朝起きたら既に10時になっていて、慌てて病院へ。 受付が11時迄なので、駅迄タクシー、駅からタクシー。 ようやく間に合ったが矢鱈と混んでいて、診察は12時過ぎに成ってしまった。 傷口の消毒と軟膏の塗布だけですまされそうになったので、指の腫れが引かない事、皮膚感覚が怪しい事、痺れが弱くなった分鈍痛がする事、等を説明して指を延ばす為のギブスを造ってもらい、神経を伸ばす薬の処方箋を書いて貰い、労災の申請書類の書き方を聞いた。
その足で会社へ、機械は昨日になってようやく直ったのだそうだ。 こっちは当分治らないが。
労災の書類に必要事項を記入して貰い、私がいない分負担がかかる同僚に詫びをいれて退社。 来週末迄とりあへず休む事になった。 そして、ボーナスも出た。 とりあへず出た。
帰りに四ッ谷のモールへ行き、木村伊兵衛や桑原甲子雄が影響を受けたと言うフランスの写真家ウジェーヌ・アジェの写真集を買う。 3140円、佳し。 二階のギャラリーでやっている「平岡三和写真展-ワレ、ナニモンジャ-」を三たび見る。 同じ写真展に三度も足を運んだのは初めてだが、それだけの価値は有る面白い写真展だった。 曼陀羅の様に重層的且つ幾何学的に並べられた写真は、見る度事に新しい発見が有る・・・様に私には思われたのだけれど、「見づらい」「判りにくい」と言うような感想が少なからずあったのだそうだ。 作者の意図は私の感想と合致していたそうで、他の客をうっちゃらかしてその辺りを(私には珍しく)熱く語り合った後、名刺を貰って帰って来た。
帰りのバス停で、孫と思しき子供を二人連れた50がらみのおばさんが列の先頭に・・・と言っても二人しかいなかったが、に、なし崩しで割り込もうとしたので「奥さん、お並びになったら如何ですか、列が有るんですから。」と言ってしまってから、自分が山の手言葉を喋っているのに気がついた。 我ながら器用な奴だ。 こういう時に下町風の巻舌になると絡んでいる様にしか見えない。
本のページの「小説(戦後篇)」を更新。
昨日掲示板に書いた内容がそのま流れて行くのは惜しくなったので、「文庫・新書」にその文章を挿入し、て・に・を・はを直して更新。
日記も六月分を別にした。
仕事帰りに鷺ノ宮へ。 今、一番撮りやすくて、撮っていて楽しいのは、ピースモアで撮る阿部千明。
見た目より繊細な神経の子なので、ホームグラウンドである鷺ノ宮で撮るとリラックスして良い顔になる。
客の人数も頃合で、面子も常識のある人達だったので、和やかに撮る事が出来た。
今日のカメラは
コンタックスRTSII+ミール20mm/f3.5、ディスタゴン35mm/f2.8、プラナー50mm/f1.4
ベッサR+キャノン35mmf2、ズマリット50mm/f1.5
アルサフォト Le Maine Is(Som Berthiot 45mm/f2.8)
マミヤM645+80mm/f2.8
フィルムはいつも通り、35mmはコニカパン100、ブローニーはアグファAPX100
月曜の昼にフィルム現像まで終らせて、来週末にはプリントしたい。
大きなお土産をいただいて帰宅。
おみやげと格闘して徹夜。
抽選良く、二列目上手柱内。 うみのひシートの隣を確保。
二曲目の「涙の湘南」の出だしで、ドンデン(入り・掃け用の回転扉)にセリが引っ掛かって破損。
曲終わりまで演って、一旦幕。
点検の間、メンバーが幕前でトークショー…の様なもの。 怪奇派の客を一々拾わない方が良い。
点検終わって三曲目から再開。 あとは恙無く進行。
いつもは見えない上手寄りのメンバーを中心に観覧。
春先あたりまでは、あまりの動きのクドさと、感情移入過多の歌い方から「ザトペック唱法」などと呼んでいた駒谷だが、肩の力が適度に抜けて綺麗な動きになっていた。
曲ごとに変わる浦野の表情が面白い。 ふと見ると客の人定をしているようなそぶりを見せたりしているのがちと恐ろしい
抽選は最悪に近く、何とか上手柱前の立見二列目を確保。
