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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-12-29

_ とっとと

寝ようと思っていたのにBSでやっていた映画を最後迄観てしまい、結局寝たのは二時半過ぎ。


2000-12-29

_ 漸く仕事納め

3時に仕事が終わってさぁ帰れるかと思ったらなにやら納会なる物が始まってしまい、酒なんざ飲みたかぁ無いんだけど役付きの人間がやってきて次から次へと注がれる。 迷惑な話だ。
なんだかんだで40分拘束。
なんとか逃げ出して中野へ。 支払いを済ませて、修理屋から帰ってきたカメラを受け取って一先ず帰宅。
掲示板を巡って暇乞いをしたり、メールを書いたりしているうちに時間が経ってしまい、碌に支度もせぬまま家を出た。
紆余曲折あって、八戸へ移動するイナダ氏の車にひたひたと共に便乗。 いつものように東武佐野線の田島で拾ってもらってちんたら北上。 白石で車中泊。


2002-12-29 今日でお別れ

_ 一年有半

去年の夏、戸越銀座の夏祭りで見て以来、観つづけてきたピカピカも今日のライブで活動休止です。 5月以降、マコ病気休業→脱退から明るい話題が無いまま活動停止に到った訳ですが、きちんとした形で終わる事が出来たのは良かったとおもいます。 11月の8日から2た月近くの準備期間を取っただけのことはあって、昨日のライブは非常に良く練られた素晴らしい物でした。 今日も最後を飾るにふさわしい物が観られると思います。

_ 時系列に沿って前段を

28日のライブ終了後そのまま飲み明かして、漸く帰宅したのが午前7時。 それからパソコンを立ち上げて諸方を巡回してから更新しよう・・・と思っていたのにそのまま寝てしまい、午前中には家を出ようと思っていたのに「やべえ、11時半だ!!」ってんで飛び起きる夢を見て目が醒めたら12時半だった。 最近、こう言う入れ子式の夢を見ることが多く、目が醒めると夢で起きた厭な事よりさらに酷い現実が待っている事が多い。

起き出して飯を喰いながらテレビを点けてみたら、NHKで「年忘れ講談大会」をやっている。 思わず見入ってしまったが、床屋へ行かなければならないので涙を呑んでテレビを消した。 床屋がまた混んでいて、散髪を終えて店を出たら5時を回ってしまっていたので、家に飛んで帰って銀箱を担いで四ツ谷へ。

我ながら長い前段だとは思うが、こうしないと何があったか思い出せないのだから仕方が無い。 それでも思い出せ無い事が多いので、今回はLOVE SAAYA!さんの12/29分を参考にさせていただきました。

