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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2001-05-28 [長年日記]

_ 日がな一日

サイトの更新と、写真のスキャンと、レポ書きと、テキスト打ち。 途中眠たくなると寝たり、腹が減ったら飯を喰ったり、酒を呑んだり。

_ 夕方、

冷蔵庫に碌な食い物が無い為近所のスーパーへ。 鮪の切れっ端と血合いのところがあつたので、葱と一緒に買い込んで葱鮪(ねぎま)を作った。
びろーんと長い血合いは一口大より少し大きめに切。 葱は適当にブツ切り。
鍋にぶち込んだら水を張り、大目の酒と醤油で煮魚より薄めに味付けして火にかける。 暫くするとどんどんアクが出てくるのでひたすら掬う。 これを掬っておかないと生臭くなってしまう。
あらかた火が通れば喰えるし、「生煮えが旨い」って人も居るんだけど、肴にするには少し煮込んだほうが私は好きだ。 良い出汁が出るし、葱に味も染みる。
この手の食い物は下手味(げてみ)に妙があるんで、血合いを使わなかったり、葱を斜めに切ってみたり、上品に作っちゃうとねぎまであってねぎまでない別の食い物になってしまう。
材料だけ買い込んで母親に作らせると、どうにもぴんと来ない味になってしまうので、この手の物は自分で作る事にしている。


2001-05-27 某撮影会@新宿御苑 [長年日記]

_ 今日は

海軍記念日ですね。 そんな事とは関係なく、いつもとは毛色の違う撮影会へ。 これまで行っていたのは業者主宰の撮影会だったのだけれど、篤志家の個人がやっている撮影会があると言うので勉強方々行って見た。

_ あ、

勉強と言っても、撮影会商売始めようってんじゃなくって、自分がより撮りやすい場を誰も作ってくれないので自分で作ってしまおう、と。 要するに私も撮影会をやらかそう、と。 まぁ、そう云うことでノウハウとかそのあたりも含めてじっくり撮ったり見たりして来た。

_ 御苑の新宿門に

9:45集合だったのだけれど、新宿3丁目の駅を出ると結構な雨。

濡れるのも厭なので待合室に居ると、三々五々参加者と思しき人々が集ってきた。殆ど知らない人ばかりだったのだけれど、雇われスタッフとして知り合いのてけてけ師が来ていた。

スタッフは主催者と雇われスタッフ2名、タレントのマネージャーが1人帯同していたけれど、主催者が信頼されているためかほぼ荷物番状態だった。

レフはパイプフレームの角レフ一枚と折りたたみの丸レフ1枚。

今日のモデルは田島知佳さんと中瀬麻乃さん。 営業熱心な田島嬢は、一見の客と見るや私に寄ってきて自己紹介をし、私の名前(「ハンドルでもいいです」とも)を聞き、6月にやるライブのチラシを渡してくれた。

_ さて、

この雨ン中何処で撮るんだろう、と思ったら休憩所の中から日本庭園をバックに撮影。 一寸暗いんだけれどレフを当てちゃえばなんとかなる。

主催者の人はふら〜っと何処かへ行ってしまい、暫くして帰ってきたら「ここが一番明るくて撮りやすいみたい」・・・この雨の中御苑中の休憩所を回ってきたそうだ。 どうせやるならここまでやらなきゃダメてすね。 勉強になりました。

_ 今日のカメラは

α-7000+M42アダプター
オートタクマー 35mm/f2.3
ペトリ 55mm/f1.8
ジュピター9 85mm/f2
ゼニット 100mm/f1.5

フジカST605
EBCフジノン 55mm/f1.8

ライカD-III
ジュピター3 50mm/f1.5
上海 50mm/f3.5

ペトリカラー35 ペトリ40mm/f2.8

ローライコード トリオター75mm/f3.8

フィルムはアグファのカラーネガの100、ローライコードのみプロビア。

 減らしたって言っても、嵩張るマミヤプレスを外して、その空いた隙間に何も入れなかっただけなんですが(苦笑)
 他の客はAFズームコンパクトが一人居たほかは大体AF一眼+標準ズーム+望遠ズームだった。 サブカメでデジカメを使っている人も結構居ました。
 相変わらず手でピントを合わせたり、単体露出計を振り回しているのは私だけでした。

_ 午前中に

一回衣裳替え。 何時にって事ではなくて、なんとなく「そろそろ替えようか」って感じに。

田島嬢の衣裳は本人任せだったのだけれど、主催者(以下「川崎さん(仮名)と表記)がメインで撮っていた(・・・と言うか田島嬢はほったらかしだった(笑))。中瀬嬢の方は川崎さん(仮名)のダメ出しが盛大に入って「あれもダメ、これもダメ」で結局Tシャツのみ交換(苦笑)。

雨が小ぶりになった頃合を見計らって外で撮ったりしているうちに昼になり、「飯を食っている間に雨も上がるだろう」って事でレストランへ。 価格体系は園内の割にはそう高くはなくて、400〜1000円の間。 コーヒーは370円。

綺麗だしそんなに不味くもないし、雨だった所為も有ってか空いていた。 飯を食い終わってから他の客はモデルさんと歓談・サイン会。 私はその間これを書いていました(笑)。

_ 午后は

中瀬嬢は別のTシャツに、田島嬢は品川学院女子の制服に着替えて日本庭園で撮影。 暫く撮っているうちに雨も上がった。

一頻り撮ってから二人おそろいの西武学園文理の制服に着替えて2ショットを少し。 並木に移動して4時まで撮影した。 私は制服ってのは出来すぎちゃって絵にしにくいのであんまり好きじゃないんですけど、普通の客の受けはいいですねぇ(苦笑)