世界のまえっち先生越しに高橋みなみを見る事が出来たのは貴重な体験であった。
「恋のプラン」後のグダグダトークコーナーでの、星野の発言が興味深かった。
カラオケで何を歌うかと聞かれた星野は「バラード」と一言。
今のセットリストで、星野が一番星野らしくあるのは、聴かせる曲がそれしか無い事もあるが、「だけど…」だ。
折井とのユニゾンも良いのだけれど、ソロパートが無いのが重ね々々残念。
星野のバラードが聴きたい。
アンコールで浴衣に着替えた渡邊が二つ縛りにしていた。好感度過去最高。
浴衣で踊る部分は、それに合わせて抑制された動きになっているのだけれど、峯岸の動きがたおやかで美しい。
酒田へ行こうと思い立ったが切符を買う時間が無く、AKB48の夜公演が終わってから上野駅へ。
寝台に乗ろうと思い立ったら大雨で運休。
その煽りで酒田行きの夜行バスも満席。
新庄行きに空きがあったので、新庄から陸羽西線で酒田に出る事にした。
順調に行けば8時過ぎには着けそう。
私が見たい面子がズラリ並んでいるので朝から並んでみる。
私の好みと世間一般の需要とはズレがあるようで、昼夜のチケットを確保する事に成功。
入場抽選はそれなりで、見たい所が見渡せる席には何とか座れた。 遠いので飛び道具を出したり引っ込めたり。
野呂と佐藤の掛け合いと、小林の小林っぷりを見られるだけでも早起きした価値はある。
但し、頭の切れすぎる戸島が小林が暴走する兆候を察知して止めてしまうので臨界には至らず。
野呂と佐藤のコントは、これ迄の内輪だけで受けるネタではなく、より普遍的な面白さを志向したものになっており、きっちり笑わせた上でちゃんとオチまで付けていた。
自己紹介の際に小芝居を挟む佐藤と、間で笑いを取る野呂の個性の違いを上手くコントにも生かしている。
大江の髪の色が明るくなりすぎていて驚く。
大江と高橋をこれまで対比させて見た事はなかったので、こうして同じパートを演るのを見比べると面白い。 マイク音量の上げ方の所為も有ると思うが、マチネでは増田の歌の音量が勝ってしまっていて少々バランスが悪かった。
奥の手が大きくなっていた。 顔も益々大人びて来ているが、言動からも思春期の香り。
「僕とジュリエットとジェットコースター 」は川崎、佐藤(由)、佐藤(亜)。
佐藤(由)が入ってピリッと締まる。
今日は小林が良く喋る日。 一生懸命話を膨らませたり、纏めようとする努力がドタバタを生んで行く良質の喜劇。
流れでピンクが好きだとかどうだとか言う話になり、濃いピンクが好きだと主張する成田、それを真っ向から否定する小林。
「濃いピンクってショッキングピンクですよねぇ」
では、何故ダメなのか
「ショッキングな感じがするじゃないですか。」
なんだか判らない。
話の流れで大堀はエロいとかなんとかそんな事になり、初めて来たお客さんに「大堀=エロ」なんて印象を持たれたらどうするんだと困惑する大堀には構わず
「めぇたん(大堀)はいつからエロいの?」
数をかぞえさせると「1.2.3.たくさん」と答えそうな大雑把な小林の把握だと
「エロい=セクシー → キャラクターを確立している → エライ」
となるらしい。
そんな流れの中、口数は多くないものの要所々々で重要な一言を発する佐藤(由)。
楽しそうな顔をして歌って踊って良い曲の小林は実に楽しそうで、こちらが抱えている懊悩の全てが馬鹿々々しくなる位の多幸感を得られる。
もう10年も前になるだろうか、椎名がこんな事を言っていたのを思い出した。
「クスリなんか無くても、自由に飛べるじゃありませんか。」
籤運良く、早めに呼ばれて4列目。 もっと前のほうの席はより良く見えるが、音を聴くには3列目4列目辺りが良いようだ。
マチネでは髪の色が明るすぎるように感じた大江だったが、「ヒグラシノコイ」の白い衣装を着た大江はビスクドールのような無機質な美しさで、息を呑む。
増田の強い声と大江の優しい声のバランスも上手く取れており、見応え聴き応えのある一曲になっていた。