_ PIKA☆PIKA☆FIVE☆LIVE☆FINAL☆

LIMの前まで来たら既に長い列が出来ている。 すわ開場か、と思ったらチケット交換の列だった。 暫らく待っていたが一向に列が短くならない。 時間も時間なので並んでみる事にした。
特に遅滞するような出来事も無く、粛々とチケットは交付されているのだけれど、如何せん客の数が異常に多いので時間内に捌き切れない様子。 終った後はどうせ朝まで呑むので、終演が遅くなっても構わないけれど、どうにも困ったのは寒いことだ。 チケットを交換している横のストーブに当たって暖を取る人もいた。 風邪っぴきの人はさぞ辛かったろうと思う。
かなり押して漸く入場が始まった。 最初の方は番号順に並んでいたが、途中からはもうぐちゃぐちゃだった。 前三列が椅子席であとは立ち見。 皆、荷物の置き場に困っていて、壁際には幾つも荷物の山が出来ていた。 その片隅に銀箱を置いて上に乗って撮ろうと思っていたのだけれど、流石に今日はきつそうだ。
周期的に客席が「うぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜!!!!」と盛り上がったりしているうちに開演。
客電が落ちて、いつものライブ開始を告げる音楽が流れると客はもう盛り上がっている。 「君がナンバーワン」からスタート。 途中のさやかソロパートではピカピカ掲示板2の日替わり作文でお馴染みの菊池謙文さんが赤いバラを投げ込みプレイ。 おいしいところを持っていっていた。 その後はもう何をどう言う順番で歌ったのか全然憶えていない。 一旦小休止してはるか・さやかでメンバーの楽屋裏を暴露する紙芝居と言うかいつもここからのネタみたいな奴。 上手い下手を超越した・・・としか書きようの無い凄い絵。 その中に有った「サングラスをかけた3人がどうたらこうたら」と言うネタフリから、澁谷さま、あいか、えみの3人でフィンガー5の「恋のダイヤル6700」。 衣装、小道具、歌、振り付け、フォーメーション、総てに渡って良く練られていました。 メインボーカルの2人と伍して歌えるってのが澁谷さまのここ一年の精進を象徴していたと思う。 歌終わりで暗転。
スクリーンが下ろされ、バッハのG線上のアリアに乗せて、今歌った3人による子供の頃から学生時代(ピカピカ以前)の人となりに付いてのインタビューや、ピカピカ卒業にあたってのコメントが収録されたビデオを上映。 澁谷さまのヤンキー写真には驚かなかったが、愛可ちゃんのガングロコギャル写真には驚いた。 3人分終った所でスクリーンが上がり、再びピカピカが登場して何曲か。
はるか・さやかが引っ込んで、澁谷さま、あいか、えみが残り、さっきの暴露ネタに対抗して藪崎作によるはるか・さやか暴露紙芝居を披露。 はるか・さやかが一と月かけて書いたのに対して、こちらは今日ささっと書いたとの事。 漫研的作風から藪崎さんのヲタ属性が窺い知れた。
3人がはけて2人が戻ってきて別れにちなんだと思われる歌を一曲。 その後、2人の分の卒業ビデオを上映。
再び歌を挟んでから、去年の今頃、原宿のルイードでやった初めてのワンマンライブの中でもやった作文の朗読。 オフィス・ヴァン・ヴァンのピカピカページで手書き原稿を読む事が出来ます。 このあたりからもう涙腺が緩んできて、ピント合わせがきつくなってきました。 こう言う日はAFが良いですね。 ちなみに今日の機材はコンタックスRTSII+ペトリ135mm/f2.8. レンズを交換している余裕は無かったので135mmで押しました。 フィルムもプレスト400のみ。 最後は自分で焼けるモノクロのみにしました。
プリンズの3人からの花束贈呈や各メンバーからの挨拶を挟みつつラストスパートで歌・歌・歌。 自分達の持ち歌以外のものも何曲かやったのだけれど、プレとは一線を画するプロのステージ。 スピードの「my graduation」に関しては、後の酒の席で「本家の2・2のすれ違いよりピカピカの3・2のすれ違いの方が綺麗だった」なんて話も聞かれた。 客前で演る以上、ちゃんと煮詰めてから人前に出すってのは、大切な事だと思うのだけれど、オフィス・ヴァン・ヴァンはそのあたりが(歌に関しては)しっかりしている。
最後は「ユラユラLOVE」で〆。 この曲を最初に演ったのは、マコ脱退が正式に発表された日だったように記憶している。 あれがあったからこの半年でピカピカそれぞれも客も強くなったんじゃないかと思う。 ここでライブは終了。 退場する前からもう拍手が2拍子に変わり、アンコールの声が掛かっていた。
流石にメンバーも疲れていたのだろう、衣装換えもあったが少し時間を置いて戻ってきた。 この日は結局何度アンコールがあったのだろう・・・。 客が前に押し寄せて、もう撮影どころではなくなり、銀箱の上で呆けてライブハウス全体を見渡しつつ歌を聴いていた。
何度目かの、多分これで最後であろうと思われたアンコールが始まり、当然1曲だけ演って〆るだろうし、そうなると曲は「ウルトラメンゴ」だろう・・・と思っていたら、始まったのは「君がナンバーワン」だった。 ここで私は「おや?」と思って或る種違和感のような物を抱えて観ていたら、ソロパートの所で脱退するまでそこを歌っていた元マコが出てきた。 6人で始まった締めくくりとしてはこれでいいと思うし、マコファンだった人もこれで気持に一区切りつけられるとも思うのだけれど、メンバーがこの事について全く知らされていなかった(ように私には見えた)のと、最後の最後にマコが出て来やすいようなお膳立てがなされていた事が一寸引っ掛かった。 正直に書くと、最高潮の盛り上がりの中に登場させる事によるマコの免罪を企図した演出臭が鼻を衝いた。 5人でやって来たメンバーも納得した上で6人で幕を引くような形になっていれば、もっと良かったと思う。
それを差っ引いても、これ迄で最高のライブだったと思う。 本当に素晴らしいステージだった。
最後の最後は矢張りウルトラメンゴ。 ロングバージョンより更に長い「エクストラロングバージョン」を二回廻し。 客席もステージも真っ白に燃え尽きた。
ピカピカが掃けたあと、担当マネY井さんから涙声で最後の挨拶。 客席では3本締め。 今日は参加要件無しで客全員がピカピカの5人と握手でお別れ。 外に出ても、まだピカピカが終了したという実感が涌かない。 

