11/15に仙台の中古カメラ屋を回ってきたのだけれど、忙しさに紛れて書きそびれていたので、忘れないうちに書いておく。
西口のアメ横ビル1F入り口にある。 フジノン250mm付きのスタジオカメラが5万円で出ていてかなり悩む。 「配達不可」になっていた。
品揃えは趣味寄りの実用中古で、殆どがマニュアルフォーカスのカメラ。 二眼レフやスプリングカメラも良い物が適価で置いてある。
歩いて北目町のカメラハウス星へ。 開店当初はライカLマウントの国産望遠レンズがごろごろしていたので、安いのが残ってたら一本・・・と思っていたのだけれど、そういうのは無くなっていて、置いてあるカメラ・レンズの数もかなり減っていた。 ペンタックスSLが7000円で、心惹かれたが思いとどまった。
「青葉写真クラブ」と言うのの本部になっていて、店に入ると親爺さんがフィルム現像をしていた。 暗室談義になりかけたが方向性があまりに違うため盛り上がらず。
一番町のアーケードを歩いてフォトテックへ。 相変わらず私の欲しい物は殆ど無く、有ってもべら棒な値段がついている。 やけに品数が少ないと思ったら、東口に支店ができたらしい。
国分町の東北公済病院近くにある怪しい店。 土曜はやっている筈だったのだけれど休み。 友人に訊いたら最近は土曜日もやっていないらしい。 ここは国産・舶来取り混ぜて私の琴線に触れる趣味の実用中古が揃っている。 親爺さんがまた変わった人で、カムチャツカに火山の撮影に行ったり、ミャンマーの奥地に遺骨収集に行ったり、年中飛び回っている。 前に行った時にはミャンマーの軍歌(歌詞は向こうの言葉だけれど旋律は日本の軍歌)のテープを聞かせてもらった。
五橋から愛宕橋に向かう途中にある。 ここはどうも駒が合わないと言うか、何と言うか、どうも馴染めない。 カメラの表記には間違いが多く、値付けにも首を傾げざるを得ない。 はっきり言ってしまえば店主の勉強が足りない。
名掛丁のサンフォトは完全に忘れていた。 電力ビルの文化堂は行ったら閉まっていた。 土曜日17時閉店ってのは早すぎる。 泉に大きな中古屋があるという話も聞いたのだけれど、調べている時間が無かった。
目が醒めたら1時半を大きく回っていて、準備をしているうちに2時。 山達の音曲噺を聴きながらプリント開始。 現像液の保温機を買っておいて良かったと思える季節になって来た。
ライカD−IIIで撮った物を中心にプリント。 露出計無しのカメラなので露出に当たり外れがどうしても出るが、写真としては当りが多い。
日暮里駅の南口を出て谷中墓地から三崎坂へ。 高校の時分から学校をサボってはカメラ片手にうろうろしていた所なので、不便な所ではあるが、迷わずに着くことが出来た。
三崎坂とよみせ通りの交差する辺りにあるカフェの二階で落語会。 なんだかんだでほぼ満員、・・・と言っても15〜6人で目一杯。 木戸銭500円+ワンオーダー。 丁度金が無かったのでカモミールティーをアイスでいただいた、550円也、濃くて旨い。
AVに出てきたとか近況を絡めたマクラをたっぷり振ってから「江戸っ児は皐月の鯉の吹流しなんて事を申しまして・・・」と話に入ろうとしたところで絶句。 先々月やった噺だったのを思い出したらしく、マクラに入りなおして「鰍沢」。 三遊亭圓朝作の三題噺で・・・詳しい事はここでご隠居に訊いてみてください、キーワードに「鰍沢」と入力のこと。
さて、こしらさんの落語なので普通の「鰍沢」になる筈も無く、目と鼻の先の全生庵に眠っている圓朝師がびっくりして起き出すくらいの飛びまくった話になっていた。 現代を通り越して近未来的な落語。
休憩を挟んで二席目は桃太郎が鬼を打ち損じて頭から喰われてその後を描いた新作 「すもも鬼太郎」。 もうなんだか解らない、不動院以上にやりたい放題の凄い落語会だった。 来月は志らく師匠の芝居があるのでお休み、次は1月とのこと。
11/26に5Fの応接室から出火、第一発見者(だったらしい)の掃除のおばちゃんが煙に巻かれてお亡くなりになりました。 柳家小袁治師匠のサイトにくわしい状況が上がっています。
今日、現地へ行ってきましたが、年内休場する旨看板が出ていました。 正月の初席から営業再開するべく復旧工事に掛かるようです。
親爺につれられて初めて行った寄席が鈴本、てめぇで稼いだ金で初めて行った寄席も鈴本。 ひと月休むとなるとかなりの損害だと思います。 来年は出来る限り足を運んでみようと思います。
25日の夕刊に載った「山形新聞の記者がSHIPに1日入門」・・・と言う記事が山形新聞のサイトに上がりました。 「筒のような長いレンズで必死に撮影するファンの隣で、見つからないように小さくステップを踏み、一緒に緊張感を味わった。」・・・「@古川市民」氏の横あたりか?。
都内某所へ。 ブローニーのフィルム現像が溜まっている。
そもそもこのアイドル業界そのものが、若い娘の生き血を啜って成り立っているような物なんじゃないでしょうか?。
まぁ、自分の知己が変節してこんなこと始めれば私も叩きに叩くとは思いますが。
生き血を啜っていない所の話をひとつ。 SHIPの公式ページが更新され、プロフィールのページからメンバーにメールが送れるようになりました。
変なのが送られない事を祈るばかり。
昨日作った「ダイソー100円落語CD演目・演者リスト」をの間違いを修正。 今度こそ完璧・・・に近いと思う。
まだ全部聴いた訳ではないのだけれど、値段相応と言うか何と言うか、何を言っているか聞き取れないくらい酷いのも混じっている。
10 春風亭梅橋(四代目)「都々逸坊や」「英語会話」
17 三遊亭円遊(四代目)「堀の内」「花見小僧」
なんかは音が篭っちゃってボリウムを上げても聞き取れない。 円遊のなんかは出来としては良いだけに惜しい。 パソコンに取り込んでいじればどうにかなるかもしれないが・・・。
明日辺りから「お薦めの一枚」を書く予定。
落語名人シリーズ1〜23
1 古今亭志ん生(五代目)「井戸の茶碗」「稽古屋」
2 三遊亭圓生(六代目)「引っ越しの夢」「寝床」
3 三遊亭金馬(三代目)「孝行糖」「浮世床」
4 三遊亭円遊(四代目)「味噌蔵」「野ざらし」
5 桂文治(十代目)「禁酒番屋」「やかん」
6 桂歌丸「質屋蔵」「いが栗」
7 三笑亭可楽(八代目)「富久」「妾馬」
8 春風亭柳橋(六代目)「二番煎じ」「天災」
9 桂枝太郎(二代目) 「駅長事務室」「自家用車」
10 春風亭梅橋(四代目)「都々逸坊や」「英語会話」
11 三遊亭圓生(六代目)「三年目」「首提灯」
12 古今亭志ん生(五代目)「品川心中」「おいてけ堀」
13 古今亭志ん生(五代目)「大工調べ」
14 桂小南(二代目)「いかけや」「運廻し」
15 三遊亭円馬(四代目)「子別れ」「菅原息子」
16 三遊亭小円朝(三代目)「千早振る」「後生鰻」
