足掛け四年使ってきたPHSがついに臨終のときを迎えたので、携帯に乗り換える事にした。 本当は給料日にとっとと変えてしまいたかったのだけれど、身分証明書がみつからず延び々々になっていた。 部屋中あちこちひっくり返しても出てこないので諦めかけていたところ、撮影会の準備をしていたら何故かカメラバッグから出てきた、何時入れたのだろう?。
auにするかJ-phoneにするか迷ったのだけれど、端末が安かったJ-phoneに決定、いらないのにカメラまで付いてきた。 早速「タレント・エンタメ王国」で澁谷さまの待ち受け画像と着信音を落として入れてみた。 パカッと開けて電源が入ると澁谷さまがパンドレッタの衣装で怪しく微笑んでおられる、内巻き重要。 メールが来ると「お届け物で〜す!!(震)」、毎朝6:10には「グッドモ〜ニ〜ング!!(震)」。 なんだか澁谷さまを使役しているようで、ありがたいような申し訳ないような・・・。
都内某所で暗室作業をしていたらそのまま寝てしまい、ひろろん長官からの電話で起きたら9:30を回っていた。 取るも物もとりあへず哲学堂へ、なんとか10時前には現地に着く事が出来た。 しかし、すでにレギュラーアイドル番長、近藤留実先生の撮影は終っていた(泣)。 あとでもう一度出てくるようなので一安心。
二人目は木村はるなちゃん(14歳)。 プロフィールの写真は「うーむ・・・」なんですが、実物は8割増くらいかわいい。 田中麗奈と同じ特徴のある顔なので、寄りすぎたり光の加減ではちょっとシヤッターを押すのを躊躇する状況も有ったけど、だんだん慣れて来て表情が柔らかくなってくるに連れてそんな事は気にならなくなっていきました。
3人目の横山紡ちゃん(つむぎ、16歳)も最初はガチガチでどうなる事かと思ったのですが、あっという間に表情も柔らかくなっていきました。
これは客が殺伐としていないから女の子が怯えないってのが最大の要因だと思いますが、客か手練手管の限りを尽くしてモデルの緊張を解いたり、撮られていると言う状況に慣れさせようとしているのも大いに影響しているんじゃないかと思います。
<追記>殺伐としない最大の要因はりえりえさまであった、完全に失念していたが、この人が主催しているからこそのゆったりした空気なんだと思う。
「先生、ピーマンが食べられません・・・と言う顔をしてみて」とか「遅刻してきた彼氏を怒るような感じで」とか対処に困るような指示を出して、笑わせたり困惑させたりして表情を引き出していきます。 変な顔で写る率は高いのですが、モデルはリラックスしてくれるので回りは楽です。
ぼそぼそと低い声で優しく且つ細かく指示を出していくと、モデルさんは催眠術にかかったかのように操られていきます。 かりんさんもこんな感じ、実に上手い。 後にくっついていると楽が出来ます。
アイキャッチでヘンなカメラを持っていって、そっちに気を取られているうちに素の表情を狙います。 「こっちを見ないで下さい」等ヘンな指示を出し、どこ見たらいいんだか判んなくなって素でキョロキョロしている所を撮ります。 目線が来ない写真の方がどうも出来が良いので目線が来ちゃうと却って困ったり。
曇ったりパラついたりまた止んだりしている不安定な天候の中で何とか撮影していましたが派手に振ってきたので借りていた「集会所」へ移動。 モデルさんには南向きの縁側に腰掛けてもらい、傘を差しつつ撮影。 建物が古いので小道具として建物の時代にあったカメラを小道具として出してみた。 これは当たりで良い表情が撮れた。
挙動も発言も怪しいままでどんどんかわいくなって行く稀有なキャラクター。 ブランコに乗れば本気で漕ぎだして撮る側の技量が追いつかなかったり、カメラを持たせれば素でいじり始めて顔が見えなかったり、と見ていて非常に面白い。 この娘は何度撮っても飽きない。 ・・・が、なかなかかわいく写らない。
新宿へ移動とてCCCD反対集会を観に行ったのは昨日書いたとおり。
家に帰って家族の飯を作って自分も食って、日本シリーズの勝敗の帰趨を見届けてから都内某所へ。
着いたときには既に眠く、持っていったジリオラ・チンクェッティとエディット・ピアフを聴きながら寝た。
