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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-09-14 田舎の結婚式を厭というほど堪能させられる [長年日記]

_ 会場へ

弘前市の南にある大鰐温泉の山の上にある酔狂なホテルでパンを焼いている後輩の結婚式なので、会場はそのホテル。 さながら山城のそのホテル、大手は夏季用道路で勾配はきついが比較的綺麗な道。 搦め手は冬季専用道路。 勾配は緩いが、採石場のダンプが通るため道は凸凹。 夏はゴルフ、冬はスキーが楽しめるのがミソらしい。 流石に眺めは良く、津軽平野を一望。
早目に着きすぎたので、呼ばれてないのでチャペルでの結婚式を遠くから眺める。
送迎用にディムラーのリムジン。 ロールスを使わないところが良い。

_ ヂゴクの披露宴と一服の清涼剤

披露宴から出席。 絵に描いたような田舎の結婚式で、ベタベタの進行。 ベタベタな・・・って言っても、そこはそれプロの仕切りであって、地元の人にはこうでないと受けないのであろうし、必然性は有るのだろうとは思うが、苦痛な物は苦痛なんで、その場に居るだけで非常に疲れた。
定型の披露宴の中で、新郎新婦が譲らなかったのが式の中で使う音楽。 やむを得ない物以外は全編ブルーハーツとハイロウズ。 これでかなり救われた。
現実と折り合いはつけつつ、ギリギリのところで踏ん張って守るべき物は守る。 偉いなぁ・・・と、つくづく思った。
当日の午前二時から仕込んで焼いたという引き出物のパンも力強い味の、良いパンだった。

_ 2次会・3次会・4次会

帰りに運転する連中には無理はさせないようにしたり、マージャン部屋になっちゃって寝そびれた連中なんかにも布団を割り当てたり、最後まで見届けて就寝。 流石に疲れた。


2003-09-13 結婚式への長い旅路 [長年日記]

_ 先ず喜多方へ

会津バスの新宿〜会津若松の便が満席だったため、今回も東武→野岩→会津鉄道→只見線→磐越西線を利用。 寝たら起きられないのは目に見えているので朝まで起きていてそのまま出発。 これから疲れに行くのに、そもそもこの時点で大間違いだとは思うのだけれど、起きられないんだから仕方が無い。 鐘ヶ淵から北千住に出て快速を待ち、快速に乗ったら終点の会津田島まで熟睡。 田島から若松までのディーゼルカーの中も熟睡。 若松から喜多方まで、いつもは30分くらい接続待ちが有るのだけれど、臨時の快速が有るってんでそれに乗ることにした。

_ あぁ、583系

入選してきた快速「白虎」を見て驚いた。 国鉄の頃のままの583系。 シートの頭の当たるところに付ける白い布が無い所にJRのくだらないケチケチ商法を感じて少し厭になるが、それでもあのままの583系。 短い時間では有ったが堪能した。 しかし、稲刈りを控えた田んぼの中にうじゃうじゃ居るマナーもへったくれも無い鉄ヲタにはゲンナリ。

_ 蕎麦屋

3連休のラーメン屋の惨状は判っているので、山都まで足を伸ばして某店で天ざる。 訳の判らない野草と、申し訳程度に乗った海老と烏賊。 この野草のてんぷらが実に旨い。
なにやら団体の予約電話が入り、親爺が「焼き魚ですか?うちは蕎麦屋だからありません。」などと受け答え。 なるほど、メニューには煮魚定食しかない、蕎麦屋だから。

_ 饅頭怖い

1ケ10円のひと口饅頭でもうけたのか、いつも買っている軒の傾いた和菓子屋が場所を移して新装開店。 売っているものは一緒で安心した。
夏場はかき氷もやっているのだけれど、謎のメニューがずらり。 チョコレート氷なんてのははじめて見た。

_ いつものように

生協でつまみと酒を買って総務部長の家へ。 後輩の到着を待って一旦風呂に行ったらいきなり土砂降り。 ゆっくり呑んでいる余裕は無くなり深夜に出発。

_ 荒天

この後輩が出かける先には常に荒天が付きまとう。 今回は馬鹿でかい台風を連れて来やがった。 断続的に強い雨、継続的に強い風。 交通情報を聴けば先の方は通行止め。 「災害により」としか言わないので何だか判らなかったのだけれど、風倒木だったらしい。

明け方に到着。 


2003-09-12 [長年日記]

_ 給料が出た

わははは、ざまぁみろ愚民どもめ!!

_ 電源ケーブルに蹴つまづいて

コンクリ床に思い切りニースタンプ。非常に痛い。

_ 終業後

都内某所に置きっぱなしになっていた礼服を回収。 ついでに富士ランチで晩餐。 「本日のスペシヤル」820円也。 何度も書くが旨い。 並んでまで表の松屋で定食食ってるやつらは馬鹿じゃねぇかと毎度ながら思う。

_ 明日から

後輩の結婚式への旅。 先ずは喜多方へ。

_ アイドルサイボク

わんこ☆閣下が松浦亜弥をアイドルサイボーグと呼んでいることに対抗して私が考えたのが「アイドルサイボク」。 対象は諸般の事情により書けない。

_ 私の居ない間に・・・

目黒で文字通り「おいしい」イベントがある。
第8回 目黒のさくま祭り である。
ちらしによると・・・

い・・・狗も歩けばさんまを食べる
今年も岩手県宮古港から新鮮さんまが五〇〇〇匹。炭焼きで食べ放題!
生さんまのお持ち帰りもあり!宮古物産展もあり!
幸福は目黒にあり!

ろ・・・論よりすだち
おなじみ徳島県神山町からは芳醇すだちが増量一〇〇〇〇個。
炭焼きさんまに搾って良し!生ビールに搾れば喉ごし良し!
徳島県物産展も良し!論ずるより搾るが良し!

は・・・花より大根
炭焼きさんまの旨さを引き立てる大根おろしは栃木県高林産。
高林物産展では栃木の太陽を浴びて育った新鮮牛乳とコシヒカリをプレゼント!
太陽サンサンご機嫌さん!

に・・・憎まれっ子世は満足じゃ
さらに入場無料「目黒のさんま寄席」
フリーマーケット、駄菓子屋台、ペットボトル駄菓子交換、
白バイ展示会大道芸コンテストと今年も大満足!