_ これで

ピカピカについてのレポを書くのも最後になる。 簡易版として日記に書いたままのものも全部レポとしての体裁を整えようと思っている。

_ 終了後

出待ち組を残してとりあへず飲み会の場所押さえの為に先遣隊として新宿へ。 事前の情報では「30人くらい」って事だったけど、人数に変動があった場合の事も考えて、あまり有名でない店の客引きの兄ちゃんと交渉。 少し時間はかかるがあと30人来る、必ず呑み放題で5時まで居る、って事で妥結して店へ。 客席数は大丈夫そうだったが、厨房が小さいのでちょっと怖かったが腹を括ってこの店にする事にした。 先ず先遣隊5人で腹ごしらえ。 たまご雑炊→チゲ鍋で本隊待ち。 店員がいぶかしんでいるような雰囲気の中、針の筵の上で鍋をつついていたら漸く到着・・・したと思ったら40人以上居る(汗)。 座敷だけでは収まりきれずにテーブル席も含めて店の3/4を占拠。 他の客も朝までコースだったようなのだけれど、何時の間にか居なくなっていた(苦笑)。 いつもながら豪快な注文とそれを上回る喰いっぷりで、レートがどうなるかヒヤヒヤしていたのだけれど、一人頭4400円で収まった。 呑み放題が2000円だったから、食い物の分は2400円くらい。 店が嫌がらなければまた使いたい。


2003-12-29 仕事納め

_

電車が空いている。 通勤客より旅行客の方が多い、そんな中出勤。
午後、納会。 中締めで漸く自由の身となり、抜けて帰ろうと思ったら、中締めの直前に送迎バスは出たと言う。 馬鹿馬鹿しくなって歩いて駅まで行ったら出ないはずの送迎バスが居る。 誰かゴネて出させたらしい。 徒労感。

_ 今日の断念

志らく師匠の劇団の芝居に行く予定だったが、年末年始に呑み会が目白押しなので、泣く泣く断念。

_ 落語界短信

鈴本演芸場、初席から再開。
11月の末に起きた火災で休館中だった鈴本演芸場が1/1の初席から再開することになった。
1日から5日までは全席指定だが、前売りは間に合わないため、当日発売となる。

落語芸術協会の桂文治会長が勇退
80歳の高齢のため、高座活動に専念とのこと。 後任は桂歌丸現副会長になる模様。

_ 明朝から

毎年恒例「冬の行方不明週間」に入ります。 旅先でパソコンを借りられたら更新する予定。


2004-12-29

_ 市ヶ谷も洒落がきついな

スマトラ沖地震による津波災害の救援に派遣された護衛艦が「たかなみ」。

_ 今日の晩飯

まぐろの漬けアボカドソース添え
近所のスーパーで、まぐろの切れ端が1パック580円てだったので購入。 勿論冷凍。
半分凍っている奴を一口大に切り分け、大きい丼に入れて酒と醤油を同割にしたのをかけまわして混ぜてから電子レンジへ。 解凍モードで暫らく廻し、溶けきらないうちに止めて、練り山葵を足してかき混ぜて冷蔵庫で保冷。 香りが飛ばないように山葵は後から入れるのがミソ。
そのままで食おうと思っていたが、冷蔵庫の野菜室に熟しきったアボカドを発見。 今日使わないと不味そうだったので、二つ割りにして中身を掻き出して裏漉し。 (裏漉しには金網の味噌漉しざるを使用。)醤油で味をつけ、薬味には黒胡椒。
小鉢に漬けを盛って、上にアボカドソースを掛ける。

