件の掲示板を覗いてみると「7/15と7/24のお前の二面楚歌にある人の悪口を書いてそれに直にリンクを貼った事が許せない云々」「重箱の隅をつつくような下らない事をするな」等など、匿名で返答をしておられたのであるが、さっき確認しようと思って覗いてみたらすでに私の発言だけ消されていた。
自分たちがする理不尽な誹謗中傷は許してもそれに対する反論は許さないようだ。
休みなのに7時起床→上野へ→もりもりな人々と鹿沼へ→四ツ谷へトンボ帰り→ライブインマジックで藪崎祭り→ビールの一杯くらい
・・・と言う感じ。 浴衣で出かけるのでカメラはライカD-III+上海エルマーだけにするつもり。 あ、露出計が重いなぁ。
友人のところで教えてもらった山本正之先生作詞作曲、つボイノリオ歌う所の「名古屋はええよ!やっとかめ」のフラッシュムービー。 秀逸です。
キダタローが「浪花のモーツアルト」なら山本正之は「名古屋のシューベルト」と言ったところでしょうか。
ネット上で動きがあったので事後フォロー。
先日の復帰試験では、談修さんのみ合格だった訳ですが、これまで閉めていた後援サイトが復活。
立川談修うぇぶ後援会
立川流を離れ、名古屋を拠点に活動する事にしたらしい 旧志加吾さん は大須の雷門小福師匠の門下に入るらしい。 芸名は未定。
8月から9月にかけて、いろいろやるようです。
「IWiSHとは何の関係も無い」と言う枕詞を少なくとも8/20までは付けなければいけないと言う噂の 川嶋あい さんが「16歳の白い地図」というなにやら詩集のようなものを、ソニーマガジンズからではなく、学研から発売。
「白い地図」ってのは、「落書きだらけの Seventeen's Map」とは違うぞ。 とか、「ダメ!絶対!!」とかそう言う意味合いなんでしょうか?。
先日来ものの書き方を変えまして。 (笑)の類をチャット・掲示板などの簡潔に文章を纏めなければならないところ以外では使わない事にしました。 文章の流れの中で楽しいんだかつまらないんだか怒ってるんだか判るように書くつもりですが、いざ書いてみるとなかなか難しい。
つねづね思ってるんですが、 『あのよろし』か? さんもあれだけの量を各所につっこんだり書き込んだりしてるならご自分のサイトなり日記なりをお持ちになった方が手っ取り早いんじゃないかと思うんですが、如何ですか?。
「若手実力派十人衆」って事で、中入りあとの膝替りとトリで若手がみっちり演るという企画。 何回でも割引になる葉書を親からせしめたので、2日3日通おうと思っていたら今月になって仕事がべら棒に忙しくなり、今日になって漸く行く事が出来た。 なんだかんだ野暮用を済ませてから入ったら18時を回ってしまい、丁度 神田茜 さんの義士伝が終わるところ。
舞台の切れ目まで後ろで待っていて、切れたところで前に移動。 これくらいは常識だと思うんだけど、いい年して平気で前の方に行っちゃう輩も多い。 よくある事だけど、番組表とは多少変わってるところが有って、粋曲の 柳家紫文 さんを見られなかったのは残念だった。
茜さんの後は 桂文朝 師の「近日息子」、時事ネタのくすぐりは浮いちゃってたような気もするが噺そのものは可も無く不可も無く。
翁家勝之助・勝丸 さんの太神楽。 勝丸さんの喋りはまだ拙いが、曲芸の方はなかなかの物。 ほっと息をつける出し物が挟まると長い時間観ていても疲れない。
柳家小袁治 師はなにやら全編東北弁の噺。 初めて聴く噺だったが、なかなか面白かった。 Iにコと書かなきゃいけないのに、不精してIに⊃と書くから□に三の三河屋に届けなきゃいけない荷が○に三の三州屋に届いてしまうくだりで、間違いに気付いた馬子が「なるほどこりゃかくまるだ、カクマルとは恐ろしい」なんてクスグリが挟まっていて、私としては非常に面白かったんだけど、あまりウケてはいなかった。
