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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-01-22 [長年日記]

_ 「耳の穴かっぽじって・・・」

中耳炎の回復がはかばかしくないので、朝から耳鼻科を検索。 何故か木曜休診のところが多く、会社の近くの総合病院の耳鼻科にかかる事にした。
待ち時間そのものは長くなかったが、検査四つ、レントゲン4枚。 オマケに「鼓膜を切開して膿を出します」ってんで耳の穴に綿に浸した麻酔薬を詰めて待つ事10分。 耳ン中にメス突っ込んで
「ザクザクザクッ!!」
とぶった切ったが膿が出ない。 「あれっ?」・・・ってあれじゃねぇぞコノ野郎。 結局もう一回耳ン中引っかきまわす羽目になった。 これが痛いの痛くないの。  書いてたら痛みがぶり返してきた。
そんなのは目じゃない位痛かったのはお会計。
「13000円になります。」
・・・・死。

_ 自分への御褒美

痛みに耐えて良く頑張った、と云うことで、「私立市川由衣学園」を購入。 屋内の眩しくない顔の写真が良い。 着衣だとさらに表情が柔らかくなるような気がする。

_ 堪ヘカタキヲ堪へ・・。

そんな訳で今週末の酒田寒鱈まつりは回避。 東京で大人しく落語でも見て過ごします。


2004-01-19 [長年日記]

_ パクリ映画がパクリドラマを提訴

ニッカンスポーツの芸能ニュースによるとNHK大河「武蔵」はパクリと黒沢氏が提訴とのこと。 そんな大袈裟に騒ぐ事なのか非常に疑問。
そもそも問題になった「七人の侍」だって、冒頭の志村喬が握り飯二つで賊を捕まえるエピソードなどは、上泉伊勢守の無刀取りの話のパクリ。 しかも映画の中ではぶった斬ってしまう訳で、話を捻じ曲げて無刀取りを編み出した新陰流の開祖を冒涜していると言っても良い。
他にもある。 「椿三十郎」のラスト近くの、ご家老が家中の若侍に話す「乗った人より馬は丸顔」の話も、成島柳北(ここに写真があるがホントに長い)をからかった戯れ歌をいただいた物だ。
こう言うのはほじくれば幾らでも出てくると思う。 お互いパクリ、パクラれなんだから、著作権だのなんだのを盾にするのはいただけない。

_ 世代交代

日曜に中野のPへガタのきたズマリットを組みなおしてもらいに行ったら、程度の良いフジカAX−3(EBCフジノン50mm/f1.6付き)が有ったので、修理代とあわせてレンズ一本叩き売って購入。 フジノンレンズを使う為に使用してきたST−801(昭和49年発売)はこれで退役、使っていないマミヤの21mm/f4と併せて売却予定。
AX−3は昭和54年発売。 このころにフジカはM42マウントから独自のバヨネットマウントへ移行している。 年代的にはペンタックスのLXと同じくらい。
ちなみにこの頃我がペトリは独自スピゴットマウントからM42マウントへ退行して最後のカメラを生産していた。 スペックとしては昭和39年発売のペンタックスSPとほぼ同等。 そりゃ潰れるわなぁ・・・。


2004-01-17 まあまあ回復基調 [長年日記]

_ 病院へ

昨日、午前中に病院へ行ってから仕事へ。 免疫力が落ちたところへ細菌が入って炎症を起こしているらしい。  鼻水の啜り上げ過ぎで副鼻腔炎、鼻のかみすぎで内耳炎(もしくは中耳炎)、そこからの発熱だったようだ。
午前中に何とか仕事場へ行って夜まで働いた。 無理しなくて良いなんて言われたけど、日給月給なんで休んだらおまんまの喰い上げなのである。

_ 立川流前座勉強会@上野広小路亭

先日、目出度く立川流に復帰したキウイさんが出ると言うので、雪のちらつく中、上野へ。 いつもは上手側の席に座るのだけれど、左耳が聞えないので今回は下手側へ。 順番はちと記憶が曖昧なのでその辺りはご勘弁。

「弥次郎」快楽亭ブラッC
最初から落ち着きが無く、楽屋の方をちらちら見ていたが、途中でつまってしまい、忘れた部分を端折って何とか終らせていた。 出来としては非常に悪かったが、それでも笑うところは有ったのでまだ救いは有った。

「まんじゅう怖い」立川談一
前回見たときの「弥次郎」よりは良かった。 素直に淡々と語って、目先の笑いを追わないのは良いと思う。

「お血脈」快楽亭ブラ汁
飄々とした語り口で楽しく聞ける。 歌舞伎に造詣の深い師匠に付いている所為か、石川五右衛門の芝居がかった台詞回しも中々巧い。 ただ、これは照れずにやった方が良いと思う。

「十徳」立川談大
キウイさんと共に先日復帰が叶った談大さんであるが、破門中にいろいろ精進した成果が出ていたと思う。 良かった。

「たらちね」立川キウイ
落語が出来る喜びが見て取れる、明るい、良い落語だった。 目に付いたのは身のこなしと所作の綺麗さ。 復帰試験の時の踊りは緊張のあまりガチガチだったらしいが、身にはついているのだと思う。 アンチが多い人では有るけれど、私はこの人の落語が好きだし、これからも応援していきたい。 めくりを忘れたのはご愛嬌。

「初天神」立川こらく
実に困った。 トチリとかは無いのだけれど、笑うところが無い。 ませた餓鬼の厭な部分と、大人気無い父親の厭な部分が前面に出てしまって、非常に後味が悪かった。 全く救いが無い。

_ シェリーココイベントVol.1「ココはここにいます!」@One's World渋谷店

撮影で使われているデジタルプリントショップでのトークイベント。 広小路寄席をそのまま見ていたくも有ったのだけれど、途中で抜けるのも癪なので上野近辺をぶらぶらしてから渋谷へ。 渋谷で用事のある店は軍事関連書籍・テープ・CD・ビデオetc...のアルバンと、旧共産圏カメラ・レンズのKing-2位で、それ以外の用では殆ど足を踏み入れない街なので、地図で見るとわかりやすい場所では有るものの中々辿り着けない。 何とか見つけて店の前で時間を潰していたら見知った顔が三々五々集まってきた。 ここで階段に並んでしまえば良かったのだけれど、上の階の迷惑になるといけないので下で待機。 時間になって並びに行ったら入場は整理番号順ではなく、並んだ順になっていた。 イベントの仕切りそのものはゆったりまったりで良いのだけれど、何のための予約だか判らないので、こう言うところはちゃんとして欲しい。
司会のかがわ社長の前説の後、桑原彩美・阿部千明・水原鈴花の3名が、それぞれの役の衣装で登場。 桑原はシェリーココの衣装(通称「ココ服」)あとの二人はファミレス店員役のメイド服。 驚いたのは水原鈴花の頭蓋骨の小ささ。 一人だけ縮尺が違う感じで、顔が小さいのを通り越して、頭全体が干し首の様に小さい。 8頭身くらいはあるだろうか、上背が160cmから有るので、かなりすらっとして見える。 阿部千明は折れてしまいそうに細く、喋らなければ儚げ。 桑原彩美は怪しい挙動と変な衣装が上手く噛み合っている。
3人+司会ならざる司会で撮影裏話。 「りえさんはけして声を荒げないが、素で言う事がキツイ。」と3人から実例を挙げて糾弾されるなど、攻守ところを変えつつ暴露合戦が展開された。
「出し物」として、役割と状況だけを設定したエチュード(即興演技)。 追い詰められると本性が出て面白い。
撮影タイムは前列と後列交代で。 前列は囲み状態で。 後列は横合いから順番に何枚かづつ。 平和裏に終了。
物販はそれぞれのCDロム写真集やDVDと、特製の携帯ストラップ。 次があるので私はここで退散。
今回は定例イベントの第一回と言う事で、来月以降も定期的に有るらしい。
会場後方で見ていたこわそうな人(中上健次似)が畑澤和也監督だったようだ。 その隣に何故かフィクサーN氏。

_ 不動院寄席@六本木不動院

時間が無かったのでシータクで六本木へ。 柄にも無く「ロアビルの前まで」、てめぇで言ってて頭蓋骨の裏側がむず痒くなってくる。
何とか開演前には着く事が出来た。 客の入りは例月通り。 先日の一門会のように客が大挙押しかけたりはしていなかった。

「堀の内」らく次
小噺の仕込を忘れて言い直したり、台詞が抜けたり言い損じたり、細かいしくじりは多かったものの、大崩れしないでなんとかまとめていた。 この辺りは相変わらずさソツが無い。

「壷算」志ら乃
テンポが良くて、啖呵も切れるのでこう言う噺は合っていると思う。 訳が判らなくなって半狂乱になる瀬戸物屋の主人が良かった。  マクラの面白さが噺まで持続するのは流石二つ目。

「時そば」こしら
前半の夜泣き蕎麦屋を褒めちぎって一文掠めていく男が上手い。 こうなると真似をしたくなってやってみるものの一々失敗する男の一人コントも引き立つ。終って外に出たら雪だった。 寒い訳だ。


2004-01-15 更に悪化 [長年日記]

_ 安原製作所 業務終了

「世界最小のカメラメーカー」(自称)としてライカLマウントの「安原一式」、広角コンパクトカメラの「秋月」などを生産・販売してきた安原製作所が、平成16年2月をもって全業務終了とのこと。 詳細はこちら。 まぁ、詳細と言っても、言い訳程度の事しか書いてありませんが。
業務終了に伴って、サポートも終了。 普通の修理屋なら直せる簡単な構造なのが救いといえば救いですが、 基本設計が悪いのと、品質にばらつきが有るのとで、どうにもならない個体も有ると思われます。

