寝ないでそのまま都内某所へ行って昨晩撮ったフィルムを置いて、その足で芝公園へ。
天気は快晴、風があるのが救いだけれど、今日も暑くなりそうだ。
早目に着いたのでベンチに腰掛けてうつらうつらしているうちに常連客やスタッフ氏が到着。 世間話をしているうちにモデルさん2人をつれてかがわ社長が到着。
今日は他の業者と被っていなかったので撮影場所選択の自由度が高かった。 東京タワーをバックにして撮った後、木陰で撮影。
今日のカメラは
コンタックスRTSII+ミール20mm/f3.5、ディスタゴン35mm/f2.8、プラナー50mm/f1.4
ベッサR+キャノン35mmf2、ズマール50mm/f2、ズマリット50mm/f1.5
ライカD−III+上海エルマー50mm/f3.5
アルサフォト Le Maine Is(Som Berthiot 45mm/f2.8)
クララスMS35+ウォォーレンザック・ラプター50mm/f2
マミヤM645+80mm/f2.8
フィルムはいつも通り、35mmはコニカパン100、ブローニーはアグファAPX100
2人とも撮りなれていないモデルさんだったので、徹夜明けの頭で出した指示が上手く伝わったかどうか、上がりを見てみないと判らない。 楽しく撮れたので来た価値はあった。
給料日後なので御成門から八重洲口までタクシーで移動。 上越新幹線にのった途端に寝てしまい、起きたら新潟。
在来線ホームの様子がおかしい。 電光掲示板に「いなほ」の文字が一つも無い。 「本日のいなほは全面運休」と言うアナウンスが流れている。 東京ではそんな情報は無かったのだけれど・・・。 途中で何か放送があったのかもしれないが、こっちは寝ていたからなぁ・・・。
大宮まで戻って山形新幹線に乗ると何とか最終に間に合う様だったけれど、陸羽西線も最上川が増水したら止るのは眼に見えている。 各方面に電話した結果、新潟在住のSHIP客である こばひろ 氏の車に便乗させてもらう事になり、夜の土砂降りの中を走るのは危険だと言う事で、翌朝に出発する事にして、こばひろ邸に一晩泊めて頂いた。
農家で広いとは聞いていたのだけれど、想像をはるかに上回る豪邸で吃驚した。 玄関は広く、正面が客間、右手に居間と台所、左手に仏間。 廊下や便所の壁など、いたるところが板張りなのだけれど、殆どが柾板。 客間と仏間の仕切りは襖ではなく杉の板戸。
徹夜明けだったので8時には床に就いて、朝の6時まで熟睡、怪我の功名で骨休めが出来た。
_ 漸く携帯からの更新が可能になった。
夜行バスで新庄へ。
いつもは寝られなくて辛いのだけれど、寝不足と疲労で山形までほぼ熟睡。
新庄から陸羽西線に乗ったら、客は私一人。 南野まで来て、漸く三人乗った。
もうすぐ酒田着、先ずはケルンでモーニングだ
駅前の大木屋にて、かけうどん。 金420円也。ラーメンと同額。
この店のうどんはかけのみ。
具は人参とごぼうを拍子木に切って筏に並べた天ぷらと青菜の茹でたのて刻み葱。
これがラーメンの丼で出てくる。
化学の力が漲った味だったが、面白いものが食べられた。
柳小路のケルンでモーニング。
サラダとベーコンエッグとトーストとコーヒー。 旨い。
水だしのアイスコーヒーが始まっていた。 あとでもう一度。
突き出しはハモの煮付けと青菜のお浸し。 おまけで夏イカの耳の刺身(皮つきのまま細造り)と中トロの切れ端を三切れ。
酒はいつも通り「いいやつを」でお任せ。
シタビラメ、ヒラメ、オーヨ、モーヨ、カヤカリダイ、ワラサ、マグロ(赤身)、オーヨの漬け、カワハギ(肝を添えて塩で)、ガサエビ、アマエビ、生シャコ、オキニシ貝、トロ(炙り)、ネギトロ、アナゴ等、18カン。
味噌汁は白身のしんじょとイギス。
美味しくいただいた。
台町を撮っていたら本降りになり、荷物を減らして仕切り直し。
浜田の裏路地を廻ってから寺町。 台町に戻って残りを撮っておしまい。
川辺の館に寄って、挨拶がてら紅茶を一杯。
今日使ったのはベッサR+ズマロン50mm/f3.5と、ベセラー・トプコンD−1+アンジェニュー35mm/f2.5
フィルムはベッサがTri-X、トプコンがコニカミノルタパン100。
