30分前に整列開始。 抽選で整理券を引き、並びなおしてから入場。 並んだのは40人凸凹。
放送開始の少し前に出演者がスタジオへ。 司会なので当たり前っちゃ当たり前なのだが、戸島は入念にあれやこれやをチェック。
黒くしたという髪の色は、黒というより焦げ茶で、暗くしたと言った方がより適切。
ゆったりした衣装ながら襟ぐりが広くて鎖骨も顕わ。 スカートも例によって丈が短く、ありがたいような困ったような。

普段は対局と別の部屋で解説をしているのだけれど、今回は隔離せず同じ部屋の中と言うことで、藤沢先生もやりにくそうだし、戸島も戸惑っていた。
やりにくいのは判るが、手持ち無沙汰で突っ立ってるのは頂けない。 心此処に有らずと言った感じで、呆けたような顔をしている事がままあった。
これはまぁ戸島本人だけではなく、製作する側が思いつきで立てた企画を細部まで詰めずにやっているからでもある。
司会の仕事そっちのけで対局に没入してさまざまな表情を見せる戸島ってのは、戸島目当てで見に行った我々にとっては面白い見世物ではありつつ、囲碁番組の司会者としては褒められた仕事ではない。

もう一つ気になったのは立ち姿の悪さ。
踵重心になってしまっていて、腰が前に出て肩が後ろに引っ込んで、首が前に出ている。 なで肩なところへ持ってきて首が長いので、極端に書くと猫背な伸びかけのろくろっ首みたいな感じ。
これでは着物も似合わないし、すぐ着崩れてしまう。

全てが駄目だったかというと、そんな事は無く、司会としてやるべきことがはっきりしている部分では、しっかり仕切れていたし、帰りに芝居のチラシを配る際の、公平になるようにするモラリストぶりも好感は持てた。

何と言うか、戸島が仕事をしていないと言うより、戸島にさせる仕事をはっきりさせていない。 戸島を活かしきれていない感じがした。
それぞれに役割を分担させて成り立っている番組で、記録のお姉さんや藤澤先生を対局に駆り出してしまい、その担っていた役割を戸島が代わりにやるべきかどうか、企画段階ではっきりさせていないから、いざ始まるとどうして良いか判らなくなって思考を停止してしまう。 思考を停止して対局に没入してしまう戸島も戸島だが、そうさせてしまう側に、より問題があるように感じた。

前述の通り戸島の様々な表情は見られたし、対局そのものは面白かったけれど、番組の造りとしては惨憺たる物であり、愉快なような不愉快なような、面白いような面白くないような、なんとも言えないもやもやした一時間半であった。

_ bump.y『卒業までに・・・』リリース記念イベント@ららぽーと豊洲(3/6)

原宿から地下鉄を乗り継いで豊洲へ。 イベント開始直前に現地着。 正面の階段席が有料観覧スペースになっており、ほぼ満員。(注:「有料観覧エリアは無かった」との指摘を頂きましたので訂正します) ももクロの時と同様、最下手の部分が家族連れに無料開放。 左右と後方は無料観覧スペース。 イベントが始まると、まんべんなく人が張り付いていた。

voice → 二人の星〜離れていても〜 → 卒業までに・・・ の三曲の間に自己紹介と「休みの日にすること」の話を挟んで淡々と進行。 あっさりた構成でありつつも、充足感はある。

驚いたのは、歌入りオケを使わず、完全に生歌で勝負してきた事。 これが良い。
以前と較べると振り付けも歌も、それなりに上手くなっていたし、振り付けが穏やかな分、マイクと口とがきちんと正対する形で持てていた。

宮武祭以外の5人は揃って底の厚い(高い)靴を履いており、宮武祭の小人感が際立っていたのだけれど、この小人が振り付けも歌も一番安定している。

自己紹介では、一般客に、松山メアリは「19歳!?」と驚かれ、宮武祭は「11歳!」と驚かれ、高月彩良は「13歳?」と驚かれ、桜庭ななみは「桜庭ななみ!?」と驚かれていた。

立って騒いで観る曲でも無いのに、子供もいるのに、とりあへず立ってしまう客のオタンコナス振りであるとか、それを嘲笑的に見て貶しつつ写真を撮る民間人とか、不快な部分はあったが、bump.yそのものは良かったのでもやもやした一日を後味良く終える事ができた。


2016-03-06 R.I.P.

