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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-12-17

_ 仕事帰りに

新宿へ。 この間燃えてしまったしょんべん横丁は、焼けなかった南半分はしぶとく営業しているものの、北半分は焼跡が封鎖されたままになっている。 元通りに・・・って訳には行かないと思うが、余りきれいにしないでもらいたい。
 そんな光景を横目で見つつヨドバシへ。 行く度に棚割が変わっている為、目ざす商品が見つからない。 3回くらいうろうろ回って、漸くアイワの56キロモデムを購入。 ポイントが溜まったのでついでにフィルムを購入。 
 学研から中古カメラ買い方ガイドだかなんだかが出たけれど相変わらず酷い。 版形が大きくなってカラーページを増えているが中身はお粗末で、・・・って、何に怒っているかと言えば、まぁ、ペトリ絡みなのだけれど、ライターが手持ち機材を見せびらかしてるだけで操作感・写り・流通状況などは殆ど書かれていない。 中古カメラ店紹介も提灯記事の臭いがする。 パラパラめくっているうちに厭になってしまって中身を精読した訳では無いのであまり無責任に貶す事は出来ないのだけれどお薦め出来る本では無い。

 と言う訳で今日から56キロモデム生活です。 気分的にはかなり早くなった様に思える。


2000-12-17

_ 五時半に

おきて一番電車に乗り、ひたすら寝ながら東京へ。

昼過ぎに家に着いて、着替えて一息ついてから横浜へ。 みなとみらいのデオデオと言う電気屋に池田早矢加嬢のライブイベントを見に行く。

一時半・三時半・五時半の三回まわしだったのだけれど、流石に一時半の回には間に合わず三時過ぎに漸く会場に到着。 見知った客は既に揃っており、私も早速カメラの準備を。

大体の人はデジカメを持っているのだけれどそのデジカメもD−1やらサイバーショットやらの高級機がずらり、そして望遠ズームをつけたAF一眼レフもずらり。 さらには、どう見てもカタギの持ち物ではない巨大ビデオカメラを構えた怪しい人が二人。 私はと言えば、なにやら怪しいカメラを4台とっかえひっかえ(笑)。

_ この日は

フジカST605→オートタクマー35mm/f2.3 ツァイス・オプトンのテッサー50mm/f2.8 KMZのジュピター9 85mm/f2 ペトリ135mm/f2.8

ペトリFA−1→コムラー24mm/f3.5

ライカD−III→ズマール50mm/f2

プラウベル・ロールOP アンチコマー75mm/f2.8(セミ判のスプリングカメラ)

_ 三時半の回は

丁度日が翳り始める頃合で、刻一刻と露出が変化して往生したのだけれど、5時の回はスポットが何灯か焚かれていてまぁなんとかなりました。 三時半の回は3m、5時の回は2.5mくらいの距離を取り、絞り値で極端に描写の異なるレンズを揃えて来たのでなるべく開けたコマと絞ったコマと両方押さえるように心がけた。 で一眼は絞りを開けてピントを浅くして冒険し、ライカとブラウベルは多少絞ってピントを深くしてピントの厳密さよりしぐさ等のタイミングを重視してまわしてみた。 フィルムはモノクロのみ、感度はASA400。 
 で、肝心のイベントです。 正直なところ蜜柑箱に毛の生えたような小さなステージなのですが、その前には異様な道具立ての怪しい客が陣取り、その物々しさを訝しんだ買い物客が外側を取り囲みます。
 未だそんなに知名度のある娘ではないので、普通の人は「なぁんだ、知らないや」と通り過ぎてしまったりする物なのですが、現物がかわいくて衣装も凝っているためか足を止める人が意外に多い。
 そして歌が始まるとあまりの事に客が増えていきます。 150cmそこそこの小さな女の子が歌い始めた途端に物凄い存在感で周囲を文字通り制圧します。 通りすがりの人も逃げられません。 ところどころ歌詞を飛ばしたりしつつ(しかし動じることなく)クリスマスメドレーをひとしきりやった後、司会のお姉さんと近況などを喋って、オリジナル曲の「朱いメロディー」ってので〆めるんですが、流石に自分の持ち歌の歌いこなしは大した物でして、貧相な舞台も怪しい客も知名度の無さも全て吹っ飛ばして客を捕まえてしまう様には正直愕きました。
 大体こう言うイベント物の撮影では客とか会場の雰囲気とかも含めて、雑感を押さえるような撮り方をする事が多いのですが、こうなるとこちらもステージに集中せざるを得ません。 「可愛いだけではない何かを如何に写すか」とか自分には些か荷の勝った事を考えながら、珍しく実に一生懸命写真を撮りました。
 確かに蜜柑箱に毛の生えたような貧相な舞台ではあったのだけれど、オケとか衣装とか詰められる部分はきちんと詰められていて、現場でもスタッフの人々から細かい気配りがなされていました。 だから本人も頑張って仕事が出来るとは思うのだけれど、撮影の時に同じ表情しか出来なくてカメラマンにドヤされてピーピー泣いて仕事を流しちゃうような同い年のバカタレントの話を聞いたすぐ後だったので、池田嬢のえらさが殊更身にしみました。
 物凄い物を見てしまったってのと、まだまだ色んな引出しがあるんじゃないかってのと、気分としては半々だったりはするのだけれど。 素晴らしいステージであった事だけは間違いなく、ペシミストでニヒリストな私ではありますが、また暫く生きてみようとホントに思いました。
 ちなみにこの人、現在公開中の映画「バトルロワイアル」に主役の前田亜季の親友役で出てます。 そちらもチェックしてみてください。