_ 仕事納め

あしゃにょ殿のお蔭で納まらず。 年明けに持ち越し。

_ 納会

道路交通法さまさまで、酒が出なくなり、30分で終るようになった。 ありがたい。

_ 都内某所へ

飯を作って喰ってから都内某所へ移動。 なにもせず寝た。


2014-12-29 年寄歓喜の4つ打ちハウス

_ tokyo torico(2014.12.23)

途中入場でアイドル諜報機関LEVEL7の半ばから。 星野瑞映のいるchoice?を久しぶりに見た。

PIPは風邪っぴきが多く、何人か休演。 小室の前髪が額にペタリと張り付いてカールしており、漫画トリオ時代の横山ノックに酷似。 パンパカ感。

今回はPIPに因んだ題での大喜利企画。 「わかんなーい」「できなーい」的なダレはなく、考え・喰らい付いていくのは良いし、考えたことをやり切る姿勢も良い。
フリップに書く為のマジックの蓋が固く「あけれなーい」と羽月。 こともなげに開ける牛島。
小林は細かくお洒落で、わかりにくくチョーカー着用。 山の手より西東京寄りの洒落乙感。

最後に一曲「僕を信じて」。
中学生は出られない時間(出演時間はぎりぎりだが、そのあとの物販がネック)なので、センターの橋田ポジションに福田。 出来としては良くなかったが、やり切っていたのは矢張り良い。 PIPに於いて濱野智史が徹底させている仕事に対する規範意識は、この先どんな仕事に就いても生きて来ると思う。

歌い終えて唇を噛み、表情が翳る福田。 それを引き摺らないのも美点だと思う。

休演・代演で心太式に選抜曲に出る牛島。 物に動じないようでいて、しくじると顔に出るのが面白い。

_ spring closet 春色クリスマス'14(ワンフォー)(2014.12.25)

仕事帰りに受験生アイドル「スタディスターズプロジェクト」のクリスマスイベントへ。 スタディスターズプロジェクトについては、、こちら参照のこと。
内容は

・金澤希美の誕生日祝い
・各メンバーの学習記録tweetに関する検証
・各メンバーの学力、アイドル力分析。期末テストの結果。

11/10~12/21まで、メンバーのツイートは勉強に関することのみに決められており、そのルールに基づいてどんなツイートをどれくらいしたかを検証。
親に携帯を取り上げられてツイートそのものが出来なかったり、私的なことをツイートしたりした件について追及する主催のコムラ氏。 それにメンバーが反論したり、言い訳にならない言い訳をしたり、逆ねじを食らわせたり。 新卒の担任が女学生に翻弄されるさまを見るのは、親戚の授業参観に行ったようで微笑ましく。

2時間のイベントではあったが、メンバーは口々に「短かった気がする」
そこでハタと思い当たるコムラ氏。 普段の自習イベントは朝から夕方までの半日工程なので、2時間と言えば普通のアイドルの現場なら長丁場なのだけれど、相対的に短く感じてしまうと言う事らしい。

イベントはライブを交えつつ、受験生アイドルらしく志望校や将来の夢についての話など。
高校三年の頃には夢らしい夢も持たなくなってしまっていた自らを省みてどんよりしつつ、具体性があったりなかったりする夢らしい夢の話を聞く。

リーダーの工藤だった杉崎が辞めてしまったので、白井がリーダー四宮が副リーダーに就任。 引っ張るより支えられるリーダーとのこと。

ライブでやる曲は主催者の趣味で二期 Tomato n'Pine なので、客は完全に鑑賞モード。 静かに聞いて歌い終えたら拍手する発表会形式。
客はおとなしい受験生と大人なので、実に牧歌的。 絵に描いたような平和。
割と居心地の良い現場でも、一度や二度は不快な瞬間は訪れるものなのだけれど、スタディスターズプロジェクトには例外的にそれが無い。

湧き立つような興奮を伴う楽しさではなく、穏やかで心地よい空間と時間。 精神の半身浴。

_ PIP定期公演第2章 #02: 12月生メンバー(空井・豊栄・森崎・北川)合同生誕&御坂ゆき乃卒業公演!(2014.12.28)