17 三遊亭円遊(四代目)「堀の内」「花見小僧」
18 三遊亭圓生(六代目)「百川」「居残り佐平次」
19 古今亭志ん生(五代目)「淀五郎」「お化け長屋」
20 桂米丸(四代目)「宝石病」「手料理」「狭き門」「試着室」
21 古今亭今輔(五代目)「薮入り」「表札」
22 三笑亭夢楽(二代目)「高田の馬場」「反魂香」
23 三遊亭小円馬(四代目)「花見酒」「つりの酒」
落語の楽しみシリーズ1〜5
1 柳亭痴楽(四代目)「ラブレター」、三笑亭夢楽(二代目)「寄り合い酒」、春風亭柳好(四代目)「かぼちゃ屋」
2 春風亭柳昇(三代目)「義理堅い男」、柳家金三(二代目)「成り金旅行」、橘ノ円(三代目)「富士詣で」
3 金原亭馬生(十代目)「がまの油」、桂文治(十代目)※表記は伸治「豆や」、桂文朝(二代目)「子ほめ」
4 春風亭柳昇(三代目)「課長の犬」、桂文治(十代目)※表記は伸治「掛け取り」、春風亭小柳枝(八代目)「権助魚」
5 春風亭柳朝(五代目)「こごと幸兵衛」、柳亭痴楽(四代目)「隅田川」、春風亭柳好(四代目)「牛ほめ」
薬剤を溶いて、バットを並べて、準備はしたものの気分が盛り上がらず、年賀状を何枚かプリントしているうちに夕方に。 13:30からCharのロック漫談、14:00から山達の音曲噺を堪能。 この1時間半以外はずっと落語を聴いていた。
遠来の客を囲んで呑み会。 お土産のミミガーチップ「ミミスター」ってのが旨かった。 私は乾き物で酒を呑むのは嫌いなのだけれど、これは良い。
泡盛をしこたま呑んだ。はじめはコップには氷が入っていたのだけれど、何時の間にか無くなり、そのままストレートでかっぱかっぱ空けていたら流石に足に来て、訳の解らない構造になっている曲がり階段を踏み外して尻餅を搗き、でかい青痣をこさえてしまった。
終電に滑り込んで都内某所の最寄駅で降りて、近くに住む友人がもう一杯引っ掛けるのに付き合ってココナツミルクを一杯。 流石にこれ以上呑むとヤバイ。
とっとと寝たのだけれど、明け方に目が醒めて便所で嘔吐、嘔吐、嘔吐。
都内某所は共同便所なのでそうそう雪隠詰めになっているわけにも行かず、部屋に戻ってバケツを用意して寝直すも、結局日が高くなるまで間欠泉のように嘔吐。 途中から吐く物が無くなり、何年ぶりかで血反吐を吐いた。
今日プリントした分をスキャン。
桑原彩美 その2
桜井美侑 その3
阿部千明(金田千亜季 改メ) その7
をアップロード
月に一度の不動院、冬の長講三席を、見ることだけを楽しみに、朝も早よから賃金労働。
夜の七時に六本木、なんとか間に合う筈だった。 あぁ、それなのにそれなのに、働くそばから増えてく仕事。
会社を出れば六時半、駅に着いたらもう七時、どうせ着いたら八時過ぎ、泣きの涙で諦めて、涙さしぐみ帰り来ぬ。
ヨドバシへ寄って現像液・定着液・フィルムクリップを買って帰宅。 一っ風呂浴びて垢を落として都内某所へ。
フィルム2本現像するも、定着液が死んでいたので定着作業をやり直したりなんだりで疲れきって寝てしまった。
ヤングサンデー、巻頭グラビアに栗田梨子。 上手く撮ったものですな。
● Re:情報。 ... かがわりえ
11月30日より WEBRAMAサイトにて 新ウェブドラマが配信されます。
「みらい少女 シェリーココ」 出演アイドルは!?! 桑原彩美・阿部千明・桜井美侑・水原鈴花・安齋舞・ 山本理恵と豪華ラインナップ。 他出演者も、三坂知絵子。特別出演に くみちゃん。 さらに声優アイドル界からは、森永理科を迎えます。
30日配信をお楽しみにー。 第一話、撮影無事しゅうりょう。 あのテレビ朝日で大人気だったドラマ「ヴェッカー」監修 畑澤和也が監督でっす。 かがわりえプロデュースウェブドラマ第一弾!
果たして!?どんな仕上がりか、お楽しみに。 雨にやられ、泥まみれになって、おなかすかせながら みんなで撮影がむばったです。
22日は不動院寄席。 仕事終わりで19時までに六本木まで辿り着けるかどうかは微妙。 ここは「なんだか良くわからないが1回落語を見てみたい」と言う人にもお薦めできる。 料金は、当日1200円 前売り 1000円。
生で見るのが一番なのだけれど、とりあへずCDででも聴いてみたいと言う人には、100円ショップのダイソーに100円のCDが20枚以上置いてあるので、まずはそのあたりから攻めてみてはどうでしょう?。 但し、100円だけのことはあって、全く聴く価値の無いつまらないのや録音が悪すぎて聞き取れないのも混じっているので注意、注意。
三遊亭金馬(三代目)の奴なら大外れは無いと思う。
電車移動なので酒かっ喰らって寝ていられるからつまみを見繕って購入。 目玉は「鯉の甘煮(上山産)」398円。 鯉を筒切りにして甘辛く煮付けた物なのだけれど、鱗も内臓もそのままホントに「筒切り」。 好き嫌いはあると思うのだけれど、私は鯉の鱗のサクサクした歯ざわりが好きだ。 鱗のサクサク感と皮のゼラチン質のねっとり感が入り混じった食感がたまらない。 ビールより日本酒に合う。
某所にてこの手の話題になり、「欲しいのは下士官と兵隊なんだよねぇ。」って事で意見が一致した。 いきなり上から命令したがる奴は得てして使えない。
7:40発の高速バスで酒田入り。 天気予報は雨でしたが、幸い雨は降っておりません。 ライブは3時半からとのこと。
現在、中通り商店街のネットプラザでこれを書いています。 無料なのが嬉しい。
船場町の玉勘でうな重。 肉厚ながら蒸しが効いてて箸で千切れる柔らかさ。 焼きも頃合で香ばしく、たれも甘すぎず辛すぎず兎に角旨い。 山椒も香りが良くて苦くない。 ここまでの鰻を食ったのは何年ぶりだろう。 まさに「口福」である。 生きていて良かった。
そろそろ寒くなってきた所為もあってか、今回は屋内。 今日の天気予報は最悪であったが、殆ど降らなかった。 お祭りとかぶっていた訳でもなく、天気も微妙だった割に客の入りは良く、並べられたパイプ椅子は全部埋まり、立ち見もびっしり。 5曲+アンコール1曲。 1曲終るごとにMCが挟まり、何時に無く喋り多め。 喋り方も以前の「全校集会で壇上に上がって喋らなければならなくなった引っ込み思案の図書委員」みたいなぎこちなさは影をひそめ、初々しさは残しつつ上手くこなしていた。 今回は電車移動だったのと、行く先々で散歩する事にしていたのもあって、何時に無く軽装で鞄も一つだけだったのでカメラも50mm付けたベッサRとライカD−IIIのみ。 ライブの撮影にはチト短いので、撮るよりも見るほうがに集中してみた。
曲はいつも通りなのだけれど、メンバーの変動があったため、パートの割り振りが変わっていたのでそのあたりが新鮮だった。 今日、酒田に来ないで蹴鞠見てたヤツは(以下略)。
矢鱈忙しい。 仕事中にネタ考えても帰る頃には疲れて忘れている。
地震だ!!
