おきて一番電車に乗り、ひたすら寝ながら東京へ。
昼過ぎに家に着いて、着替えて一息ついてから横浜へ。 みなとみらいのデオデオと言う電気屋に池田早矢加嬢のライブイベントを見に行く。
一時半・三時半・五時半の三回まわしだったのだけれど、流石に一時半の回には間に合わず三時過ぎに漸く会場に到着。 見知った客は既に揃っており、私も早速カメラの準備を。
大体の人はデジカメを持っているのだけれどそのデジカメもD−1やらサイバーショットやらの高級機がずらり、そして望遠ズームをつけたAF一眼レフもずらり。 さらには、どう見てもカタギの持ち物ではない巨大ビデオカメラを構えた怪しい人が二人。 私はと言えば、なにやら怪しいカメラを4台とっかえひっかえ(笑)。
フジカST605→オートタクマー35mm/f2.3 ツァイス・オプトンのテッサー50mm/f2.8 KMZのジュピター9 85mm/f2 ペトリ135mm/f2.8
ペトリFA−1→コムラー24mm/f3.5
ライカD−III→ズマール50mm/f2
プラウベル・ロールOP アンチコマー75mm/f2.8(セミ判のスプリングカメラ)
風邪で左耳が聞えづらくてどうにも埒があかないので朝から耳鼻科へ。
なにやら野戦病院のような医者で、広い診察室に診察台が3台、医者も3人。 壁際には吸入器がずらりと並び、患者が次から次へと捌かれてゆく。
私の番になり、何がどうしてどうなったのか碌に聞かれぬうちに聴覚検査室へ。 終わったらその結果を見せつつ早口で説明して、鼻から棒を突っ込んでグリグリ。管を突っ込んでブシュッと薬をぶち込んでおしまい。 直接治療しないとどうにもならないから出来るだけ何度も来てくれ・・・とのこと。 無理だ。
起きた。 日暮里駅常磐線ホームの立ち喰いが日本食堂系のへ「あじさい」に変わっていた。
中を覗いてみルと働いているおばちゃんは昔通り。 丁度も昔通り。 適度にいい加減でぶっきらぼうな接客も昔通り。 ただ味だけが変わっていた。
また一つ旨い立ち喰いが消えて、金太郎飴みたいな何処で喰っても同じ味の詰まらん店に変わってしまった。
店の中で何も仕込まない立ち喰いなんて極めて不誠実な商いだと思うのだけれど、これも時代の流れなのだろう。
は出たが自棄に少ない。 また少なく計算されているよう気がして来て、段々馬鹿馬鹿しくなって来た。
口入れ屋がどうも信用出来ないってのを毎月書いている様な気がする・・・って言うか書いてますね。
金を下ろした其の足で中野の店に移動。 入金した後にいろいろ見ていたら巻き上げレバーのラチェットの噛み合わせが90°ずれていると思われる2回巻き仕様のペトリV2か転がっていていじくっていたら¥1000-で良いと言うので迷わず購入。 直せば簡単に治りそうなのだけれど面白いので当分このま使おうと思っている。
本家M3との一番の違いは矢鱈と巻き上げが硬くてレバーが尖っているので親指の腹がべら棒に痛いことだ。
なんだか夢見が悪い・・・って言うかどうにもおかしい。
夜、寝ている間にある人が私にメールを送信した様な情景が見ている夢と関係無く浮かんで、気持ちが悪いので翌朝チェックしてみると本当にその時間に着信していたり、昼寝中に時計が見えて秒針がカチカチ動いてちょうど1時になった瞬間に1時のサイレンが鳴ったり。 慣れて入るのだけれど激しいので困る。
体と意識が別々に眠ったりするのも厄介な物でなかなかシンクロしてくれない。
撮影三昧・・・の筈が飛んだポカをやらかして只々散歩をしただけで終わった。
ローライコードI型、ライカD-III、ペトリFT1000を持って出掛けて、ペトリの露出計を使おうと思ったら付けていたツァイス・イエナのレンズの絞り羽根が開きっぱなしで露出計の用をなさない。 おかげで3台のカメラはただの荷物と化し、歩き回るのも馬鹿らしくなったので地下鉄の相互乗り入れで切り捨てられた東急目蒲線のしっぽの部分に乗りに行った。
目黒から多摩川までは只の近郊私鉄に成り下がってしまったが、多摩川から蒲田迄は昔通りと迄は行かないがそれなりの味は残っていた。
そんなこんなで蒲田に着き、駅前のカメラ屋のCD販売価格をチェックしてほくそ笑んだ後荻窪でレンズの不具合を見てもらおう・・と思ったら、何時の間にか治っていた。
自然に壊れて自然に治る。 共産圏のカメラらしいオチの付いた一日だった。
お給金がちゃんと出るかどうか怪しい。 17日になってから月初めに送った出勤簿が「届いていない書か無いと給料を払わない」と言う電話が口入れ屋から入った。 偶々電話に出た親がそんな筈は無いと言うと、暫くして「今届きました」・・ってねぇ。 何処の世界に届く迄に半月かかるファクスがあると言うのだ。
この出勤簿はメモ程度で良いと言われていた奴が決まった書式で書けと言う事になって、更には「汚い」だの「まがっている」だのさんざケチをつけられてコピーしたやつを送りつけてきたりされて正直うんざりしている。
入って3ヶ月で給料のトラブルが2回。
勤務先の居心地は悪く無いのだけれど口入れ屋がどうも信用出来ない。
いつもこんな事を書いている気がする。 ・・・と言うか、ほぼ毎月こんな事を書いているのだけれど、今月はことのほか深刻で、にっちもさっちも行かない。
給料日迄後十日ばかり、如何に過ごすべきや。
今日は久しぶりの「ねてようび」。 サイトの更新でもするべぇ、・・・と思っていたものの、昨日の疲れが尾を引いてぐだぐだしているうちに一日が終わっていた。 今頃になって慌てて日記を書いてお茶を濁してるところ。 なんだか読んでいる方がおられる様なので。
家に帰ったら6時半過ぎ。 日の有るうちに帰れたのがせめてもの救い。
「残業有りアリで精神的ゆとりが持てない」とか「休みが思う様に取れない」とか言うと、「世の中そんなのあたりまえだ」等と諭されることがままあるのだけれど、そんな事はこちらも承知していて、「仮令賃金が低くとも」って言う前提がついた上での愚痴なのだ。
休みも無くあくせく働いた金がストレスのはけ口としての物欲に行ってしまうのでは馬鹿々々しいとはおもわないのか?