_ 風邪ではないかもしれない

鼻水だと思っていたものは、落ち着いて分析してみたらどうも膿らしく、首の左側のリンパ腺が腫れているのが原因らしい。 それが上の方へ行って中耳炎と合わさって訳の判らない事になり、化膿しているようだ。 風邪薬は飲んでいるが、明日の朝の段階で治る兆候が無ければ、病院へ行く事にした。

_ プチ遺言

真っ直ぐ歩けないくらいおかしいので、必要最低限の後始末を考えなければならない。 カメラと本とパソコンとCDの処分はヒマラヤ山系に任せる。 葬式無用。 片棒は俺が担ぐ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# ヒマラヤ山系 [全部まとめて中野Pに持ってくから安心して成仏してくれ。蔵書の処分もご相談承ります。]


2004-01-13 治るのか? [長年日記]

_ 風邪、その後。

昨日は日がな一日寝ていたものの頭痛と鼻水に悩まされて断続的に寝たり起きたり。 食欲も無く、葛湯を作って啜る。 去年死んだ祖父さんに叱られる夢を繰り返し見る。 墓参りに行ってこよう。

_ 合併症

鼻をかみ過ぎて左耳が中耳炎。 ずっと耳鳴り。

_ 検温

就寝前の検温。 37.2℃。

_ 検温2

6時起床。 37.4℃。 悪化している。

_ 厭な予感

連休明けに新入りが辞めている事が多いので、休みたくは有ったが出勤。 予想的中で辞めやがった。
明日から又ぢごくの大残業週間が始まる。

_ 悪縁切れず

暮れに餓鬼の時分からの友人のキムラさんから電話が有り、別の旧友某から3年ぶりに連絡があり、どうやらこの日記がバレたらしいとの報告。
この友人某というのは、小学生の頃、若年寄を通り越して年寄り臭いと言うことで担任から「老中」と呼ばれていた私より更に年寄り臭いので「大老」と呼ばれていたつわもので、中学に入ってからは飲み友達として、私が大学を辞める頃まで毎週のようにおだを上げていた悪仲間でもあった。
本人達に関係無いところで親同士が険悪になり、疎遠になっていたが、良い機会なので、また近々に呑みに行こうと思う。

_ 今週末の予定(17日)

シェリーココイベントVol.1「ココはここにいます!」 One's World渋谷店 開場: 17:00〜 開演: 17:15〜18:30 ★出演 出演者: 桑原彩美・阿部千明・水原鈴花 司会: かがわりえ(シェリーココプロデューサー)

不動院寄席 六本木不動院 開場 18:40 開演 19:00 志ら乃予定「壺算」「家見舞い」 らく次予定「未定」 こしら予定「時そば」

_ まったく

夜中に何をやっておるのだ。 かみさんが泣くぞ。
まぁメールでも呉れたまえ。
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# 丹古母鬼馬二 [ワシである。以後敬うて聞かれよ。その後、ご健勝にあらせられるか。そうでない場合、死ね。だが許す。 そういうわけで、以..]

# 佐藤蛾次郎 [ワシである。以後敬うて聞かれよ。その後、ご健勝にあらせられるか。そうでない場合、死ね。だが許す。 そういうわけで、以..]

# 財津一郎 [再びワシである。上記のソレは名前を変えただけで芸がなかった。喜久ちゃん以下であった。 まことに無念。ヤマダ君に座布を..]


2004-01-11 悪化の一途 [長年日記]

_ 風邪、その後

悪化。 激しい頭痛。 咳は出ないが鼻水は濃いのが出る。 熱もある。

_ 志らく一門会@上野広小路亭

金策に手間取り、開演には間に合わず、口開けのこらくさんを見逃したが、後ろの客が「どこで笑っていいか判らず辛かった。」なんて話していたので推して知るべし。

「二番煎じ」志ら乃
入り口で出囃子を聞いて、急いで階段を昇って中へ入ると既に大入り満員。 まだマクラなのでここで中へ入っちゃえば良かったのだけれど、一席終るまで待っていたら次々に客が来て入り口に溜まっちゃって却って悪い事をした。
先月の不動院でも聞いたネタだったけれど、他所でも演っているのか、こなれてきて良い出来。 謡はディフォルメしすぎのような気もするが、面白いから良いのだろう。

「大喜利」こしら、志ら乃、らく朝、らく八(司会:志らら)
らく八さんの頓才に驚いた。 「新漢字を考えろ」と言うお題に「曲」と言う字を書いて何を言うのかと思ったら、「小包。」 これは笑った。
志ら乃さんの書いた「子白子」で「マイケル・ジャクソン」ってのも可笑しかった。
らく朝さんは突っ込みは面白いんだけれど、ネタになると綺麗過ぎてつまらない。

「高砂や」志らべ
中入りを挟んで、今月から「前座バトル」と言う新企画が始まり、前座二人が演った落語を志らく師が採点して講評する事になった。 志らく師の挨拶の後の一人目が志らべさんと言うことで、見るからに緊張して、顔も紅潮していた。  マクラはいつも面白いんだけど、噺に入ると客席の笑いが減る。 ご隠居も八っつぁんも謡が下手すぎるのが難。 謡とか都々逸が入る噺は、それなりに聞えないとそれだけで台無しになる。 客の入りも例月からすると考えられない大入りで、余計に緊張したのだと思うが、正直今一つ。

「湯屋番」らく次
やはり緊張しているのが見て取れたが、尻上がりに良くなっていた。 前座修行としての基本をきちんと押さえていて、目先の笑いを追わずに、噺の全体を見ているように思った。 今回もそつ無く良い出来。

「コント」カラッペタンズ(こしら、志らら)
今回も何故かこしらさんだけ足元が足袋。 大喜利でウケが良かった所為か、二人とも乗ってやっていた。 こしらさんの異常とも言えるボケに突っ込みを入れつづけられる志らのさんは実は凄いのかもしれない。

「代り目」志らく
トリの志らく師は酒飲みの噺。 下戸だというマクラから入ったのだけれど、呑み助の呑み助っぷりは本物以上。 帰宅してからのおかみさんとの訳の判らないやり取りにも抱腹絶倒。 今月も実に良かった。 下げてから志らべ・らく次の二人を呼び込んで講評。 平均的な前座を5点としての採点で、らく次さんは6点、志らべさんは「甘いかなぁ・・・」とつぶやきつつ5点。 一年間通して最高得点だった人が二つ目への挑戦権を獲得する。

_ その他、雑感

老若男女取り混ぜての大入りで驚いた。 暮れの芝居での告知が効いたんだと思う。 そうそうハズレの聴くに堪えないのは無いし、最後に志らく師が一席やる事を考えれば、安すぎるくらいの会だと思うので、今日来たお客さんは是非来月以降も来ていただきたい。
客で酒井莉加。 艶っぽくなりましたね。


2004-01-10 風邪の抜けない3連休 [長年日記]

_ 風邪

どうも抜けきらない。 身体も財布も。
鼻水は止らず、咳は断続的に出る。 財布も空だ。

_ 談志一門会@練馬文化センター大ホール

知人からチケットをいただいたので練馬へ。 風邪が抜けないので今週は暗室には入れず、自宅から行ったのでかなり時間が掛かる。
大ホールなのでやはり広い。上手側の一階席後方で、辛うじて演者の表情が判る。 長時間一点を凝視していたので、目が疲れた。
「携帯、PHS、ポケベルやアラームの鳴る物の電源を切れ」としつこいくらいのアナウンスが入る。 これだけしつこく言っても鳴らす奴が居るから厭になる。
14時に時間通り開演。

「寿限無」志の吉
口開けは志の輔師の弟子で、昨年二つ目になった志の吉さんが「寿限無」。 マクラで「12時半に楽屋に入ったら誰も来ていない。」と言う話をしていた、大いに有り得る話では有るが、最後迄来ない可能性もゼロではないのがまた恐ろしい。 噺の方はまぁ可も無く不可も無く。 喧嘩をして頭に大きなたんこぶをこさえてきた寿限無寿限無(以下略)を連れて行く医者が大学病院で、会計のあの変なアナウンス口調で寿限無寿限無(以下略)の名前を呼ぶのが新機軸。 ここは面白かった。

「コント」アンジャッシュ
次ぎに出てきたのはアンジャッシュ。 中高年多めの客層を見て、自己紹介からショートコントを幾つか演って客に慣れてもらい、最後に長めのコントを演って降りていた。 ネタも面白いし、客層に合わせて演れるのには驚いた。

「厩火事」談春
談春師が出てきたが、表情が心なしか暗いように思える。 何だろう?と思ったら、談志家元はまだ来ていないどころか、夜の会だと思っており、寝ていたらしい。
「起きてくださーい!!」と電話を掛けるマネージャーに電話の向こうから「俺を昼に呼ぶな」と言うのが聞えたとか、私が「うん」と言う前にマネージャーが「談春さんが繋ぎますから」と言っていたとかそう言う話から、立川流の内輪話などを織り交ぜて長めのマクラ。  おもむろに噺に入ると「厩火事」。 時間はたっぷりあるので腰を据えてみっちり演っていた。 巧い。 緩急、リズム、口調、どれも良い。
志の吉さんとアンジャッシュが、持ち時間20分のところを15分で降りちゃったので、ただでさえ40分だった持ち時間が50分に延びてしまったらしいが、きっちり50分勤めたのは流石。

「江戸文字漫談」文志
中入りの15分を挟んで、江戸文字の文志さんが膝替り。 橘流(寄席文字)、勘亭流(歌舞伎)、相撲字と文志さんが考案した江戸文字を並べて違いを見せたり、中国の簡体字を見せて何の字か?なんてのをひとしきり。 大受けはしないけれど、良い感じで休憩明けのざわついた客席を温め直していた。