さんまは12時から生でも配布。 焼いたのも配るだけじゃなく「さんま食べ処」ってのがある。
FMが入るラジオ持ってけば、さんま食ってて寄席会場へいかれなくても88〜89MHzで聴けます。
ブラ房、らく次、志の吉、勢朝が面白いのは私が保証します。
残念ながら私は今年も行かれない。


2003-09-11 [長年日記]

_ 漸く

明日、給料日。
財布には100円。


2003-09-10 [長年日記]

_ レニ・リーフェンシュタールがらみ

癌の手術を終えた直後だったようです。
私の中での評価は「オリンピア」より「意志の勝利」の方が上だと昨日書いたわけですが、それは美しくない物を如何に美しく見せるかの手練手管が尽くされているからです。

オリンピックに出るくらいの人なら適当に撮ってもそれらしく見せられますが、ナチにかぶれた中年のドイツ人が熱狂するさまなんてのは中々美しく映像化できません。
たしかシュペーアだったと思いますが、「ヒトラーが演説をすると、女達は皆びしょぬれになる。」なんて事を書いた居たのを思い出しました。 「意志の勝利」を見れば、そのあたり得心が行くと思います。

_ 今月の予定

9/12〜15  後輩の結婚式
9/20・21  酒田
9/28 某撮影、夜は不動院寄席


2003-09-09 [長年日記]

_ 訃報

レニ・リーフェンシュタール死去。 去年死んだうちの爺さんと同い年。
私は「民族の祭典」「美の祭典」より、仕事としては「意志の勝利」の方が上だと思う。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [ご冥福を。歳を考えればいつ亡くなっても驚くには当たらなかったが、行動的な人だっただけにどういう状況で逝ったのか気にな..]


2003-09-08 [長年日記]

_ 小人閒居為不善 無所不至

7/6に書いた自称「詩人」が、私を誹謗中傷しているらしい冊子を配布しているようです。 無料で送ってくれるそうなので、興味がある方はこちら(一番下)でどうぞ。
この件に関しては「墨田ペトリ堂も煽りすぎじゃないか」と言う人もいるようなので、次の動きがあるまでしばし静観。

_ ヤングマガジン41号

巻頭巻末グラビアは、今年度のミスマガジンであるところの岩佐真悠子。 グラビアの出来は兎も角、トヨタとのタイアップページの写真がまるで別人の(悪い意味で)物凄い仕上がり。
なんだか歯並びから何から、なんとなく疑わしくなってきた。  根拠は無いんですが。


2003-09-07 [長年日記]

_ わんこ☆オフ「オフ会1000%〜河口湖直前スペシャル〜」

ついた頃には9時を廻っていて、真ん中辺にぽつんと空いた席へ。 周りには「神」とか「悪魔」とか「二の腕鑑定師」とか「マクベス夫人」とか「ケチャマスター」とか
最初に喋っていた黄色いティーシャツの人より、後から出てきたヨーヨーの達人のほうが面白かった。 企画立案と司会進行は別の人がやった方が良いような気もした。
なんだかんだ言っても楽しい時間を過ごす事は出来た訳だし、わんこ☆閣下主宰だからこそ集まった面子な訳で、そのあたりは感謝したい。

_ 「鶴」の由来

夕ニャンだったかオールナイトだったか、そのあたりは不確かだけど、石橋が「哀愁のカルナバル」のあれを「鶴の恩返しポーズ」と呼んだからだったんじゃないかと思う。

_ 雑感

気を遣いすぎるのも野暮なんじゃないかと思った。

_ 終電前

あまり呑んでると財布もアレなので、終電前に退散して都内某所へ。 流石に何もする気にならず、そのまま寝た。

_ 起床

12時をまわってから目が醒めた。 最近は時計代わりにFM東京をつけっぱなしにしているので、番組で時間を判断している。 フィルム6本現像。 水温が25度になってるのに面倒くさくてそのままやったから盛大にオーバー。 焼きづらそうだ。

_ 志らく一門会

6時前に広小路亭へ。 今月で1部2部制は最後。 今回の1部は「志らく一門足跡座談会」って事で、志ら乃 らく次 志らら の3人で鼎談。 志ら乃さんがなんとなく進行し、らく次さんが冷静につっこみを入れ、志ららさんが・・・なんだったんだろう? かき回していた。 途中から こしら さんが乱入してさらに訳がわからなくなりつつ終了。 足跡は良く判らなかったが、志ら乃さんの宿酔とは思えない頭の切れには驚いた。 

2部は全部落語

らく太 「子ほめ」
隠居まで当世風の話し方なのはどうかと思った。 途中で一瞬出囃子が流れたりしたが、動ずる事無くやり過ごした。 そつは無かった。

らく朝 「不精床」
まくらも面白いし口調にも味があるんだけどなんか、こう、違和感がある。 時事ネタの使い方が悪くて、そこでダレる。 嫌いじゃないんで見ていて歯がゆい。

志ら乃 「崇徳院」
これは良かった。 さすが二つ目。 どう褒めていいんだか判らない。 兎に角良かった。 大いに笑った。

中入り

こしら 「王子の狐」
良い意味で「落研」っぽい。 新作に近いくらいの改作で、時代設定も良く判らないし、会話のやり取りより主人公の独白が多かったり、なんか変なんだけど、どうにも面白い。 これも良かった。 そう言えば、この人のHPもおかしい。 こんな感じ なんだか判らない。

志らく 「あくび指南」
これぞ落語。 いやいや、良い物を観ました。 落語は読むものでも聴くものでもなく、生で観てナンボのものだと言う事を痛感。 上手側に向いたときに丁度演者の顔が向く位置に座っていたのだけれど、こっち向くたんびに志らく師と目が合う。 いや、私そのものを見てるわけじゃないんですがこれは怖かった。 これで2000円は安い。

_ その他

客で酒井莉加。


2003-09-06 [長年日記]

_ 宣伝

友達が詩集を出しまして、なんと帯と解説書いてるのが三上寛。 詳細はこちら

_ これから

わんこ☆祭り→暗室。 明日は暗室→志らく一門会

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 果歩 [わーありがとうございますー]


2003-09-04 今日も [長年日記]