ケルンに始まり、アイライフ→しばらく→川辺の館→仏壇のさとう→ジェラートのモアレと廻って色々と。
また来月。
去年の折井も客筋の悪さには泣けて来るくらいだったし、実際私も泣きを見たのだけれど、あれは一極集中であった分、まだ救われていた。
今年は梅田がレギュラー、代打で秋元・増田・小林とチームKの連中が出てきているのだけれど、軒並み折井以上に客筋が悪く、今日はその極大日だった。
曲が掛かっている間はまだしも、梅田が喋ってようが何してようがお構い無しに新参古参の別無く高声でくっ喋ってゲラゲラ笑っている。
それでいて梅田に手を振って反応を求めてみたり、梅田のトチりに大声で突っ込みを入れてみたり。 AKB48劇場そのままの無作法が持ち込まれている。
この手の輩は梅田そのものには用が有っても梅田の仕事はどうでも良く(いや梅田に限らず増田にしても小林にしてもだが)、対象にアイドルの接客業の側面しか求めていない。
AKB48が「そう言う客」向けの営業に血道を上げてきた結果、「そう言う客」しか残らなかった。
残らなかったというか、「そう言う客」を作ってしまった。
少し早めに押上へ。 今日は表題の通りの特別編成で木戸銭なしの無料開放。
そんなこともあってか、札止めとまでは行かぬまでも結構な入り。
高校生組も試験期間終了、東京近郊在住のメンバー総出演。 3期までのメンバーはピンク迷彩のスカートにメグイアイTシャツ、足元は黒のブーツ。 4期生はチュチュみたいなスカートにメグリアイTシャツ、足元は編上靴。 山田渚はシャツイン、岡崎みさとはキュッと結んだり、Tシャツの裾はそれぞれが趣向を凝らしてアレンジ。
ダンスレッスンをしてからのライブと言う事で、三期までの「いつもの五人」はいつも以上に揃っていたし、四期の二人も目に見えて動きが良くなっていた。
まだまだ上手いと迄は言えないが、大分カタチにはなってきたし動きにもキレが出てきた。 何より表情が良い、生きている。
本日の主役であるところの山田くんは衣装替え以外は出ずっぱりで、三期と四期が出たり入ったりする構成。
裏でやるレッスンはレッスンで大切なのだけれど、客前で演るのが一番の稽古になる。 対バンのライブだとまだ戦力にはなりにくい状況にある四期のメンバーもここでなら出る機会は有る訳で、舞台に立つ機会を大切にして欲しい。
山田くんの二十歳の抱負は「宿題をやる」であったり「平仮名を書けるようになろう」であったり、「苦手な平仮名は"ね"と"れ"と"ぬ"」であったり、与太郎感たっぷりではあったが、物心ついてから台湾海峡を渡ってこちらに来て苦労してきた訳で、それを考えるとなんともいじらしい。
ソロ曲の「迷宮Fantasia」。 客前で演る機会も少ないと思うが、以前見た時より歌いこなせていたし、間奏部分で裏に駆け込んで戻ってきて客席にメッセージカードを(文字通り)ぶちまけたり、山田くんらしさのでた微笑ましい光景。
例によって愛国無罪系視野狭窄馬鹿の乱痴気(これは別項にて)もあり、愉快な事ばかりではなかったが、全体としては楽しく和やかに推移。
次回は8/10とのこと。
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佐藤麗奈
巻頭7ページ、「宇宙にいちばん近い島」種子島で撮った18カット、撮影は細居幸次郎。
撮られ慣れているのが良い方に出ており、カメラの前に気負わずに立てており、直視することも出来るし、意識しつつ視線を外すことも出来る。
屋外撮影分も悪くないが、屋内で弱く柔らかい光を廻したカットが巧い。
6ページ目の2枚に唸る。
佐藤優樹
巻中3ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
モデルを泳がせて撮った、動物写真的なカットのみ、表情が良い。
「超速緊急アンコール」と銘打たれているが、そこまでのものでもなく、政治的な臭いのする煽りには興醒め。
煮ても焼いても食えない素材をとりあへずグラビアとして形にした佐藤裕之の苦心惨憺のみ、評価に値する。
るぅ
巻末5ページ8カット、撮影はTakeo Dec.。
写真としては可もなく不可もなく無難な出来。
構成の妙で見せている。
