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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
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petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2001-04-01 [長年日記]

_ 一服盛られた所為か、

眠くならない。 10:30、掛かってきた電話で起床、なんとか起きて飯を掻き込み、幕張、東京ゲームショーへ。
今年は反革命マイクロソフト(笑)がX−BOXを出しているくらいで、目立つブースは無かった。 ・・・ってうか、ゲームはほとんどやらないので殆ど見ていない。 いろいろ有って、角川の物販ブースに小一時間いて帰った。
帰宅途中に写真を撮ったのだけれど、兎に角疲れたので家に帰って裏コンテンツのテキスト打ち。
短い文章を撰んでやってみたのだけれど、結構骨が折れる。 旧字旧仮名のものと新字新仮名に直した物と両方やってみようと思っている。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# uxki6q50 [cyqf4x3wn http://002evolves.blogspot.com]


2001-03-31 [長年日記]

_ 今日は

花見をやる予定なのだけれど、朝からみぞれまじりの雨。

夕方にはやむらしいのだけれど、とっちにしても気温は上がらない。

外でやるのはきついかもしれない。 10:10記

_ なんだか

雪になった。 家にPHSを置いてきた事に気付いた。

とりあへず、電話番号を覚えていたひたひたに連絡。

いずれにしてもやるらしいので、兎に角現地へ行ってみる事にする。 14:55記

_ ひたひたの

PHSには公衆電話からは掛けられないらしい、困った。 18:30記

妹に頼んでPHSを駅まで持って来て貰った。 高くつきそうだ。

やはり屋外での花見は中止。19:10記

_ 現地に

到着 20:10 二度河岸を代えて朝までぐだぐだと。


2001-03-29 [長年日記]

_ 例によって

例の如く朝起きない。 昼間はひたひたに貸す蛇腹カメラの手入れ。

この手のカメラはちょっと手を入れるだけで格段に調子が良くなる。 でもって夕方から出掛けた。

まず中野のPへ。 非常にまずい物が鎮座ましましていて、目から鱗だったのだけれど、既に売約済との事。 うーむ、残念。

_ 荻窪へ

移動して謎の人と呑んだ。
「綺麗な店とキタナイ店、どっちがいいですか?」
と聞くと、
「勿論綺麗な店ですよ!」
などとのたまうので、「かみや」は止して「ゑびす屋」へ。 ちと高いが仕方が無い。
この人は私の事は結構根掘り葉掘り訊く癖に、自分の事は碌に話さない卑怯な芸風の人だったりするのだけれど、まぁ面白かったし3つの謎が解き明かされたのでとりあへずよしとしよう。
10時過ぎに帰宅、花見の打ち合わせなど。
大して呑んでいないはずのその謎の人はへべれけになって訳の判らない事を口走っていて驚いた。


2001-03-28 [長年日記]

_ 仕事帰りに

新宿へ。 ロフトプラスワンで「ももるちゃんねる」なるイベントを観覧。 壇上は桃井はるこ嬢とたかみゆきひさ先生・・・って言うか「社長」っていうか、「めもるさん」っていうか、「野口さん」っていうかまぁそういう人。 撮禁だったけど、いいイベントだった。


2001-03-25 [長年日記]

_ 午后から

恵比寿へ。 知り人と待ち合わせて「ドキュメンタリーの時代」を観る事にしていたのだけれど、そのうちの一人が来ない。
「今出ます」と云う蕎麦屋の出前みたいなやり取りを数度繰り返した後、電話は繋がらなくなり仕方なく3人でじっくり観た。
フレーミング、目線、焼きの濃度と大きさ等々、色々と考えた。 結論としては「やはり土門拳の写真はあつかましいから嫌い」という事。
美術館を出てから、仕事で来られなかった人と待ち合わせてその来なかった「ゴドー」を査問(苦笑)。 東京西部の胡散臭い呑み屋で呑んでクダを巻いて帰宅。 今日は少し早めに家に帰った。


2001-03-20 [長年日記]

_ ひたひたは

帰った。 のこり3名は恵比寿の東京都写真美術館へ。 収蔵品の中から「ドキュメンタリーの時代」と云う展示をやっていた。

木村伊兵衛、土門拳、名取洋之助、三木淳のドキュメンタリーの連作を結構な枚数並べていて見ごたえは有ったが、木村伊兵衛のヤツが「秋田」の写真だったのにはがっかり、東京のやつが見たかった。