_ 残業

明日も残業。

_ 「ドースル連」

昨日紹介した綺堂の随筆に

「日露戦争前後から堂摺連も次第におとろえ、娘義太夫もまた衰えた。

・・・とあります。
「はいからさんが通る」のクライマックスは関東大震災ですから、その間約約20年。 アイドル冬の時代と言われる物と重ねてみると細々とでもやってた可能性はあると思います。 まぁ日本に始めて来たのが昭和4年のはずのツェッペリン飛行船が出てきたり、時代考証自体はいい加減と言えばいい加減なので、あまりつっこまない方が宜しいかと>『あのよろし』か?さん

_ 晒し上げ叩き

何時の世も、人の考える事は同じだって事でしょう。 萬朝報の黒岩涙香は売れれば何でもいいような今のマスコミのご先祖ですから。>ケチャマスター マックス・マツヲカさん

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [あの作品の考証のルーズさは公刊当時から知られるところで、ドースル連の描写についても時代に開きが随分あるので、ほんとに..]

# ゑろいひと [謝っておきます。見ておられたら気分を害されたかもしれません<TBS]

# Dwightsa [how often can cialis be taken <a href=http://dstvmediasal..]


2003-09-03 あー [長年日記]

_ 今日も

残業。 帰れる・・・と思ったら大雷雨。 電車も止まっていたらしい。 私が駅についた頃、漸く動き出した。

_ Girl's Station

ゲスト 阿部千明 って事で急いでいったのだけれど、着いたら終っていた。 挨拶だけしてしてみた。
池永亜美がケバケバしくなっていて驚愕。
阿部さんはすんなり帰れたようで良かった。 それが心配で見に行ったような物だ。

_ PPPH考

raffineさんのところで書かれてますけど、80年代初頭には有った筈です。 何年頃だったかは憶えていませんが、TBSラジオの音楽番組「サーフアンドスノー」でこれをコンサートでやるのはやめようと言うキャンペーンをやっていたのを憶えています。 その頃は「ぱん・ぱぱん拍手」なんて呼んでいたような。
歌い手の側からも「歌いにくいから止めてくれ」と言う話しが出たことも有りました。 まっさん(さだまさし)なんかはこれが始まると一旦曲を止めてタイミングずらしたりもしていたくらいで。

_ 追っかけ、イベントカウンター、外道客の起源

明治時代の娘義太夫ブームの頃、寄席を掛け持ちして勤めるのを追っかけまわして行く先々で「ドースルドースル」と合いの手を入れて歩いた連中を「ドースル連」とか「「追駆党」(←「おっかけとう」と読むらしい)等と呼んで忌み嫌ったそうで、まぁこのあたりがご先祖の行き止まりって事になりそうです。
ドースル連に関しては木下直之氏の書評とか鈴本の3代目の覚え書きなんかが触れています。
木下氏の書評に

当時の新聞『万朝報』は、「ドースル連」を「蛆虫(うじむし)の如(ごと)き青年の團体(だんたい)」と見なし、彼らの本名を紙面にさらして、糾弾キャンペーンを張ったというからすごい話だ。「ドースル連」は相手を変えて、今なお健在だろう。

と有ります。 年年歳歳ですな。
明治期の演芸と言えば外せないのが山本笑月老ですが、 岡本綺堂「明治時代の寄席」、山本笑月「娘義太夫」 これも必読。 

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [大正年間のはずの《はいからさんが通る》でも同じ節回しでやってるのを見た憶えがあるような。実際にそんな頃まで伝統的に様..]

# ゑろいひと [実名ageて叩くとこまで似なくても(笑)]

# Dwightsa [viagra auckland <a href=http://dstvmediasales.com/sitemap..]


2003-09-01 訃報 [長年日記]

_ チャールズ・ブロンソン、81歳で死去

デスウィシュ キング・オブ・リベンジに主演したのが72歳のとき。 なんとスタントマン無し、すべて本人で撮りきったと言う恐ろしい爺も、ついに鬼籍入りです。
三浦じゅんと田口トモロヲのコメントが読みたい。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ☆ミ [お久しぶりでっす☆ミ 30日の日記の件有難うゴザイマス!!! 最近RockBandの撮影ばかりやってます・・・F90..]

# Dwightsa [cialis covered by health insurance <a href=http://dstvmed..]


2003-08-31 寝過ごす [長年日記]

_ 寝坊

目覚ましは掛けて置いて、確かに目も醒めたのだけれど、そこから記憶が飛んで気が付くと10時を廻っていた。 慌てて新宿御苑へ移動。

_ りえくらぶまつり1部@新宿御苑(阿部千明/桑原彩美/桜井美侑/まちこ)

朝方ぱらっと降った後で日がさしたためか靄っていてじめじめ蒸し暑い。
まちこ効果で駒場方面からの新規顧客が多く盛況だった。 意外と・・・って言い方もナニですが、奇矯な行動をとるかたも居らず平和だった。
「日焼け止めを塗らずに過ごしていたら焼けてしまった」とかで まちこちゃんが小麦色になっていた。 タレントとしては不味いかもしれないが、健康的な焼け方で良かった。 「タレントとしては不味い」って事で、こういう夏らしい感じの肌はなかなか撮れないので、今回はこれが一番の拾い物だったかも知れない。
阿部千明ちゃんは、黒くした髪の色が落ち着いてきていて、良い感じだった。 清純ぶっていても喋るとすぐバレて「元はギャル(←語尾上げ)でしょう?」と訊かれると嘆いていた。 訊いて洒落にならないレベルなら訊かない(訊けない)でしょうから、まぁ大丈夫なんじゃないかと。 9/3にガールズステーション出演と言う事で、客は赤紙ょをもらって感涙に咽んでいた。 私は残業次第。
桑原さんは「りえくらぶ祭り」と言う事で半被持参。 豆絞りのねじり鉢巻きが似合っていた。 休憩場所からの移動時に、違う池に行ってしまい、しばらく苑内をさまよっていた。 目印になる物を絡めて説明しないとなかなか判りにくいのかもしれない。
14歳にして既に大御所感漂う桜井さまは、今日も余裕の立ち居振舞い。 この娘は自分でどんどん動いてくれるので撮るのは楽なのだけれど、どうも撮らされてしまう感じ。 撮影技術も然ることながら、モデルに対する指示の出し方にもよほどの技量がないと、突き抜けた出来の写真は撮れないような感じがする。 難しい。
そう言えば撮影会で私と芸風のかぶる人をはじめて見た。 コンタの167MTにデッケルマウントのゼプトンを付けてみたり、レチナやネオカを振り回したりしていた。 私も最近は楽なカメラに頼ってばかりいたので、そろそろ本道に立ち返って訳の判らないカメラを振り回そうと思う。