旅に出る事にしました。 「おはやう庄内なんたら切符」は売り切れで、しょうがないから鈍行で北上する事にして始発待ち。 寝たら起きられない。
SHIPのイベントは16日のまちづくりサロンでのライブのみ。 志らく一門のこしらさんが駅前で路上ライブをやるなんて言っていたのでそれも見たいンだけれど、詳細不明。
今回の選挙で面白かったのは東京1区の又吉イエス候補のみであった。
中選挙区時代は単勝、連複、3連複、4連複、複勝と色々予想する楽しみがあったが、小選挙区になってからは選挙区は細分化されるし、死に票は増えるし、比例区はわかり辛いし、全然面白くない。 そもそも2大政党制なんてのは何のメリットがあるのか?。 アメリカにしてもイギリスにしても、議員ひとりひとりの政治信条はそれなりに尊重されて党議拘束なんてバカな事でがんじがらめにはしない。 大政翼賛会が二つあるような二大政党なんて実に気味が悪い。
なんかこう、受け入れがたい物を感じて色々考えてみたのだけれど、要するに「人物描写偏重、物語り軽視」って事なのだと思う。 それぞれ魅力のある登場人物は出てくるので、その人物像を細かく描写したくなるのは解るのだけれど、それに時間をかけすぎてストーリーが停滞してしまう為、リズムが無く物語のアラが出てしまう。
田舎のすし屋でネタの大きいのを自慢する所があるけれど、ネタとシャリのバランスが取れていてこそ寿司なのであって、口に入れて魚の味しかしないようなのはもはや寿司ではない。 昨日の落語もそんな感じだった。 一言で言ってしまうと「野暮」と言う事。
Sien,ne Festa Vol.13とどちらに行こうか迷ったのだけれど、落語を取った。 いつもは5時半開場、6時開演なのだけれど、今月は30分遅かった。 ・・・と言うことは30分短いって事になる。
客の入りはあまり良くない。 今回は色物大会で落語が三席と少なかった所為もあったかもしれない。
「壷算」 こらく
道具屋を混乱させて水瓶を騙り取る噺なのだけれど、緩急が無く、淡々と始まって淡々と終ってしまい、盛り上がらない。 時間以上に長く感じた。
色物大会 (司会/志らら)
志ら乃・こしら(「ノークレーム」)
らく太・こしら(ユニット名失念)
らく八・こしら(ユニット名失念)
らく太・志ら乃(ユニット名失念)
らく次・こしら(「スマイルピクセル」)
の5組で漫才やコント。 らく太・志ら乃組以外は全部こしらさんが絡んでいる。 「色物大会」の企画をぶち上げたものの、誰もやらないのでこしらさんが背負い込んだらしい。
組む相手によって掛け合いの漫才(切り返しが早くアドリブの利く志ら乃さん)、簡単なショートコントを束で(あがり性のらく八さん)、パントマイムの様に無言で動く相手とのやり取り(動きの大きならく太さん)、どこかおかしい「ピノキオ」の紙芝居に延々突っ込みを入れる(絵の旨いらく次さん)、とやり方を変えてくる。 それぞれちゃんと面白い所が凄い。
司会の志ららさんは「テレビ演芸」のやっさん的な役割。 好きな事をペラペラ喋って仕切らない。
「干物箱」らく次
中入りを挟んでらく次さんの「干物箱」。 これは良い出来だった。 この人は見るたびに上手くなっている様な気がする。
「漫才」からっぺたんず(志らら・こしら)
これもこしらさんが台本を書いている。 ・・・と言っても決まっている台詞はこしらさんの分だけで、打ち合わせ嫌いの志ららさんが適当に突っ込みを入れるようになっている。 「たけし+きよし」より「たけし+高田」の方が面白いように、このコンビも突っ込みの間とキレの悪さでこしらさんの面白さをスポイルしているように思った。
「明烏」志らく
先代の文楽師や先年亡くなった志ん朝師の得意ネタ。 両師匠の演出を取り入れつつ、志らく師ならではの爆笑篇に仕立てられている。 ゲラゲラ笑って帰ってきたのだけれど、しっとり聴きたい噺でもあり、複雑な後味。
たまにはアイドルの「ア」の字も無い週末を過ごそうと酉の市へ。 友人との待ち合わせ時間まで余裕をもって出かけたので、観音様をお参りした後、奥山を一回りして六区からひさご通り→千束通りへ。 待ち合わせ場所に着くと、予想通りまだ来ておらず、15分くらい遅れると言うメールが来たので先に一回りしておく。 私は正直なところ、こう言う大きなお祭り、商売っ気たっぷりのお祭りてぇのは好きじゃないんで、外を一回りするだけで気が滅入る。
露店で目に付いたのはドネルケバブと餡餅(シャーピン)とタイラーメン。 これが何軒か出ていた。 餡餅は日本人が多くて驚いた。
漸くやって来た友人と中へ入って見るが、境内には当然の事乍ら熊手を売る露店しかなく、つまらないので参拝した後、早々に退散。
裏へ抜けて北上。 ジョイフル三ノ輪商店街をぶらぶら。 パン屋で朝飯を購入。 昔からの個人商店が減って、なにやら訳の判らない店が増えていた。 他所に比べると空き店は少ない方だと思うのだけれど、惣菜屋ばかり目に付く。
都電に乗って先ず「宮ノ前」まで。 ここは都電の中でもまぁ一番路面電車らしい区間で、熊野前から宮ノ前までが分離軌道。 道路と同じアスファルト舗装だけれど、道路と軌道はブロックで区切ってある。 宮ノ前から小台までは併用軌道。 車と電車が同じ道路を走る。 小台から先は専用軌道。 普通の線路の上を走る。 この3つを一遍に見られるのがここのミソなのだけれど、道路の拡幅が進んでいて、いずれは分離軌道になってしまうようだ。 見るなら今のうち。
ひと電停なので歩いて荒川遊園へ。 隅田川っぺりにある、小さな遊園地。 浅草の花やしきは入園料が900円だが、こちらは160円。 中学生以下は入園無料と言う事もあってか、客の殆どは家族連れ。 入り口を入ってすぐのところに建っている「ふれあいハウス」なるものは簡略化されているが明治村にある「西郷従道邸」のパクリなのが笑える。 めぼしいアトラクションは二両編成のローラーコースターや周りに高い建物が無いので以外に見晴らしがいいらしい小さな観覧車くらいだけれど、のどかで良い。
「どうぶつ広場」には馬、牛、カビバラなど、さほど珍しくない動物がのんびり昼寝をしている。 ここでさっき買ったパンを食ってまた都電へ。