名取洋之助のは、非常に良かった。

_ さらに、

恵比寿フォトギャラリーとか何とか言う(正式名称は忘れた)先生いきつけのギャラリーで、偶々やっていた鉄道写真の展覧会を観た。 風景の一部としての鉄道を撮った写真が多く、定点観測で四季を表現する作風も気に入った。 残念乍ら、作者の名前を忘れた。 駅前で蕎麦を手繰ったあと、イノ嬢は帰宅の途に、残りの二人は中野のPへ。 店主が仕入れから帰っていなかった為、近所の喫茶店で時間を潰したあともう一度行ってみたら帰ってきていた。 飛良泉先生はリコーXR−500+50mm/f2を、私はペトリ55mm/f1.8(クローム)を購入。 北口の泰陽飯店で飲み且つ喰ってから先生は浅草のカプセルへ、私は自宅へ。


2001-03-19 [長年日記]

_ 厚生労働省との

交渉を終えられた飛良泉先生が、その足で上京。 上野で待ち合わせて吉池でつまみと酒を仕入れて軽く飯を食った後、某所へ移動。 夜半過ぎ迄呑み。
面子は飛良泉先生、私、ひたひた、先生の友人イノ嬢の4名。 さて、何を呑んだのだろう?、ギネスドラフト、ヘニンガー、グロールシュ、シュヴァルツカッツ、電氣ブラン、菊水の五郎八、そんなところか。 久しぶりのチャンポンでへべれけになり、仮眠しているうちに飲み会は終わっていた。


2001-03-11 フェニックス撮影会@新宿中央公演 [長年日記]

_ 今日は

別の業者の撮影会。 こっちは10:00開始なので早起きをしなければならない。

8:30過ぎに家を出て都営の一日券で移動。 蔵前駅で浅草線から大江戸線に乗り換えなのだけれど、改札を出て地上に出て200数十メートル歩いて信号まで渡るのを乗換駅と表示するのは如何な物か?。 雨にぬれないように地下道でもあるならまだ判るけど…。

ともあれ、時間までに集合場所に到着。 今回のは3部制で、1部が屋外、2・3部がハウススタジオ(自然光)とのこと。 私は金もないので当然1部のみ。

_ ここは

スタッフがカメラや写真の事を理解していて仕切りもよく、非常に取りやすかった。 参加人数も頃合で場所取りに追われる事もなく、落ち着いて撮る事が出来た。

_ 本日のカメラは…

フジカST605
オートタクマー35mm/f2.3
ペトリ55mm/f1.8
ジュピター9 85mm/f2

ローライコードIa トリオター75m/f3.8

ヴェルタ・ペルレ テッサー75mm/f3.5

ライカD-III
ズマール50mm/f2
上海50mm/f3.5

フィルムは先週の続き(苦笑)

いつも行っている方はあまりお勧めできないのだけれど、こちらはまぁお勧めできますね。

_ 終了後、

白金台へ移動して東京都庭園美術館で
「ロシア・アヴァンギャルド展−ステンベルク兄弟を中心に-」
を見た。 いやぁ、これは凄いです。 見て置いて損はない。 今日は込んでいて落ち着いて見られなかったので、平日にもう一度身に来る予定。 建物そのものも良いし、庭も良い。


2001-03-10 [長年日記]

_ 大分

良くなった、しかし咳と吐き気。 今日も昼飯はヨーグルト、二つにしてみた。
帰宅したらウィンドウズマシンが起動しない。 OSをリインストールしようとしたらなんだかよく判らないのだけれど、今までのデータが残ったまま何事もなかったかのように動いた。


2001-03-09 [長年日記]

_ 快方には

向かっているようだ。 何時間寝ても眠い。
今日から昼飯を食うことにした、ヨーグルト一つだけど。


2001-03-06 [長年日記]

_ 朝起きたら

なんだかだるい。 とりあへず出勤したものの、どんどん具合が悪くなって、頭も痛くなり、下半身には謎の筋肉・関節痛。 へろへろになって帰宅葛根湯を飲んで寝た。 2個買ったビッグマックは1個しか喰えず。