「羽団扇」談志
木賊刈の出囃子が終る頃、照れくさそうに出てきた。 口を開くと明らかに寝起きで声がかすれている。 ことによると漫談だけで降りちゃうんじゃないかと心配したが、喋っているうちに声も出てきた。
客がどれくらいのレベルなのか瀬踏みするようなハイブラウなギャグや小噺を織り交ぜてくるのだけれど、今日は客筋が良く、笑うべきところできっちり受けており、こうなると家元も乗って来る。 噺に入ったと思ったら仕込みを忘れていてマクラに戻ったりしつつも「羽団扇」へ。 噺の要所々々に入る辛辣なクスグリやバレネタもことごとく受ける。 「(天狗に)あんまり鼻をしごくと血が出ますよ。」「あぁ、しごくと白い血が出る。」とか、「羽根で飛ぶのは天狗の前座だ、前座とは円楽党の真打みたいなのを言う。」なんてのにも反応する。 良い客で良かった。
演者が「これならどうだ」とネタを振る、客が笑いで反応する。 このラリーの応酬で尻上がりに盛り上がった良い落語会だった。 会場を出るときに時計を見たら17:54. なんだかんだで3時間近く見ていたことになる。

_ 物販

談春師の手拭いを売っていた。 金壱千圓也。 給料日あとなら迷わず買うのだが・・・。 売り子を志らく門下のらく次さんがやっていたが、良い仕事をしていた。

_ 帰宅

さすがに疲れたし、財布もほぼ空なので帰宅。 途中、中野のPに寄るが、親爺さんは居なかったので寄らず。 明日は志らく一門会。

_ >たみちゃん

チケット有難うございました。 大間違いの部分は早速訂正しました。 いやはや、なんともお恥ずかしい。

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# たみ象 [「なんだかんだで5時間」→終わったのは16時54分です。 3時間ですよ〜。 談春の手拭い、私は買ってきました。(ニ..]


2004-01-05 惚けた日記 [長年日記]

_ 仕事始め

宝くじは見事に外れたので、働いています。 じっと手を見る。

_ 夜行日帰りで寒鱈を喰いに行くツアー

今月の24、25の土日は、酒田の寒鱈まつりなのですが、24が第三土曜なので出勤日。 仕事が終ってから新幹線に乗ったら、日付が変わってから酒田に着くことに成りかねない、・・・と言うか、下手すると着かない
そんな訳で、この日は初の夜行日帰りって事になりそうな雲行き。
そんなに必死になって何をやってるんでしょうねぇ・・・。

_ レス

>『あのよろし』か?さん
古典は調べようがあるんですが、新作はそうも行かないんでこう言う検索があるんでしょうね。
「落語」「わからない」だと「わからない」だったりして。

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# 墨田ペトリ堂 [備忘録 志の吉「寿限無」病院の呼び出しの声色が面白い。 アンジャッシュ「マクラ→ショートコント→コント」客筋を上手く..]


2004-01-04 風邪は回復基調に [長年日記]

_ 暗室開き

昨晩から暗室に入ってフィルム現像で今年を占ってみた。 結果は「手を抜くと碌な事が無い」と出た。
4本現像してみたが、あまり使わないカメラのフィルムに季節が二つ以上写っているのはプリントするときに困るので、今年は気をつけようと思った。

_ 風邪対策

本復には程遠いので、鼻うがいをしてから杏露酒をお湯で割って2杯呑み、身体が温まったところで就寝。 汗をかいた所為か、咳は抜けた。 鼻水も青っぱなから水っぱなってきた。 あと一息。

_ 恵方参り

元日は寝込んでいて忘れていたので、今更乍ら恵方参り。 今年の恵方を調べるのを忘れていたので適当に西に向かった。 帰宅してから調べたら今年の恵方は南南東だったらしい。 後の祭り。
18きっぷの残りを消化する意味合いもあるのでまぁ細かい事は気にしないで来た電車に乗ってみた。 時刻表の頁を繰ってみたら、立川始発だと思っていた中央本線は殆ど高尾始発に変わってしまっており、どうなっているか興味も湧いたのでとりあへず高尾まで。
高尾から小淵沢行きの電車に乗る。 変な色に塗られてはいるが、馴染みの115系電車。 効きすぎの暖房と微妙な隙間風が良い感じ。 小淵沢から小海線に乗っちゃうと帰ってこられないので、甲府から身延線で富士に抜けようかとも思ったのだけれど、電車に乗りっぱなしってのも芸がないし、富士からの東海道線も混みそうなので甲府で降りて市内を散歩する事にした。
駅前に出てみると、観光案内所は休みだし、地図には距離も縮尺も書いてない。 武田神社へ行こうとバス停の時刻表を見たら、休日ダイヤどころか走ってない便の方が多い。 もう自棄になって歩いてみたけれど、延々登りだし遠いし風邪っぴきがやるような事じゃなかった。 漸く武田神社へ着いてみると鳥居を潜ったところから拝殿まで長蛇の列。 列の最後尾が手水場の手前なので参拝客は誰も手や口を清めない。  手と口を清めてから並び直したら、列が10m以上伸びていた。こんなのは最低限の礼儀だと思うんだけれど、だれも手水場には足を向けない。 お参りを済ませてから境内でスナップを何枚か。 最近こう言う写真をあまり撮って居なかったのだけれど、撮っているうちに「ああも撮りたい、こうも撮りたい」てな感じで写欲が涌いてきた。 枯れないうちにまた散歩に出かけようと思う。
甲府駅に辿り着いた頃には日も暮れかけており、腹も空いたのでホームの立ち食い蕎麦「甲陽軒」で「おでんそば」330円也。 ここはおでんの具を「ちくわ」「たまご」「あつあげ」「こんにゃく」「さつまあげ」から選ぶ事ができる。 厚揚げを選んでみたが、既製品の予め煮てある厚揚げと「あじさい」の麺と汁なのに、何故か旨い。 たしか「おでんそば」と言うものは立川駅の中村軒が発祥だった筈だ。 中央線沿線に扱っている店が多いのはその為だと思う。

_ 年始廻り

行きつけのカメラ屋のうち、荻窪のプリズムが休店中なので、中野のパルテへお年始に行って来た。 武田神社の社前で買った信玄餅を進呈してしばし懇談。 グラフレックスのレンズシャッターの距離計連動カメラが置いてあったが、ここのカメラはOEM元が判り難く、レンズ銘も「グラフラー」としか彫ってないので、大方コーワか何かだろうと多寡を括っていたら鏡筒に「ローデンシュトック」の銘が入っている。 悩んだが保留。

_ 帰宅

流石にだるい。 明日から仕事なんだけれど、一日もつかどうか不安ではある。

_ 立川流前座破門騒動その後(補足)

立川談笑さんの日記(1/3分)に、立川流新年会の様子が書かれています。 或る程度予想はしていましたが、すんなり決まった訳ではなかったようです。
キウイさん、談大さんの前座復帰の他に、志らく門下のらく朝さんの二ツ目昇進も決まったようです。
この日の談笑さんの日記を読んでいただければ、何故私が数ある落語会や寄席興行の中から立川流を撰って観に行っているのか判っていただけるのではないかと思います。
談笑さんも含めて、私がアンテナ(落語)に登録している噺家さんの日記は、芸人としての了見がはっきり看て取れるものばかりですので、落語に興味をお持ちの方はそちらもチェックしていただければ有り難いです。

_ 乾き物嫌いが認める旨い乾き物

以前、ミミガーの乾き物「ミミスター」と言うのを紹介したが、先日それに匹敵する旨い物を見つけた。
石岡駅のキオスクで買った天狗納豆の「ほし納豆」がそれ。 リンク先には600円の大袋しか無いが、250円の小袋もあるので、そちらを買って試してみると良い。
納豆を干しただけの物で、味付けも塩と青海苔と唐辛子だけなのだけれど、これが実に旨い。 但し、普通の炒り豆よりかなり硬く、歯の悪い人は辛いかも知れないし、納豆なのに歯に詰まるのも難点ではある。
炒り豆みたいな物が口の中で水分を吸って納豆に変質して行く感じも、厭な人は厭だと思うので万人向けではないが、はまる人ははまると思う。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [「落語」「歯に詰まる」で検索してきたあなた、それは円丈の代表作《グリコ少年》のミルキーのくだりではないですか? ←大..]