齋藤飛鳥
巻頭8ページ22カット、撮影は細居幸次郎。
晴れた屋外で撮ったカットは少々塗り絵が過ぎるようなものもあるが、旧公会堂やハリストス教会の辺りから港を見下ろす坂でハイキーに撮ったカットは白昼夢の如く。
屋内で撮ったカットは高いレベルで安定。
終点に着いたと思しき、乗客が降りて行く市電車内で撮ったカットから、夕暮れの浜辺で焚き火。
谷地頭で降りて浜に出たのだろうかなどと足取りを考えつつ見る。
そして函館山の展望台からの夜景をバックにしたカットで〆。
このロケだけで写真集一冊作れるくらいの濃密な8ページ。 眼福。
長澤茉里奈
巻中3ページ21カット、撮影は山口勝己。
1ページ目は4分割、2ページ目をコラージュ的に詰め込んで3ページ目をウエストアップで大きめに。
セーラー服の下に横縞のビキニ、ファストフード店員的な縦縞の制服の下に白のビキニ。
メイクそのものは変えていないと思うのだけれど、頭頂部でサイドポニーっぽく一つ縛りにするのと、サンバイザーの上あたりで高めのハーフツインにするのとでは、受ける印象が異なり、成熟した身体と童顔とのバランスも変わってくる。
紙幅は短いが面白いグラビア。
福原遥
巻末6ページ16カット、撮影はTakeo Dec.。
連載漫画に連動したコスプレグラビア。
原作の世界観の縛りが有るので面白味は薄いが、表情は良い。
子役から上手く大人に成れつつある。
武田あやな
巻頭6ページ15カット、巻中3ページ17カット、撮影はTakeo Dec.。
夏らしく、ほぼ全篇南国の晴れた浜辺で水着。 どう撮っても眩しい状況とあってか、作ったような笑顔にならざるを得ないこともあって
表情は些か単調。
物怖じせずにカメラと向き合えているのは良い。
生田佳那
巻中4ページ12カット、撮影はTakeo Dec.。
美点に成り得るが強調し過ぎる瑕にもなり兼ねない量感のある部分をうまい具合に切り取って見せている。
高橋胡桃
巻末5ページ7カット、うち見開き1か所。 撮影は渡辺達生。
新鮮味は無いがスタジオで撮らせると矢張り巧い。 少々無茶な道具立てからライティングから、中高年向け週刊誌的な味付けではあるが、写真としての質は高い。
南国の浜辺で撮ったような渡辺達生の写真は全く評価に値しない(それは渡辺達生の側ではなく、依頼する側の安直で怠惰な思考に起因するものであるがそれはさておき)と考えているのであるが、こうしたスタジオ撮影となると、必ずしも私の好みではないけれども、払われた代価に見合った以上の写真は出して来ていて毎度唸らされる。
柏木由紀
巻頭8ページ13カット、撮影は渡辺達生。
薹が立って来つつはあり、色々有り過ぎたあれこれが髪の傷みや塗りの厚さに出てしまっても居るのだけれど、それ故に、またこの年頃だからこそ出せる匂い立つ色気と言うものもあり、渡辺達生が巧く掬い取って写真に収めている。
そこそこ上背があって手足も長く、色が白くて皮膚が薄い。 見せたい自分しか客前で出さない頑なさのようなものは疵だが、金の取れないものはお見せしないと言う矜持でもある。
それ故の紋切り型の表情が、今も昔も私は嫌いなのであるが。
面白いのは6ページ目。 ソファに寝転ばせて膝を畳むことにより、体形に於いて唯一の瑕であるところの胴の長さを隠しつつ足の長いのと白いのを効果的に見せている。
最後の最後で胴の長いところも見せているが、吸い付くような皮膚の薄さを感じさせるのはこの部分であるので、これはこれで良いのだと思う。
長い事見て来た柏木のグラビアであるが、褒めるに値するものは初めて目にしたかもしれない。
熊江流唯
巻末5ページ9カット、撮影はTakeo Dec.。
身の丈170cm余、ヒールを履かなくても身体の半分が脚と言う体形を効果的に見せるために腐心。
表情の面白味は薄いがカメラとの向き合い方は素直で良い。
全身が写るカットは水着の上に一枚羽織っており、水着のみのカットはバストアップであったりウエストアップであったり、謎の縛りが垣間見られて後味としてはあまり宜しくない。
# マサ [平成21年11月27日東京タワーに行って来た。 客筋の悪さは変わっていない。 梅田彩佳は曲がかかっている間は ペン入..]