さりとはつらいネ
テナコトオッシャイマシタカネ
よりによって平日ばかりのチームK公演。 「すまじきものは」てぇ奴で、開演ギリギリに着いたがチケットなぞ残っている筈も無くカフェ観覧。
なにやら雑誌を売ったんだかなんでかで「もののついで」に来た客が多く、カフェは終始ざわざわと。 こうなると歌はともかくMCなんざ碌に聴き取れない。
梅田が休みで大堀も一部出演。 三曲目の最後の部分で歌いながら大堀がスルっと入って来た。 上手い。 大堀が居ない部分のパートも見苦しくない程度には埋まっていた。
「泣きながら微笑んで」の大島の衣装から帽子が消えていた。 春らしくと言う事だろうか。
2コーラス目からコンサートの時に使われていたリズムマシンの強いオケに変わっていて、少々興醒め。 そう言えばカフェのモニターで流されているメンバー紹介のビデオから、大島の変顔が削除されていた。 勿体無い。
「MARIA」の出だしで増田の音程が揺らいだので調子でも悪いのかと思ったが、その後は安定していた。 増田パートではどうしても聞き耳を立ててしまうので、細かい部分が気になってしまう。 この曲に関しては大堀も良い動きだった。
「君はペガサス」の秋元は何度も書くが実に良い。 大きく強く動くべきところは大きく強く、小さく優しく動くべきところは小さく優しく、上手くメリハリを付けて動いているし、動き出しのタイミングやスピードも完璧に近い。
「ほねほねワルツ」は量感を増した奥と、更に細く白い小野の対比の妙。
「くるくるぱー」の後アイテム紹介での小林。 正月飾りとクリスマスのリースが裏表になっている輪っか状の物を自慢気に紹介すると秀才の早野が「リバーシブルだね」。
「リバーシブル」が分からなかった小林は目を輝かせて「ウノ?、ウノ?。」
こいつを合格させた高校は何処なんだろう?、この勢いで大学まで行って頂きたい。
「都の西北、早稲田の隣♪」
自己紹介の際に今日の目標として「女性の強さと弱さを表現したいと言っていた秋元。 「草原の奇跡」歌い出しの部分と「片思いの卒業式」の秋元パートの対比がまさにそれで、抑えて歌う部分が大分聴けるものに成って来た。
カフェで観て長々と書いているのも情けない話では有るが、平日にばかり演られるとチケットを買いに列らべないどころか来られるかどうか判らないのは勿論、キャンセルせざるを得ない場合に劇場に電話を入れる余裕が有るかどうかすら読めないので迂闊にメールも出せない。
そんな訳でカフェの片隅で観ている。
カフェでも良いから観ていたい「脳内パラダイス」公演。