2004-01-03 春から縁起の良い話 [長年日記]

_ 立川流前座破門騒動その後(最終回)

立川キウイさんの仮小屋に報告が上がりました。
談大さん、キウイさん共、1/2付けで前座に復帰との事。 これで全員落ち着くところに落ち着きました。 これまでの経緯を簡単に。

平成14年5月 談志師匠、直弟子の前座を全員破門。
平成14年6月 談吉→一門の共有前座となり「談一」として復帰。
平成15年5月 上野の伊豆榮にて復帰試験。 談修のみ合格。
平成15年5月 談修→前座として復帰、10月から二つ目となる。
平成15年8月 志加吾→名古屋の雷門小福門下らに移り「獅篭」となる。
平成15年8月 談号→名古屋の雷門小福門下らに移り「幸福」となる。
平成16年1月 キウイ→一門の新年会にて試験、復帰。
平成16年1月 談大→一門の新年会にて試験、復帰。

思えば長かったですね。 私もこの件を追いかけているうちに落語方面に復帰した訳で、感慨深いです。 移籍された方も含めて、全員落語家を辞めなかった所に落語と言うものの奥の深さを感じます。

_ 思い出した初夢

SLのNゲージの前の場面、志らく師匠から落語家を辞めるようにこんこんと諭される夢。 厭な初夢だなぁ。

_ 初詣

昨日、埼玉県某所のいつものところへ初詣。 いつものところはいつものままだったが、周りの梨畑や葡萄畑はマンションや駐車場に変わり、風景は一変して近郊住宅地になっていた。

_ 晩餐

久しぶりに家族全員が揃ったのですき焼きの鍋を囲む事になった。 甘辛くぐちゃぐちゃ焼いちまうのは好きじゃないので、辻嘉一流に鍋に出し汁を張り、煮立つか煮立たないか位の火加減で火が通り切る前に口に運ぶやり方にしてみた。 「そんなに口うるさく言うならお前が鍋奉行をやれ」と言われたので「俺は林大学頭(はやしだいがくのかみ)のような物で、口は出すが手は出さない。 実務はお前達下々の者がやれ」と逃げておいた。 肉は何故か山形牛、今年も山形県の呪縛からは逃れられそうも無い。

_ 正月から不吉な話

スズキオフィスのサイトから佐藤ともみさんの名前が消えています。 研修生扱いだったので、研修終了→採用には至らずって事なんでしょうか?。 以前似たような事例があったので、なんとなく厭な感じではあります。

_ 相変わらず

風邪で寝ています。 咳、止らず。
枕が上がらなくなると洒落にならないので、怖くて暗室には入れない。

_ 備忘録としての今月の予定

1月3日(土)14:20〜16:55 〜スタジオパークからおめでとう〜「平成落語家ジョッキー 新春スペシャル」公開生放送!2時間30分!@NHKスタジオパーク(忘れてた)
1月11日(日)プレミア企画撮影会(平地レイ/真山美沙/遠藤七美)←資金不足のため回避
1月11日(日)第54回「立川志らく一門会」@上野広小路亭
1月17日(土)立川流広小路寄席@上野広小路亭1部12:30〜立川流前座勉強会
1月17日(土)みらい少女シェリーココイベントVol.1「ココはここにいます!」@One's World渋谷店 17:15〜18:30
1月17日(土)不動院寄席@六本木不動院 19時00分〜
1月17日(土)第9回 柳家一琴の会@なかの芸能小劇場
1月24日〜25日 酒田寒鱈まつり@中町モール
一琴師の独演会は、1度見に行こうと思いつつ、何かしらぶつかるので中々見に行かれない。


2004-01-02 いまさら [長年日記]

_ 平成15年総括 カメラ篇

昨年は、例年に無くカメラを売ったり買ったりしなかった年だった。 これは欲しい物の内、買えるものは殆ど買ってしまったのと、買えないものはべら棒に高くて手が出ないのと二つ大きな理由がある。 更に荻窪のプリズムが休店中で、新宿の中古カメラボックスからも色々有って足が遠のき、中野のパルテの親爺さんが店に居る時間に中野へ行かれなくなったのも影響している。 こうして行きつけの店で常連と会わなくなると、他店の出物情報にも疎くなり、「目に入らないから欲しくならない」と言う当たり前といえば当たり前の状態で推移した訳だ。
そんな中でも何本・何台かは購入している訳で、普通の人と比べるとまだ多いのではないかと思う。
カメラとしてはコシナ・フォクトレンダーのベッサRを買ったのが大きい。 ライカLマウントのカメラは他にもライカ本家のD−IIIとゾルキーI−dと2台持っているが、露出計連動の有り難味を感じている。 一眼レフよりも軽いので、露出計や距離計の付いていないカメラと一緒に持ち歩く時の基準しとして使う事が多い。

_ レンズ篇

レンズもあまり買わなかった。 これは50mmと35mmしか使わなくなり、その中でも使うレンズと使わないレンズがはっきりしてきて、欲しい物が無くなって来たのが大きい。 ライカだとズマリットか上海エルマー、M42だとペンタコン50mm/f1.8とオートタクマー35mm/f2.3、コンタックスのプラナー50mm/f1.4とディスタゴン35mm/f2.8. 今年は年末に買ったライカLマウントのキャノン35mm/f2とペトリマウントのペトリ55mm/f1.4の出番が増えそうだ。 鏡筒にガタが来てカメラバッグのそこで眠っているズマールと、プリズムに預けっぱなしになっているオペマも何とか使ってやりたい。


2004-01-01 先行きを暗示する新年 [長年日記]

_

SLのNゲージで遊んでいるところで目が醒める。 これが初夢。 仙台で鉄道雑誌をむさぼるように読んだのが効いたのだと思う。

_ 風邪で寝正月

わんこ☆そば閣下の風邪が治らないのを嗤っていたら罰が当たったらしく、頭が重く断続的に咳も出る。
そんなこんなでありがたくない寝正月。
北関東某所のワルプルギスの夜には参加できず。


2003-12-31 帰京 [長年日記]

_ 早くも帰京

いろいろ有って早くも帰京。 駅前で茶など喫して時間を潰した後、昼過ぎの常磐線で帰京。 ゆっくり帰るなら景色の単調な東北本線より、海の見える常磐線の方が良い。 18きっぷ期間中の東北本線は「鈍行にのって急いで移動」する輩が多く、乗車マナーは悪いは混むはであまり良い事が無い。
途中で友人と別れた頃、ホセさんから電話が入り、やんごとなき事情で家に帰らず四ツ谷へ直行。

_ やっぱり四谷ですいませんライブインマジック年越し&新年ライブ「みんなでまったり新年迎えましょ!」 第1部@四ツ谷ライブインマジック

12月に漸く始動した新生ライブインマジックへ行ってきた。 四ツ谷と冠はついているものの、場所は市ヶ谷の防衛庁の正門の真向かい。 やはり四ツ谷と言う地名にこだわりが有るんだと思う。
一階はライブカフェになっているらしいが、暗いので良く判らず。 ライブハウスそのものは地下にあり、階段を下りていくと受付があるのは以前と同じだけれど、インターホンが付いていて、何か有った時にその場で連絡が取れるようになっているなど、しっかりした造りになっている。
中に入ると広いのに驚いた。 縦に長く、ステージも奥行きが有り、照明も良い感じ。 舞台脇から撮って見たが、感度100のフィルムでもf2で1/30sくらい行ける。
ステージ上手側にトイレがあり手前が男用、奥が女子用、その奥が楽屋になっている。 このあたりの配置も良い。
スピーカーの所為なのかなんなのか、オケの音が少し耳に優しくないような気もしたのだけれど、生演奏バックに歌う際には良かったのでバランスをそっちに振ったのかもしれない。
今回は澁谷さまと木塚くんが出演するので、その辺りをカメラに収めたほかは疲れても居たので大人しく見ていた。 
木塚くんは2人目に登場。 ピンク色のタオル生地のような物で出来た「プードル」のような衣装で出てきたので先ず驚く。 歌は「乙女のポリシー」と「15GoGo!」。 「セラムンとモモーイかよ!!」と思ったりもしつつ、歌そのものは歌詞が多少飛んだほかはそつなくこなしていた。 指先まで神経の行った動きで振りも決まっており、月蝕やらなにやら出積んだ修行の成果が出ていた。
澁谷さまはピンで出てきて「冬のオペラグラス」、レインボーFMの電話中継に「元祖下ネタアイドルの澁谷良子です」と登場。 一旦引っ込んでから海宝久美子と4Lの衣装で出てきてその頃の曲を2曲。 澁谷さまは歌が下手だという事になっているが、音域さえ合っていれば独特な声の魅力が出てくる。
他の出演者の中で印象残った人をかいつまんで書く。 口開けで出てきた横田ななは歌も上手いし、歌っているときの表情も良かった。 MEG-S(坂間恵)、朝倉友紀の2人は牧田社長の絡みだと思うのだけれど、流石に金の取れる仕事をしていた。
酷かったのはe-niceレーベルからの2人と、ディーディープランニングの3人。 客から金を取って歌を聴かせると言うことに、もっと責任を持っていただきたい。
風邪で熱が出ていたらしく、頭がぼーっとしてそれ以外は良く憶えていない。

_ 終夜運転

動いているのはありがたいが、無茶な混み様。 なんとか都内某所に辿り着き、年越し蕎麦代わりのきしめんを手繰って寝た。 寒い。


2003-12-30 北上 [長年日記]

_ 常磐線

諸般の事情により、予定より早く仙台へ。 昨晩風呂上りにテレビをつけたらやっていたジャック・レモン主演の「12人の怒れる男」に見入ってしまい、碌に寝ないまま上野駅へ。 友人と待ち合わせて水戸→いわき→原ノ町→仙台。 水戸駅の立ち食い蕎麦は改装されていたが、商いの仕方は昔通りで、「まずいからうまい」立ち食いそばの良いところである「下手味」が堪能できた。

_ お散歩子猫邸へ

学生時代からの友人であるお散歩子猫・六条御息所夫妻の家へ。 31日にやる予定だった年末の呑み会を前倒ししてやる事になり、近所のスーパーへ買い出しに行った。 買い物を済ませてから多少変更があったので、材料も酒も余らせてしまったのは申し訳なかった。
軽く済ますことになったので、作ったのは2品。 まぐろの血合いのネギマ、鰻と油揚げの炊き合わせ。 気が付いたらたんぱく質だらけたになってしまった。 軽く呑んで就寝。 飼い猫のくり坊はどうも私を胡散臭く思っているようだ。

2003-12-29 仕事納め [長年日記]