参考

池田早矢加公式ホームページ
公式サイトです。

internet bubu
さやかちゃん
ルカさんによる。
公式サイトより詳しいファンサイトです(笑)

ごくらくwebネットワークホームページ
池田早矢加ちゃん応援ページ
ひろろん長官による。
既に画像付きレポートがアップロードされています。

ハイパープレイステーションのGIRLS ON THE WEB
近況と沢山の写真、そして動画があります。

蛇足(笑)
私の撮った池田早矢加嬢の写真 1 2 

2002-12-17 深まる謎

_ 回るカウンタ

昨日の「本日のリンク元」は謎に満ちていて、http://petri.tdiary.net から213来ています。 http://petri.tdiary.net ってのは即ちこの日記な訳で、何がどうしたらこうなるのか良く判りません。 何か知りたい事が有って隅々まで読んだ人がいるのだとしたら、全く以って無駄骨ですね(苦笑)。 この日記に何か有益な情報が有るとは思えません。

_ レフ当て考

モデルに光を当てるだけがレフ当てスタッフの仕事ではありません。

レフを当てるふりをしつつ、客を監視するのも立派な仕事なのです。 まぁこの場合、客よりモデルのほうが気になってしょうがないようにも見えますが(苦笑)。
だからその人にも何か崇高な目的があったのかもしれません。>ゑろいひと

_ 殴り方考

先だって話題になった一脚がひん曲がるまで殴るのは大変だという話。 確かに普通に殴りつけたのではなかなか曲がりません。 剣道式に、ただ上に振りかぶって振り下ろすだけでは斬撃の強さも多寡が知れています。

軽く握ったまま振り下ろし、物に当たる瞬間に強く握りこみつつ手前に引いて体重を乗せる等の剣術の技術を応用すれば多少は変わってきますが、怪我をさせる程度で良いなら普通に振り回すのが一番です。

但し、頭は絶対に狙わない事。 特に側頭部は危険なので気をつけましょう。

ゑろいひとにも五分の魂が有ると言います。 無益な殺生は避けるが吉です。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

# raffine [顔はヤバいよボディボディということですか? つーか脚が曲がるまでというのは大体空振りor勢い余って地面or道路にたた..]

# ニシダ [その日記のURL(ただし最後のスラッシュなし)が大量にリンク元として記述される現象は、うちも含めてあちこちで起きてま..]

# ぺて [リファラの件はきっと Proxomitronユーザのせいでしょう(苦笑) http://pcweb.mycom.co..]

# raffine [↑ああなるほど、変数書き換えて人工的に生成されたリファラなのれすね。多分他のセキュリティソフトにもそういうのあると思..]

# ぺて [です。この機能は、意図しないリファラを相手サーバに送ってしまうという IEのバグの対策に有効です(笑) この場合、リ..]


2004-12-17 2004俺アワード

_ 2004俺アワード(カメラ部門)