中入りまえに 五街道雲助 師の「強情灸」。 わたしはこの人がどうも苦手で、面白い事は面白いんだけれどあまり笑えない。
中入りに下の売店まで下りて折り詰めの寿司とビールを買った。 寿司は稲荷と干瓢巻きで、これで650円は暴利っちゃ暴利なんだけど、なにせ作ってるのが上野駅の昭和通り挟んだ向かいの きつね寿司。 となり近所の店はどんどん閉まっちゃってるんし、今にも倒れそうなボロ家だし、あそこには頑張って欲しいから奮発してもみた。
休憩明けは 花島世津子 さんの奇術。 いつものハンケチやらトランプやらを済ませた後、「上野駅で拾ってきた」と言う新聞をびりびり破っていくと、あーら不思議、破ってない新聞に早替わり・・・と言う手品。 なかなか破けないところで「かたい、かたいなぁ、・・・日本経済新聞」なんてクスグリが良かった。 休憩でダレてざわついた客を噺を聴く雰囲気まで持って行ってさらっと下りる。 膝替わりとしては非常に良い仕事だったと思う。
膝替りとして 柳家喬太郎 師の「人妻販売員」。 若いと思っていた喬太郎師も今年で40. 髪の毛には白い物が混じり、腹も出てきたが噺が始まるとそんな事は全く感じさせず、これがもう矢鱈面白くて、久しぶりに腹を抱えて笑った。 キャラクターの演じ分けもしっかりしていたし、マクラからサゲまで緻密な組み立てがある上に細かく入れ事があって、艶っぽい人妻販売員と、恋慕する惣菜担当の平社員(48歳独身)の対比が実に可笑しい。 このあとに「唐茄子屋政談」をやるのはさぞやりにくかったと思う。
三遊亭萬窓 師がトリで「唐茄子屋政談」。 途中で切っちゃう事が多い話だがこう言う企画なのでみっちり最後まで。
吾妻橋から若旦那が身を投げようとするくだりのおじさんとのやり取りが、亡くなった圓生師の「文七元結」のものと同じだったのがちと気になったが、あとは良かった。 「人妻販売員」で笑い疲れた客を最後まで引っ張ったのは流石。 良いものを観た。
都内某所へ移動。 笑い疲れたので何もせず寝た。
明日から会社そのものが閉まってしまうので、我々も休み。 ただ、給料日が13日なので、それまでは鼻毛を抜きながら寝ているしかない。
逆さに振っても埃も出ない。
特売のカジキマグロの脂の乗ったのを選って購入、ムニエルに。 やや浅めの火の通り加減でフライパンから上げて、残った肉汁にバターに酒と醤油を少し落として少し煮詰めてソースを作る。
青菜と油揚げを塩味で炒め煮にして、軽くとろみをつける。
なんだかマンネリ化してきた。
抽選はそれなりで五列目中程を確保。
体調不良で板野がお休み。
千秋楽には出て来られると良いのだが…。
開演前に大江ファンのえらいひとの音頭取りで、下手の客が大江作の応援歌「Team A パーセント」を斉唱。 良い空気になったところで開演。
「嘆きのフィギュア」は。板野の代役に大島優子。
振りが多少先走るようにも見えるのだけれど、このタイミングで動くのがチームKのリズムなのかもしれない。
大島の、詞の世界観とか、振り付けの意図を汲み取って表現する能力の高さに目を見張る。
アイドルとして客から求められているのは、中西や板野が普段やっているような「戦術レベル」の表現だと思うのだが、私は高橋や今日の大島がやった様な「戦略レベル」の表現に弱い。
「涙の湘南」で、折井の目が腫れぼったいのが気になった。 動きや表情はいつも通り。
佐藤の「ここ以外の何処か」を見ているような目が良い。
「会いたかった」でダダダダッと走り込んで来る中から暫く休んでいた川崎を捜す。 前に見たときの2/3位に痩せていて驚く。
自己紹介MC。
前田が頭をフル回転させて話している時の表情が良い。 ここに来て前田の表情の種類が増えた。
高橋のオチの微妙な話に、大島が良いオチを付けていた。