鬼子母神へ行く前に寄りたい所があったので一つ手前の雑司が谷で下車。 墓地沿いを歩いて二丁目界隈へ。 このあたりには「雑二ストア」と言う人がすれ違えないくらいの小さな商店街がある。 何年か前に火事があり、火元の店の人が亡くなったそうで、そこは空き地になったままなのだけれど、残りの店はまだ営業している。 手押し車に掴まった婆さんが聞き間違いコントのような買い物をしていた。 豆腐屋の裏を抜けて鬼子母神へ。
丁度七五三の時期だったので、肩揚げをした晴れ着を来た子供がお参りに来ている。 駄菓子屋の猫はどこか散歩でも出ているらしく、一匹しか居なかった。 参道のケヤキ、境内のイチョウ共に紅葉まであと少し。
ここでも酉の市。 浅草に比べると規模は数十分の一だけれど、のどかな秋祭りで私はこちらの方が好きだ。 お参りをした後、お神楽を暫らく見て境内を後にした。
鬼子母神近くのラーメン屋で中食。 友人はねぎ豚ラーメン、私はつけ麺。 ・・・二度と行かないと思う。
早稲田でひさびさの古書店巡り。 「青磁砧」芝木好子、「話のたね」池田弥三郎、「呑々草子」杉浦日向子、を購入。
立川流の二ツ目である立川談慶さんの独演会と言うか勉強会。 開口一番で快楽亭ブラ汁「目黒のさんま」と立川談一「弥次郎」。 ブラ汁さんはソツの無い出来。 不思議だったのは談一さんで、全体的に拙い感じはするのだけれど、ところどころで妙に面白い。
続いて談慶さんの「心眼」。 二ツ目の格の違いってものを見せつけるような気合の入った落語。 客をひきつける力は凄かった。 なんとなくざわつていた客席が何時の間にか高座に集中していた。 一席終った後、雪駄タップで「一番駕籠で行こう(「A列車で行こう」の三味線バージョン)。 ただタップを踏むだけじゃなくて、駕籠を担ぐような振りも入っていてなかなかの見物。 ただ「心眼」が重い話なので、それを引き摺って客席の空気が重かった。 明るい話の後ならもっと映えたと思う。
中入りを挟んでもう一席、「らくだ」。 この人の芸風は、噺の組み立て方は入れ込んで膨らませていく圓生師に、演じ方はマルセ太郎先生のひとり芝居にそれぞれ近いような感じがした。 なんと言うか「徹底したリアリズム」のようなものが基本としてある。 ディフオルメも入ってるんだけど、そのディフオルメが「説得力」に振られている。 客を引き込んでいく力ってのは、そこから来ている物だと思う。 会場から出て行く客も、感に堪えないような声で「いやぁー、・・・良かった。」などとはなしていた。
ただ、私にはチト重い。 こう言う落語はアリだと思うが、私の求める物とは違っていた。
芸そのものはしっかりしていて、金を払う価値も大いにあると思う。 芝居好きな人なんかにはお薦めできる。
私がパソコンを友人から譲り受けてネットに繋いだのが平成10年の9月。 2月経たぬ間にHPをでっち上げてからもう5年。 早いものだ。
事務所OKが出ていても撮禁にしたりする不可解で尊大でグダグダな仕切りで悪名の高い東京電機大学の鳩山祭へ敢えて行ってみる。
数年前に1度見に来て、その仕切りのなってなさ加減にゲンナリとして帰ってきた鳩山祭ではあるが、旧トレっ娘生き残りの中島舞さんが出ると言う情報が直前になってえらい人からもたらされたので行ってみることにした。
まず、何の説明も無く開始時間が遅延。 結局16分押しでイベント開始。 出演者は中島舞、類家明日香、斉藤利恵(立花恵美)、関川理沙、そしてお笑い芸人のムートンの2人。 このイベントは自治会と放送委員会の合同企画と言う事でそれぞれから若い者が1人づつ司会者になっていた。 なんだか判らないが「先ずはライブを」って事で類家明日香(趣味:ガンプラ作り)がカンペを見ながら「ブルーベルベット」なる曲をたどたどしく歌唱。 グラビア中心で歌なぞやっていない娘を晒し者にするような構成には腹が立つ。 音チェックなんざ碌にしていやがらないから、モニタースピーカーからは音が出ていないし、オケとマイクの音量バランスがとれていないし、非常に歌いにくそうではあった。 歌い終えてから素で謝っていたのがいじらしかった。 慌てると南部弁が顔を出すのが微笑ましい。
中島さんも歌はやっていないので松浦のなんたら言う曲を振り付きでやっていたが、こちらは歌詞も振りもばっちりで、客いじりをして盛り上げていた。
ここでお笑い芸人まのネタが挟まったのだけれど、これがまた、寒い。
徳間のe-niceと言うレーベルからCDを出す斉藤利恵(立花恵美)と関川理沙はオリジナル曲を歌ったが、雨は降り出すわオケの音は小さいわと踏んだり蹴ったり。 それでも健気に歌っていた。
一通りライブが終ってクイズ大会みたいなのが始まったところで雨脚が強くなり、機材の雨対策に追われて大騒ぎ。 天気予報くらい見ておけば事前にどうにでも出来る事を泥縄式にやっている。 機材そのものにはビニール袋なんかを掛けていたが、コンセントや端子類は放置。 マイク端子は雨を被ってブチブチ豪快な音を立てていた。 いやはやなんとも。
さらに自分達は早々と傘を調達し、揃いのコートを着てぬくぬくしているが、タレントは雨ざらし。 上がタコでも使える人間は居ると見えて、傘を集めてきて客やタレントに渡していた。 客に普通の傘を渡し、ステージ用には透明のビニール傘を選んだのは好判断。
雨は止む気配も無く、イベントは切りのいいところまで強引にやってお仕舞い。 類家明日香に合わせてか、ガンダムネタなんかも用意していたようだが結局それは使われなかった。
雨が降って中止になったようなものだったが、終了後に物販。 学生達は自分達の片付けに忙しくて見物にも来ない。 結局あまり売れないまま終了。
物販の間、音響関係のバラシを見ていたが、機材の扱いが荒く、片付けの基本も知らない。 雨が降った屋外イベントの片付けで雑巾の一枚も用意していない事が総てを現しているように思った。 願わくはタレント各位が風邪など召さぬことを。
殺伐とした空気の中で一週間仕事をして、連休に入ったが気が抜けてしまったのと金が無いのとで、さしあたって何もする気にならない。 こう言うときに限って行きたい落語の会も無い。
久しぶりにカメラを持って散歩でもしようと思う。
都バスの1日乗車券を買い、先ずは錦糸町に出てフィルムを買ってから本屋へ。 月刊「東京人」の特集は「志ん生 馬生 志ん朝 落語に生きた親子三名人」だったので迷わず購入。 談志師匠と志ん生師匠の娘さんとの対談が実に実に、良い。 橘蓮ニさんの写真も素晴らしい。 この雑誌は文章も然ることながら写真の質が非常に高い。 出来れば買って欲しいのだけれど、兎に角1度手にとって見ていただきたい雑誌である。