2001-03-04 [長年日記]

_ なんだか

眠れずに寝たり起きたりしているうちに、気がつくと11:00をまわっいてた。

急いで着替えて九段へ。 今月も例の撮影会。 今回は雨のため、北の丸公園ではなく曙橋のスタジオへ。 4階までカメラバッグを抱えて螺旋階段をひたすら昇る。

流石に計算してライトを当ててあるので露出は楽で、ASA400で1/125s、f4くらい。 ピントのみに集中できるのでかなり楽だけど、背景が只々白いだけで、小物もないので非常に短調。

_ 今回の機材は

フジカST605
テッサー(オプトン)50mm/f2.8
EBCフジノン55mm/f1.8
ペトリ55mm/f1.8
ジュピター9 85mm/f2

プラクチナIIa
フレクトゴン25mm/f4

ローライコードIa トリオター75m/f3.8

ライカD-III
ズマール50mm/f2

フィルムはリアラ100、イルフォードHP5、アグファAPX400

 広角目なレンズのついたローライがやはり撮りやすい、35mm用にも一本くらい広角を持ってくれば良かった。

_ 終了後

外に出たら晴れていたので歩いて四ツ谷へ。 我楽多屋でスタデラの白玉を購入。荻窪に移動して広東風で晩飯を食って帰宅。


2001-03-03 [長年日記]

_ 今日は

休み。 例によって例の如く朝起きない。

先週のトラブルの半分はなんとか解決。  残りの半分は、さて、どうなりますか…。

_ 夕方から

起き出してアメ横へ。 ひたひたが靴を買うってんで案内。 しかし、何軒回っても一向に決まる気配がない。 決まらないのは全然構わないのだけれど、どの店でもヒップホップだのラップだの、脳味噌が腐るような曲がガンガン掛かっていてそれが兎に角辛かった。

靴を買った後、「モツを喰おう」ってんで葛飾は立石へ移動。 しかし、無常にも店は片付けと掃除の真っ只中、飢餓不愉快相が顔に出ているひたひたの胃袋をなだめるために駅前の愛知屋で揚げたてのコロッケをあてがってご機嫌を伺いつつ、日暮里へ移動して餃子を…と思ったらこちらも隣の初音そばまで仕舞っている。 しょうがないので駅前のかわむらと言う蕎麦屋へしけこんた。

ここは旨い事は旨いんだけどどうにも高いので、例によって高円寺に移動。 最近はいつも行くたびに込んでいる。 余りに込みすぎるためか、今月から月に何日か休む事にしたそうだ。 豆腐がなくなったり、ジンを切らしたりしたのは、多分急に込みだして今までの仕入れ量では足りなくなってきたからだと思う。 しかし、なんだかんだ言っても旨い物は旨く、やはり定期的に旨い物を食っておかないとイカンなぁと、つくづく思った。

深夜帰宅。


2001-02-26 [長年日記]

_ イナダ氏が

出てきた。 秋葉原でデスクトップパソコン用のメモリと妖しいゲーム関連商品を購入。

谷中銀座のラッキーで餃子二枚とマーボー豆腐、焼きそばで昼飯、これだけ喰って\1400-余。 珍しく私が払った。

_ 飯を

食ったあと、アメ横の中田商店へ。 イナダ氏はあぁでもないこぅでもない、とさんざ悩んだ挙句にジャケットを2枚購入。 その間ひまを持て余していた私は、見なきゃ良いのに店ン中をぐるぐる見回っていたが為に、スヱーデン海軍のロングコートを購入。 \3800-+税。 普通の紺の奴と群青色がかった鼠色のと有ったのだけれど、より地味な鼠色の奴にしたのだけれど、これが裏目に出た。 地味は地味なのだけれど、変な色なので人ごみで悪目立ちするのだ。 まいった。

_ 更に

新宿に移動して、今日も模索舎へ。 イナダ氏は買うんだか買わないんだか相変わらず逡巡しているので、手持ち無沙汰な私は黒い本を立ち読みしていたのだけれど、やはり欲しくなってしまって一冊購入。