_ レストハウスに

移動して女の子は着替え、我々は参加費の清算。 件の業者でぼったくられる事を考えたら安いものだ(苦笑)。

御苑を出るまでの間、てけてけ師に撮影会のノウハウを色々と聞いて見た。

終了後荻窪へ移動して広東風で写真展がらみの呑み。 今回は少々長っ尻に過ぎた。 店の人に申し訳なかった。


2001-05-20 某撮影会@夢の島公園 [長年日記]

_ 10時過ぎに

起き出して、撮影会の支度。 1月から月1回のペースで行っていた撮影会も今回で一区切り。

_ カメラは

α-7000+M42アダプター
オートタクマー 35mm/f2.3
ペトリ 55mm/f1.8
ジュピター9 85mm/f2

フジカST605
EBCフジノン 55mm/f1.8

ライカD-III
ジュピター3 50mm/f1.5

マミヤプレス
セコール 105mm/f3.5

フィルムはアグファのカラーネガの400、マミヤプレスのみプロビア。

_ いつもは

4部構成のうち、1部のみの参加って事にしているのだけれど、今回は「1部はバーベキューと撮影会」と言う変則・・・って言うか訳の判らない事になっていて、金額的にも5割増だったので、今回に限り2部のみ。

バーベキューは予想通り仕切りが悪くて、ガンガンに起こした炭の上に網なんざ乗っけちまったものだから強火の近火になっちまって、焼ける前に焦げっちまうような状態で、機転の利く客が焼きそば用に用意してあった鉄板を乗っけて何とかしなかったら皆で炭を喰らう羽目になっていたようだ。

_ 1部の撮影は

バーベキューをやった林の前のヨットハーバーをバックにやったみたいなんだけど、その方向で撮ると「第五福龍丸記念館」がモロに写り込んじゃう。 わかってやっていたのだろうか。

受け付けを済ませて2部の撮影が始まる・・・かと思いきや、別の撮影場所へ移動って事で、炎天下を汗書きながら延々歩いて、着いた所はヨットハーバーのド真ん中。

_ 確かに

ヨットがずらり停泊していて良い絵になる・・・とスタッフ(って言うか、スタッフは三下扱いで、モデルさんのマネージャー某氏が仕切っていた。)は思ったのだろうけれど、ヨットの向こうには倉庫だのマンションだのセメント工場だのが鎮座ましましていて、しかもバックを飛ばそうにも光線が強すぎて飛ばし様が無いから、余程上手く撮らないとどうやっても殺風景な建物群が写り込んでしまう。

更にはこの天気・この状況で銀レフなんざ当てやがるし。 もちっと勉強したが良いね。

撮る側はいい(・・・って決して良かぁ無いが言葉の綾だ)としても、モデルさんたちはこんなとこで撮るなんて聞かされてないから、日焼け止めなんざ塗ってない。

隠れる日陰の一つも無いから休憩中も炎天下で日にあたり放題。 しかも、下はコンクリ舗装だから照り返しがきついのきつくないの・・・。

こんなんじゃ服の上からでも下着の痕がつくような焼け方をしかねないんですがねぇ・・・。 何考えてんだか。

_ 此処で

一頻り撮影したあと次の場所へ移動。 今度は木陰も有って吹き抜ける風も心地良い花畑です。 半ば散りかけのケシの花畑・・・。 収穫を控えた黄金の三角地帯みたいな場所。 確かに綺麗な花ではあるんだけれどタレントイメージ的にケシは不味くないか?しかも散りかけだし。

此処でも一頻り撮ってさらに移動。

_ 陸上競技場脇の

ベンチで一休みした後、木立ちの中のベンチで撮影。 此処でも撮影場所を決めるときに、光の周り具合とか背景とかを良く見ないで即物的に決めちゃう。

二手に分かれたうちの片方は、慣れた客が勝手にモデルの座り位置・角度からレフの強弱迄仕切ってやってるから非常にいい感じで撮れている。

そう云う能動的な客をあからさまに邪魔にしているんだけど、決して安くは無い金取って置いてそれ以下の仕事しか出来ていない状況を謙虚に受け止めるべきだと私は思う。

_ おまけに

「撮影会は終わったんだからとっとと帰るなり移動するなりしろ」ってのを客に直接言わないでスタッフ氏に指示を出すようにしつつ客に聞かせるという回りくどい演出(苦笑)。
営業妨害になるから業者の名は出さないけれど最後まで厭な感じだった。
他の客はスタジオへ移動。 私は市ヶ谷まで一緒に行って今後について話し合った後、阿佐ヶ谷へ。 阿佐ヶ谷北氏らと、名曲喫茶「ヴィオロン」でSPを聴く会。
 今月はワグナー。 アリアが主だったのが一寸残念だったのだけれど、歌なしの奴は結構ツボに嵌まった。
 カラヤンで聴く戦後のベルリンフィルは偉そうでもったいぶってて嫌いなのだけれど、フルトヴェングラーとかカール・ムックの振る戦前のベルリンフィルはかなりいい感じだった。 隣のタイ料理屋で飯を食った後、駅前で少し飲んで解散。


2001-05-19 [長年日記]

