宇佐美にしては告知が早かったので、万障繰り合わせて東京タワーへ。
19:30ころ、アシスタントのミズノ氏とともに登場。 入りが遅いので多少不安はあったが、始まるまで進行表を読み込んだり、要所々々になにやら書き込んだりして過ごし、始まってしまえば流石の仕事ぶり。
自己紹介では、今やっている声の仕事についてさらりと。
「司会とパーソナリティーのお仕事」
・・・のような言い回し。
張らなくても通る声、リクエストカードに書き込まれた一寸したエピソードから話を拡げる機転と技術。 紆余曲折あったが、喋る仕事で食えているのにも納得。
bayfm でやっている昼の番組のリスナーらしき人からのリクエストがAKB48の曲で、宇佐美にしては珍しくAKB48に居た頃の話など。
当時からの古い客がちらほら居たからかもしれないが、宇佐美難民仲間の友人も初耳であるような話をしていた。
ミズノ氏が最初から居た子達も少なくなっちゃいましたね・・・と振って篠田の話になったのだけれど、「ほぼ同期の麻里子が」と言っていたのが妙に可笑しかった。
場所柄、常識のない野暮なのが通りかかって騒ぐこともあるのだけれど、声を張ったり厭な顔をしたりせず、終始淡々と。
小さなネタからも話を膨らませることが出来るのだけれど、隙間を無理に埋めようとする焦燥感は無く、ゆったりしたペースで進行。
以前は機転こそ利くものの言葉の選び方が些か雑だったりもしたが、声のトーンも抑えて適度なしとやかさ。
リクエストカードを書いたり読まれたりするのには慣れていたはずなのだけれど、こと宇佐美に読まれるとなると妙なこそぱゆさがあり、我ながら驚いた。