_

電車が空いている。 通勤客より旅行客の方が多い、そんな中出勤。
午後、納会。 中締めで漸く自由の身となり、抜けて帰ろうと思ったら、中締めの直前に送迎バスは出たと言う。 馬鹿馬鹿しくなって歩いて駅まで行ったら出ないはずの送迎バスが居る。 誰かゴネて出させたらしい。 徒労感。

_ 今日の断念

志らく師匠の劇団の芝居に行く予定だったが、年末年始に呑み会が目白押しなので、泣く泣く断念。

_ 落語界短信

鈴本演芸場、初席から再開。
11月の末に起きた火災で休館中だった鈴本演芸場が1/1の初席から再開することになった。
1日から5日までは全席指定だが、前売りは間に合わないため、当日発売となる。

落語芸術協会の桂文治会長が勇退
80歳の高齢のため、高座活動に専念とのこと。 後任は桂歌丸現副会長になる模様。

_ 明朝から

毎年恒例「冬の行方不明週間」に入ります。 旅先でパソコンを借りられたら更新する予定。


2003-12-28 [長年日記]

_ ペトリ標準レンズメンコ集め終了

ペトリの一眼レフ用標準レンズをついに全部入手した。 初期M42マウントの50mm/f2、ペトリマウントになってからの55mm/f2、55mm/f1.8(旧)、55mm/f1.8、55mm/f1.7、輸出用の55mm/f1.8(M42マウント)、ペトリマウントからM42マウントに戻ってからの50mm/f1.7、45mm/f2.8。 そして今日、友人からペトリマウントの55mm/f1.4を譲り受けて、ペトリフレックス7用の絞り連動ピン付きの物以外、知り得る限りの標準レンズを集める事が出来た。 ペトリフレックス7用の奴は訳の判らない高値がついているし、ピンとヘリコイドリング以外は同じ筈なので執着しない事にしている。

_ 今日のカメラ道楽

中野南口のPでキャノンAF35ML(40mm/f1.9)。 ワイドとテレのコンバージョンレンズ付きで、手持ちジャンクと物々交換。 ワイドコンバーターにはいわゆる「メガネ」まで付いている。


2003-12-27 奇病 [長年日記]

_ オスト・ヘーデル

昨晩食べた何が禍したのか良く判らないが、朝から屁が止らない。 張りのある部位から察するに小腸辺りだと思うのだけれど、盛んにガスが発生。 下手に我慢をすると眩暈がしてくるので回りに人がいない頃合を見計らって放屁。
職場にいるときはもはやドウデモイイのだけれど、電車の中でのすかし屁は心苦しい。 午前中は硫化水素の割合が多く、我ながら臭かったが、幸い社食の昼飯が炭水化物多めだったので、午後は炭酸ガス中心の臭いの薄いものに変わり助かった。

_ ピースモア(りえくらぶ改メ)「忘年会だよ撮影会」@鷺ノ宮

前日から早く帰るための仕込みを済ませ、朝から死ぬ気で他の人の分まで働いて、新入りのしくじりの尻拭いをしたり、月曜の準備をしたりして、漸く会社を抜け出したのは7時過ぎ。 送迎バスは25分発だったので、歩いて駅まで行く事にした。 途中のバス停で時刻表をチェックしたら行ったばかりだったので通過。 50mくらい歩いたら行ったはずのバスが追い越していった。 そこから100m位歩いた所で後ろからタクシーが来るのを発見、見ない振りをしたのか気がつかなかったのか乗車拒否なのかそのまま行ってしまい、とぼとぼ歩いていたら、次の交差点から駅まで大渋滞。 タクシーとバスを徒歩で追い越して駅についたら7:20過ぎ。そこから快速と鈍行と快速と鈍行にこまめに乗り換えて阿佐ヶ谷についたのが8:20頃。 タクシーで鷺ノ宮に着いたら8時半を廻っていた。
ウェブドラマの撮影等で暫らく撮影会が無かった事も有って、今日は「忘年会だよ撮影会」と銘打ったお祭り。 撮影会て屁を垂れ流す訳には行かないので、会社の便所で頑張った後は水分摂取のみで絶食。 幸い撮影会の間はなんとかなった。

今日の機材
ベッサR+キャノン35mm/f2、コシナ・ノクトン50mm/f1.5
ライカD-III+上海エルマー50mm/f3.5
フジカST605+ペンタコン50mm/f1.8、ミール20mm/f3.5
フィルムはいつものコニカパン100

モデルは桑原彩美、阿部千明、前里美弥、二葉葵の4名。 初会の美弥ちゃん以外は、私の怪しいカメラ群に慣れているので撮りやすかった。
忘年会と言う事で中華まんが振舞われたが、温めるために電子レンジを使おうとしてブレーカーが上がったりなんだりと、普通の撮影会ではありえないトラブルがおこりつつも和やかに進行。
もはや「事務所」なので、CSとかネット配信の番組制作やタレントマネジメントに力を入れてもらわないといけないんだけれど、こう言う撮りやすい環境の撮影会も他には無いので、余力があったら今後も開催していただけると非常にありがたい。

_ 遅い晩餐

阿佐ヶ谷まで戻って、たまには航海屋でラーメンでも・・・と思って店の前まで行った所で電話が入り、用件を済ませて入ろうとしたら何時の間にか列が出来ている。 寒いからラーメンを喰おうと想った訳であって、さらに寒い思いをして並んでまで喰う気は起きず駅前へ。 ダメ元で富士ランチへ行ったらまだやっていたので「本日のスペシヤル」を注文。 「本日のスペシヤル」はいつ行ってもチキンカツとハンバーグであり、気がつくといつ行っても私はこれを食べている。 揚げたてのチキンカツに醤油を掛けた時の「ジュッ」と言う音と、立ち上る香ばしい香りがなんとも言えない。 今日も旨かった。

_ 都内某所へ

蓄積疲労のため今日も暗室作業はお休み。 いつものようにFM東京をつけっぱなしで眠る。

_ 「わたくし、ずるいんです。」「いやぁ、あんたは正直な人じゃよ。」

深夜、目が醒めると、映画に関した番組をやっていて、「東京物語」の笠智衆と原節子のやり取りの部分を流していた。 笠智衆の棒読みに近い台詞回しは、却って言葉の意味そのものが美味く伝わっているような気がした。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# きなちゃん [なんだ、富士ランチやってたんだ。だったら一緒に行けばよかった。]


2003-12-25 切支丹伴天連の風習に振り回されるのは御免だ [長年日記]

_ 今日は

大正天皇祭です。 左翼は良いとして、右翼までクリスマスだ何だと浮かれているのはおかしい。

_ ピチピチパニックとは

10代の女の子しか出てこない「東京イエローページ」である。


2003-12-24 [長年日記]

_ ピチピチパニック礼賛

送り手側がこんなにしっかりしていたイベントは久しぶりだった。 オフィシャルサイトのプロフィールを見ると、一番年嵩の子でも17歳、13歳とか14歳なんてのもごろごろ居る。 当日の司会の娘も15歳なんだけど、様々なアクシデントにも動じる事無く、きっちり進行していた。 裏方が表に出たのは、しつこい撮禁破りに注意を促すために幕の間から手だけ出して司会の娘に合図を送ったのが1回有った他は、物販の時だけ。 裏方が裏方に徹するというのは、簡単な様で中々出来ない事だ。
 それぞれがそれぞれに割り振られた役目をきっちりこなしていて、出演者にもスタッフにも「使えない奴」がいないのが凄い。 敢えて言えば使えないのは一部の客だけだ。
笑えるものとシリアスなものと2種類の寸劇、客を巻き込んだミニゲーム、これらを繋ぎ合わせている訳なのだけれど、緊張と緩和の差が激しく、客の方にもそれについていくだけのスキルが要求される。 頭を切り替えて、面白ければ笑い、良い芝居をしていれば黙ってじっくり見るだけの事なのだが・・・。
客の話になったのでついでに書いておくが、写真を撮ったりプレゼントを渡したりした後の「引き際の潔さ」も大切だと思う。 際限無いガッツキはいただけない。

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# ゑろいひと [今日のイベ後の話でも無駄にガッツクの増えたなとかいう話がでました。]

# Dwightsa [cialis danger <a href=http://www.rwuk.org/?product=side-e..]


2003-12-23 初ピチピチ [長年日記]

_ 驚愕の呑み会@甘太郎秋葉原店

宮仕え、3000円
それはさておき、ピチピチパニックと言うイベントにも驚いたのだけれど、その後の呑み会が凄まじかった。 たまたまカラオケルームしか空いていなかったのだけれど、カラオケにスイッチが入ると、何故か「瞳いっぱいの夏}(Qlair)。 だれも歌わないから仕方なく歌う。 そこからハロプロ関連に繋がっていったのは判るのだが、「 明日への勇気」吉成 圭子 でSKi客が昔取った杵柄でコールを入れて雲行きが怪しくなり、長順センセイがリモコンに手をのばした瞬間に流れが変わった。