_ PIP定期公演(28.2.28 石川小室空井濱野瑞野卒業)

寝て起きて気が付いたら予約フォームは既に公開されており、慌てて申し込んだが後の祭りで81番。
例によって予約するだけして来ない手合いと立ち見の良い場所を取ろうとする人々のお陰で椅子にはありつけた。
立ち見も含め、ほぼ大入りの盛況。 葬式でも賑やかな方が救いがある。

前半のバラエティ番組部分は、後半のライブに時間を割きたいとの事で短く30分。
メンバーには「PIP年表クイズ」と言ってあったようだが、蓋を開けてみると例によって差し替え。 「クイズ卒業メンバーに聞きました」で澤村、高城、福田が登場。
福田は落ち着きが増し、澤村と高城は磨きが掛かっていた。

濱野智史が一筋縄では行かない連中しか採っていない事もあり、辞めた連中の書く「答え」もメンバーの想像して当てに行く「答え」もなかなかの物で、最後だと言うのも忘れて笑わせて貰った。
ネタの爆発力は意図したものもしないものも小室が頭抜けて凄いのだけれど、滑った後の石川の受け身のうまさが光る。

そして瑞野の「常識的対応」の完璧さ。
これがあるので他の連中もボケやすいし与太も飛ばしやすい。


後半はライブ。 開演前の影アナは全員で。 休演が予め発表されていた豊栄を含む六人の卒業公演と言う位置付け。
山下の出演は「未定」となっていたが結局最後まで現れず。
この「未定」と言うのも連絡が取れずに未定になった訳ではなく、出演の可否を訊ねたところ山下から「未定としておいて欲しい」と頼まれた由。

山下は自分の中では理屈として通っているのだとは思うが、それを他のメンバーと擦り合わせる努力を客の目に触れる形では全くと言って良いくらいしておらず、今回が実質的にPIPとして開催する最後のイベントとなるにも関わらず「残る人」としての最後の説明の場も放棄してしまった。

影アナの段階で既に何かを刺激されてしまったのか意味の汲み取れない奇声を発して騒ぎ始める客もちらほら。
こうした「高まり無罪」系の客の何割かは物販に於ける接触が主目的であり、それ以外のすべてを弁当幕扱いしてしまう。
ライブは無料にして客が金を落とす機会を接触営業に集約してしまった事が客民度を下げた事は否めないし、多種多様な趣味嗜好の客の棲み分けを図ろうとした試みによって一定の治安は保たれたにせよ、根本的な部分では失敗であったと思う。
濱野智史がこれについてどう考えているのか知りたくはあるが、そう言う機会ももう無いのだろう。

「Baby! Baby! Baby!」→「アーモンドクロワッサン計画」→「禁断のカルマ」
2014年6月15日に田町のSHIBAURA HOUSEで行われたお披露目の日に初めて客前で演った曲を演った順に。
あの日の3曲はなんとかみられる物に仕立ててきた感じであったが、一年有半を経て、きちんと見世物になっていた。

「ハート型ウィルス」(小室・石川・瑞野)
この曲の為に色違いのタンバリンを三つ買っていたと記憶しているが、今日は使われず。

「てもでもの涙」(濱野・空井)
体調不良で休演することが多く、出演できても体調が万全ではないこともまま有った濱野。
歌で金の取れる連中が軒並み辞めてしまう中、伍して歌える面子も限られてしまい、ユニットコーナーでの出番も少なくなってしまっていたが、最後の最後でたっぷり聴く事が出来た。