へっぽこ邦画の「首都消失」より迫力のある良い霧だった。
テレ朝のグラウンド担当アナが「まるでナイアガラの滝の滝壷に居るようです」と言っていたが、生活廃水の臭いがすると言うのも共通点。
バニラビーンズに附いては
事務所?のサイト
所属レコード会社(徳間)サイトのバニラビーンズページ
CDジャーナルの紹介記事
でご覧下さい。
造り込んだ髪型は勿論ウィッグで、Cutie Pai がそうであるように、外したらプライベートで歩いてるのに出くわしても恐らく判らない。
二人とも165cm以上の上背があるところに持ってきてピンヒールのブーツを履いているので、170cmくらいには見える。
腐臭漂うアイドルイベントに出たのは昨日が初めてらしく、握手会に人が来ないんで手持ちぶさたにしている間も興味深げに辺りを見回していた。
ヴォーカル抜きでも十分聴くに堪える質の高いオケにあまり上手くない女の子ボーカルを乗せる、いにしえのガールポップの手法を踏襲。 こう言う手法は小山田も好きだと言っていたような記憶がある。
昨日のイベントでは「近未来型」と紹介されていたし、レコード会社サイトのプロフィールでも「次世代アイドル」と銘打ってはいるが、巷に溢れる電子音盛り沢山の音楽とは一線を画した、トーレ・ヨハンソンを想起させるオーソドックスな音作り。
歴史は繰り返すという観点から言えば近未来的でもあり次世代的でもあると言える。
ヴォーカルを弄りすぎている恨みはあるが、歪ませないギター、フルートやピッコロ、ビブラホーン、生楽器の代用ではないシンセサイザー、タンバリン、スカッと軽い音のドラム。
金が掛かるので難しいとは思うが、これに金管とストリングスが絡めば文句無し。
歌い手の自己主張が弱いので「ながら仕事」の邪魔にならないし、聞き込んでも飽きない。
前週までの小林的宇宙論を踏まえて、はまぎん子供宇宙科学館へ。
先日の収録でテレビ屋に壊された足が本復しない為、松葉杖をついた小林が痛々しいのだけれど、表情が明るいのが救い。
宇宙についてのレクチュアの前に、宇宙化学館のアトラクションを体験する小林。 「月面ジャンプ」で1/6になった重力を体験し、壊れたような笑いこけ、「空間移動ユニット」を自分で動かして自分で驚いて固まる小林。
相変わらずアトラクションで遊んでいる間の小林は実に楽しそう。 松葉杖なんざ打っちゃらかして楽しそうに遊んでる。
この辺の写真は実に活き活きした表情なので、実際にご覧頂きたい。
最後に一転してこの世の終わりのようなドンヨリ顔の小林の写真で次週へ。
小林に何が起きたのかは次回のお楽しみ。
次回更新は10/23予定との事。
始まる前は携帯サイトの小さな写真と細切れの文章で小林の楽しさが伝わるかどうか不安だったのだけれど、回を追うごとに小林も慣れてきて、劇場で見られるあの「くるくる変わる表情」が出せるようになってきたし、サイズは小さいながらも小林の小林っぷりが伝わる写真は使われており、編集氏も小林の灰色の脳細胞から紡ぎだされる奇想天外な言葉たちを上手く構成して読み物にしている。
小林は良い仕事を貰ったと思う。
メンバーのバラ売り仕事も増え、それぞれの移籍先事務所がてんでバラバラに展開する囲い込み型のコンテンツ商法との競合も有り、色々大変だとは思うが(そもそも本誌が売れてくれないと困る)なんとか続いて欲しい連載である。
今週も「小林香菜、東京一周俳句十番勝負」。
ホームグラウンドである秋葉原。 中央通りを隔てたドン・キホーテの向かい側で微笑む小林。
歩道の柵に腰掛けて、もっともらしい顔で句想に耽るの図。
方々で浮きまくっているこの企画の衣装ではあるが、おかしな格好の人も多い東京の中でもとりわけおかしな格好の人が多いこの街には、自然に溶け込んだ小林が即物的に一句。
そこからほんの数キロながら、まったく小林を受け入れない東大界隈へ。
まぁ本郷も三丁目の角のかねやすから北は御府内じゃないんで、田舎に来たと思って諦めていただきたい。
それにしてもあからさまに不機嫌な小林。
ここで何がはじけたのかオッペケペーなポーズでおどけ始める。 ここでまた即物的に一句。