「獄窓から」和田久太郎、黒色戦線社。

結局、イナダ氏もいろいろ購入。 最後に中野へ。 パルテでカメラの修理代金の支払い。 これでとりあへず今日の予定は総て終了。

_ 帰りがけに

早稲田で油そば。 ここの並びのナイキ漫画館と言う古書店は、私設漫画図書館を運営している内記さんと言う奇特な方が、その収拾の過程で集まった本やら何やらを売っていて、少ないながらも常に変な物がある。 ついでだから寄ってみたのだけれど、やはりイナダ氏のツボを直撃する本が有った。
 「地球防衛少女イコちゃん」
もちろんお買い上げ。 秋葉原まで送って貰って帰宅。 イナダ氏は予想通り道に迷って外環の終点まで行ってしまい、関越を使って帰宅。

2001-02-25 [長年日記]

_ ノートパソコンを

買おうってんで、阿佐ヶ谷でひたひたと待ち合わせて秋葉原へ…行く予定が、いろいろこんがらがって駅前の喫茶店で馬鹿話をしたあと、新宿に移動して模索舎へ行った後清龍で呑んで解散。

ひたひたはただ安いだけの清龍がお気に召さなかった様子。 本とCDを買い込んでしまったのでノートパソコンは来月以降に持ち越し。

今日の買い物:CD 「ジンターナショナル」大工哲弘、本 「二人の革命家」大杉栄・伊藤野枝、黒色戦線社


2001-02-24 [長年日記]

_ まぁ、兎に角

とんでもない事が起きて、半ば徹夜。


2001-02-13 [長年日記]

_ 今日も

休みを取っておいたので3連休。 金も無いのでこうして書き物をしつつ家でぐだぐだしている。


2001-02-12 [長年日記]

_ 秋葉原で

ひたひたと中古ノートパソコンを物色。 1万円台から有って、私の懐でも何とかなりそう。 神田へ移動して昼飯。 へきへそば。

風邪気味のひたひたは帰宅、私は荻窪へ。

ノートパソコンへBeOSを入れるのは難しいらしい。

ビリーザキッドでハンバーグを食って帰宅。

チャット自粛中なので時間は有るのだけれど、さし当たって何もする気にならない。


2001-02-11 [長年日記]

_ 7時ころ

帰宅してメールチェックして掲示板巡回してから仮眠。 12時15分に九段下駅2番出口集合なのに11時半ころ起きた。 慌てて支度をして出発。

今日も1月7日と同じく撮影会へ。

_ 今日のカメラ・レンズ゛は

フジカST605
テッサー50mm/f2.8(ツァイス・オプトン)
ライカD-III
ズマール50mm/f2
プラクチナ
フレクトゴン25mm/f4
マミヤプレス・スーパー23
セコール100mm/f3.5
ローライコードIa トリオター75mm/f3.8
プラウベル・ロールOP アンチコマー75mm/f2.8

フィルムはアグファのAPX400とAPX25

_ 前回

撮影した分は、硬いレンズ中心の望遠系よりも柔らかいレンズの多い標準・広角系のものの方が上がりが良かった(ピントが厳しかった事もある)ので、長い物は全部置いていったのだけれどそれが裏目に出た。

前回よりも客の総数が多く、モデルに寄りたがり、拘束したがる客が多かった為、長い物を使ってアウトレンジ射撃に徹したほうが良かったのだけれど、持っていったレンズの都合上そうも行かなかった。

_ しかし、

今回は客の質が悪くて参った。 寄りたがる奴、矢鱈モデルを拘束する奴。ひとの写線を平気で切る奴、 去年久方ぶりに鉄の現場へ出たときも酷かったんですが、最近はどこへ行ってもこんな物なんでしょうか?。