インフルエンザなどで小室、羽月、高城、栗城が休演。 PIP京都から3人来演。 そして珍しく山下。
体調不良休演率の高さには、濱野も苦慮しているようだ。 無理をさせるのではなく、風邪予防について考える濱野。

前半はバラエティー番組としてネット配信を一時間。 司会はカオポイントの石橋哲也。
「紅白対抗胸キュン合戦」と題して、客から投稿された告白シュチュエーションをチーム対抗で。
メンバーの人となりを踏まえた投稿は総じて質が高く。 メンバーのやり切る姿勢も相まって楽しめた。

後半は辞める御坂に絡めた客の持ち込み企画。 これが酷かった。
持ち込み企画でも公私の別は付けるべきであり、板に上がったら「仕事」をしなければならないのだけれど、それが出来ていない。 石橋や濱野の司会者としての振る舞いを見ていれば当然分かる筈の基本的なモラルが欠如しており、メンバーを苗字ではなくニックネームで呼んだり、無駄に早口であったり、正面が切れなかったり、時間配分を考えられなかったり。
まだ青い 素人浄瑠璃 玄人がって 赤い顔して 黄な声を出す
蜀山人が五色で詠んだ狂歌があるが、まさにそれ。 玄人気取りで素人以下だからタチが悪い。
出来なければやるべきではないし、やるのであれば出来なければならない。 少なくとも出来るように努力はすべき。 それが欠片も見られない業界人ごっこみたいなのは真平御免蒙る。
グッダグダになりかけつつ、要所要所でカオポイント石橋が助け舟をだして何とか纏めてから後半のライブパートへ。

羽月と小室の休演で空いた選抜の穴には澤村と永瀬と御坂。
華はないがそつなくさまざまなパートをこなす永瀬、兎に角試合を壊さない。 アイドル界の中井康之。

工藤と柚木が並ぶと、その振付の解釈と咀嚼の違いが際立って面白い。 主張する工藤と解釈させる柚木。

配信専門とはいえ放送局なので、ライブの音響に関しては畑違いで拙く、曲出しのタイミングが悪かったりマイク音量のバランスが悪かったり。 ワイヤレスマイクの電池が切れているというのはそもそも論外なのであるがそれはさておき、ハウリングが激しく、兆しの音がしても反応できずに収束が遅れるのはいただけない。 いっそ濱野がやるべき。

歌って踊るさなかに、時折沈思内省する豊栄。 魔法が解けて(解いてしまって)可愛くない顔になってしまうところが愛らしい。
振り付けに情緒が出てきた北川。 それは良いのだけれど、客席を大掴みで見られなくなってしまっていて、自分の客だけに濃厚なサービス。 これはよろしくない。

12月の生誕コーナーは人数が多いので4人で2曲。 クリスマスっぽい赤と白の衣装。
空井のおどろおどろしい歌唱と暗黒舞踏風味のダンスが楽しい。 飛び跳ねると丸見えになるズロースがエモーショナル。

新曲の「誘惑のハートビート」は年寄歓喜の4つ打ちハウス。 隣で見ていた友人曰く「BPM:125、ようやくクラブで掛けられる曲が来た。」 音源化が待たれる。

「捌けるのは上手からって言ったよねぇ。 ・・・まぁ良いんだけど。」と濱野。
濱野が「・・・まぁ良いんだけど。」で〆た際の前置き部分はたいてい「・・・まぁ良いんだけど。」と言いつつ「まぁ良くない」ことなので、メンバーも客も注意されたい。
「在宅は死ね」の件でもそうだが、濱野の言動の厄介なのは言葉通りの意味ではないところであり、それが脊髄反射馬鹿にも扇情的なもの言いを嫌う理知的な向きにも伝わりづらい原因になっている。

PIP京都の三人。 手元のメモには「古代ケルト」「マリファナ感の無い益戸育江」「黒姫山」「妙に艶っぽい人」「小金治」などの文字列。

本日をもって御坂が辞め、豊栄が暫し休演。 いろいろありつつPIPの2014年が終わった。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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