_ 夜、

petaとキムラ氏来訪。 日本橋へカレーを喰いに行った。
 今月は矢鱈と金が無くて、妹から借銭しているのでご機嫌取りかたがた連れて行った。
 新大橋通り沿いの「カレー革命」なる店(番地は蛎殻町)。
 いやぁ旨かった。 詳しい事は検索して調べてみてください。 検索して出てきた奴を片っ端から見ていくと行った人の感想の中での毀誉褒貶は激しいし、店のサイトも怪しいです。


2001-05-18 [長年日記]

_ 九時過ぎに

目が醒めた。
「さぁ、そろそろ起きましょう」
と言うと家主答へて曰く

「私はこれから寝るところです」

_ 12時過ぎに

目覚し時計がりんりんと鳴り出したのだけれど、これも私の嫌がらせだと思ったらしい。 あんただよセットしたのは。 なんだかんだで1時過ぎに起き出してタイ料理屋で昼飯。 うまいけど高い。

腹をふさいだ後、隣のヴィオロンでコーヒーを啜りながらぼーっとした。

ベルリオーズの幻想が掛かったのだけれど、スコアに忠実な奴らしくて第4楽章以降がつまらない。 ラフマニノフの「パガニーニの主題による〜」も掛かった。 ラフマニノフは好きなのだけれどパガニーニはこれ見よがしで嫌いだ。

_ 恵比寿へ

移動して写真美術館へ。 報道写真(しかも殆ど戦場)なので、カメラを首から下げているような奴は大抵ニコン。 ペンタックス6×7ってのも一人居たけれどほぼニコン。 しかしF2とかF3とかの報道ユースのゴリゴリした奴ではなくてFE2とか柔らかい奴ばかり。

私しはそういうのはキライなのでプラクチナIIa+フレクトゴン25mm/f4.

キャパがらみって事で東京富士美術館が当然関係していて、そっち系の客が多かったように見受けられた。 写真を見る際の写真との距離の取り方とかしてんとかが違う。

見終えてからビヤホールの外テーブルで一杯。


2001-05-17 [長年日記]

_ 明けて

日曜に恵比寿の東京都写真美術館へキャパ賞展を見に行く事にしていたのだけれど、またどうせ起きやがらねぇだろうと踏んだ私は、前夜のうちに阿佐ヶ谷に乗り込んだ。 駅前の喫茶店で落ち合い、暫く時間を潰した後阿佐ヶ谷北邸へ。 明け方までぐだくだと馬鹿話を。


2001-05-15 [長年日記]

_ 今年の

連休は珍しく東京にいた。 3日にライブを見に行ったくらいで、あとはとりたてて何をしたって事もなく、四月の日記を打ち込んだ奴が根こそぎ消えてしまって馬鹿々々しくなってしまったりした事もあって、半ばまで何をしていたのかメモすら取っていないので良く判らない。

11日に30歳になった。 隠居もへったくれもありゃぁしない。

2001-05-03 Spring Summer LIVE Cruise [長年日記]

_ Spring Summer LIVE Cruise@四ツ谷Live inn Magic

 さして急ぐ事もあるまい、と思っていたのだけれど、申し込んでみると整理番号は127番。 なんでも実質的には一部で(まぁ Z−1 な訳ですが)先行電話予約が行われていたとの事。 箱の大きさを考えるとちょっと入れすぎのような気がしないでもない。 しかも私の後にも申し込んだ人はいる訳で、結果150からの予約が入った模様。
 そんなことが有りつつもライブ当日を迎え、前夜から自分のサイトのCGIをいじっていたらどうにも収拾がつかなくなってしまった為結局徹夜して眠い目をこすりつつ四ツ谷へ。
 現地へ着いてあたりを見回すと人相も悪く人品も賎しい集団がそこかしこに屯している。 私を含めて(笑)。
 チケットの引き換えが始まると、モスクワのパン屋か銀行の取り付け騒ぎの如く有象無象が列をなしてチケットを受け取る。 ここでも更にチケット絡みの厭な話を聞いた。 N口さん(仮名)のイベントなのにおかしいなぁとは思ったが、全部に目配り手配りしろというのもまぁ無理な話。 中身に期待することにした。
 入場は電話予約分の1〜60番とネット予約分の61番〜の客の並列同時入場。 些か間抜けでは有るが、販売チャンネルが複数になった場合は致し方ない。 入ってみれば予想通りほぼ満員、これは撮禁でも納得。 こんな状態で写真なんぞ撮らせたら収拾がつかない。
 客の内訳は   AceFile系>Z−1系>池田系>アルテミス残党系   と言った感じ。 教唆・煽動に長けたプロの客2名がそれぞれ日和って別の現場へ行ってしまったため池田系の客も今回に限っては至って静かなもの。
 そうこうしているうちに開演。 出演者全員がお揃いの髪型、お揃い(但し色違い)のTシャツにパンツルックで登場。 振りも揃っていたのが見ものだったのだけれど、これはプロデューサーたるN口さん(仮名)の手腕だと思う。
 出演者はAceFileの4人とZ−1の4人、そして池田早矢加先生と森なつこちゃん・鷲見麻由美ちゃん。 池田先生のステージはゲームショーのカラオケを除けば昨年のクリスマスライブ以来。 鷲見麻由美ちゃんは初見だったがなかなかの美形、100回殴る前の倉木麻衣と言った感じ。
 やった曲はおにゃんこ系・乙女塾系・TPD系が中心。 おにゃんこの曲には反応するのにTPD系の曲の認知度はかなり低かった。 曲名とか曲順とかはメモしてないのでわかりませんし、時系列でも書けないので雑感を記して行きます。