<今日の長順セットリスト>
「ZOKKON命(LOVE)」 シブがき隊
「ハイティーン・ブギ」近藤真彦
「挑発 ∞(MUGENNDAI)」シブがき隊

普通の居酒屋で部屋の酸素が薄くなったのははじめてだ。

_ ピチピチパニック「聖夜とピの子とファンタイム」@秋葉原アソビットシティ8番街

まわりが盛り上がりすぎるくらい盛り上がっていて、正直乗り遅れた感はあったのだけれど、「きつねとぶどう」みたいな食わず嫌いの負け惜しみも言いたくないので行ってみる事にした。
最後列に陣取って、客席を含めた全体を見渡す事にしたのだけれど、客のプロは殆ど後ろのに集結。 前のほうはガッツキたい輩とかカメコ連中が多く、客としてのスキルもモラルも低い。 
出し物は「笑う」「盛り上がる」「見せる」の3種に大別できると思うのだけれど、本来笑うべきで無い「見せる」ところで笑う客が多く、わかって無さ加減には驚きを通り越して呆れた。
母体が「テアトルアカデミー」と言う劇団系の事務所だけあって、歌・芝居・ダンスなどの基礎的な部分は非常にしっかりしており、音響や照明のスタッフもきちんと仕事をしていた。
「ホームルームはダンステリア」「魅惑の野外授業」「ウキウキ★お誕生日会」「聖夜とピの子とファンタイム」と、イベントごとに付けられるタイトルや、使用される洋楽のBGM( エイス・ワンダーとかシーラ・Eとか)を考えると、このイベントを骨の髄まで楽しめるのは、30代以上の悪い大人(もしくは、ませた少年期を過ごした20代)なんじゃないかと思った。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ゑろいひと [木塚さんに伝言しておきますた。]

# 恐れ知らず [3K払えYO!]


2003-12-21 さわやかな朝、外は荒天。 [長年日記]

_ 若浦屋旅館

南新町という日和山を超えた海っぺりにあるので、街の中からは1キロくらい離れているけれど、昨日も書いた通りさほど遠くは感じない。 旅館なのだけれど、前もって言っておけば夜遅く帰っても大丈夫なようになっていて、その辺りも便利。 寝具は清潔で暖かく、ぐっすり眠る事が出来た。
思いのほか昨日の酒の抜けも良く、7時半に起きてアバレンジャーなどを見つつボーっとして、8時から朝風呂に入ってみた。 洗い場は二人分のシャワー付の蛇口があり、湯船は広くはないが十分な広さと深さ。 いいお湯だった。
8時半から朝食。 ホッケの焼き物とか、おかず4品くらいに、納豆とタマゴ。 旨くて量も十分以上にあった。 食後にコーヒーを飲みつつ同宿したSHIP客と馬鹿話をして、10時にチェックアウト。 これで一泊3500円+税だ。 今まで泊まった宿の中では一番満足度が高い。

_ 日記更新

一先ず待ちの中へ出て、それぞれ自由行動。 私は中通のわいわいネットプラザへ行って、毎度の事乍ら日記を更新。
ここは商店街の空き店舗を利用して、何台か無料インターネット端末が置いてある。 最新鋭ではないけれど、普通に巡回するならなんとかなるスペックのパソコンがロハで使えるというのは、モバイル機器を持っていない私のような人間には非常にありがたい。

_ 開場待ち

「鰻を喰おう」なんて話もあったのだけれど、時間が中途半端になってしまったので断念。 開場まで時間を潰す。

_ 中町の日クリスマスライブ@酒田市まちづくりサロン

今回は一段高いステージが組まれており、背後の壁も全面に白い布が掛けられて見やすく、且つ写真も撮りやすくなっている。 この辺りからも送り手側の意気込みが伝わってくる。
私にしては珍しくセットリストなんぞを書いてみる(資料提供:@古川市民氏)

1.心の鏡
2.本気がいっぱい
3.黄昏通信
4.Pink Christmas(Mi-Ke)(かおりんソロ)
5.夢かもしれない(伊藤智恵理)(あいぴょんソロ)
6.ホワイトラビットからのメッセージ(渡辺満理奈)(れっぴぃソロ)
7.ロコモーション・ドリーム(田村英里子)(リリソロ)
8.少年mind
9.僕だけのピンナップガール
Anc.夢だけ見てる

各曲の間には季節の話題などをネタにしたフリートーク風味の長めのMCが挟まっていたのだけれど、なかなか上手くこなしていた。
ジーンズにパーカーと言ういつもの出で立ちで登場して、全員で2曲歌った後はそれぞれのソロ。 ここでお色直し。 ソロの曲用の衣装に着替える時間は残りの3人が繋ぐ。
今日の驚きはソロの衣装が全員スカート、しかもミニ、さらに かおりん はゴスロリ。 いつもは衣装と言っても「よそ行きの服」程度の物だったのが、今回は「普段着」はおろか「よそ行き」にもならない様な「衣装の為の衣装」、しかもそれぞれの趣味嗜好に合わせたと思われる個性の際立つ物で、ひとり出てくるたびに唸らされて、4人分のソロが終る頃には唸り疲れるくらい。
ソロの曲の選曲の妙も、いつも通り。 古く聴こえない、ニセモノ・物真似にならないような工夫が見て取れる。
ソロコーナーが終ってから、また衣装替え。 白いジャケットの下に茶褐色の袖なしニット。 膝までの丈のチェックの乗馬ズボン様の物にロングブーツ。 統一したコンセプトが有りつつ、一人一人微妙な違いを出しているところにCOCOを思い出す。 アンコールでは上着を脱いで更に変化を付けて来ていた。
実に内容の濃い全10曲であった。 これを見ただけでも今回酒田に来た価値は有った。 そして更にこの後、驚愕のクリスマスパーティー <つづく>

_ 備忘録

帰りの車中で聴いたYBCラジオの演芸番組(多分TBS制作の「爛漫ラジオ寄席」)で八代目可楽の特集。 ラジオを点けたら丁度「味噌蔵」のマクラ。 「笠碁」「子別れ(上)」の三席を堪能。 可楽はやはり冬の夜だな。

_ クリスマスパーティー@酒田産業会館

ライブが押したので開始が遅れた。 長丁場のライブで、リハが長引いたのと、パーティーに来られないファンのために時間を割いて対応したからなので、これは仕方がないし、遠方からの客の電車の時間を考えると、開始時間をこれ以上遅く出来なかったのも響いたと思う。
ただパーティーの方にも行く客は、もう少しタイムテーブルに沿うように動いた方が良かったと思う。 料理を供する側は、当初のタイムテーブルに沿って準備をし、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにテーブルに運べるようにしている訳で、客の移動が遅れたり、挨拶がなかなか終らずに料理を運べなかったり、レストラン欅さんとしてはやりにくかったろうと思う。 料理の一つ一つが美味しかっただけに、尚更申し訳なかった。 
進行も食べる時間は別に取って、先に食べさせてしまった方が良いように思った。 SHIPのメンバーが入ってきてしまうと、客の意識はそちらに行ってしまって、料理は放置されちゃう場面もしばし見受けられた。 こうなると料理は冷めちゃうし、給仕の人も次の料理が出せなくてやりにくそうだった。
ステーキの火の通し加減も絶妙だったのに冷めかけていたし、パンも外はカリっと中はしっとりした理想的な焼き上がりだっただけに温かいうちに食べたかった、もう少し早く食べ始められていたら・・・と思うと残念でならない。 ひとりで行って、今度ランチをじっくり味わいたい。
各所に画像が上がりつつあるが、SHIPのメンバーはサンタ衣装で登場。 ライブの時の衣装もそうだったが明らかに金が掛かっている。 金が掛かっていると言えば、パーティーの方も料理4品、メンバーが仕上げの飾り付けをする巨大ケーキ、シャンパンの瓶に入った特製のSHIPサイダー、お土産としてキャラSHIPの絵入りグラス、キャラSHIPのメモ帖、エコバッグ(小)、SHIPカレンダー、・・・とてんこ盛り。 参加費5000円と発表された時に何をやるか知りもしないで「高い!!」と大騒ぎをしたバカは腹を切って死ぬべきだ
ケーキは特大のスポンジを5段重ねて表面にクリームを塗っただけの土台が四つ、これにメンバーそれぞれが材料を準備して飾りつけ。 自分も食べる事を前提に作るかそうでないかで明暗が分かれた。 自分が食べたいケーキを黙々とつくった かおりん のに当った人は大吉。 しかし、土曜の夜の新宿駅の中央線ホームの地べたに散乱しているようなのも一つあった。 にこやかに談笑する他のテーブルを尻目に顔をこわばらせて黙々とケーキ・・・のような物を口に運ぶ光景は涙を誘った。
撮影タイムはライティングや位置取りをプロ客がセッティング。 あまり時間がなくテンパり気味ではあったが、常軌を逸したガッツキ方をする客も居らず、平穏無事に終了した。
・・・と、こんなところか。 思い出したら追記予定。 いろいろ書いたが、非常に中身の濃い、有意義なイベントであった事は間違いない。

_ 帰京

@古川市民氏に仙台まで送っていただき、疲れていたので指定席で寝ているうちに東京駅。 

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# 果歩 [いい旅をされているようで心が安らぎます。言われなくても撮るだろうけどいい写真いっぱい撮ってくださいませね。]


2003-12-20 冬型の気圧配置 [長年日記]

_ 酒田へ

結局、眠らずに朝まで過ごし、一番の新幹線でひとまず新庄へ。 新幹線の中ではひたすら寝ていて、気がついたら米沢。 外は雪だった。 寝なおして気がついたら新庄。
酒田行きの快速「最上川一号」まで一時間空くので、駅前の一茶庵分店でラーメンでも・・・と思ったら改装中。 雪の中、本店や支店を探しなおすのも面倒になり、並びの「急行食堂」と言ういかにもな名前の食堂で鳥もつラーメン。 ラーメンに鳥もつが入るとどうなるのかは理解できた。 そう言う味。
駅前の多目的スペースみたいな所で地場産品の直売をやっていたので、おこわを購入。 快速「最上川」はワンマンのディーゼルカーだったので、一人掛けのクロスシートに陣取り、先ほど買ったおこわと、東京駅で朝飯に買ったものの寝ていて食べなかったサンドウィッチを肴に雪見酒。 何時の間にか寝ていて、気がついたら酒田。 雪は止んでいた。