_ 今日のカメラ

コンタックスRTSII+プラナー50mm/f1.4、コムラー24mm/f3.5
ペトリV2+55mm/f1.8
フジカST605+ペンタコン50mm/f1.8 ジュピター9 85mm/f2
ライカD−III+コシナ・ノクトン50mm/f1.5
コシナ・フォクトレンダー ベッサR+ズマリット50mm/f1.5
ペトリ・オートメイト(45mm/f1.9付)
バルダックス(トリオプラン75mm/f2.9付)
リコーフレックス・ダイヤL(80mm/f3.5付)
フィルムはいつも通り、35mmがコニカパン100、ブローニーがアグファAPX4100

_ 昼飯

ヨドバシでフィルムを補給してから、鷺宮へ移動する前に野方の大勝軒で「野菜もりそば」。 懐かしい味で普通に旨い。

_ りえくらぶまつり2部@りえくらふひみちゅ基地(阿部千明/桑原彩美/桜井美侑/まちこ)

室内には入りきれないので2部では人数制限がなされ、十人くらいに減ったがそれでもいつもより多い。 りえりえもスタッフIさんも疲れているのが顔に出ていた。 顔に出る分にはまだ良いけれど、対応に出るのはちと不味いように思った。 でもトータルで考えるととても楽しい一日であった。 人数の多さに気圧されてガリガリ回さなかった分まったり過ごす事が出来た。

_ CHECK IT NOW@六本木 morph tokyo

お笑いとアイドルとブラスロックバンドとその他諸々を混ぜこぜにしてなんだか判らなくなったライブ。 「ひとの出来ない事をしてお足を頂くのが芸」「観て貰うための工夫をする」ってのが私の評価・判断の基準なのだけれど、感心して観たのはのは新井敬子さんと朝丘紗智さん。 どちらも良く練られたライブだった。
金かけられない分の工夫と鍛錬ってのをこれ見よがしに見せずにやっていた分、新井さんの方が私の好み。
12.ヒトエは確かに上手いんだけど、独り善がりな感じが鼻に衝いて、途中から椅子に座って寝ていた。 ドラムが良い音を叩いていたのには感心した。
お笑いの「ちぇきな」ともう一組は笑うに笑えない見るに耐えない苦痛に満ちたひと時を提供。 ネタ見せの環境をちゃんと整えてやれはまた違うのかも知れない。

_ 「わんこ☆そば26歳、まだ誰のものでもありません」

I WiSHとは何の関係も無い 「1億人のクラスメート」、 わんこ☆そば さん主宰のイベントわんこ☆オフ「オフ会1000%〜河口湖直前スペシャル〜」(雨天決行)が諸般の事情によるのか20名限定になるそうです。 行く予定の方は早めの参加表明が吉。 わんこ閣下にメールを送ればよいようです。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

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2003-08-30 [長年日記]

_ 濃いサイト

ARCHIV ZEISS/EXAKTA
ツァイスとエクサクタに関するサイトなんですが、かなり内容が濃い。
ファイターズ☆ミさんあたりは見ておいたほうがいいです。 あと、仙台のお散歩子猫も。
ベスト判エクサクタ用のナハト・レンズの作例なんか他では見られないと思う。 製作者はその筋では有名な神戸の森さんと言う方です。

_ デジ禁

「デジタルスチルカメラ撮禁反対期成同盟」設立準備委員会(仮称)仮設事務所
ひろろん氏が立ち上げました。 撮影会なんかじゃ既に銀塩の方が少数派ですし、石丸あたりじゃ手前ぇんトコで売ってやがるくせにイベントで使わせないと言うふざけた事をしていやがる訳で、大いにゴネていただきたいと思います。

_ 今日の一枚


これもコシナ・ノクトン50mm/f1.5 多少絞ってます。 マニュアル露出のカメラに慣れている、・・・と言うかAEの露出補正に未だに慣れないので、逆光・順光がステージの左右で変わったりする場合、決めた露出で押す撮り方にした方が上がりが平均化されて焼きやすい。
ステージ写真となると、流石に単焦点のレンズを使ってネガサイズで画をつくるのは難しいですね。

_ 週末の予定

明日を乗り切れば週末はプリントと撮影三昧。 帰宅してから暗室に移動→朝からりえくらぶ祭り→六本木で新井敬子さんのライブを観賞→呑み、・・・と言う流れ。

_ その「週末」

残業長引く→電車の中で意識が飛ぶ→ヨドバシへ寄るのを忘れる→帰宅が遅れる→グズグズしているうちにヨドバシ閉まる→仕方が無いので都内某所へ移動→D-76を溶いただけで睡魔に襲われ、記憶飛ぶ→朝


2003-08-29 疲弊 [長年日記]

_ 逃亡

6/2の日記に書いた「強烈なアンモニア臭のする同僚」が、お盆休み明けから出勤せず、仕事の量は休み前の1.5倍くらいあるので毎日何時に帰れるのか見当もつかない。 臭くないのがせめてもの救い。

_ SHIP、9月のスケジュール

オフィシャルサイトにて9月のスケジュールが発表された
9月 7日(日) 第15回日本一の芋煮会フェスティバル
山形市馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近) 
*出演時間未定 
http://www.y-yeg.jp/imoni/
9月14日(日) 開設30周年記念市場まつり
庄内青果物地方卸売市場(山形県三川町)
*9:00〜12:00(出演時間未定)
http://www.inetshonai.or.jp/~seika/ev0308.html
9月21日(日) 国道7号三川バイパスみんな集まれ!もうすぐ開通フェスティバル
三川バイパス 三川ジャスコ付近
9月28日(日) 庄内空港空の日フェスタ
庄内空港
*出演時間未定