全員出てきて「RUN RUN RUN」から間繋ぎMC。
調子の悪いマイクを交換していたが、専門のライブハウスでは無いところは割り引くにしても、レベルを上げていないだけなのか死んでいるのか判断が遅い。

「誘惑のハートビート」
四つ打ちの佳曲。 なぜこっちを音源化しなかったのか理解に苦しむ。
濱野舞衣香がこの曲に手古摺りつつ歌いこなして行く過程を見ていられたのはPIP: Platonics Idol Platformを見に来ていて良かった事の一つ。

「選ばれたから」
オケを魔改造して5人分の二番の歌詞のみで再構築した特別篇。
歌えども歌えども終わらず、さながら鉄道唱歌。

「きっとぐっとサマーデイズ」
歌いっぱなしても息が上がらなくなった。
泣いたり笑ったり忙しい小室。 将に「今泣いた烏」。

「PIP Move On!」
この曲の昭和19年頃の軍歌のような空元気には全く感情が揺さぶられないままだった。
PIP: Platonics Idol Platform のオリジナル曲も好きなものからそうでないものまで色々有ったが、「駄曲」と切って捨てられるのはこの曲のみ。

「僕を信じて」
「桜のまた咲く日まで」

濱野智史は信じられないし、PIP: Platonics Idol Platformも桜が咲く季節を前にして瓦解してしまった。

最後の曲を歌い終え、一礼して去る。 裏に引っ込むや否や嗚咽とも悲鳴とも嘆息ともつかぬ声が響く。 小室志織だった。

「10年桜」
「最後なのでメンバーの名前でお願いします」的な予定調和のアンコールの後、初期衣装を模した紺ポロシャツをで出てくる5人。 本当はこれと一緒にしつらえたメンバーの名前入りタオルを持って出てくる筈だったようだが、見事に忘れていた。

先月の定期公演ではリーダーの石川からの発表のみであったので、改めてそれぞれから辞めるに至った経緯や今後など。

元々裏方志望であった、と瑞野。
舞台の上と下、表と裏の両方を知っている裏方と言うのは実に貴重な人材であり、石橋のイベントの裏方でも何でもサークルではなく金銭の動く仕事としての現場に潜り込んで欲しい。
舞台に立った経験に裏打ちされた聡明さと謙虚さは、必ず役に立つと思う。

空井は内定を蹴ってPIP: Platonics Idol Platformに入った訳であるが、就職した同期には何をやっているのか話す気にならない時期が長かったとのこと。
CDを出して漸くと言うから、PIP: Platonics Idol Platformとして活動したほぼ全てが鬱屈期であった事になる。
今後どうするかは未定であるとの事だが、喋る仕事は向いていると思う。

小室は嗚咽交じりと言うかほぼ嗚咽で何を言っているのかよく分からない大平正芳の答弁のような感じ。

・辞めたくはなかった
・アイドルは続ける
・今後の事は決まっていない
・違う場所に行ってもよろしくお願いします

大意を汲むとこんな感じ。

濱野舞衣香は休演が多かった事について自虐的に。
「健康になりたい」「長生きしたい」
今後も何かしら活動はしていきたい由。

石川はもうすぐ映画の撮影が始まるが、仕事で地元に帰れるようになる迄、まだまだ頑張るとのこと。

山下以外全員卒業により、PIP: Platonics Idol Platformが事実上の瓦解に至った経緯については、傷つく人が居るかも知れないとのことで多くは語らず。
これはまぁ仕方がない。
説明はなされるべきだと思うが、それは石川の仕事ではない。

「タンポポの決心」で〆。
長いようで短く、短いようで長いPIP: Platonics Idol Platformの一年有半が終わった。

山下が残る形になるのでPIP: Platonics Idol Platformが消えて無くなる訳ではないが、歌って踊る部分は覚束無い、運営業務も担っていない、グループどころかセルフプロデュースも出来ていない人に何が出来るのかは考えなくても判る。
改めて何かが始まるにしても、これまでのPIP: Platonics Idol Platformとは全く別のものにはなるであろう。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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