まだ八箇所目だったが、時間切れと言うことで恵比寿駅前ワニブックスへ移動して即物的に一句。
即物的なのは相変わらずだが、比較的秀句なので引いておく。
れんさいの
おかげで私は
ここにいる
判りにくく例えると、蕎麦の喰い方が気に入らねぇてんで纏まりかけた結婚を反故にした中華五十番の孫みたいなプックプクの面相で、明日はどっちだ感ただよう小林の連載。 次回から新展開だけれどネタは無いらしくはありつつも10/29に更新予定とのこと。
集英社の青年向け週刊誌であるヤングジャンプと週刊プレイボーイがそれぞれメンバーを選んで抗争をおっ始めるってんで、買ってみた。
プレイボーイの方の面子は柏木由紀、宮澤佐江、宮崎美穂、多田愛佳、仁藤萌乃、前田亜美、高城亜樹の七名。 こちらはナルホド納得な顔ぶれ。 さながら少年探偵団。 大阪の陣に例えると徳川方。
しかしヤングジャンプの方の面子が(良い意味で)狂っている。 さながら独立愚連隊。 大阪の陣に例えると豊臣方。
ツボに嵌ったのであんまりやっちゃいけないのだけれど、ゴッソリ引用。
菊地・倉持の「人生いろいろ組」を敢えて突っ込んだのが素晴らしい。
指原が例によって申し訳なさそうな顔で写っているのだけれど、変に澄ましているより指原らしくて良い。
黙っていれば可愛く見えなくも無い仲川。 黙っていれば。
倉持明日香の素晴らしい臍。
ただ突っ立っているだけで淫猥な河西。
収拾のつかなそうな面子の中に峯岸。 何とかしてくれそうな安心感。
緊張で顔が固まっていない北原は美しい。
都内全域雨予報の中、サンシャイン噴水広場のイベントにnotall出演(と言う事は、撮れる)と言う事で、都バス乗り継いで池袋へ。
KissBee が終演の挨拶をしているところに到着。
Apricot Regulus(アプリコット・レグルス)
どこかで聞いた様な・・・と思ったら、(事実上の)富永美杜と二代目馬場なつみの所属する声優系と言うかゲーム系と言うか、その類のグループであった。
茅野しのぶインスパイア系制服衣装で、金は掛かっている感じ。
(事実上の)富永美杜が凄い。 モノが違う。
callmeと較べると、フォーメーションも振り付けも難易度低めなので、歌って踊っての部分は三味線弾いてる感じ。 バミリにも一人だけ忠実。
振り付けに余計なオカズなどは入れず、余力で全方位の客を目で殺しに掛かる。
地下一階からから三階まで、満遍なく目配りの三点バースト。
Dorothy Little Happy の高橋麻里のような、あざとさを解放して客全員殺す気のパフォーマンス。 「カッコイイ」寄りの立ち居振る舞いの多いcallmeとは全く逆の「カワイイ」に振り切った事をサラリとやってのけていた。
自己紹介とMCは声優口調の(事実上の)富永美杜。 完全に割り切って出稼ぎに出ているのが見て取れる。
退出時には、馴染みの古い客に表情で「見つけた」アピール。 確実に仕留める老練の技。
いやはや拾い物で凄いのを見た。 コアなファンだけでなく、好事家こそ見ておくべき類の職人仕事。 眼福。
notall
アイドルを含めた芸界の階層が未だに「テレビに出ている」と「それ以外」に分かれており、このイベントを目当てで来ている客以外のその場にいる大半は前者しか知らない。
この現実を現実として受け入れ、殆ど凡ての客が自分たちの事を知らない前提で舞台に上がっている。 なかなか出来る事ではない。
例によって例の如く、伸び伸びと明るく楽しく「何か楽しそうなことをやっている」雰囲気を作って買い物客の足を止める。
そもそもの話、CDを売ることを止めたグループがCD販売店主催のイベントに出られてしまう事(旧譜を売ったようであるが)が凄い。
通りすがった買い物客の記憶に「notall」と言う単語だけでも残ってくれると、私も嬉しい。
# Intoxica [わかる! 「憧れてた教育実習生に街で再会して照れた顔して」とか。本物のサドは落ち着いた囁き命令で逆らえなくすると佐野..]
# raffine [ひろろん長官の芸風を見る前から「『赤点取っちゃったお母さんになんて言おう』って顔して」とか言ってました(苦笑)。]