深川をぐるりと廻るバス路線。 時間は掛かるが乗っていて楽しい。 赤線の痕跡を根こそぎ消した感のある東陽町も、信用金庫が州崎支店のままなのに今日はじめて気が付いた。永代橋から日本橋を抜けて東京駅についた頃には3時半を回ろうとしていた。 さて、これからどうするか。
なんとか間に合いそうだったので神宮外苑の軟式野球場で行われている「文化放送ラジオフェスティバル2003収穫祭」のBon-Bon Blancoライブへ。 中央線快速で四ツ谷まで、緩行に乗り換えて信濃町。 相変わらずこの駅は降りて北へ行く人と南へ行く人の差が激しい。 絵画館の前で早稲田の学生がちょうちんと傘を配っている。 6大学の優勝記念らしい。 全勝優勝だというのに大人しいもので淡々と提灯を配っていた。 昔は行列が何時の間にかデモに変わり、歌舞伎町になだれ込んでコマ劇前の噴水のところで渦巻きデモをやって暴れたなんて話を聞いたことがあるが、そんな危険で面白そうな臭いは全く無く、味気なかった。
軟式野球場の中は企業の協賛ブースが多いが、仮設テントが並ぶ普通のお祭りで、私にとっての「わくわく感」は無い。 イベントステージ前には椅子が並べられて柵で囲ってある。 そんなところに座ってもどうせ前のほうが立っちゃって見られないのは判りきっているので、相模大野幹夫師や、ストイックなカメコのどんさんらと柵の外側で横から観覧。 セットリストや何かは熱心な人が書くでしょう。 次のシングルが人気アニメの主題歌になり、もう流れている・・・と言う割にその曲はやらなかったり、公開録音を兼ねていた所為か、近隣住民からの苦情なんか来そうも無いのに何故か打楽器には相変わらずミュートが掛かっていたり、消化不良なライブではあった。 ボーカルは置いといて打楽器の娘たちは良い動きをしていた。 それぞれの担当楽器への習熟度も確実に上がっていて、聴こえないながらも耳を澄ますと結構良い音で叩いている。 荒れない現場でまた見てみたい。
蒲田や中野と合流して反省会。
何か食って帰りたい気分だったが、どこにも寄らずに帰宅したらスキヤキが待っていた。 たまには良い事もある。
気持が荒んでいるからと言って、毒を撒き散らしてはいけませんね。 失礼しました。
会社帰りに竹内まりや様の新譜「Longtime Favorites」を購入。 ポータブルCDプレイヤーを持っていないことを悔やみつつ急いで帰宅。 飯を掻っ込んで自室に篭り、現在3周目。 暫らくはこれ一枚で良い。
「ナツメロカラオケにはしたくない」と言う山達入魂のオケ、服部克久による手練のストリングスアレンジと豪華34人編成の大楽団、殆どの曲をそらで歌えるという麗しの竹内まりや様の歌声。 BOSEのスピーカーシステムを導入して本当に良かった・・・。 しかし重低音が効き過ぎて夜中はかなり音を絞らなければならないのが辛い所。
アルバムの詳細は竹内まりや様のHPでどうぞ。 これは買いです。
モノクローム写真館を更新。 二葉葵 その2 と 久田みか その1 を追加。 実はうちは 世界で3番目の久田美佳サイト だったりする。
フィルム現像もプリントも溜まっているので片付けられる分だけでもなんとかしたい。 アグファのAPXは久しぶりにロジナールで現像するつもり。
落語会のはしご。 晴海にて「トリトン寄席」(柳家喬太郎、立川こしら)→赤坂区民センターにて「ふたり」(立川らく次、立川志らべ)
ドアの隙間に大家からの「家賃早く払ってください」のお手紙。 振込みじゃなく直接払うんで、大家と掛け違うと次に行く日迄払えないからこう言うことになる。
停電があったのか空気清浄機が止まっていて部屋が黴臭い。 疲れていたのでそのまま寝たが、夜中に咳で何度も目が醒めた。
結局、枕が上がったのが昼過ぎ。 こうなると昼の落語会には間に合わないのでそのままプリント。 大キャピネの印画紙も減ってきたのでポストカードを焼いてみた。
ポストカードをプリント中に大家が来た。 暗室灯も消して真っ暗にして中が見えないようにして寝惚けた声で寝起きを装って応対。 明らかに怪しいがまぁ仕方が無い。 これで追い立てを食うと厳しい。 後で大家の部屋へ行き家賃の払込み。 精一杯の笑顔でへいこらしておいた。
開演15分前に入ったら、まだ客は二人。 演者の知りあいらしく4人で談笑している。 これだけだとキツイなぁ・・・と思っていたら開演直前に纏めて入ってきて結局20人くらいの入り。
「道具屋」 志らべ
マクラで四国の札所巡りツアーの添乗員をやった話。 これは本編の落語より面白かった。 落語の方は入れ事に現代を持ち込むのが鼻についたが後は良かった。
「禁酒番屋」 らく次
マクラでは談四楼師匠と佐賀に営業に行った話をしていたのだけれど、これがまた面白かった。 内容はとても書けない。
「今日はいろいろバタバタしまして」と言う話になり、開口一番で「寿限無」をやる予定の らく太 さんが遅刻したことが明るみに。 トリで「寿限無」と言う訳にも行かないので 、結局 らく太 さんは終演後のアンケート回収なんかをしていた。
この噺は先月の不動院寄席でもやっていたのだけれど、今回の出来は良かった。 ちゃんと稽古してきているんだと思う。 この人は厭な顔をしたり困ったり驚いたりした時の、人間の業が生で出た表情が良い。 ここで中入り。
「宮戸川」 志らべ
こう言う若い者の色恋の噺は、むさい爺より若い人がやった方が映える。 仕舞い近くでちとバタバタしたのと当世風の入れ事以外は楽しく聴けた。
「がまの油」 らく次
この人は下戸なので酒飲みの話しは苦手らしく、それをどうにかしようってんで酒の噺を二席やったそうだ。 がまの油売りの口上のところで噛んだりつっかえたりしたけれど、酔っぱらってからの部分は良かった。 酔っ払いと言うより薬物中毒みたいではあったが、酒乱っぽい目つきの悪さがプラスに働いて怪しく面白かった。
柳家小袁治師匠も褒めていた浅草駅北口の立ち食い蕎麦屋(椅子席ばかりだから正確には「スタンド蕎麦」か)「せんねんそば」へ行って来た。 「もり」を食おうと思ったら大・中・小がありそれぞれ180円、280円、380円。 初めての店なので中を頼んだ。