ALSAPHOTのLe Maine Is(SOM BERTHIOT 45mm/f2.8 )
撮った写真は

こんな感じ。(モデル:阿部千明)
距離計すら付いていない、目測式の簡素なカメラなのだけれど、写りは私の理想に近かった。 解像度とかは大した事無いのだけれど、モノクロで撮った時のピントの合った部分の肌の質感描写と色乗りが実に良かった。
使いにくくは有るが、これからも大事にしようと思っている。

_ 最近作った料理

うどん抜きほうとう
冷蔵庫に豚ロースの薄切り肉、ブナシメジ、カボチャ、水菜、生姜。
鍋にお湯を沸かし、酒(多め)とおろし生姜、ガラスープの素少々を加える。 弱火にしてから豚ロースを一枚々々広げながら湯がいていき、火を強めて沸騰させてから石突きを取って裂いたブナシメジを加えてひと煮立ち。
カボチャ(1/4)は5mm厚くらいの薄切りにし、ラーメン丼に入れて、上からおたまに2杯くらい鍋のスープをかけて、電子レンジで5分。 火が通ったら鍋に投入して暫らく煮る。 カボチャが煮溶けて来たら、味噌を加える。 火を落としてから最後に水菜を一口大に千切って投入。 蓋をして余熱で火を通す。
水菜だけはその日のうちに食べきってしまった方が良い。 味噌汁そのものは、カボチャが煮溶けて味が丸くなった翌日の方が旨い。
豆腐や油揚げをいれても良いし、太目のうどんを入れてほうとうにしてしまっても美味しいと思う。

鶏のクリーム煮
冷蔵庫に唐揚げ・煮物用の鶏肉が一パック、瓶牛乳(200ml)2本、買い置きの玉葱が2個、野菜室にエリンギ。
玉葱は皮を剥いて2つに割り、薄切りにして、フライパンで茶色くなるまで炒める。 これをシチュー鍋に移して、ひたひたになるまでお湯を注ぎ、2つ割りにして1ミリ厚に刻んだエリンギも加え、ガラスープの素少々、塩胡椒少々。 鶏肉を皮目から焼いて焼き色をつけたら、フライパンにお酒を半カップ入れて、なべ底の香ばしい所をこそげ取り、シチュー鍋へ。
ソース・ベシャメル・・・をちゃんと作るのが面倒だったので、小麦粉(大さじで3杯くらいか?)を牛乳100mlで溶いて電子レンジでチン。 これを鍋に少しづつ入れて溶いて行き、残りの牛乳も加えてひと煮立ちさせてから味を見て、薄いようなら塩を足す。 火を止めてから、仕上げにバターをひと欠け入れて、余熱で溶かしてかき混ぜる。
玉葱を炒めるのが好きなので先にやってしまったが、鶏肉を焼いた後にした方が良かった。 エリンギは玉葱と一緒に炒めるべきだった。
ニセベシャメルは、小麦粉を炒ってからやった方が良かったかもしれない。 粉っぽさが残ってしまった。 ベシャメルでとろみを付ける前に牛乳を入れると分離してしまう事があるので注意。

_ 都内某所へ

仕事がしっちゃかめっちゃかになり、漸く家に辿り着いて飯を掻き込んでから一ッ風呂浴びて都内某所へ。 プリントをする気力も無く、天下統一の続きをしつつ、寝ないで東京駅へ。


2006-12-17 休日

_ 忌日


忙しさにかまけて、インドで客死した友人の忌日を忘れていた。 もう四年になる。
ホテルの風呂にお湯を張りっているあいだに、バタイユを読み乍ら死ぬってのは出来すぎた話だが、お湯が溢れて廊下に流れ出し、ドアを開けて入ってきたボーイが起こそうと揺さぶったら、既に事切れていたと言う。

まぁ実際に自分の目で見たわけでもないし、死んだような気がしない。 また傍迷惑な時間に電話を掛けてきたり、書かなくて良いことや書いてはいけないことを掲示板に書きに来るような気が未だにしている。