 AceFileは矢張りバランスが取れているなぁと感じた。 久志麻里奈の役回りは良くわからなくて、正直浮いているようにも感じられたのだけれど(一人だけソロの曲が無かった)、それ以外の3人はキャラクターがしっかりしていた。
 奈良は 「とにかく元気」(C)エモーション と言った感じで、声量の無さと下手糞さを元気に歌い愛嬌を振りまく事で上手く誤魔化していた。
 吉川は歳の割に幼げでほんわかしたキャラクターとそのいたいけな声を生かして下手なりの可愛さを上手く出していた。 この声で歌ってくれれば下手糞だろうがなんだろうが全然構わないし、寧ろ心地よい。
 工藤はとんでもないキャラクターと絶望的なまでの写真写りの悪さで知られているが、歌い方は至って素直で実力以上に上手く聴こえた。 自分の出せる音域と声量をわきまえて、その範囲内で出来る事をやっている感じ。 ごくあくアイドルWeb主宰ひろろん長官が「工藤あさぎの『つらいレス』は癒される名曲だ」とかなんとか書いていたがなるほど納得だった。 そしてやはり現物は写真で見るのとはまるで別物の可愛さだった。
 私の中での好感度は 工藤>吉川>久志>奈良 の順。 奈良は如何にも可愛いのだけれど、あざとさが鼻についた。

 逆に拍子抜けしたのがZ−1. 最近バラ売り戦略が露骨になっている上戸は飛び抜けて可愛いと言うほどでもなく、グループ内で一番目立っていたのは春川ますみ化した根食だったりした、一時痩せたと聞いたいたのだが・・・。
 もう一つ拍子抜けしたのは上手い々々と聞かされていた根食の歌唱力。 骨格的にはどうやっても声は出るように出来ているのであとは如何にそれをコントロールするかなのだけれど、小手先のテクニックでこねくり回すような歌い方で、全然声量が生かされていない。 その割に「私は歌が上手いのよ」ってな感じの驕りと紙一重の自信がかんじられて一寸厭な感じだったのだけれど、出る声をコントロール出来ていないので正直下手糞に聴こえた。
 逆に思ったより良かったのが西脇と藤谷の二人。 踊りにもキレが有ったし、自分の力量を客観的に把握出来ていてその範囲内で出来得る限りの事をしている一途さのような物が感じられて好感が持てた。

 森なつこと鷲見麻由美の二人は予想外に良かった。 事務所の力関係とか諸般の事情とかを考えると、あんまり目立っちゃまずかったり色々あったりすると思うのだけれど、バックでサポートに徹しなければならないところではしっかり黒子になって主役を支えていた。 他の面子より比較的暇だったりしたのかも知れないけれど振りも揃っていたしコーラスも綺麗だった。 あと鷲見ちゃんはとても可愛かった。

 さて、私のお目当ての池田先生のご様子はと言へば・・・。 いやはやとんでもなかった。 この人は鬼だ。 「国定忠治は鬼より怖い、にっこり笑って人を斬る」なんて言う俗諺を踏まえると国定忠治並ってことになろうか? 終始笑みを絶やさなかった池田先生ではあったが、我々、少なくとも私は細切れに切り刻まれて膾にされるくらいの衝撃を受けた。
 バックコーラスに回ってひかえめに声を出しても声の張りと音程の正確さですーっ前に出てしまう。 踊っても、止め・跳ね・払いの美しさが際立っているので目を引いてしまう。
 圧巻はソロでやった高橋由美子の「Fight!」。 くの一忍法帳の如く舞台袖から側転で飛び出してきた池田先生は、「振り」って言うよりも「ダンス」とか「バレヱ」に近しいような激しい動きで歌い踊りつつも全然息が上がらない。
 歌も勿論上手いが「ほぅら上手いだろう」なんて厭味はかけらも無く飽くまで心地よい。 この人のステージはいつも見るたびに驚かされるのだけれど、この人に好き放題やらせたステージを見たいと、今回は切実に思った。
 他との兼ね合いも有ったと思うが、はじけていたのはこの一曲のみ、正直もっと見たかった・・・。 あと笑った事が一つ。 妙に慣れている「ラッキーラブ」。

 こんな凄いのの後はさぞやり難かろうと思うのだけれど、そこを上手くまとめてエンディングへ持っていくN口さん(仮名)の手腕には感心した。
 「歌姫じゃねぇか、コレ」とか言われようが何しようが良い物は良いンで、是非今後も続けていっていただきたい。

 最後の30分は真っ白化したいつもの寝間着のような衣裳に着替えて登場したAceFileのオンステージ。  シングルの曲2曲と奈良のソロデビューシングルと吉川と工藤の掛け合いの曲、そしてアンコールでもう一度「タイムマシンでつれてって」をやってお仕舞い。 とにかく挙動不審で変な顔で不穏当な発言でしかもべら棒に可愛い工藤あさぎを見られただけで満足。 この娘は生で見ないと本当の良さがわからない。

2001-04-30 [長年日記]

_ 2日も

徹夜をしたので流石に起きられない。 仙台からはるばるばく先生がやってきて、写真部関連の面子で呑む事になっていたのだけれど何時の間にか寝ていて、大幅に遅刻した。
店についた頃にはすでに呑み始めから小一時間経過していて、もう好い加減できあがりつつあり、頼んだ料理もあらかた無くなっていた。
17:00過ぎに飲み始めたと言うのに、店が込んできても21:00を回っても誰も腰を上げようとしない。 しょうがないんで今日も私が仕切って店を出た。
店のほうから予め言われる事も有るのだけれど、大体一件あたり2時間、長くても3時間で河岸を変えるのが暗黙の了解であって、飲み食いの注文が落ち着いたらもう出る事を考えなきゃいけない。
一回こっきりで二度と使わねぇってンなら話は別だが、今後も使う気が有るんなら店に嫌われないほうがいいのは当たり前田のクラッカー、セサミハイチも宜しくってくらいのもんだ。
おまけに勘定は一人頭7000円。 貧乏人が雁首そろえて飲んでるんだからもうチット安い店にしてくれ。 どうせ味なんざどうでもいい面子なんだし(私はどうでも良くはないけど)。