9/7→金欠
9/14→後輩の結婚式
9/28→日帰りはキツイ

・・・と言うことで、行くとしたら9/21か。 プリントもしないと・・・。

_ 今日の一枚


SHIP 中町縁日祭り
コシナ・フォクトレンダー ベッサR+コシナ・ノクトン50mm/f1.5 多少絞った
コニカパン100 D-76 2倍希釈現像
漸く出したい色が出せるようになってきた。

2003-08-25 [長年日記]

_ 再訂正

昨日の日記の 佐藤ともみ さんの写真の置き場所のURLが間違ってました。 で、直したつもりが更に間違っていて、昨日の日記を含め、根こそぎ書き直しました。


かがわりえ その4
佐藤ともみ その3

_ 今日の一枚


なんと言うか、マルベル堂風味。

2003-08-24 暑いねぇ [長年日記]

_ こうやって暑くなると

クーラーつけた甲斐があると言うもの。 電気代がかかるのでそんなに暑い日ばかり続かれても困るんだが。

_ そんな中

昼過ぎまで熟睡。 ここは上の住人が多少うるさい位で昼間も静かなのでのんびり昼寝が出来る。 昼飯を食いに出かけて戻ってきたら山達の旦那の番組が始まってしまっていた。
今週と来週は竹内まりや様を迎えての「夫婦放談」。 「〜かよ!!」と三村ばりのつっこみを入れるまりや様がかわいらしかった。

_ その後

ようやく暗室作業を開始。 7時頃迄焼いて撤収。 家に帰らないと明日仕事に行けない。

_ 更新

大量に焼いた分を帰宅してからスキャン。

かがわりえ その4
佐藤ともみ その3

をそれぞれアップ。
りえりえはライカD−III+ズマリット50mm/f1.5 で撮ったもの。 ちなみにその3はコンタで撮った。 比較していただくとなにか判るかもしれない。

_ 今日の一枚


かがわりえ。 ライカのファインダーは何処まで写りこむのか判然としないので、ギリギリ入らないことがよくある。 この写真も表情は良いのだけれど、頭が切れてしまった。
この人は斜めから撮ると顔の立体感が出て良い上がりになるようだ。 また撮りたい。

2003-08-23 [長年日記]

_ 日付を

間違えていたので修正。

_ 帰宅後

晩飯を食ってダラダラしていたら10時を廻ってしまった。 仕事が早く終れば末広で深夜寄席でも観ようと思っていたのだけれど、そんな思惑がすっ飛ぶような地獄の現場だったので何もする気にならない。
兎に角、暗室へは移動。

_ 無気力

疲れていてどうにもならないので、とっとと寝た。

_ 私がタコ部屋労働に勤しんでいる頃

都内では9月からサンズに移籍するので撮影会もへったくれもなくなる 山口まなみ さんのラスト撮影会が行われていたが、そんな訳で行けず。


2003-08-22 忙しい [長年日記]

_ とても

忙しい

_ そんな訳で

旅に出る時間も気力も金もありませんので、18きっぷ(4回分残)を売ります。 欲しい方、お譲りします。 都内で手渡しできる方希望。

_ 西部警察

何故、日産車を使わなかったのか?。 何故、高橋レーシングにやらせなかったのか?。
素人がTVRなんか振り回したらそりゃ事故も起こるだろう。 警察車輌はすべて日産で、壊れるのは2世代前くらいのセドリックのパトカー、悪い奴はトヨタに乗っている、・・・と言う判りやすい構図が好きだったんですが。

_ 18きっぷ

売れました。
ありがとうございます>買ってくれた人

_ 立川流金曜夜席@上野広小路亭

珍しく仕事が早めに終った帰りの電車の中で思い出して、まだ間に合いそうなので行ってみた。 着いたら既に中入りの後たったので木戸銭は1000円。 階段を駆け上がり、そーっと中に入ると、丁度 志雲 さんの「代書屋」がサゲに掛かる所。
続いて 談之助 師匠が漫談。 面白かったが内容はとても書けない。
トリは 里う馬 師匠で「へっつい幽霊」。 所作が綺麗。 短かったがいい物を観た。

_ 受け渡し

帰りのバスを待っていたところで商談成立。 一旦帰宅してから錦糸町→上野と移動。 家に帰ったら日付が変わっていた。


2003-08-19 味噌汁が旨い [長年日記]

_ 今日の一枚


夏の通り雨。

_ チャットをすると便所に行きたくなる症候群

OTR氏が3人目に遭遇したそうです。
画像チャットじゃないんだから黙って行けば判らないと思うんですが。


2003-08-18 仕事始め [長年日記]

_ 延々スキャニング

盆休み最後の日は終日暗室に篭ってプリントしていた。 それをやっとこさスキャン。 ギャラリーに上げた。

_ 今日の一枚


四万六千日、お暑いさかりでございます。

_ 更新情報

モノクローム写真館の目次を変更、見易く並べ替えました。
そして、今日スキャニングした

阿部千明(金田千亜季 改メ) その2
桑原彩美 その1
まちこ その1
をそれぞれアップ。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# OTR [チャット中に「トイレ行きたい」発言エッグ3人目に遭遇しました(笑)]


2003-08-17 疲弊 [長年日記]

_ 流石に

疲れが溜まっていて、今日も寝たり起きたり。 午後からプリントを開始。 9時頃切り上げて帰宅。 これでお盆休みもおしまいである。


2003-08-16 情報の重要さを思い知る [長年日記]

_ コミケ

食わず嫌いで、行ったことも無いんだけれどどうもこのイベントは嫌い。 ごりぱんさんと待ち合わせて交通費の清算をする事になっていたので昼過ぎに重い腰を上げて移動。 新橋に出たら駅前の中古カメラ屋が中華料理屋になっていた。

_ ゆりかもめ

遅い、高い。

_ ビッグサイト

以前、同人映画に手伝いで来ていた主演女優の友人の建築屋が、「あれは欠陥建築だから近寄るな」と言っていたのを帰宅してから思い出した。 何の情報も集めていかなかったので、立川談の助師匠のブースが出ていたのを忘れていた。 結局、ごりぱんさま御一行と落ち合っただけでコミケ会場から離脱。 運営が大変なのも判るが、口の利き方も知らねぇ慇懃無礼なスタッフが所かまわず威張り散らしていて非常に不快だった。 バスも電車も込んでいたので水上バスで移動。 貿易センタービルの地下で飯を喰らってから、私だけ六本木に移動。