店の中には「整水機で水をナニしてアレで海洋深層水のようなどうしたこうした」とか、色々能書きが貼られていて、多少胡散臭い。 蕎麦は水切りが甘く上のほうはいいのだけれど下のほうが水浸しになってて多少のび気味。 それでも透明感のある上手い蕎麦だった。 冷麺みたいで若干歯切れが悪いうらみはあるが、280円でこれなら文句は無い。 酒とつまみが充実していたので浅草で写真を撮った帰りに一杯引っ掛けるには良い。
日本一の学費延納願 の書き方サイトになっていました。 これともう一つ「家業不振の為」ってのも受理されたので検索された方は参考にしてください。
今年の春先から新人が二人入って二人とも辞めた。 若い者はこらえ性が無いってんで中年でも良いやと入れたら58歳。 年の割に本物の「おじいさん」で、老眼で耳が遠く物覚えも絶望的に悪く、実にタチの悪いのは自らの「老い」から目をそらして適当に取り繕おうとする事。 更にプライドが高く、あたしなんぞの言う事なんざ聴きゃしない。
何度言っても「はぁ」と「へぇ」の間くらいの音でもぞもぞ言うばかり。
私は口が悪いとか言う事がキツイなどと言われる事が多いので、何か言う前に一呼吸おいて、柔らかい物言いを心がけてきたのだけれど、いい加減頭に来たので言わずにおいた一言を口に出してみた。
「何語で言やぁ判んのかなぁ?」
予想通り激怒。 怒って働かないと困るから怒らせないようにしていた訳だが、怒っても怒らなくてもどっちにしろ働かないので、私の精神衛生に良いようにしてみた。
今日、終業後に上長に職場状況を訊かれたので、仕事が終らないどころか何かしら事故が起こりかねないと報告して、仕事を覚えないことを暗に指摘してみた。 これで埒が明けばよいのだが。
月曜にまだ働かなければ
「役に立たないのは我慢するから、仕事の邪魔するのだけは止めてもらえませんかねぇ。」
・・・とでも言ってみよう。 頭の中ではもっと酷い言葉が渦巻いているんだけど、言っちまうと洒落にならない。
そんなこんなで今晩行く予定だった志らく一門の若手勉強会「不動院寄席」には間に合わなかった。 今月は「秋の新作発表会」だったのに・・・。
都内某所へ。 暗室に篭ろう。
コンビニなんかだとポスレジのお蔭ですぐ切られてしまうような商品も、近所の酒屋だと暫らく置いてくれるので、ジュース類も極力近所の酒屋を利用している。
ウーロン茶はいろいろ新商品が出ても伊藤園が一番旨いように思うし、UCCのメロンクリームソーダも疲れているときには見ると買ってしまう。
最近好んで買っているのが表題のバニラコカコーラ。 多分あまり売れていないんだと思うが、アイスクリームを買わなくてもコーラフロートの味が楽しめてコップも汚れないのが嬉しい。 ペプシのツイスターと共に、幼少のみぎりに喫茶店で飲んだコーラの味に近いように思う。
今やっている仕事も、そう長く続けられるような物ではないので、潰しが利くうちに商売替えしたいのだけれど、さしあたって何か資格が有る訳でもなく、それどころか優しくないから生きていく資格が無いくらいで、どうにもしょうがない。 世の中、先に死んだ者勝ちかもしれない。
街の中にファーストフードのチェーン店が無いので、コンビニ飯にするか、朝からやっている地元の店で食うかって事になる。 折角酒田まで来たのなら是非地元の店に行っていただきたい。 私も地元民ではないので、知っている店は限られているが、その中から2、3挙げてみる。
喫茶「ケルン」
ト一屋中町店の並び。 朝7時からやっている。 モーニングは3種で、トースト600円、チーズトースト700円、サンドウィッチ750円。 コーヒー単品だと400円。 アイリッシュコーヒーなど、他にもいろいろ有る。 椅子やテーブルも良い味。
「海鮮どんや とびしま」
飛島への定期船発着所の横に出来た「さかた海鮮市場」の2階にある食堂。 朝7時から9時半までが朝の営業、昼は11時から6時まで。 ・・・だと思っていたのだけれど、リンク先には営業時間:AM7:00〜PM6:00なんて書いてある。
「五郎兵衛食堂」
清水屋のはす向かい。 7時からやっている。 定食は丼飯と味噌汁、漬物、焼き魚、納豆or卵で500円。 他にも色々メニューは有るにはある。 絵に描いたような大衆食堂なので、それが厭な人にはお薦めしない。 そう言うのが好きな人には堪らない店。
する事が有ったので無理矢理会社を休んだ。 郵便局などへ。
学研のカメラGetの増刊でロシア・中国カメラ特集のムック本が出たのだけれど、これがまたヒドイ。 読んでいたらあまりにひどいので頭が痛くなってきて、中野のPに置いてきた。
シーガルのDF−5000なんて言うルイジ・コラーニがデザインしたヘンなカメラが有ります。 これ、ダイキャストはミノルタでガワだけコラーニデザインのものを被せてあるので隙間から基盤が見えていて、雨の日は怖くて使えないんですが、そう言うことは書かれずになんだか褒めてある。 コラーニのデザインってのは「デザインのためのデザイン」みたいな所が多々あり、チューリップフードが6弁だったりするんですが、まぁ書いてる人間も良く知らないんでしょう。 そもそもキエフなんざウクライナな訳で、ロシアカメラなんて書いたらあっちの人間は怒ると思います。
あの安原一式を名機なんて書いちゃうに至ってはもう何をかいわんやです。 ちゃんちゃら可笑しい。 これでよく1900円も取れるものだ。
今やすっかりクラシックカメラ雑誌になってしまった 写真工業 の11月号の特集は「こだわりのカメラ対決」。 相変わらず糞記事が多い。
「フィルムが高感度化しているけれど絞りを開けて撮りたいからシャツタースピードの速いカメラを作れ」なんて事を写真で食ってる人間が書いていたりする。 素人じゃあるまいし感度の低いフィルム使えばいいだけの事じゃねぇか。
読むに堪える記事は2本、「ヤシカエレクトロ35とミノルタハイマチック」「ロシア製カメラはフェドかゾルキか」。 前者は良心的な、後者は実に人の悪い読み物。
太田出版から幻の糞音楽雑誌「オレモリ」の合本復刻版が出た。 なべちゃんやげきしぶ氏あたりは知ってるんじゃないかと思いますが、実にバカ。 バカの極北とでも言うべきバカ企画目白押しのバカ雑誌であるが故に潰れた版下すらもう無いバカ雑誌を原本から復刻したというバカな本。 これで1500円は安い。 お薦めです。