2001-04-29 ai-land撮影会@北の丸公園 [長年日記]

_ 始発で帰って

とりあへず仮眠。 電話で叩き起こして貰って件の撮影会へ。

今日はモデル4人のうち2人がまぁそれなりにメジャーな(・・・と言っても「この業界では」ってな感じではある)仕事をしているためか、客の大半はそっちに吸い取られてしまい、私はお目当ての娘を比較的楽に撮る事が出来た。

その娘は最近厭な事が重なったり風邪を引き込んだりしていたので、少々心配していたのだけれど、案外元気そうで一安心。

_ 今日はペトリの日。

ペトリカラー35購入記念でフィルムも総てカラー。 使ったカメラは
α-7000+M42アダプター
オートタクマー 35mm/f2.3
CCペトリ 50mm/f2
ジュピター9 85mm/f2(使用せず)
ゼニット 100mm/f1.5

ライカD-III
ジュピター3 50mm/f1.5
ジュピター8 50mm/f2(使用せず)
上海 50mm/f3.5(使用せず)

ペトリカラー35 40mm/f2.8

ペトリコンピューター35 40mm/f2.8

ペトリf1.9 45mm/f1.9+テレ&ワイドコンバージョンレンズ

 α-7000をメインにして同じアングルでの枚数を稼いでみた。 ライカには久々にジュピター3をつけてボケ味を狙ってみた。
 カラー35はテスト撮影。 思えばペトリをメインにして撮影会に臨むのは初めてだ。

_ 終了後

どこかへ撮影に行こうと思っていたのだけれど、思ったより早く雨が降り出してしまい中止。 ひたひたと待ち合わせて阿佐ヶ谷へ。
さらに阿佐ヶ谷北氏らと合流して喫茶店を梯子。 部屋を片付けねばならないひたひたと別れてジャズバーへ行き朝まで。 色々有ってはじめは険悪だったのだけれど、まぁ何とかなった。
明け方、冷房がいきなり強くなり「あぁこりゃ帰れって事だな」と判断して店を出た。
博多天神でラーメンでも手繰ろうと思っていたのだけれど、前まで来たら丁度看板。 仕方なく向かいの別な店で食ったがあまり旨くは無かった。 家に帰るとカボさんから荷物が届いていた。 貸していた本とカボさんの新しい詩集。 紙にインクで刷ったものは矢張り良いなぁ・・・と、つくづく思った。 ブラウン管に映し出される視覚的に訴えてくる物もそれはそれで良いのだけれど、やはり私は紙に印刷されている物の方がしっくり来る。 詩の一篇々々に重みがあるので、少しづつ読むことにした。


2001-04-28 [長年日記]

_ 仕事帰りに

都内某所へ。
私がついた頃には皆さんほぼ出来上がりつつあり、2、30分もしたら河岸を変えよう・・・なぁんて言っていたのだけれど、私が来たらそんな事はふっ飛んで飲みなおしムードになってしまった為か、結局長っ尻で居座る羽目になった。
会話の中身も物騒、人相風体も怪しげで店の人がビビリつつも厭そうな顔をしていたし、他の客もいなくなってそろそろ看板にしたそうな素振りだったのでそろそろ勘定を済ませて外に出よう・・・と思ったら、毎度々々酒癖の悪い大莫迦野郎が「もう一杯呑んでから」とゴネ出して、しかもちんたら飲みやがって一向に腰をあげようとしない。 からみ上戸だし。
好い加減頭にきたので、ウーロンハイはまだ半分くらい残っていたのだけれど、こちらで勘定を済ませて店を出た。

私は何が嫌いってこういう野暮な野郎ほど嫌いなものは無いんで、正直言ってこうてう呑み方は下の下だと思う。 普段やってることや言ってることが幾ら立派でも、ひとたび呑んだらこうもグズグスになっちまうんじゃ説得力なんざかけらも無い。
酒なんさすっぱり止めてしまえ。
河岸を変えて阿佐ヶ谷の喫茶店へ行き、阿佐ヶ谷北氏のところで夜明かし。

2001-04-25 [長年日記]

_ 仕事なんざ

とっとと終わらせて銀行に駆け込み、金を下ろしたらその足で兎に角中野へ。 ペトリカラー35(黒)を身請け。

このペトリカラー35ってカメラは昭和43年発売の高級コンパクトカメラで、レンズはテッサータイプの3群4枚「ペトリCC40mm/f2.8」シャッターは自社製B・1/15・1/30・1/60・1/125・1/250. 