_ 不動院寄席

立川志らく一門の こしら さん、 志ら乃 さん、 らく次 さん、を中心とした勉強会。 今月は「怪談」。 後日ネットで調べたら、この日は広小路亭で立川流広小路寄席をやっていた。 憶えていたらこっちへ行っちゃっていたと思う。
口開けは らく次 さんの「もう半分」。 先日の一門会で志らく師のを見たあとなのでちょっと辛かった。 言い間違い言い淀みもそうなんだけど、緩急の付け方とか緊張と緩和の配分とか全体の演出がもう一つ。 下手ではなかった。
次に こしら さんのなにやら自作の新作。 本人は気付いていなかったが後ろの控えの間みたいなところで怪奇現象。
志ら乃 さんも自作の新作「目前の顔」 「怪談」と言うより「後味の悪い怖い話」。 良く出来た噺で、引き込まれた。 この人は上手い。
中入りの後、プログラムには 志ら乃 さんの「天災」をやる旨書いてあったが、時間切れと言うことで「後味の悪い体験談」をお題に鼎談。

_ 暗室へ

都内某所へ移動して暗室作業・・・をする予定だったが、疲れていたのでそのまま就寝。 最近、暗室に寝に行っている事が多い。


2003-08-15 帰京 [長年日記]

_ 便乗

ごりぱんさんの車の椅子が一つ空いていたので、北関東まで便乗。 毎度お世話になります。

_ 昼飯

仏壇屋のご主人のご好意で旨いラーメン屋へ案内していただいた。 お盆休みに入っているために、行く店行く店臨時休店。 何軒かまわって漸く開いていた満月でスタミナワンタンメン。 1kgほどの生地を650m余にまで延ばすと言うワンタンの皮は将に雲を呑むような食感。

_ 南下

行けども行けども雨、雨、雨。 そして渋滞。 高速を下りる頃には夜も更けつつあった。

_ 焼肉

自棄になって焼肉を食いに行った。 喰い方に個性が出る。 私はイカとかササミばかり喰っていて、かりんさんに「岐阜屋で呑んでる親爺みたいだ。」と言われた。 否定できない。

_ 終電で帰宅

流石に疲れたのですぐ寝た。


2003-08-14 酒田 [長年日記]

_ 酒田へ

7:40発のバスで酒田へ。 二日酔で朝飯を食う気力は無く、バスの中ではお茶を啜って過ごした。

_ 酒田

駅前で降りようと思っていたのだが、寝過ごして、気がついたらバスターミナルだった。 とりあへず市内循環バスにのって中町へ。 米沢屋へ行ってイカスペシャル(イカ、肉、玉子入り特盛)730円也を胃袋に入れてからそのあたりをぶらぶら。 清水屋の上のSHIPギャラリーに行ってからネットステーション(無料)でメールチェック。 こっちから行った人間達と落ち合ってお祭り開場で時間つぶし。 だだ茶豆でビール・・・と思ったが、初孫本醸造の缶が冷えていたのでそっちにした。 地元ファンの子供たちにザリガニの捕まえ方を教えたりして遊んだ。

_ SHIPミニライブ

ティーシャツが新しくなっていた、青。
先ず、私服でマイクテストなんかも含めて軽くリハ。 ある程度のレベル調整は予めしてあったのだけれど、オケに合わせて4人(今日は アッキー がお休み)で歌うとハウリングは起こる。 それをまた細かく調整して、立ち位置をチェック。 商店街の偉い(たぶん)人がマイクで呼び込みをしているのだけれど、これが微妙に小川哲哉風味で耳にこそばゆい。
本番はメンバーのソロを織り交ぜつつ、いつもながらの渋い選曲にうなる。 逆光気味なので撮影はしにくいんだけど、後ろに壁のある3月よりは舞台らしい舞台だったので顔が黒潰れするような事も無く、オートで撮ったもの以外はなんとかなりそう。
終演後、CD販売→握手会。 地元の人が結構買っていた。

_ 土門拳記念館

入ったのは閉館間際だったが閉館時間になっても追い立てられずにゆっくり見る事が出来た。
10月から「土門拳と木村伊兵衛」と言う企画展示が始まるらしい。 これは見たい。

_ 浪漫亭

例によって例の如く看板まで呑んでステーションホテルに戻って就寝。


2003-08-13 ひとまず仙台へ [長年日記]

_ 暗室作業

12日の晩から暗室に入って、5月に撮った友人の結婚式の写真をプリント。 これを土産に仙台へ。

_ 朝・・・起きない

毎度の事乍ら、作業途中で寝落ちして、気がついたら8時を過ぎていた。
慌てて片付けて電車に乗る。
東北本線経由だと、乗換え5回だけど17:06着、常磐線経由だと1回乗換えだけれど17:30着。 東北本線経由にしてみたが、18きっぷ利用者が思いの外多く、全行程混みっ放し。 常磐線で行けばよかった。

_ 呑み

いつものようにスーパーで買い物をしてつまみを作って、友人夫妻と呑んだ。 今回は2品。 「鰹の叩き」と「うなぎと焼き豆腐の炊き合わせ」。
「鰹の叩き」は市販の奴に茗荷の千切りを散らした上からポン酢醤油と醤油をあわせたのを掛けまわしただけ。 「うなぎと焼き豆腐の炊き合わせ」は、長焼きを削ぎ切りにして鍋底に並べ、その上に切った焼き豆腐を並べて、鰻のたれとつゆの元と醤油をあわせて水を足したもので煮たもの。 酒はヱビスとヱビスの黒、8月のキリン、浦霞など。 翌朝早いのでいつもより早く寝た。

_

なんだか飼い猫がしきりに私の荷物の匂いを嗅いで何かを思い出そうとしていた。 暫らくはなつくようななつかないような素振りだったのだけれど、私が誰だかみ思い出したらしく、怯えて物影に隠れて出てこなくなった。
どうやら、このお猫さまがご幼少のみぎりに人間の怖さを思い知らせてやったのを未だに根に持っているらしい。
普段は遅くまで寝ているそうなのだが、私が起きる前に既に起き出して警戒していた。 