_ 市内ぶらぶら

駅前から中町までいつものようにカメラ片手にぶらぶら。 質流れ・金融新品専門の店とか、ガラス戸に「粉屋」と大書した店とか、そんなものを撮りつつ大通り商店街から中通り商店街へ。 仏壇のさとうさんで絵蝋燭を購入。 来年の干支の根付けと福引きの抽選券をいただいた。 福引はハズレで箱ティッシュをいただいた。 それからまたいつものように「わいわいネットプラザ」に寄って、無料のインターネット端末を使ってこうして日記を書いている。 これから浪漫亭でランチでも食べようと計画中。 夕方からは浪漫亭で忘年会。 今回は鍋らしい。
SHIPのイベントは明日の午後だけなので、今日の午後と明日の午前中は街の中をぶらぶら写真を撮って歩く予定。

_ 昼飯

浪漫亭へ行ったら既に かりん さんが居て飯を食っていた。 今日のランチはたらちりかポークソテー。 私はポークソテーを選択。
ケルンにて食後のコーヒーを飲みつつ、録でもない話をしているうちにSHIPのラジオは終わっていた。 生放送だったらしい。

_ 散歩

かりん さんが地蔵の湯旅館へチェックインするついでに、山居倉庫から最上河畔の白鳥飛来地へ散歩。 空を見上げると東西南北に竜の巣のようなものすごい雲があるのに、酒田市上空だけ晴れている。 初めのうちは数羽しか居なかった白鳥は、どんどん帰ってきてなかなか壮観だった。

_ 若浦屋旅館

我々の泊まる旅館へもチェックイン。 町外れではあるのだけれど、中心街から日和山へ抜ける一本道をずっと歩くだけなのでさほど遠くは感じない。 「古いので安い」と言う触れ込みだったが、そんなに古びた感じも無く、手を入れるべき所には手が入っており、掃除も行き届いていて、寝具も新しく清潔。

_ 忘年会@浪漫亭

鈍行で来る貧乏人どもは雪と風の影響で大幅に遅れ、宴会開始時には半分しか揃わない。 「来ない奴が悪い」と言う事で、鱈鍋と蟹鍋のおいしい所は先に頂いた。 わたしは蟹には執着しない、と言うか、面倒臭い食べ物は嫌いなので鱈鍋にガッツいてみた。 味噌と酒粕の味付けだと思われる。 白子おいしゅうございました、肝おいしゅうございました、あらおいしゅうございました。
魚介なのでビールではなく日本酒でいってみた。 今日は鶴岡の大山の純米吟醸、実に旨い。
毎度の事ながら話に夢中になって誰も〆ないので、日付変更線を超えた所で強引に終わらせて撤収。 このあたりは毎度いただけない。 野暮の極み。


2003-12-19 [長年日記]

_ 「明日出来れば休日出勤を・・・」

拒否。

_ まぁ

残業した分だけお給金には反映されているからまだ良いんだろうけれど、残業なんざ無いに越した事は無い。 のんべんだらりと暮らすために今のような不安定な稼業をやっている訳で、一日の半分以上を会社に拘束されるようなのは本来の意図から大きく外れている。 辞めたくは有るんだけれど、働かないと食っていけない。 もはや宝くじのみが希望。

_ 今週の都内某所

にんげんが擦り切れかかっているので、今週は暗室に入らず旅に出る事にした。 明日、早朝の新幹線で北へ。

_ CCCD

送り手側がCDに見切りをつけると言うことも有ります。 CCCDの使用可能音域と取っ組み合いをした結果、低音がスカなので高音中音域を重ねてみたもののどうにもならず、DVDに力を入れてCDはオマケなんてのも既に出ている訳でして、「良い音で聴きたかったらDVDからMDにでも落としてくれ」なんて事も言われています。
ぼかして書くと我ながら何だか判らない。


2003-12-15 [長年日記]

_ 朗報?

えらいひとの掲示板へのご本人様の書き込みによると、山口まなみさんがサンズを辞めたそうです。 これで大手を振って写真が貼れます。 9月に入ったばかりだったのですが、ギチギチの事務所は合わなかったんじゃないかと思われます。

_ 今日の一枚


そんなわけで 山口まなみ さん。 ライカD-III+上海エルマー50mm/f3.5

2003-12-14 [長年日記]

_ シェリーココ関連

@mistyの「アイドルコレクション」に桑原さんのインタビューが出てます。

_ 今日のプリント作業

昼過ぎまで寝ていたのでなかなかやる気が起きず、だらだらと準備をしてブローニーを一本現像。 その後、年賀状用の写真を延々プリント。 漸くやる気が出てきたのでモデルさん進呈用の葉書もプリント。

_ 今日の山達

「たまに「何で?」と言いたくなるリクエストがありますが」ってんで掛かったのがトム・ジョーンズの「イェスタデイ」。 これが濃いんだなぁ。 友人はこれを評して「Beatlesを強姦したような・・・」なんて言っていたのを思い出した。

_ 明日のわらしべ長者

友人の遺品のブッシュ・プレスマンD+アンギュロン90mm/f6.3を友人に貸して使ってもらって、代わりにミール20mm/f3.5の初期型を借り受ける事になった。

_ 先日のレス返し

>ひたひた
市役所前の文化堂は閉店して電力ビルの店に集約されたようです。 私は確かにウンノとよっちゃんにしか用が無いのですが、ネタ拾いで廻ってみたわけであります。
>長順さん
なぜ「シェリーココ」に反応したのかに興味があります。 こっそり教えてください。

_ 今日の検索へのアドバイス

立川志加吾さんは名古屋の雷門小福師匠の下に移籍して雷門獅篭と名を改めました。 現在、名古屋の大須演芸場を中心に活動中です。

参考:雷門小福一門HP


2003-12-13 [長年日記]

_ ボーナスが出た

5000円。

_ 阿部千明、桑原彩美DVD発売イベント@ヤマギワ

疲れが溜まっていたのと金が無いのとで昨晩は暗室には入らず、家で寝ていたら昼まで延々寝てしまい危うく寝過ごす所だった。 こう言う日に限って道が混んでいてバスが遅れたりしつつ秋葉原へ。 ソフト7Fで整理番号1〜50、映像館2Fで整理番号50〜100、100以降は再びソフト7Fと言う割り振りになっていたので、「50売れてるかなぁ・・・」等と考えながらソフト7Fで買ってみたら103番。 少なくとも50本は売れたらしい。 客が顔見知りのりえくらぶ常連だったらどうしようかと思っていたので、先ずは一安心。
会場に入ってみたらほぼ満員。 立ち見も出ていた。 司会はかがわりえ社長、・・・なので予想通り進行はぐだくだ。 途中はぐだぐだなのに、最後は帳尻が合ってちゃんと終るのはいつもながら謎だ。
阿部千明はサンタ衣装、桑原彩美は現在撮影中のネット配信のドラマ「みらい少女シェリーココ」の衣装。 客の多さに驚いて取り乱しているのが微笑ましい。
撮影裏話などのあと撮影タイム。

かがわ:「では2人は水着に着替えてきます」
客:「その衣装も撮りたい!!」
かがわ:「では、かがわ独断で・・・」
って事でサンタ、ココ衣装→水着に変更。
撮影時間は
かがわ:「撮影時間は1分で」
客:「みじかいっ!!」
かがわ:「じゃぁ1分10秒で」 
とこちらも変更。 で、1分にしては長いなぁ・・・と思ったら
かがわ:「すいません!かがわ計ってませんでした!!」
・・・といつも通りで安心。
撮影タイムは望遠+ストロボ装備のAF一眼がズラリ並んじゃってるんでそちらに任せて横合いから2〜3枚。 こんな状況では私が撮りたいような写真は撮れっこないので記念撮影。
さらには撮影会の前にジャンケン大会をやるのを忘れていて撮影会終了後にやり直したり、訳知りの客は怒らないにしても、他の客が怒り出さないかとヒヤヒヤし通しだった。 私はむしろこう言うユルい仕切りを楽しみに行っているのでこれで良いんですが。
最後に2人が今日の感想を言う段になったら、2人とも感極まって涙、なみだ。 そりゃ、客の方でもこんなに集まると思ってなかったくらいだから、当人達はさぞ驚きもし、嬉しくも有ったことだろう。 最後に握手会、プリントした写真を贈呈。
ちなみに客で フエ ことMANIAKKU。 ティアラ男 と クマ(キクチくん) は居なかった。

_ 出待ち観察

店の外に出たら無銭ガッツキ集団がとぐろを巻いていたので撤収完了まで店外で待機。 無事帰れたようなので我々も撤収。

_ 不動院寄席「冬の新作発表会」

末広町の「黒船」でラーメンを啜ったてから大江戸線で六本木へ。 開場前に着いてしまっても場所柄私のような人間が時間を潰す場所が無いのが辛い。 最寄のコンビニも狭くて立ち読みスペースが無い。
時間より早く入ってお不動様に挨拶をし、手水を使ってから入場。いつもは十人凸凹、少ないと4〜5人なのに、今日はなぜか入りが良く、ほぼ満席。
いつもは前座のらく次さんが口開けなのだけれど、二席やるからか志ら乃さんから。

「平林」志ら乃
円楽師匠の落語会で開口一番をやった話から有名な「シュークリーム稲荷寿司事件」(円楽師匠が楽屋でシュークリームを食べて「随分甘いお稲荷さんでさぁねぇ・・・」と言ったという伝説)なども交えたマクラから。 旦那さまから「平河町の平林さん」への手紙を届ける事を言い付かった小僧の定吉。 「平林」と言う漢字が読めないため通りすがった人に尋ねると誰も正しく読めないために大混乱に陥る噺をさらに馬鹿馬鹿しく話しを大きくしてインド映画みたいな画期的な展開にしていた。 ただ、途中から「定吉」が「竹さん」に名前からキャラクターまで変わってしまっていた。 最初から竹さんにした方がオチに繋げやすいんじゃないかと思った。