_ 終了後、

新宿へ移動して松本さんがやっているもう一つの写真展へ。
ギャラリーの場所をうろ覚えで出てきてしまった為、交番で聞いたらウソを教えられて道に迷い、、104で訊いても
「その名前での登録はございません。」
結局、自宅に電話して家のものにコンピューターを立ち上げてカボさんのサイトを開いてもらい、トップページにあるギャラリーの電話番号を聞いて、漸く現場にたどり着いたころには4時を回っていた。
展示作品を見た後、ポートフォリオを見せていただき、お茶を飲みながらひとしきり写真の話をした。
松本さんは山口の人なのだけれど、4月から我々の仲間内でも札付きの腐れ外道が山口大学に講師で行くらしいので、なんだかよくわからないのだけれど、兎に角詫びておいた。
この日は会場で即興演奏のライブを行うことになっていて、その準備が始まってしまったので時間つぶしに外に出た。 まず、あおい書店で新谷かおるの新作「刀神妖緋伝」の1巻を購入。 そのあと模索舎へ行って本とCDを物色。 何処へ行っても無かった大工哲弘のCDがごっそりあったり、アナ関連の買いたい本が有ったりしたのだけれど、懐が寂しいので給料日まで我慢。
ドドールへ行ってカプチーノ(L)\260-。 今回の新谷の漫画は、今までと違って大手企業に(今のところ)喧嘩を売っていないので、なんとか続きそうな感じ。

_ コーヒーを

飲み終えた頃、カボさんから電話が入り、待ち合わせて再び模索舎へ。 買いたい物を全部買っていると破産してしまうので、慎重に40分くらい検討。 本とビデオを買っていかれた。 そんなさなかに私のPHSが鳴ってしまい、模索舎の店内にインターが響いた。 危なかった。
 ギャラリーに戻って即興演奏のライブを聴いた。 ・・・と言うか心地よく寝かせてもらった。 パイプ椅子で悪夢にうなされる事も無く眠れたのは初めてではなかろうか。
新宿西口のブート屋(あぁ、ジェスロ・タル欲しい・・・)を回った後、歌舞伎町の博多天神でラーメンを啜って東京駅へ。
3月に引越しをされるとの事。 今度会うときは滋賀県という事になりそう。


2001-02-10 [長年日記]

_ いまの仕事を

始めてから初めて定時で上がって初台へ。 新東京国立劇場小ホールで観劇、「ピカドンキジムナー」。

沖縄・原爆・在日と重い話三つを絡めた社会派のお芝居。 真面目な切り口で且つ、悪人が一人も出てこないので、私のような虚無・厭世主義に行ってしまった人間にはどうにも居心地が悪かった。

芝居そのものの出来は貶し様が無いくらい良くて、辻萬長の重厚な演技は流石だったし、生で益岡徹を見られたのも嬉しかった、一番驚いたのは寺島しのぶだった。

この人は母親より父親に顔が似てしまったため、あまり美人とは言えない、・・・と言うかむしろ(以下自粛)なのだけれど、挙措の一つ一つが柔らかくて、すぅーっと動いてぴたっと止まる。 席が舞台から遠かった所為もあろうが、非常に美しく見えた。 これには驚いたし納得もした。

休憩時間に外に出てみると、初日と言う事もってか客の面子が物凄い。 水野晴男、早坂暁、澤地久枝、etc.etc・・・。 妹尾河童もいるなー、と思ったら舞台美術を担当していた。 客がステレオタイプな代々木左翼的くすぐりで笑うたびに疎外感を覚えて引いてしまった部分はあって、そのたびに舞台美術・大道具・小道具・照明などに目が行ってしまったのだけれど、この辺は流石だった。 小ホールなので舞台の間口は狭いのだけれど、奥行きと高さはたっぷり有って、その空間を非常に上手く使っていた。 照明の当て方一つとっても角度と言いタイミングと言い絶妙で、非常に勉強になった。 もう二度と演劇には関わらないと思うけれど・・・。

終演後、新大久保で焼肉→新宿のディスコ(笑)で呑み。 焼肉屋は旨かったが高かった。

ディスコ(笑)は一緒に言った人曰く「10年ぶりに来たけど全然変わってなくて、多分30年前から変わってない」とのこと。 シュープリームスとかジャクソンファイブが掛かっていた。

阿佐ヶ谷で始発待ちをして帰宅。


2001-02-04 [長年日記]

_ 写真関連で

新たな企画をはじめる事になり、都内某所の築65年のアパートの住人から阿佐ヶ谷近辺の諸々について聞いた後、ひたひたと密談。

カボさんのサイトで告知されていた松本晃弘さんの写真展を見に行ってから中野の店に行き、夕食がてら高円寺で呑み。 金銭的には厳しいけれど何とかカタチにしたいものだ。

詳細が決まったら、・・・というか、軌道に乗ったら報告します。


2001-01-29 [長年日記]