黒ビールは抜けが悪い。 吐くほどではないが頭が痛い。 集合時間になったので階下へ移動。 ごりぱんCarで駅まで行って観光案内所で貸し自転車を借用。 一旦中町に戻り時間まで自由行動。
SHIPのプロデューサーS氏もお薦めの喫茶店「ケルン」で軽くモーニングでも食べようと思いドアを開けたら巨匠の連れの写真学生女子が居たのでコーヒーを啜りつつ、OM−1のファインダーを覗いたままシャッタースピードを把握する方法とか、中野の中古カメラ屋の話など。 コーヒーは確かに旨く、地元の年寄りがヒッキリナシニやってくるのも頷ける。 モーニングはトースト+コーヒーで600円、チーズトーストだと700円、サンドウィッチになると750円。 ケーキも充実していたが何も食べる気にならずコーヒーのみ、400円也。 気がついたら11時を回っていて、既にSHIPのリレーライブは半分終っていた。 宿酔の頭痛も抜けつつあったので、今町の厳島神社へ自転車を飛ばす。
絵に描いたような田舎の神社の秋祭り。 社務所の広間の前の地べたに茣蓙が敷いてあって、その前でのライブ。 こことその前のダイエー前はメンバー2人づつの担当になっていて、ここは かおりん とれっぴぃ。 Gプロデュースのえらい人が着ぐるみのウサギやパンダを動員してケチャをさせていた。
薪ストーブに鍋を置いて作っていた芋煮があまりに旨そうだったので300円で購入。 併せて前から気になっていた郷土食「むきそば」も購入、350円。 蕎麦の実の殻をむいたものを茹でて出し汁をはり上に干し椎茸とひき肉、刻み葱を乗せた物。 宿酔の胃には丁度良い。 芋煮は勿論旨かった。
普段、彼女らが練習をしている「まちづくりサロン」の中でのライブ。 悠長に芋煮を食っていたら、ここも既に始まっていた。 撮影は断念。
客が多くて多くて・・・。 まぁ、いい事なんですがね。
商店街のお店で使える額面500円の「SHIP札」の配布なんかがあった後、いよいよ来年度のカレンダーが発売。 私の担当は1月と2月、上手いのお蔭でなんとか見られる出来になったと思う。
今日は趣向を変えて飛島行きの定期船発着所の横にある海鮮市場の食堂で刺身定食、680円+税。 飯と吸い物(ハタハタ)、烏賊と大根の煮付け、浅漬け、そして刺身はカンパチとワラサとマグロとイカとボタンエビ(多分これで合っていると思う)5種。 地魚でこの値段と量なら十分満足。 他には焼魚定食680円、刺身舟盛膳と飛島定食(魚フライ、焼魚(鰈)、刺身など付き)が1000円、あとは海鮮丼とか鮭親子丼とかの丼物が充実。 一番高かったのはこの日の特別メニューの「究極の海鮮丼」なるもの、(ウニ、イクラ、カニ、エビ、ホタテ)で2000円。 朝の定食が7時から9時半までで、昼は11時から営業。 昼時に行ったら団体客で無茶な込み様だったので、時間を外していくのが吉。
1階には海産物を扱う店が並び、いろいろ面白い物を扱っていた。
折角貸し自転車を借りているので、空いた時間で市内散策。 大火で焼けているので古い民家は他の田舎町に比して少ないのだけれど、寺町などの燃えなかったところでは結構残っている。 明治時代からの米の貯蔵庫である「山居倉庫」も静かで良かった。
何でだか良く判らないが「ジークブルガー通り」と言う呼び名も有るらしい大通りに作られたいつもの仮設ステージでのライブ。 西日が当って明るいが、眩しそうな感じ。 ヘッドセットマイクの調子が悪かった れっぴぃ 以外のメンバーのソロも含めて6曲+アンコール1曲。 アンコールではCoCoの「夢だけ見てる」、これは泣けた。
漸く体調も本復したのでガリガリ回した。 釣瓶落としの秋の日と流れの速い雲のお蔭で露出は大変だった。 巨匠の連れの写真学生女子(眼鏡)は高まってしまったらしく、フィルムを切らしていたのでコニカパン100を一本差し上げた。 手持ちのモノクロフィルムが人の役に立ったのはこう言う場では初めてだと思う。
ライブと物販が終ってから横の公園でミニ撮影会。 私は単焦点の明るいレンズをつけていたから困らなかったけれど、暗いズームレンズの人は大変だったようだ。 順光にすると西日が直接目に入る時間帯だったので光が欲しいならレフが採光しやすい木陰なんかに立たせれば良かった様に思う。 私はその場に有る光を利用して撮る主義で、レフを当てるのも嫌いなのでそのまま撮ったけれど、作りこんで撮るなら太陽の位置やバックに何があるのかまで考えてやらないと中途半端になってしまう。 後半の太陽を背負った完全逆光の立たせ方は何が目的なのか判らないし、撮りにくい事この上ないので撮らないで見ていた。
中町のアイライフさんにお邪魔してSHIP札で眼鏡拭きを購入。 ごりぱんさんの車に載せてもらい南下するも佐野辺りで時間的に厳しくなり、巨匠の車に乗せてもらって都内まで。 今日中に帰らなければならない人間は私だけなので、次回からは列車を使うなど帰りに運転する人に負担が掛からないような旅程にしようと思う。
ごりぱんさかん、巨匠、有難うございました。
那須高原で「巨匠」こと 相模大野幹夫師 と合流。 巨匠は何処でだまくらかしたのか写真学生(女子)2人を同伴。 国見で朝飯を食ったりしつつ鶴岡へ。
不測の事態などもあり、着いた頃には始まっていた。 「今来たばっかり〜!!」。
学校優先なので、 れっぴい と かおりん のみの参加。 今日からSHIPは4人で始動なのだけれど、初っ端から大変な事になっていた。 それでも健気にこなしていたのは偉い。
終了後、酒田へ移動。 巨匠+お連れさんと米沢屋でやきそば。 お連れさんは「やきそば屋」と言う業種があることに驚いていた。
いつもお世話になっている 仏壇のさとう さんの近くにある公園のステージでのライブで4人のSHIPのお披露目。 酒田市全体のお祭りと言うことで客の数がいつもよりかなり多い。 4人になってバランスは良くなった。
メンバーも元気そうで良かった。
ジェラードアイスの「モアレ」さんがどんしゃんまつりに合わせてSHIPをイメージしたアイスを制作。 桃の味でパイ生地が混ぜられている。 このパイ生地の香ばしさが良いアクセントになっていて実に旨かった。
2回目のライブまで時間が有ったので川向こうの土門拳記念館へ。 良く練られた良い展示で、見るのに時間が掛かってしまい、SHIPの2回目には間に合わなくなってしまった。 12月までやっているのでもう1度見に行きたい。