距離計は付いていないが、ファインダーの中には距離目盛もあり、また40mmと言う広目の画角のため目測でも何とかなる。 右手でシャッターダイヤル、絞りダイヤル、レンズ繰り出しノブなどを操作できるし、露出計の表示も距離目盛もファインダー内にあるので、覗きながら殆どの操作が出来る。

慣れれば非常に使いやすいし、写りも非常に良い。 私はペトリの最高傑作だと思っている。

ただし慣れないと非常に使いにくいし、普通の店で買うとべら棒な値段がついていることがあるのでお勧めは出来ない。


2001-04-22 [長年日記]

_ 昼から

起き出して秋葉原へ、ひたひたと待ち合わせて電気屋巡り。 家の冷蔵庫の調子が悪いので、代替品の価格調査。 ついでにノーパソの価格も見て回った。 Macでも3万もあれば何とかなりそうだ。

給料が出たら買おう(・・・とこの時は思った。この時は。)。

ついでに中野のPへご機嫌伺いに。 電車の中で蛇腹カメラの話になり、「1/125s以上ってあんまり使わないやねぇ」なんて話から「昔、マミヤシックスの雑誌広告で『あなたは年に何回1/500秒をつかいますか?』ってのがあってね」なんて話をしていたら、そのものズバリのマミヤシックスK型か有った。

シヤッター、蛇腹、ボディ共にまぁまぁ。 レンズに少し黴があったものの、これは前玉が簡単に外れるのでこれも何とかなる。

マミヤシックスは他の蛇腹6×6カメラと比べると、一回り大きくて重いのだけれど、その分使いやすく、信頼性も高い。

ひたひた女史はいじくっているうちに欲しくなったらしく、値段を聞いてみたら・・・うへへへへ、良いんですか旦那ってな具合になり、ご購入。

私は私でペトリカラー35(黒)なんて物を見つけてしまい、今月もノーパソは無し。


2001-04-21 [長年日記]

_ 会社帰りに

荻窪へ。 区民センターで写真展の打ち合わせ。

終了後、広東風へ移動して晩飯。 始まったのが10:00頃だったので、気が付いたら終電直前。 泡を喰って駅まで急ぎ、漸く間に合った物のタクシー代なんざ無い。 駅から電話をして家のものを待たせておいてタクシー代を払ってもらった。

我ながら情けない。


2001-04-11 [長年日記]

_ 流石に

疲れているらしく、やたら眠い。 今日も早寝。


2001-04-10 [長年日記]

_ 人の

動く気配がすると目が醒めてしまう貧乏性の私は、8:00過ぎには目が醒めてしまった。 気が付いたらここ2日咳をしていない。 今までずっと出つづけていた咳は何だったのだろう。 10:00ころ出発。 市役所に車を停めてB食堂へ。 朝っぱらから大盛肉そば。 流石にちときつかった。 今日も生協のスーパーで買い物。 油揚げ20枚、打ち豆2パック、チーズ、調理パン、ビール2本、酒1升。 今日は私鉄で帰宅。 流石に疲れたのでとっとと寝た。


2001-04-09 [長年日記]

_ 朝8時に

起き出して仙台駅へ。 東北本線を南下、喜多方へ。

珍しく接続は良かったのだけれど、磐越西線はいつもの事乍らちんたらちんたら走りやがって結局ついたのは14:00過ぎ。

_ 早速

市内Gへ行って昼飯。 平日で観光客も少ないためか、珍しくタンメンをやっていた。 旨い。

たわらやで10円饅頭を40個買い、生協のスーパーで油揚げ、身欠き鰊、豆腐などのつまみと酒を購って先方の家へ。 饅頭をつまみつつ茶など喫しながら四方山話。 なしくずしで酒となり、さんざ飲んで喰って10:00頃には寝た。

今日の酒は清川の太左衛門、カッツのゼクト(スパークリングワイン)、まだ何か呑んだような気もするが覚えてない。

つまみは油揚げの炙ったのと奴と身欠き鰊の炙ったのと蕗味噌。

カッツのゼクトと和風の貧相なつまみとの相性は最悪だった。 チーズのひとつも買っときゃ良かったが、後の祭り。


2001-04-08 [長年日記]

_ 朝、気が付いたら

6時。 当然始発には間に合わない。 兎に角急いで支度をして家を出た。

8:12上野発の常磐線で北へ。 茨城の真ん中辺りが櫻の盛りで、北に進むに連れて蕾が多くなってくる。 例によってうつらうつらしながら仙台へ。 ついた頃には3時を回っていた。

_ 愛宕橋の

カフェマチスと言うギャラリーカフェにて、ばく先生の写真展を鑑賞。 仙台の街の中で撮った写真をキャビネで焼いて揃いの額に入れてあって、しかも壁ごとに縦位置と横位置に分けて展示してあった。

4人のカメラマンに依る合同展なのだけれど、誰が何を撮ったかは明記されておらず、ただ撮影地のみが書いてあった。

額込み3600円で販売もしており、何点かには既に買い手がついていた。

_ 銀行へ

金を下ろしに行きがてら、新しく出来た中古カメラ屋「イコンハウス」へ。 品揃えは国産・舶来とりまぜてまぁ満遍なく。 値段は高すぎはしないが安くは無い。そんなに面白い物も無かったので直ぐに出ようと思っていたのだけれど、店で掛かっていたFMに椎名林檎が出ていたのでついつい長居してしまった。

値付けはPhototecよりはマシなのだけれど、店主はカメラに関して素人に毛が生えたような知識しかなくてガッカリ。 東京から態々見に来るような店ではないけれど仙台にいる限りにおいては巡回コースに入れる意味はあると思う。