渡邊が戸島の「業の深いヲタエピソード」を暴露。 病膏肓。
「渚のCHERRY」では、敢えて前田に注目。 間奏で「ダンスの鬼」と化した峯岸の後ろで健気に踊っている前田の表情が良かった。
「ガラスのI LOVE YOU」も板野の代わりに大島優子。 大島用のオケが出来ていて驚く。 多少呼吸が合わない場面も見られたが、大過なく。
こう言うアイドルアイドルした曲になると、大島優子の異質感が目立つ。
久しぶりに6人揃った「恋のPLAN」を聴いた。
グダグダトークコーナーは今日も良い感じのグダグダさ加減。
浦野が強引に〆て、「背中から抱きしめて」→「リオの革命」→「JESUS」
高橋はやはり凄い。 どうしても目が行ってしまう。
この三曲の浦野のは1stの「キスはダメよ」の時の浦野を髣髴とさせる。 嗚呼、「インモラル」。
今日は中西が終始笑顔だったのが印象に残った。
「JESUS」の駒谷が実に良い。
「だけど・・・」の、いつも以上に泣きそうな折井と星野を見て、あと二回しかない事を思い出す。
その後は、今日も「青空のそばにいて」。 星野がド真中で歌う曲は、「あなたとクリスマスイブ」以外ではこれだけなので、嬉しい事は嬉しいのだけれど、今日みたいな湿っぽくなりがちな日は、「Dear my teacher」あたりでパァーっとやって欲しくも有る。
アンコール待ちの暗転で、再び「Team A パーセント」を斉唱。 歌終わりからコール。 これは良い流れだった。
良い空気で「未来の扉」→「AKB48」。 篠田仕切りで「変な宿題の思い出」→大江の音頭取りで「「Team A パーセント」。
「スカート、ひらり」で〆。
徹夜する気力も体力も無いので、メール抽選枠でハズレたら万事休す。 中で見られる可能性はかなり低いので、今日はいつもより詳細に書いてみた。
「会いたかった」公演になってから、チケットの入手が困難になり、碌に見られないうちに終ってしまったような感じがする。
新公演のレッスンが始まったり、タチの悪い夏風邪が流行ったりして、七月の末頃から調子の悪そうな顔がそこここに見られた。 2/3くらいに痩せちゃった川崎、今日もお休みの板野、なんだか不安そうな小嶋、心なしか元気の無い大江、窶れた折井。
そんな中、星野は元気そうだ。 二の腕と膝上あたりが量感を増している。 麦茶の呑み過ぎには注意していただきたい。
12月に見に行き出してから3月の末まで、宇佐美宇佐美で来ていたので、新公演が始まってから暫らくは欠落感に苛まれていたのだけれど、或る日星野の「ふにゃらぁ〜」とした顔を見て、吹っ切れたと言うかなんと言うか。 以後、楽しんで見られるようになった。
さて、3rdセットリスト。 どう言う事になりますか。
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NHKの「恋する地元キャンペーン」に連動したイベント。 地方発のアイドルが良い環境で纏めて見られる機会なので足を運んでみた。
NHKオンデマンドのイメージソング的なものを歌うOS☆Uが口開け。 司会の芸人さんとOS☆Uの清里千聖が進行役。 どう言うシステムでそうなったのかよく分からないが、シード権のあるOS☆Uとasfiが1曲ずつ披露し、残りの6組が二手に分かれてライブ対決と言う流れ。
Aグループは愛の葉ガールズ(えのはがーるず 愛媛)、アイリス(元テクプリの3人 宮城)、フルーティー(北海道)
愛の葉ガールズは歌って踊って耕すアイドルと言う事で、小麦色に焼けた肌が新鮮。 サウンド・オブ・ミュージックに出てくるカーテン生地で作った服のような衣装が面白い。 粗さは有るが明るく元気なのも良い。
アイリスは歌もダンスも頭抜けていて場違いな位であるが、売れそうな切っ掛けを何度も掴み損ねてきただけに、こういう機会でも何とか利用していただきたい。