人間社会にこれ以上の上積みが有るとは思えないし、況してや日本国に於ておや、である。
職場に替わって何より変わったことは、本を読んだり物事を考える時間が殆ど無い事だ。 日中自分の為だけに使える時間は昼休みの一時間のみ。 飯を流し込んだら速攻で昼寝(これをやらないともたない)。 夜、帰宅したら、とりあへずメールチェックして掲示板巡回して、それでお仕舞い。 ネタを仕込んでいるひまも無いから更新しようが無い。
裏の方はちょこちょこ変えてるんですけどね。
出勤に合わせて大阪駅へ。 喫茶店でモーニングを喰いつつ碌でも無い話をあれこれ。
東海道線の乗り継ぎは殆ど余裕が無くて、豊橋で何分かだけある待ち合わせ時間にきしめんを啜り、ビールと揚げはんぺんを買い込んで夜迄の空腹を満たした。
浅い時間に東京迄たどり着けたので中野の店に顔を出したら、あるはずの無いものがあって、ジャンクだったのだけど買ってしまった。
暫く行かないとこういう事があるから恐い。
カボ・バチコン夫妻のところへ遊びに行った。
土産に持って行ったタコ焼きをつつきながらひとしきり話をした後、十三のライブハウスへ。
3バンド出たのだけれど、二つめの「ホロホロ鳥」なるバンドの演奏が苦痛で堪らずこれを書いて気を紛らしていた。 演奏そのもは上手いんだけど、歌詞と歌いッぷりとメロディーが根こそぎ私の神経を逆撫でして非常に辛かった。 最後に出て来た「割礼」ってバンドは良かったのだけれど、「ホロホロ鳥」で疲弊した私は不覚にも眠ってしまった。
終演後、梅田の揚子江でラーメン。 美味哉。
もへったくれも無い六条の出勤に合わせて仙台駅へ。 再び鈍行にゆられて野辺地へ。 大学の先輩と言うか友達というか兎に角そう言う関係であるミヤシタ総統及びイナダ氏と待ち合わせてむつ市でみちのくプロレスを観戦。 藤田が予想以上にしょっぱかったのにがっかり。 矢樹が予想以上に良かったのに驚き。 メキシカンレスラーは今回も大当たりで非常に良い物を見た。
十一時半ころミヤシタ邸に辿り着き、夜中迄ゲーム三昧。
家を出て一先ず仙台へ。 寝たり起きたりしつつ二時過ぎに仙台着。
大荷物をコインロッカーに叩き込んでから、とりあへず駅前のウンノカメラへ。 店は相変わらずの淡々とした良い感じなのだけれど、客の質が下がっていてげんなり。
なんか、こう、俄マニアの権威主義者というか、この日はペトリ35/f1.9を首から下げていたのだけれど、しげしげと眺めた後侮蔑的な鼻先嗤いを残して行く様な輩が増えた様に思う。 自分の知らないカメラを蔑む、(しかし自分の知識なるものは長徳の受け売りだったりする)ってのは結構恥ずかしい事だと私は思うのだけれど・・・。
不愉快な思いをしつつ仕事が終わった六条と待ち合わせて、ウンノカメラ以上に商売っ気の無い店「カメラと時計の店 よっちゃん」へ。 この店は日曜が休みなので仙台に足を運んでもなかなか来られず、中に入るのは3回目だったりするのだけれど、なんだか既に顔を覚えられているようで、「これはお久しぶり」と笑顔でお出迎え。
この店にも最近タチの悪い客が増えたそうで、買いもしないのにあれを見せろ、これを見せろ
、仕舞には「値札が付いていないのはけしからん」と、買う気も無い癖に(笑)。
当たり前じゃないか、元から売る気があまり無いんだから。 厭ですねぇ、金さえ持ってれば偉いと、何でも許されると思ってる奴は。 得てして中高年の男なんですよ、そういう奴は。
中野駅南口の店を2ちゃんねるで叩いて喜んでいるバカとかもそうなんだけど、表層的な事実だけしか知らない癖に偉そうな事を言う輩が増えてしまって厭ですね。 あの店とワールドフォトプレスが癒着してる訳ないじゃないか、バカ。
この日は六条の家に泊めていただいた。 楽しい家だった。
電車の中でべら棒な夕立に遭遇。 ビニール傘買うなら呑んじゃえ・・・ってな訳で、またも途中下車してもつ焼き屋へ。 煮込み一皿、梅割り3杯、アブラタレ1、アブラ塩1、レバー生2、ガツ生2
、締めて¥1700-。 傘の方が安かったか。