本日一番の収穫。
「愛しさのDEFENCE」は駒谷と入れ替わりで今日は佐藤(N)。
この曲はダブルキャストになっている3組6人の誰が出て来てもそれなりに面白く観られる。
基本的な部分がきちんと出来た上で、それぞれがそれぞれに自分なりの味を付けている。
「向日葵」では、マイクの角度を口に正対するようにこまめに調整しながら歌う大堀に感心した。
決して表情には出さず、マイクに掛けた手だけが動いている。
「お祭りの出店は何が好きか」とか何とかそう言うお題での話。
「ケチャップがたっぷりのフランクフルト」と大堀。
この話そのものに深い意味は無いと思うが、セルジュ・ゲンズブールがフランス・ギャルに書いた「Les sucettes」に込めた暗喩を思い出した。
「お祭りの雰囲気だけを楽しめ」と言う家訓で、出店で物を買った事が無い戸島。
青い血が流れているのか、そこまで行かなくても「ドナウの水を数滴ふりかけて」と言う感じなのかな・・・と、ふと思った。
「どんな部活をやっていたか、またやってみたいか」と言うお題での話。
例によって「テニス部の部長をやっていた」と自慢げに話す小林。
では何かテニスに関する豆知識を披露しろと言われて、自信満々に
「雨の日はコートで練習できない」
こんなオカシナ事を言いつつも、戸島は甘えるのが上手いと言う話に脱線しかかると「今は『甘え部』の話じゃない」と軌道修正し、話も上手く纏めていて驚いた。
佐藤と野呂のネタ披露。 ソワレは「オーディション」
普遍的なネタと内輪ウケのネタをバランス良く混ぜていて、一見さんもおいてけ掘を喰わないし、馴染みの客も納得。
内輪ウケと自虐ネタはやるなと言われているらしいが、要はバランスの問題だと思う。
行く先々の水に合わせてネタは変える物であって、濃い客の前で濃いネタを演るのは悪い事ではない。
一般客の前で演る事も視野に入れているなら、普遍的な笑いの要素のある短いネタを幾つか作って、それを組み合わせて演ると客筋や持ち時間に合わせた調整が出来る。
秋元が見たい。
今回は真面目に。 小林の来し方行く末について考える。
まず、今の心境を絵に描いて貰う。
画用紙の真ん中に小さく自分(・・・らしきもの)を描く小林。
曰く、「すべてをリセットして1からやり直すという意味です!!」
そして、撰ばれし30人に入れなかった小林の脳内で開かれた緊急会議の詳細が語られていく。 小林は何時に無く神妙な面持ち。
花のモン・パリで浮かれ気分、己惚れのぼせて得意顔だったのが遠い昔のように憔悴した小林が痛々しい。 あれも努めて明るく振舞っていたのではないかと思わせる、沈鬱と言うより虚無に近い表情。
内容をかいつまむと
・選抜のコたちはみんな細かったからダイエットをはじめた
・写真写りが悪い
で、最終的な結論としては
・人に優しく
小林が正しい漢字を綺麗に書けてしまうのは、「死に至る病」としての絶望の深さによるものなのか、それとも以前教えてもらった書道が思わぬところで生きて来たのか。
小林の「人に優しく」と言うのは、心を開くまでに時間が掛かり、それがぶっきらぼうで冷たい感じを相手に与えるのを何とかしたいということであるが、これは握手会で客に与える印象が悪い等、アイドルの接客業の部分に係る瑣末な問題ではなく、先日の東京タワーでもそうであったように「やる気が無い」「出来ない」"ように"見えてしまう第一印象の悪さを何とかする方向で考えて頂きたい。
小林が寧ろ優しいと言うのは、他のメンバーのブログ等で語られている通りなのであるが、それは或る程度打ち解けてから先の話であり、その"打ち解けるまで"が問題なのだと思う。
もはや勉強しているばやいではないと言うことで、この連載も小林を世界的大スターにする方向へ大転換。
さらにコアに突っ込む次回更新は7/23予定・・・とのこと。
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