写真を撮る人間ならこれは見ておくべき。
お連れさんが「お土産を買いたい」ってんで、物産館や清水屋を見て廻った後、ト一屋の2階の乾物コーナーへ連れて行きお薦め商品を紹介。 結局ここで買っていた。
浪漫亭の開店時間まで、2階の わかば さんをお借りしてカラオケ。 巨匠のお連れさんは堅気の素人さんなので狂乱の宴に引いてしまい、それを見た私もやけに客観的になってしまって、端の方で終るのを待っていた。
6時過ぎから下の浪漫亭へ移動して呑み。 ヱビスの黒樽生が始まっていたのでそれを注文。 実に旨い。 何杯飲んだか憶えていないが凄い量では有ったと思う。 久方ぶりの枕が上がらない程の宿酔。
こばひろ氏が撮影してきた花巻のオーディション風景を観賞。
結論としてはこの娘を撰ばなかった花巻はバカと言うこと。
こばひろ氏の主観丸出しの撮影手法のおかげで、つまらないオーディションも楽しく見ることが出来た。
終らない、兎に角もう・・・。
先週の日曜は朝から飲まず喰わずだったので、とても銀箱を持って帰る気にならず、都内某所に置きっぱなしにしてあった。 週末までに回収しようと思っていたもののそれもならず、仕事場→都内某所→自宅→熊谷→ごりぱん邸・・・と言う無茶苦茶な移動になってしまった。 結局、ごりぱん邸に着いたのは1時頃。 仮眠したりしつつ5時頃出発。
澁谷さまと同じく以前プラチナエスに所属しておられた天野めぐみさんのサイトが復活。
プラクチカに付く50mm/f1.8の標準レンズと言えばツァイス・イエナのパンカラーとメイヤーのオレストンと二種類有りまして、後にペンタコン50mm/f1.8に変わります。 私はパンカラーの名前が変わった物だと思っていたのですが、☆ミくんのつっこみを見て調べなおしたところ、どうもオレストン→ペンタコンで有るようです。
たかなしさんのサイトのツァイスレンズのページにもそのような記事がありました。
こうなるとパンカラーが欲しくなって来ますなぁ・・・。 その前にフレクトゴン35mmを手に入れなければ。
三百数十円。
ソニンの新曲「合コン後のファミレスにて」。 ニセ拓郎みたいな曲なんですが、これも つんく の手によるものなんでしょうか?。 元ネタは「外は白い雪の夜」あたりか。
■18日(土) オープニングフェスティバル(場所/中央公園) 12:45- SHIPミニライブvol.1 13:05- 吹奏楽フェスティバル 15:00- SHIPミニライブvol.2(終了後、「ちょっとした企画」有り) ※雨天の場合は中止です。 ■19日(日) SHIPリレーライブ 10:30- 大通り特設ステージ 11:00- 駅前商店街(ダイエー酒田店前) 11:30- 今町商工会(厳島神社境内) 12:00- 中町中和会(まちづくりサロン) ※各地でライブ終了後、「ちょっとした企画」有り。 「ハーバーRADIO」どんしゃん元気ライブ(大通り特設ステージ) 14:30- SHIP
私の奴も調子が悪くて、時々動かなくなります。 りえくらぶ祭りの最中にも一度壊れました。 絞りの連動リンクが複雑なのでどこか外れている可能性が有ります。 私のレンズの場合、絞り連動ピンのレンズ隔てて反対側の奥のリンクが外れるのが原因でして、毎度レンズを一杯に繰り出してから鍵とか細い棒で突っついています。
昨日書いた様に金が無いので何も喰えない。 昨日の飲み残しのジュースをちびちび舐めながらプリント。 昨日撮ったフィルムのうち、25枚以上撮った奴をカメラから抜いて昨日のうちに現像して干しておいたのだけれど、乾いた順にプリント。 昼頃から始めて、夕方までにほぽ阿部千明のみを40数枚焼いた。
8時頃ふらふらになって帰宅。 インスタントラーメンが死ぬほど旨い。
明け方までに止むはずだった雨が止まず、哲学堂から鷺ノ宮のひみつ基地へ変更。 集合時間にはほぼ雨は止み、始まった頃合には日が差して来た。 客の顔を見たら80%は常連、新規のお客さんも前回の撮影会に別のモデルさん目当てで来た方だった。やはり居心地が良いからだろうか。
白ホリの屋内スタジオでの撮影はだいたいすぐに飽きてしまうのだけれど、りえくらぶの場合は色々変化が有って飽きない。 あっという間に終了。
実は、昨日財布の中身を計算し損じて、今日の参加費を払うと3桁円しか財布に残らない。 悪いとは思ったが赤貧で名高いぴょろりん長官から昼飯代を拝借した。 トンカツ・ハムエッグ定食、780円。 有難うございます。
2部は晴れたので屋外。 妙正寺川にかかる橋の周辺で撮影。 気温が上がったためか薮蚊が大量発生して参加者もモデルも刺され放題。 雨がぱらついたりもしたが、なんとか乗り切った。
3部は再びひみつ基地。 桑原さんに無理矢理お祭りの半被を着せられたセーラー服姿の二葉葵さん。 なんだか「茶道部と落研の部長もやっている文化祭実行委員長」みたいで妙にはまっていた。
チャイナドレスの阿部千明さまが物凄く、我を忘れて憑かれたようにシャッターを切った。
使ったカメラは
コンタックスRTSII+プラナー50mm/f1.4、ディスタゴン35mm/f2.8、コムラー24mm/f3.5、ジュピター9 85mm/f2.
フジカST605+ペンタコン50mm/f1.8、オートタクマー35mm/f2.3。
ライカD−III+上海エルマー50mm/f3.5
ベッサR+ジュピター3 50mm/f1.5.
アイレス35IIIs(45mm/f1.8付)
リコーフレックス・ダイヤL(80mm/f3.5付)
ローライコードI(75mm/f3.8付)
フィルムはいつも通り35mmがコニカパン100、ブローニーがアグファAPX100.
戻った時点での所持金額は、帰りの交通費+百数十円。 コンビニで100円のとん汁うどんを購入。 これで明日の帰りまでこもたせなければならない。
兎に角、今日撮った阿部千明さまをプリントしたかったので、気合で6本現像。 根がシートが無くなった。
何時の間にか寝ていた。
# ひたひた [「よっちゃん」と「ウンノ」だけ行けばよいのではとか思ってしまった。でも市役所前の文化堂とサンフォト以外は全部行ったの..]
# むすこよっちゃん [初めまして。宜しくお願いいたします。 仙台の「よっちゃん」についてお書きになってらしたので、おじゃまさせていただきま..]