フルーティーは土地柄なのか煽りがしつこく、口上まで強いるような下衆なステージ。 私の好みではなかった。
Bグループはミルクセーキ(長崎)、JK21(大阪)、アイくるガールズ(福島)
ミルクセーキについては後述。 JK21は曲もPVもナニワな感じが強く、興が乗らない。フォーメーションも有機的な変形や移動ではなく、陣形の組み換え中心で物足りない。
アイくるガールズは曲にMIXが組み入れられているなど、客に媚びたところが鼻につく。 こちらも立ち位置の切り替えのみで、舞台の広さを演出に生かせていない。
客前で見せる芸として一頭地を抜くアイリスの勝ち抜けは分かるが、曲もパフォーマンスもぱっとしなかったアイくるガールズの勝ち抜けには疑問が残る。
準決勝は「バラエティ適正も必要」と言うこじつけで、グルメレポート対決。 別府温泉の「地獄蒸しプリン」を食べてレポートする体だったのだけれど、こちらは観客ではなく「別室にいるNHKの偉い人が決める」とのこと。
厭な予感はしていたが、ここでもアイくるガールズが謎の勝ち抜け。
決勝はasfiと「(ライブの)煽り対決」。
キラーチューンの「HAPPY DRIVER」を持ってきたasfiは押し付けがましくなく客を乗せていく術に長けていて、この日一番の盛り上がり。
これで勝負あったかと思いきや、案に相違して優勝はアイくるガールズ。
アイくるガールズは特に酷かったと言う事はなかったが、特筆すべき美点もなく、福島県でもいわき市が地元となると、官邸→籾井ラインの圧力による「政治的に正しい結末」として作られたヒロインではないのか・・・と、下衆な勘繰りの一つもしたくなる不可解な結末。
イベントとしては金の掛かった茶番であり、判定もインチキに過ぎたが、設備の整った広い舞台の上でアイリス、ミルクセーキ、asfiを見られたのは収穫だった。
歌と振り付けの完成度ではアイリスが、広い舞台を広く使う演出の巧みさではミルクセーキが、厭味なく客席を盛り上げる技術ではasfiがそれぞれ飛び抜けており、審査結果がどうでもそれぞれ収穫はあったように思う。
原爆忌を東京で向かえたミルクセーキは、曲に入る前に
「長崎では、今日、8月9日は69回目の原爆の日を迎えています。私の、そしてあなたの、当たり前の日常がこれからもずっと続きますように。」
振り入れをする時間が取りたいとのことで、定期公演の変わりに軽いイベントとしてカラオケ大会。 いつもと変わらないのではないかと思ったが、このカラオケ大会の為の練習はしないと言うことらしい。
会議室は会議室としての配置のまま開催する為、余り人が来ても(また来なくても)困ると言う事で告知は薄めに。
それでも開場時には20人から集まっていた。
先週買い足したと言っていた照明が早速稼動。 カラオケボックスの個室のような感じでは有るが、大分雰囲気は出てきた。 機材への投資金額は、ぱっと見ただけでも洒落の利かない額になりつつあるが、それを自慢するでもなく自嘲するでもなく。 野暮に堕しないのは良い。
濱野の前説のあと、メンバーを招き入れるが肝心の歌う順番を決めていない。 結局、立っていた順と言う事になり、出入り口に近いところに居た御坂ゆき乃から。
カラオケとは言え、一人々々を見る時間は長く、それなりに人となりも見えてくる。
御坂ゆき乃は度重なる機材トラブルなどありつつも、とりあへずは歌いおおせていた。
機材トラブルで出来てしまった「間」を埋める事までは出来ないが、動揺を表に出さないのは良い。
小室志織の撰んだ「フィンランド・ミラクル」に向田茉夏を思い出し、うろたえ取り乱す濱野智史(34)。
機材トラブルからの「繋げ」指示にUFOを見た話を始める高城。
ボソッと呟いた「出るかなぁ・・・」が下の音域の事だった牛島。