気になるものも無くは無かったのだけれど高すぎた。 ハリナ35X 23000円也。

_ 帰りがけに

モスで新商品の「モスライスバーガー・かき揚げ」を食べてみた。 不味くは無かったが二度と喰わないと思う。 これをかき揚げと呼んでいいものなのか?
 会場へ戻ってからばく先生にコーヒーをご馳走になった。 旨い。 店内には画集・写真集がいろいろ有ったのだけれど、私の趣味に合うものは一冊たりともなかった。 美術手帖を置いている店とは相性が悪いようだ。 マン・レイのポートレイトの奴を少し見た。
 19:00に仕事が終わるお散歩子猫とSS30の前で待ち合わせ。 なにやら中華屋へ連れて行かれた。 この日の呑みの面子は、お散歩子猫、かみやん、私、六条。 かみやん邸へ移動して朝まで。


2001-04-07 [長年日記]

_ 仕事を

とっとと終わらせて、会社の花見もすっぽかして新宿、ロフトプラスワン、「いずみちゃんナイト8」へ。

ケチって私鉄で行こうとしたのがそもそもの間違いで、特急通過待ち合わせやら何やらでどうにも開演までに着きそうもないので、国鉄に乗り換えたのだけれど、ここでも時間をロスしてしまい、予定よりかなり遅れて現地着。

なんとか開演には間に合ったものの、席はほとんど埋まっていた。 あいさつ回りをしているうちに開演。

今回は第1部と第2部を見ただけで帰った。 帰ってからネットに繋いだら何時の間にか寝ていた。


2001-04-04 [長年日記]

_ 仕事帰りに

日暮里へ。 蛇腹カメラ3台をひたひたに引き渡し。

スーパーウェスター6     ウェスター75mm/f3.5 N.K.K B・1〜1/300s

バルダックス         トリオター75mm/f2.9 コンパーラピッドT・1〜1/400s

ウェルタ・ペルレ       テッサー75mm/f3.5 コンハーラピッドT・1〜1/400s

スーパーウェスターは6×6、6×4.5の切り替え式で距離計連動。 残りはセミ判(6×4.5)の目測式。
谷中銀座の一寸亭でめしを喰ったあと、夜桜を撮影しつつ谷中墓地→上野公園→弁天堂→不忍池へ。 けっこう寒かった。

2001-04-03 [長年日記]

_ 仕事帰りに

駅前の怪しげな立ち喰い蕎麦へ。

間口も狭く汚いのだけれど、客の入りは良くて、その殆どが酒を飲んでいる。

_ とりあへず

てんぷら蕎麦、300円。 茄子、春菊、かき揚げ、鰯、鯵、海老、烏賊等々どれを入れても300円。 この日は春菊にしてみた。
酒は200円、つまみもてんぷらは100円だし、刺身やら煮付けやら酢の物やらが300円くらいでずらりと並んでいる。
てんぷらは自家製で、しかもこまめに揚げ足しているらしく、からっとしている。油も良い。
つゆは魚くさいつゆで、麺は茹で麺ながらきちんと湯がかれていて咽越しは良い。 かなり良さそうな店なので引き続き調査するつもり。


2001-04-02 [長年日記]

_ テキスト打ちは、

なかなかどうして疲れる。 うとうとしながら漸く11ページ分終わった。 残りは8ページ。
旧字旧仮名を新字新仮名に直しつつ、明らかな誤植は訂正。

<例> 「るる」→「ゐる」→「いる」

 送り仮名はばらばらだし、誤字・俗字も多いのだけれど、それはそのままで行こうと思っている。

<例> 「集る」「皆んな」「何んでも」「不精不性」「六ケしい」

自分で校正もしているのだけれど、縦書きの物を横書きに直して、その中から間違いを見つけ出すのは非常に面倒くさい。


2001-04-01 [長年日記]

_ 一服盛られた所為か、

眠くならない。 10:30、掛かってきた電話で起床、なんとか起きて飯を掻き込み、幕張、東京ゲームショーへ。
今年は反革命マイクロソフト(笑)がX−BOXを出しているくらいで、目立つブースは無かった。 ・・・ってうか、ゲームはほとんどやらないので殆ど見ていない。 いろいろ有って、角川の物販ブースに小一時間いて帰った。
帰宅途中に写真を撮ったのだけれど、兎に角疲れたので家に帰って裏コンテンツのテキスト打ち。
短い文章を撰んでやってみたのだけれど、結構骨が折れる。 旧字旧仮名のものと新字新仮名に直した物と両方やってみようと思っている。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# uxki6q50 [cyqf4x3wn http://002evolves.blogspot.com]


2001-03-31 [長年日記]

_ 今日は

花見をやる予定なのだけれど、朝からみぞれまじりの雨。

夕方にはやむらしいのだけれど、とっちにしても気温は上がらない。

外でやるのはきついかもしれない。 10:10記

_ なんだか

雪になった。 家にPHSを置いてきた事に気付いた。

とりあへず、電話番号を覚えていたひたひたに連絡。

いずれにしてもやるらしいので、兎に角現地へ行ってみる事にする。 14:55記

_ ひたひたの

PHSには公衆電話からは掛けられないらしい、困った。 18:30記

妹に頼んでPHSを駅まで持って来て貰った。 高くつきそうだ。

やはり屋外での花見は中止。19:10記

_ 現地に

到着 20:10 二度河岸を代えて朝までぐだぐだと。


2001-03-29 [長年日記]