2003-08-12 今日から休み [長年日記]

_ プレジデント

今月のプレジデントにSHIPが取りあげられているようです。 読んだら追記します。

_ 8/9の柳家小袁治 師のネタ

「馬の田楽」だそうです。 小袁治 師のサイト で伺ったところによると
「最近このネタを高座にかける人が少なく成りまして、小三治師匠がタマにする程度だと認識しています。」
・・・とのこと。 全編東北弁の噺ってのは初めて聴いた。 調べたら元々は上方のネタらしい。

_ 今日の一枚

7/13のりえくらぶ撮影会(かわばた久美/桜井美侑/まちこ)で撮った まちこ ちゃん。



ベッサR+ジュピター3 50mm/f1.5. ほぼ開放で撮影。 ちょっとでも絞るとフレアが出ないので、出きるだけ開けてみた。 いい感じのソフトフォーカス。

2003-08-10 今日は広小路亭へ [長年日記]

_ 久しぶりにプリント

昼頃起き出してプリント作業。 SHIPフォトコンテスト以来フィルム現像しかしていなかったので、焼かねばならないネガが溜まってしまった。
それらのうち、ベッサRで撮った物をプリント。 これで漸く動作チェックが完了。 1/2000sまで切れるので、開放で撮りたいレンズも使いやすくなった。

_ 今日の山達の旦那

「キーが高くてカラオケで歌えない」「もっと歌いやすい曲を作って」との葉書を読んだ後、「私はひとの出来ない事をしてお足を頂くのが芸だと思っております」「歌いやすい曲なんぞ作る気にもなりません」ときっぱり。
流石、江戸前の芸人気質。

_ 立川志らく一門会

今日は鈴本の若手実力派十人衆と志らく一門会とどちらに行こうか迷ったのだけれど、鈴本の方のネタが私の嫌いな「双蝶々」だってので、志らく一門会へ行く事にした。
17:30ころに広小路亭着。 受付も半からの筈だがなかなか始まらない。 15分押しで漸く開場。 十人近く並んでいたのだから「もう少々お待ちください」とか、何か一言言っておいた方が良いと思うのだが、まぁ受付担当の前座さんも大変なのだろう。
ここは入り口で靴を脱いで、2階の鍵付きの下駄箱に靴を入れて、3階が寄席になっている。 前半分が桟敷で後ろが椅子席(パイプ椅子)。 空いていたので桟敷中央に陣取ってみた。

_ 1部 立川志らべ 独演会

今日は2部制で1部は前座の 志らべ さんの独演会。 まくら→「堀の内」→まくら→「百川」。 まくらから噺にうつると急に口調がかわるのは緊張の所為だろうか。 「堀の内」をサゲて終らせてからマクラに戻って「百川」という流れも一寸強引では有ったが、噺そのものは頑張ってよくやっていたと思う。大いに笑った。
気になったのは

「河岸の若い衆が、けさがけ4〜5人きられやして」

と言うところ。 うちにある圓生師のテープだと

「河岸の若い衆が、けさがけ4〜5人きられやして」

・・・となっている。 圓生師だから正しいってんじゃなく、「袈裟懸け」と「今朝がけ」が掛かっている訳で、文法的にこっちのが合ってるんじゃないかと思った。

_ 2部 志らく一門会

らく次 「金明竹」
やさぐれた与太郎が良かった。 滑舌も良く、早口の言い立てもなめらか。 面白かった。

こらく 「ちりとてちん」
この噺は昇太師のを見たことが有るのだけれど、あれほど大袈裟でもなく、淡々と演っていた。 全員が全員気負い込んで演られると客も疲れてしまうので、こういう飄々とした人が間に挟まると気が休まる。

志らら 「素人鰻」
先だって二つ目を目の前にして辞めた兄弟子の話などを絡めつつ、最近テンションが上がらないなんて感じのマクラ。 楽屋噺をやるときは客が知っていると言う前提で話すか、知らない事を想定して噛んで含めるかどちらかにした方が良いと思った。 鰻を捕まえ損ねているうちになよなよしてくる演出が少々鼻についた。 笑いは取れていたから、私の肌に合わないだけで、これはこれで良いのかも知れない。

ここで中入り。

志ら乃 「天災」
これは実に良かった。 文句無く面白い。 羽織を着慣れていない様に見受けられたが、じきに馴染むだろう。

スマイルピクセル(こしら・らく次) 「鶴の恩返し」(紙芝居風コント)
多分 らく次 さんが書いたであろう紙芝居みたいなのに こしら さんがつっこみを入れていく。 らく次 さんの絵が怪しく、挙動のあやしい こしら さんのっこみの間の悪さも+に働いて、なかなか面白かった。 「天災」でゲラゲラ笑った客をニヤニヤくらいの状態に持っていっていたので、膝替りとしては良かったと思う。

志らく 「もう半分」
陰惨な怪談なのだけれど、随所にクスリと笑わせる演出があって、後味は悪くなかった。 緊張と緩和の繰り返しで最後まで客の気を逸らさなかったのは流石。 途中で携帯の着メロを鳴らした馬鹿が居たが天災だと思って諦めた。
サゲの後、なかなか緞帳が下りずに楽屋のほうを向いて苦い顔をする 志らく師 が可笑しかった。

_ 『圓生』表記か、『円生』表記か

直弟子の円楽師の星企画の噺家名鑑は全部「円」の字になっていたり、円丈師は協会の会員紹介では「圓丈」になってますが、ご自身のところでは「円丈」表記。 どこもばらばらなんですが、 『あのよろし』か? さんの仰るとおり圓生師は『圓生』表記の方が落ち着くので、円の字は「圓」に直しておきます。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [「で」で受けると剣術の技の名前っぽくて、静止した感じがしますね。袈裟懸け「で」斬った側からの物言いでしょう。 「に」..]