写真は奴の部屋。 起き抜けにぶらりとインドへ行ったらしく、大家に鍵を借りて中に入ると、布団が奴の形にへこんでいた。

_ AKB48 チームK「脳内パラダイス」公演初日(マチネ)

メール抽選で当たったので、ゆるりと秋葉原。 キャンセル待ち抽選の悲喜交々を横目に八階へ。
籤運良く早めに呼ばれて、未だ空いていた二列目に潜り込む。
いつものオーバーチュアに乗せて幕が開くと、楽器を持ったメンバーが並んでいる。

_ 今井優の八ヶ月

正面奥に今井。 ドラムを前に座っている。 地味派手なこのパートが今井らしいと言うか何と言うか。 軽い音だが的確なビートを刻んでいた。
今日、幕が開いた瞬間に今井優の八ヶ月が報われたのではないか、そんな気がした。

_ 楽器配置

下手側から佐藤がエレキギター。 これはちゃんとシールドが繋がっていた。 音は多分出ていたと思う。 其処まで確認する余裕は無かった。
高田と秋元がアコギ。 これも弾いてたのかどうかは分からないが、それらしい動きはしていた。
上手側に大島。 向こうを向いていたので分からなかったが、ベースだったそうだ。
野呂がキーボード。 件のローランドなので、これは多分繋がってない。
舞台中央にスタンドマイクが2本立って、上手側の河西がブルースハープ。 吹く仕草はサマになっていた。
下手側に小野。 リードタンバリン。
残りの面子はスタンドマイクに3人くらいづゝ付いてコーラスと言うかたち。
何をやらかすか分からないというか、確実に何かをやらかす小林に音の出るものを持たせなかったのは賢明。

曲が終わると次の曲のイントロの中で楽器を片付ける。 ドラムセットも解体。
間繋ぎに奥が踊りながら舞台上をうろうろするさまが可憐でよろしい。 ちなみにこの間にブレザーを脱ぐ。 脱ぐと数種類のセーラーカラーの衣装に。
三曲目になると、この衣装ごとに並び始める。 フォーメーションの妙を堪能。
三曲終わって自己紹介。 喋る部分は実質ここくらいしか無い。 今井と佐藤の劇団NYのネタへの入り方がどんどん上手くなっている。
高田の伊東かおるばりのボヤキが至芸。 明日からでも大須に出られる。

真っ白い衣装で出てきた大島のソロからユニットコーナーが始まる。 ソロってのは、AKB48の本公演では初めてではないだろうか? 大島の衣装は、なんと言うか「ロシアより愛を込めて」

真っ黒なゴスロリ衣装で梅田増田河西。 増田の歌が聴けるのは嬉しい。 真っ黒な衣装でマイクにスタンドの棒の部分だけを付けたのを振り回しながら歌う様はさながら月蝕歌劇団。 あれが仕込杖になってると面白いんだが、流石にそんなオチは無かった。

佐藤秋元宮澤野呂が出てきて、その大仰な衣装に驚く。 サージェントペパーズのジャケット写真みたいな・・・と言うか、まぁ17世紀フランス軍の軍装(秋元と宮澤の帽子がテンガロンハットになっているのは頂けない)。 三銃士に例えておくのが適当だと思う。 佐藤がアラミス、秋元がアトス、宮澤がダルタニャン、野呂がポルトスと言った感じ。 衣装より何より曲に驚いた。 ついにメタルが来た。

奥と小野で「ほねほねワルツ」。 体操服風の衣装に頭を抱える。 上は体操着のようでありながら、襟ぐりと袖口も白い。 下は提灯ブルマのようでありつつ、膨らみの無いもの。 これはあのへんのシルエットを出さない為の処理だと思われる。 髪をおろした奥が大人への階段を一気に二段飛ばしてJUMP。