_ 昨日

湯冷めして風邪を引きそうな気配だったので、一日家にいて大人しくしていた。


2001-01-28 [長年日記]

_ 昨晩降った雪は

大分融けたが、まだまだ残っていて寒い。 8:00に新宿駅で待ち合わせて、知り人と日帰りで温泉へ。 寝飛ばすのではないかと危惧されていた阿佐ヶ谷方面の人は、案の定寝飛ばし。 電車が終点に近づくにつれ、周りは雪景色に。 バスに乗り換えて山道を登っていくと、道路が白くなっていき、バスの速度もどんどん落ちていく。 しまいには前のバスに追いつく始末。 横方向にも傾斜のついた左カーブを登れなくなったらしい。 雪かき作業を待って発車、派手に尻を振りつつも漸く登りきって村営の温泉へ。 露天風呂で1時間、食堂で酒を飲みつつ2時間。 バスの時間なので帰ろう・・・と思ったらバスが運休になったと言う。 施設の車を出して貰い、山を降りてバス停へ。 帰りがけに阿佐ヶ谷に寄り、寝飛ばした人を連れ出して、高円寺の竜屋長兵衛で呑み。 今日はいつに無く込んでいて、料理が注文に追いつかず、店主も恐縮する事しきり。 でも、出てきたものはやはり旨かった。


2001-01-27 [長年日記]

_ 今週も雪

猛烈な吹雪の中、秋にやった写真展の集まりに参加するため荻窪の中華料理屋「広東風」へ。
おいしい中華を喰らい、酒を呑みつつ、写真展の今後を話し合う・・・筈だった。 しかし、私がよく行く中野の店の悪口を延々と垂れ流しつづける奴がいて、どうにも不味い飯になってしまった。
そいつとは1月15日に中野の店でかち合っているし、私がその店によく出入りしていることも知っている筈なので喧嘩を売っていやがる事は明らかだったのだけれど、こんな所で喧嘩を買うのも大人気ないので、放って置いた。
「良いものは常連にしか売らない」「汚い物を平気で売る」とか何とか、まぁ聞くに堪えない悪口をぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺら、そんなに厭な店なら行かなきゃ良いんだ。
「でもアイツ変なもの沢山持ってるから・・・。」って何なんだそりゃ?おならぷーだ。 確かにあの親爺さんは偏屈だし、嫌いな客には売らないし、誰にでも勧められるような店ではないけれど、奴の言っていた事は殆どウソだ。 こちらがウソをついたり、しつこく値切ったり、知ったかぶりをしたり、他の店で買ったものの自慢をしたり、べら棒な値段で自分の持ち物を委託に出したりしない限り、普通に対応してくれるし、変なものを売りつけられたこともない。
私が見る限りにおいて、この客はそう言うことをする奴なので、嫌われても仕方がないと思う。 少なくとも私はこいつが大嫌いだ。 こう言う飯の不味くなる要素がありつつも、いつも通りこの店の料理はとても美味しかった。


2001-01-21 [長年日記]

_ 昼過ぎに

起き出して駅前の喫茶店で遅い昼食。 そのあと喫茶店を2軒はごしつついろいろ話してから帰宅。


2001-01-20 [長年日記]

_ 雪の降る中

会社帰りに新宿へ。 阿佐ヶ谷北氏らと押井守の新作「AVALON」を観に行った。 映画好きの人々の評価は低かったのだけれど、私は良いと思った。
 これは多分、私が映画を映画として観ていない所為だと思う。 色使いとか、東欧の町並みの暗さとか、軍事的な諸々とかへの拘りかたはやはり凄かった。 あとは「ドグラマグラ」に通じるどれが現実なのか判らなくなるような入れ子方式の筋立てとか。
 飲み屋を2軒はしごした後、阿佐ヶ谷北氏の家へ。 「人狼」のDVDを観た。 判る人にしか判らないような昭和30年代初頭の東京の町並みがこれでもか、と、細かく描き込まれていて、面白かった。


2001-01-15 [長年日記]