「濱野さん、嫌いでしたよね?」と渡り廊下走り隊から選曲する羽月。
上手いと褒めるほど上手くはないが、大きな声で自信たっぷりに歌うことで大物感を出す空井。
カラオケ以上になっていたのは石川、羽月、濱野(舞)、長瀬、柚木、牛島、小林、福田あたり。
福田のセットリスト構成力を褒める濱野。
先日の受験アイドルStudy☆Starsの自習イベントで濱野は「科目が違うだけで、国語も英語も数学も、問われるのは"論理的思考"」と語っていたが、「やりたい事」「出来る事」「求められている事」を勘案してその時その場所でやるべき曲を選ぶ能力も、やはり論理的思考に係ってくるのではなかろうか。
「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を撰んだ福田本人はそこまで深くは考えていなかったようだが、濱野が何故其れを良いと思ったのかについて、他のメンバーも含めて訊いておくと良いと思う。
この流れの中でトリを取る事になった石川の選曲は、ホワイトベリーの「夏祭り」。
「この曲で本当に良いのか?」と濱野。
これもセットリスト構成能力の話だけでなく、濱野と石川の「リーダーとしての責任」の捉え方の違いから出た遣り取りであったように思う。
石川の自分を殺してまで全体に尽くそうとするリーダーとしての在り方は、PIPの空気を自由にしない方向に働く危うさは有るにしても、自律的なリーダーと言うのも得がたいものであり、既にやっているとは思うが、考えていることを擦り合わせて行く必要はあるように感じられた。
今日も酷かったのが客のリズム感の無さ。 クラップケチャの悪影響だと思われるが、殆どの曲で手拍子が表拍で始まり、転調が入るとひっくり返ったり、また元に戻ったり。
表で打つ手拍子は、時としてオケの打楽器と喧嘩をしてリズムを取りにくくする弊害もあるのだけれど、それにも気付けない。
浴衣の(※一部甚兵衛)線香花火をやりつつツーショットチェキと言うアトラクションを導入し、「他に無いでしょう」と豪語する濱野。
アイドルに於いてありえないようなアレコレは、前世紀の段階で制服向上委員会がやってしまっていることが多く、下手に自慢すると車輪の再発見になりかねないが、顧客満足度とValue for Moneyを追求する姿勢は買える。
コラム的備忘録
リーダーとしての責任と自己犠牲
をアップロード。
秋葉原の真ん中にありつつも古びたビルの4階にあるイベントスペースにて、PIP:Platonics Idol Platformの夏休み特別企画ソロイベント。
絶対に聞いていただきたい大切な発表があります。平日ですがみなさんに来ていただきたいです。よろしくお願いします。
との事前告知もあったので、万難を排してみた。
火曜夜のPIP目当ての客が「つばなれ」しなかったのでどうなるかと思ったが、そこそこの入り。
40から入っていたし、仕事帰りに物販だけ寄る向きも居たようだ。
開演前、楽屋から私服で出てくる豊栄真紀。
客「あれ?居たんだ。」豊「今日はPAです」
そのPAが大変なことになっており、リハーサルまで出ていた音が本番になって出ない。
いろいろ調整をしていたがどうにもならず、音が出ない前提で開演。
そうすると不思議な事にマイクが生き返ったりもするのだけれど、最後まで生きてるのと死んでるのが混在していた。
先ずは軽くライブから。
重馬場に強いというか、小回りが利くと言うか、会議室で設備の悪いのは慣れている所為か状況と道具立てがどうでも狼狽えないのは良い。
工藤と石川が何と言うか「シュッ」としていた。
工藤は少なくとも歌って踊っての部分は楽しんで出来ており、表情も豊かで且つ明るい。
石川は膝の皿の下にあった線が消えて、全体的に絞れた印象。