_ 例によって

例の如く朝起きない。 昼間はひたひたに貸す蛇腹カメラの手入れ。

この手のカメラはちょっと手を入れるだけで格段に調子が良くなる。 でもって夕方から出掛けた。

まず中野のPへ。 非常にまずい物が鎮座ましましていて、目から鱗だったのだけれど、既に売約済との事。 うーむ、残念。

_ 荻窪へ

移動して謎の人と呑んだ。
「綺麗な店とキタナイ店、どっちがいいですか?」
と聞くと、
「勿論綺麗な店ですよ!」
などとのたまうので、「かみや」は止して「ゑびす屋」へ。 ちと高いが仕方が無い。
この人は私の事は結構根掘り葉掘り訊く癖に、自分の事は碌に話さない卑怯な芸風の人だったりするのだけれど、まぁ面白かったし3つの謎が解き明かされたのでとりあへずよしとしよう。
10時過ぎに帰宅、花見の打ち合わせなど。
大して呑んでいないはずのその謎の人はへべれけになって訳の判らない事を口走っていて驚いた。


2001-03-28 [長年日記]

_ 仕事帰りに

新宿へ。 ロフトプラスワンで「ももるちゃんねる」なるイベントを観覧。 壇上は桃井はるこ嬢とたかみゆきひさ先生・・・って言うか「社長」っていうか、「めもるさん」っていうか、「野口さん」っていうかまぁそういう人。 撮禁だったけど、いいイベントだった。


2001-03-25 [長年日記]

_ 午后から

恵比寿へ。 知り人と待ち合わせて「ドキュメンタリーの時代」を観る事にしていたのだけれど、そのうちの一人が来ない。
「今出ます」と云う蕎麦屋の出前みたいなやり取りを数度繰り返した後、電話は繋がらなくなり仕方なく3人でじっくり観た。
フレーミング、目線、焼きの濃度と大きさ等々、色々と考えた。 結論としては「やはり土門拳の写真はあつかましいから嫌い」という事。
美術館を出てから、仕事で来られなかった人と待ち合わせてその来なかった「ゴドー」を査問(苦笑)。 東京西部の胡散臭い呑み屋で呑んでクダを巻いて帰宅。 今日は少し早めに家に帰った。


2001-03-20 [長年日記]

_ ひたひたは

帰った。 のこり3名は恵比寿の東京都写真美術館へ。 収蔵品の中から「ドキュメンタリーの時代」と云う展示をやっていた。

木村伊兵衛、土門拳、名取洋之助、三木淳のドキュメンタリーの連作を結構な枚数並べていて見ごたえは有ったが、木村伊兵衛のヤツが「秋田」の写真だったのにはがっかり、東京のやつが見たかった。

名取洋之助のは、非常に良かった。

_ さらに、

恵比寿フォトギャラリーとか何とか言う(正式名称は忘れた)先生いきつけのギャラリーで、偶々やっていた鉄道写真の展覧会を観た。 風景の一部としての鉄道を撮った写真が多く、定点観測で四季を表現する作風も気に入った。 残念乍ら、作者の名前を忘れた。 駅前で蕎麦を手繰ったあと、イノ嬢は帰宅の途に、残りの二人は中野のPへ。 店主が仕入れから帰っていなかった為、近所の喫茶店で時間を潰したあともう一度行ってみたら帰ってきていた。 飛良泉先生はリコーXR−500+50mm/f2を、私はペトリ55mm/f1.8(クローム)を購入。 北口の泰陽飯店で飲み且つ喰ってから先生は浅草のカプセルへ、私は自宅へ。


2001-03-19 [長年日記]

_ 厚生労働省との

交渉を終えられた飛良泉先生が、その足で上京。 上野で待ち合わせて吉池でつまみと酒を仕入れて軽く飯を食った後、某所へ移動。 夜半過ぎ迄呑み。
面子は飛良泉先生、私、ひたひた、先生の友人イノ嬢の4名。 さて、何を呑んだのだろう?、ギネスドラフト、ヘニンガー、グロールシュ、シュヴァルツカッツ、電氣ブラン、菊水の五郎八、そんなところか。 久しぶりのチャンポンでへべれけになり、仮眠しているうちに飲み会は終わっていた。


2001-03-11 フェニックス撮影会@新宿中央公演 [長年日記]

_ 今日は

別の業者の撮影会。 こっちは10:00開始なので早起きをしなければならない。

8:30過ぎに家を出て都営の一日券で移動。 蔵前駅で浅草線から大江戸線に乗り換えなのだけれど、改札を出て地上に出て200数十メートル歩いて信号まで渡るのを乗換駅と表示するのは如何な物か?。 雨にぬれないように地下道でもあるならまだ判るけど…。

ともあれ、時間までに集合場所に到着。 今回のは3部制で、1部が屋外、2・3部がハウススタジオ(自然光)とのこと。 私は金もないので当然1部のみ。

_ ここは

スタッフがカメラや写真の事を理解していて仕切りもよく、非常に取りやすかった。 参加人数も頃合で場所取りに追われる事もなく、落ち着いて撮る事が出来た。

_ 本日のカメラは…

フジカST605
オートタクマー35mm/f2.3
ペトリ55mm/f1.8
ジュピター9 85mm/f2

ローライコードIa トリオター75m/f3.8

ヴェルタ・ペルレ テッサー75mm/f3.5

ライカD-III
ズマール50mm/f2
上海50mm/f3.5

フィルムは先週の続き(苦笑)

いつも行っている方はあまりお勧めできないのだけれど、こちらはまぁお勧めできますね。

_ 終了後、

白金台へ移動して東京都庭園美術館で
「ロシア・アヴァンギャルド展−ステンベルク兄弟を中心に-」
を見た。 いやぁ、これは凄いです。 見て置いて損はない。 今日は込んでいて落ち着いて見られなかったので、平日にもう一度身に来る予定。 建物そのものも良いし、庭も良い。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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