_ 青春18きっぷの

余り券を消化するために、午后から横須賀線で南へ。
 北鎌倉でぶらぶらしようか、それとも鎌倉から江ノ電の乗ろうか、いっそ久里浜迄行ってしまおうか、と、考えているうちに電車は鎌倉駅を出発してしまった。 逗子の駅が近づいて来た頃、車窓に岩殿寺の看板が見えたので、逗子で降りる事にした。
 この寺は鏡花の「春昼」「春昼後刻」の舞台となったところで、駅からは離れているし、別に何があるわけでもないので人影も殆どなく、山門には100円ご報謝くださいとか何とか書かれた箱があるだけ。 鎌倉あたりの寺と違って商売っ気が無い。
 梅には未だ早かったが、寺内のそこここには水仙が咲いていて、良い香りが漂っていた。 坂東二番の札所になっているだけあって、石段も本堂も整備が行き届いており、小説にあるような寂れた破れ寺の雰囲気は既に無かったが、墓地へ続く細い石段は磨り減ったつま先上がりの石段が残っていて往時の面影を留めていた。
 寺のある山の周りはぐるり住宅地に取り巻かれているのに、山の上は非常に静かで、時折通過する電車の音が聞えるだけだった。
 帰りに石段を降りると、山門の脇に鏡花の文学碑があった。


2001-01-14 [長年日記]

_ 例によって

例の如く昼過ぎに起き出して銀座へ。 ミュンヘンで入れてもらっているカメラ関連のメーリングリストのオフ会。
 コシナから出るフォクトレンダーブランドの新製品についての話とか、オーディオの話。 それからクラシックのお勧めCDの話など。
 ロンドンレーベルで、モントリオール+デュトワが良いのではないか・・・との事。 うちに有る物の中で該当する組み合わせは「ボレロ」M・ラヴェル、「シェヘラザード」R・コルサコフ、の2枚。 どちらも気に入っている物なので、その線で探してみる事にする。

2001-01-07 [長年日記]

_ 今年のテーマは

「人をちゃんと撮る」なのだけれど、その一環としてモデル撮影会へ。
私は常々公言している通り「かわいいだけでは動かない」人間なので、ただのモデル撮影会だったら行かないのだけれど、今回のヤツは友達が見つけてきて入れ込んでいる飛び切り謎な娘が出るってので思い切って出かけてみた。
  今回の機材は次の通り ローライコードIa
ライカD-III+ズマール50mm/f2
ミノルタXE+MCロッコール55mm/f1.7

ミノルタα-7000+M42アダプター
フジカST605
プリモター50mm/f3.5
マミヤセコール21mm/f4
オートタクマー35mm/f2.3
ジュピター985mm/f2
ゼニット100mm/f1.5
ペトリ135mm/f2.8
フィルムはアグファAPX400とオリパン400。

_ 集合場所の

九段下駅前についてみると既にそれらしい人々がその辺にのたくっている。 勿論その中でもひときわ怪しい人々が私の友達であって、時間までしばし歓談。
受け付けを済ませて北の丸公園へ。 まず芝生の広場で池をバックに撮影、その後橋の上→木立ちの中と移動しつつ撮影。
大体の人はAF一眼かデジカメで、いつもながら手でピントを合わせている人は殆どいない。 一部例外がいて、D−1に望遠ズームつけてMFで撮っているおかしな人(これが友人(笑))がいたくらいで完全にマニュアルフォーカスなのは私だけだったようだ。
「手のひらを上にして両手を開いてみて」とか普通にポーズをつけている人が多い中、
「『先生グリンピースが食べられません!!』って顔をしてみて」
とか対応に困るような注文をつけて、その困った顔を撮るダメな人(これも友人(笑))の横で、私は正面から見ると真っ青なコーティングでしかも最短撮影距離5mなどと言うふざけたレンズを振り回したり、怪しげな二眼レフを回したり、首からカメラ五台ぶら下げてみたりしているうちにあっと言う間に1時間半が過ぎて、第一部は終了。
 撮影会そのものは4部まであるのだけれど、流石にそこまでの金は無いので私は一部で退散。 D−1な人はきっちり最後まで居たそうです。 その後4時まで対応に困る注文をつける人と錦町のジョナサンでこの日の総括を(笑)。 予想外の面白さだったので多分来月も行くと思う。


2001-01-06 [長年日記]

_ 土曜だというのに

大残業。 8時まで働いていた。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
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