「宿屋の富」らく次
田舎大尽の振りをして宿屋に泊まった男が主人から富くじを買わされて一文無しに。 その富くじが当っちゃって・・・と言う噺。 この人の落語はいつも貶す所が殆ど無く、安心して観ていられる。 今回も貶すような所は無く、楽しく観る事が出来た。

「新作」こしら
「今月は『冬の新作発表会』なのに誰も作ってこない・・・」とボヤいた後、「今回作ってきた奴は酷いです」「ホントに酷いです」と前置きした上で「僕は二ツ目で50席出来ますから、他の奴をやりましょうか?」と客に撰ばせる。 「ヒドい」と言われると、そのヒドいのを聴きたくなるのが人情。 確かにヒドいっちゃヒドいんだけど、これは2度とやらないと思うので貴重な経験では有ったと思う。

「二番煎じ」志ら乃
中入りを挟んで志ら乃さんがもう一席。 プログラムには有っても時間が押すとやらなかったりするらしいのだけれど、一席目にやったのが軽い前座噺だったのもあってか、今日はプログラム通り。
平林でトチったという話からすぐに噺に入った。 火の番の夜廻りの話、廻りながら謡やら唄やらが挟まるしなかなか難しい。 その辺りは無難にさらっとこなし、ドタバタに出来る所を膨らませてやっていたようで、これはこれで良いと思った。

「大近況大会」
客の入りが良い為かこしらさんのテンションがいつに無く高く饒舌。

_ 都内某所へ

風邪を引いたらしく落語会の最中から頭痛がしてきて、いつもはそれなりに埋めてくるアンケートも申し訳程度に書いて都内某所へ。 着いたら即就寝。 頭痛が治るまで寝ていた。


2003-12-10 [長年日記]

_ 疲労困憊

ここ2た月くらい、就業時間が10時間を切らない。 実質拘束時間と通勤時間、睡眠時間を引くと殆ど時分のために使える時間が無い。
何のためにへらへらふらふらしてるんだか判らない。 ・・・と言うか、全然ふらふらへらへら出来ていない。 由々しき事だ。

_ 今月の予定

20日に「おはよう庄内割引きっぷ」で酒田へ移動。 市内散策と土門拳記念館、白鳥の餌付けなんかをしてから浪漫亭でクズヲタ忘年会。
明けて21日はゆっくり起きて1時からSHIPクリスマスライブ→2時半からクリスマスパーティー。 終了後、土産とつまみを買って新幹線で帰京予定。

_ りえくらぶで日記3本スタート

りえくらぶのサイトで社長と所属タレントの日記が計3本スタート。
阿部千明の日記
桑原彩美の日記
かがわりえ(しゃちょー)の日記

但し、りえりえの日記は9/26で止っている。 かなり忙しそう。 ・・・と書いたそばから更新されていた。

_ 鈴本演芸場の初席

柳家小袁治師匠の日記日刊マックニュースによると、鈴本の初席開催が微妙らしい。 消防署の検査に合格しないと再開できないのだけれど、その当りがまだクリアーされていないようだ。


2003-12-07 冬眠も暁を覚えず [長年日記]

_ 目が醒めたら

昼過ぎ。 ラジオをつけたらもう山達の番組も最後の一曲。
なんとか起き出してプリント作業。 10枚くらい焼いたが、乾燥までは間に合わず。

_ 朝昼兼食

上野へ出る前にクロンボでチキンカツ、500円也。 それなりの味。

_ 志らく一門会@上野広小路亭

時間ギリギリだと思って慌てて行ったらまだ開場していない、6時開場になっているのを忘れていた。
今日の客席は8割方埋まっていたが、セコな客も多く、クスグリでもなんでも無いところで馬鹿笑いをする奴が複数いたり、ストロボ焚いて写真を撮る奴がいたり、落語の最中にずかずか入ってきて前のほうの席に割り込む奴がいたり、ちと酷かった。
話の途中で入場する場合は一席終るまで後ろで待っていて、演者が入れ替わる時にすすっと入ってくるのが常識。 鈴本なんかだと受け付けで言われて入り口で念を押される。

「干物箱」らく朝
口開けはらく朝さんの「干物箱」。 出来としては悪くないと思うが、善公の「ひ、干物箱ですぅ〜」の台詞が「下駄箱」になっていたのが引っ掛かった。 こう言う落語マニアにみたいな事はあまり書きたくないのだけれど、これ取っちゃうと演る意味は無いんじゃないかと思う。

「不動坊」志ら乃
所属事務所の芝居の打ち上げからの流れで公演のビデオを見返したりなんだりで寝ていないという割に良い出来。 この人は寝不足な方が良いんじゃないかと思うくらい。 面白かったし、客席の笑いも多かった。
下げは判り辛かったが、これは演者ではなく噺の所為だろう。

「芝浜」志らら
もっと非道いと思っていたがそれほどでもなかった。 元々噺そのものの出来がいいのと、お仕舞いの辺りのおかみさんが泣いて詫びる談志師匠のやり方を踏まえてやったからだと思う。 あとで志らく師が「本を素読みにしたって涙が出るような噺で・・・」なんて言っていたけれど(「節がつくだけ情けねぇ」って事か。)、それ以上の物は無かった。 下手ないじり方をしなかったのは良かったと思う。

「鰍沢」こしら
中入りを挟んでこしらさんが先週の谷中カフェに続いてこの噺を掛けてきた。 若い客が多かった所為か現代ギャグのウケも良く、それで乗って行けたのか新しいクスグリも増えて、より面白くなっていた。 先の志ららさんの「芝浜」とは対照的に大ネタを崩しに崩して、「寒さ」「怖さ」が味の噺を爆笑篇に変えてきている訳なのだけれど、ここまで馬鹿馬鹿しく面白いと許せてしまう。 古典に現代を入れる際、入れて面白ければより面白くなるけれど、つまらないと普通にやる以上につまらなくなっていしまう様に思う。
映画や芝居が好きだと映画的なカット割りによる場面の切り替えとか演劇的な演出なんかが入ることがあるけれど、ガンダム好きのこの人の場合は ガンダム的な演出で戸板ひっぺがしたお熊がそれに乗って雪山の斜面を滑り降りながら腰だめで火縄銃をぶっ放したりする。
怒る人は大激怒だと思うが、私は好きだ。

「漫才」ノークレーム(こしら/志ら乃)
プログラムではただ「漫才」となっていて誰が出るのかは書いてなかった。 こしらさんが引っ込んでから出が遅いと思ったら衣装早替えで出てきた。 但し、足元は足袋のまま。
流石になんとなく疲れてるようにも見えたが、面白かった。 先月やった「カラッペタンズ」(こしら/志らら)と同じく、こしらさんが1人で喋って相方が適宜突っ込むパターンだったのだけれど、志ら乃さんの方が機知に富んでいるので意外性のある突っ込みが入って面白い。

「たいこ腹」志らく
前座の頃に「談志ひとり会」で大ネタ(大工調べ)を演って客からも先輩からも怒られた話も交えつつ、前座がこう言う会で大ネタをやってはいけないと言う不文律がある事を紹介し、弟子の落語の不出来を詫びたりするマクラから大笑い。
そこから最近の映画の話に。 「東京物語」をリメイクしたテレビドラマの酷さからヒッチコックの「サイコ」をリメイクした監督がヒッチコックの脚本から演出メモまで忠実になぞった話へ。 そんなんじゃ監督が居る意味が無い、そんなのは「そのへんの天津甘栗売ってる親爺連れてきても撮れる」なんてのにまた大笑い。
噺に入って驚いた。 噺そのものはそんなに面白くないし、落ちも下らないのであまり好きではなかったのだけれど、志らく師匠が演ると面白い。 9月に演った「もう半分」もそうだったのだけれど、演者の力量で如何に落語が生きもし死にもするのか思い知らされた。
ちなみに客で酒井莉加。

_ ラーメン行脚 末広町「黒船」

「山頭火」が出来たので食いに行こうかと思って寄席帰りに前まで行ったら自棄な混み様。 そもそもここのラーメンは甘くてあまり好きではないので「黒船」へ行った。
ここは旨いには旨いのだけれど、どうもスープがしょっぱい。 つけめんだと麺を浸ける量で加減できるのでここではつけめんを食うことにしている。 つけめんのつゆもしょっぱい。 やぶで蕎麦を手繰る時の様に麺をあまりつゆに浸けずに食うと、麺そのものとスープは旨いので美味しく頂ける。 750円。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# たけだ [21日は前日から酒田行きたいのですが、みなさんはどういう交通手段でいかれるのですか? 出来ればご一緒したいのですが。]


2003-12-06 蓄積疲労 [長年日記]

_ 忘年会

「会社から3000円補助が出ます。」って、幾らになるのかと思ったら「会費5000円」。
馬鹿馬鹿しいので欠席にしておいた。 当日の今日は早仕舞い、忘年会に出ないのは私一人なので残務処理を2時間ばかり。 結局普段とあまり変わらない時間に退社。

_ 都内某所へ

一旦帰宅してから都内某所へ。 薬剤を溶いて引き伸ばし機のセッティングをしたところで沈没。


2003-12-04 驚愕 [長年日記]

_ 今日の佐藤ともみさん

佐藤ともみさん本人掲示板によると、よりによってスズキオフィスに所属する事になったそうな。

_ 今日の一枚


在りし日の佐藤ともみさん


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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