ユニットコーナーの最後は、王様の格好をした小林が今井高田大堀早野松原を従えて「くるくるパーでごめんね」と歌う、小林以外には罰ゲームのような珍曲。 日替わりで持つ小道具が変わるらしいが、この日の昼は小林が長葱、松原がおたま、高田がボーリングのピン、大堀がはたき、今井が枕、早野が算盤。 曲が終わって今公演唯一の間繋ぎコーナー。 何やら拾いに行った小林の手には、曲中に勢い余って折った長葱の破片。 大堀に近づけて「臭い!!」とはたきではたかれる小林。
空のお城に住んでいる松原や、お勉強は出来るが奇行も多い早野や、脳味噌の80%がボヤキで出来ている高田は良いとして、高学歴組の今井と大堀が「くるくるパー隊」に入っているところが実にシュールだ。

ABBAみたいな袖のぴらぴらした服でクリスマスソング。 曲終わりでネッカチーフを外して頭につけるとコレがカチューシャで海賊に早替わり。 カチューシャかわいや、別れの辛さ。 曲中にメンバーが徐々に減ってゆき、最後の曲は捌けたメンバーから徐々に登場して直球の紺セーラーで卒業ソング。 終わって暗転。

アンコール一曲目が一世風靡みたいなので萎えつつも、2曲目からの井上ヨシマサ2連発で持ち直す。 「Virgin love」→「シンデレラは騙されない」→「転がる石になれ」のメドレー。 最後に「草原の奇跡」(表記不明)で幕。

_ アンコール衣装あれこれ

今井と梅田が被っているボルサリーノが良く似合っていた。
宮澤のキャップのロゴはAKBだったが、小林のはKKになっていた。 小林専用か?
ニット帽の小野はなぜか腰に耳つきの白いサンバイザーを付けていた。
小野と奥のシャツだけ前身ごろにギャザー。 理由を考える。
襟ぐりが深すぎる松原。 お辞儀が危険な様に思えたが、杞憂だった。

「なんにもない机の引出しをあけて見る」  尾崎放哉

_ その他雑感

一番おいしいのは小林。 今井や佐藤は堅実に自分の立ち位置を固めてきた感じ。
元気な子供の動きでしかなかった奥の振りに情緒が出てきた。

楽しい気分で終始して終わったが、三銃士の曲のヤケクソなシンセドラムが味わい深かった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# ゆたかの [おれも「ABBAみたい」って思ったけどそれが適切な言い方なのかわからず困っていた(笑)]


2011-12-17 前ピン祭り

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 02号

AKB48(篠田麻里子、藤江れいな、峯岸みなみ)
7ページ10カット、撮影は門嶋淳矢。
集合で1カット、あとは見開きで一人2ページ3カット。 篠田と峯岸の撮られ方、カメラの前に自分を晒すことの巧さが際立つ。 藤江はそのあたりが未だ拙く、それはブレザーを掴む指の硬さだったり、ぬいぐるみに抱きつく姿のぎこちなさだったり、頑張っているのは判るが見劣りする。
藤江れいなの幸運は、テレビや雑誌に出られることそのものではなく、こうして仕事の出来る先輩と同じ現場で仕事が出来ること、お手本と自分の仕事の差を較べて見られることではないかと思う。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 03号

岡本玲
7ページ22カット、撮影は宮坂浩見。
フレンチ・キスのグラビアは惨憺たるものであった宮坂浩見だが、今回は幾分マシな出来。 しかしこれはモデルの力量に拠るところ大であり、技術的にはやはり拙い。
癖なのだと思うが、全体的に前ピン。 多少絞って深度でなんとかしているが、小さいものでは誤魔化せても、大伸ばしにすると粗が出る。 写真を撰んで並べる人の苦労たるや如何ばかりか。
モデルが岡本玲だったから成立したグラビアなのだけれど、逆に言うと岡本玲を生かしきれておらず、即物的に撮り過ぎて似たような歯見せ笑顔がズラリ。
宮坂浩見、女の子を撮る仕事は受けない方が良いだろう。

佐藤亜美菜
5ページ8カット、撮影は山口勝巳。
まぁリアリズムとは別のところにある詐術に近い手法で撮られているのだけれど、全くの虚構には見えないのは佐藤亜美菜もそれなりに絞れたと言う事なのだろう。
殊更隠していないのにそれほど太く見せない、無理難題を押し付けられた時の山口勝巳の腕の冴えを堪能。

_ 更新情報

コラム的ななにか

小林香菜の夜景検定合格を言祝ぐ

をアップロード。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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