窶れた感じは氏はないので、考えてやれているのだと思う。
森崎の声の掠れが深刻。
仕事や立場もあろうが、全く声帯を使わないような思い切った静養は必要であろう。
無意識に声帯を使わないために音楽も聴かないくらいの割りきりが必要。
メンバーにも内容を知らぜていなかったと言う重大発表は、12月目処でオリジナル曲による新公演を行うというもの。
夏休みのイベントの収益を制作費に充てる
全10曲+α、90分程度
AKB48で例えると「パーティー公演」に相当するもの
作詞は濱野智史とメンバー
300人の動員が目標
8月一杯はイベントを打ち、9月から制作を開始
ファンミーティングやトークイベントなども行い、客の意見も聞いていく
新公演スターティングメンバーと言う位置付けでメンバーオーディションを行う
ホームページなどは近日中に
第1部と第2部で入れ替えは無しだが、終演後に一旦椅子を片付けてゆるゆると第1部の物販。
終電で帰る人々を見送り、ゆったり目に椅子が並べ直され、日付けが変わった頃合いから第2部スタート。
辻林美穂
i-podに用意し来たオケと重ねたりしつつピアノ弾き語り。
オケのデータが1曲分クラッシュしていたとかで、予定にない曲を2曲ほど。
明けて月曜はアルバイトだそうで、「なんとかなるでしょう」と笑っていた。
そんな感じの肩の凝らない歌唱とピアノ。 次は眠くない時間に聴きたい。
澤部渡 (スカート)
紙の束を携えて登場。 京阪の各駅停車の上半分みたいな色のリッケンバッカーをアンプに繋いで弾き語り。
紙の束は歌詞を印刷したもので、次の曲をやる前にバサバサと探す。
何を歌っても(弾いても)澤部渡の歌になっており、無造作に弾いているように見えるギターだが、時折とんでもない技巧を挟み込んでありえない音を出すので、心地よさに眠気を催してもその度に「なんだコリャ!?」と目が覚める。
心臓によろしくない。
プラスチック米
木造アパートの自室でラップの練習をしていたら通報されて国家権力が来たとかで、その模様を録音したものを流したり、それをサンプリングした曲を演ったり。
静かな狂気。 攻撃的で無いのが良い。
関美彦のピアノ伴奏でプラスチック米が一曲歌った後、「僕も歌って良いですか?」と関。 そのままピアノを弾きつつ「HAWAI」。
何故か正座して謹聴するプラスチック米。
最初から最後までどうかしていた。 面白い。
浦郷えりか
ラケットを持ち、テニスルックで登場。
テニスに因んだ曲の後に無用の長物と化したラケットは、その辺に立て掛けられ、いつしか忘れられ、ふとした拍子に蹴り飛ばされたりしていたが、この「なんだかよくわからない感じ」が通奏低音としてあって、上手くは無いが下手ではない歌、能弁では無いが訥弁でもなく、さして面白くも無いがつまらなくは無いとりとめのない話をニコニコと続ける様を眺めているうちに持ち時間が終わって去って行った。
これはこれで有りだと、私は思う。 寝物語に聞く「おむすびころりん」のような時間。
柴田聡子
眠さが極まった頃に始まり、心地よい歌声とギターの音色に、遂に眠気が限界を超える。
しかし澤部渡の時と同じく時折耳の奥に響くギターの音と、脳みそに引っ掛かる独特な言葉遣いが現実に引き戻し寝たり起きたり。
混乱しているうちに終演。
いつの間にか総武線緩行線にも始発が走る時間となっており、表に出ると既に空は白んでいた。
熱帯夜の明けた朝の、冷めきらぬ都市の火照りと湿り気を感じつつ帰宅。
長丁場で眠くはあったが、楽しい時間を過ごせたのは間違いのない事実。
次回は眠くない時間帯にお願いしたい。
# AIRPORT [傑作をご紹介いただき、ありがとうございます。(つボイノリオ先生の同郷人より)]
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