2003-08-09 [長年日記]

_ 椎名がTIMEの表紙に

なにやら「Rinngo's a Star」なる記事も(英文)も。
しかし、なぜこの時期に。

_ 立川流前座破門騒動 その後

ネット上で動きがあったので事後フォロー。
先日の復帰試験では、談修さんのみ合格だった訳ですが、これまで閉めていた後援サイトが復活。

立川談修うぇぶ後援会

立川流を離れ、名古屋を拠点に活動する事にしたらしい 旧志加吾さん は大須の雷門小福師匠の門下に入るらしい。 芸名は未定。
8月から9月にかけて、いろいろやるようです。

_ 「16歳の白い地図」

「IWiSHとは何の関係も無い」と言う枕詞を少なくとも8/20までは付けなければいけないと言う噂の 川嶋あい さんが「16歳の白い地図」というなにやら詩集のようなものを、ソニーマガジンズからではなく、学研から発売。
「白い地図」ってのは、「落書きだらけの Seventeen's Map」とは違うぞ。 とか、「ダメ!絶対!!」とかそう言う意味合いなんでしょうか?。

_ 蛇足ですが

先日来ものの書き方を変えまして。 (笑)の類をチャット・掲示板などの簡潔に文章を纏めなければならないところ以外では使わない事にしました。 文章の流れの中で楽しいんだかつまらないんだか怒ってるんだか判るように書くつもりですが、いざ書いてみるとなかなか難しい。
つねづね思ってるんですが、 『あのよろし』か? さんもあれだけの量を各所につっこんだり書き込んだりしてるならご自分のサイトなり日記なりをお持ちになった方が手っ取り早いんじゃないかと思うんですが、如何ですか?。

_ 鈴本演芸場 8月上席・夜の部

「若手実力派十人衆」って事で、中入りあとの膝替りとトリで若手がみっちり演るという企画。 何回でも割引になる葉書を親からせしめたので、2日3日通おうと思っていたら今月になって仕事がべら棒に忙しくなり、今日になって漸く行く事が出来た。 なんだかんだ野暮用を済ませてから入ったら18時を回ってしまい、丁度 神田茜 さんの義士伝が終わるところ。
舞台の切れ目まで後ろで待っていて、切れたところで前に移動。 これくらいは常識だと思うんだけど、いい年して平気で前の方に行っちゃう輩も多い。 よくある事だけど、番組表とは多少変わってるところが有って、粋曲の 柳家紫文 さんを見られなかったのは残念だった。
茜さんの後は  桂文朝 師の「近日息子」、時事ネタのくすぐりは浮いちゃってたような気もするが噺そのものは可も無く不可も無く。
翁家勝之助・勝丸  さんの太神楽。 勝丸さんの喋りはまだ拙いが、曲芸の方はなかなかの物。 ほっと息をつける出し物が挟まると長い時間観ていても疲れない。
柳家小袁治 師はなにやら全編東北弁の噺。 初めて聴く噺だったが、なかなか面白かった。 Iにコと書かなきゃいけないのに、不精してIに⊃と書くから□に三の三河屋に届けなきゃいけない荷が○に三の三州屋に届いてしまうくだりで、間違いに気付いた馬子が「なるほどこりゃかくまるだ、カクマルとは恐ろしい」なんてクスグリが挟まっていて、私としては非常に面白かったんだけど、あまりウケてはいなかった。
中入りまえに 五街道雲助 師の「強情灸」。 わたしはこの人がどうも苦手で、面白い事は面白いんだけれどあまり笑えない。
中入りに下の売店まで下りて折り詰めの寿司とビールを買った。 寿司は稲荷と干瓢巻きで、これで650円は暴利っちゃ暴利なんだけど、なにせ作ってるのが上野駅の昭和通り挟んだ向かいの きつね寿司。 となり近所の店はどんどん閉まっちゃってるんし、今にも倒れそうなボロ家だし、あそこには頑張って欲しいから奮発してもみた。
休憩明けは 花島世津子 さんの奇術。 いつものハンケチやらトランプやらを済ませた後、「上野駅で拾ってきた」と言う新聞をびりびり破っていくと、あーら不思議、破ってない新聞に早替わり・・・と言う手品。 なかなか破けないところで「かたい、かたいなぁ、・・・日本経済新聞」なんてクスグリが良かった。 休憩でダレてざわついた客を噺を聴く雰囲気まで持って行ってさらっと下りる。 膝替わりとしては非常に良い仕事だったと思う。

_ 若手実力派十人衆 その1

膝替りとして 柳家喬太郎 師の「人妻販売員」。 若いと思っていた喬太郎師も今年で40. 髪の毛には白い物が混じり、腹も出てきたが噺が始まるとそんな事は全く感じさせず、これがもう矢鱈面白くて、久しぶりに腹を抱えて笑った。 キャラクターの演じ分けもしっかりしていたし、マクラからサゲまで緻密な組み立てがある上に細かく入れ事があって、艶っぽい人妻販売員と、恋慕する惣菜担当の平社員(48歳独身)の対比が実に可笑しい。 このあとに「唐茄子屋政談」をやるのはさぞやりにくかったと思う。

_ 若手実力派十人衆 その2

三遊亭萬窓 師がトリで「唐茄子屋政談」。 途中で切っちゃう事が多い話だがこう言う企画なのでみっちり最後まで。
吾妻橋から若旦那が身を投げようとするくだりのおじさんとのやり取りが、亡くなった圓生師の「文七元結」のものと同じだったのがちと気になったが、あとは良かった。 「人妻販売員」で笑い疲れた客を最後まで引っ張ったのは流石。 良いものを観た。

_ 終演後

都内某所へ移動。 笑い疲れたので何もせず寝た。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [流石はペトリさんだよ。この界隈ではツッコミと掲示板だけで遊んでるこちらも別のところで精進します。>(笑)の類の件]

# 『あのよろし』か? [ぎくぎくぅっ。まあ、人さまの日記に爆撃のように長文を置いていくことには人並みに気兼ねがあります。適正な距離を保つため..]


2003-08-06 さてはて [長年日記]

_ 週末の予定

旅に出たい。 出たいンだけどここで金を使ってしまうと、盆休みにキツイので自重して暗室作業の予定。

_ 今日の驚き

現在わが国のエロ雑誌の中で最も写真の質が高いと思われる URECCO のイベントコラムがマンボウ北川の担当になって3月経った。 そしてついに今回メインで取りあげられたのが CutiePai 。 私はどうも北川氏の書くものは好きになれないのだけれど、この記事は良いと思う。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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