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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-02-13 日付を間違えていた [長年日記]

_ 届く

2/8に観に行った際に注文した「木村伊兵衛と土門拳 展」の図録が届いた。 175ページで、出品作品すべてと、この写真展を開催する切っ掛けとなった弟子2人の対談を収録。 黒の締まりが・・・、とか、ハイキーな写真のコントラストが強すぎ・・・、とか、多少不満は有るが、1800円に値するだけの質と量ではある。
入場料は500円(土門拳記念館より80円高い)だけれど、図録や関連出版物は入らなくても入り口で購入可能。

_ sabra003号の伊藤瞳 追記

P4とP6、7に写っている車がホールデンである事から見て、暮れにオーストラリアで撮影したものだと思われる。 ヘアメイクで誤魔化してあるので判りにくいんだけど、プリンと化した髪の根元の黒い部分は1センチや2センチじゃ無いんで、普通の感覚だと海外ロケに出る前に根元に合わせて全体を黒く染めるか、毛先に合わせて全体を染め直すか、とにかくどうにかすると思うのだけれど、何もしてないってのは事務所としてどうかしている。
伊藤瞳と言えば、今売りのホイップ3月号の巻中モノクロページにインタビュー記事が3ページ。 私物チェックでバッグを開けると無造作に突っ込まれたストッキングやら小銭やらで物凄い事になっており、マネージャーが「今後の展開もありますし・・・」とNGを出してるんだけれど、しっかり載っている。 本人の素行にも問題はありそうだが、「今後の展開」を考えているならバッグ開けたらどうなるか位は把握しておいて然るべきだし、中身の写真なんか撮らせちゃイカンと思う。

_ 「二階堂ゆかり」

わんこ☆そば日記2/12分によると、松浦亜弥・ミュージカル「リアルオーディション」における里田まいの役名が「二階堂ゆかり」とのこと。
・・・って事は、顔がクロマティーに似ていて、三度の飯より酒が好きで、泥酔してライブハウスしくじっていて、相方が富田靖子に似ていて、或る日突然孕んで引退って役なんですか?。
で、残された相方はポピンズの片割れをプロデュースなんて後日談も付くんですか? そうなんですか?

_ 旅に出ます

捜さないで下さい。


2004-02-12 [長年日記]

_ 大ポカ

tDiaryで唯一困るのは、未来日記を過って書いてしまった時に消す術が無い事だ。 
昨晩、デスクトップの整理をしていたら、諸般の事情でお蔵入りになっていた2001年8月の日記が出てきた。 もうそろそろ良いだろうと思って書き足したら今年の8月の日付になってしまった。 こうなると消しようが無い。
内容を消去してからその日付の日記を隠せば体裁としてはなんとか誤魔化せるのだけれど、「本日のリンク元」の表示がおかしくなってしまうのが痛い。

_ 大ポカ 2

ブロニカETRに入れたフィルムが、裏表逆だったのを撮り終えてから気付いた。 マガジンにフィルムを装填するカメラは初めてなので、どうも良く判らない。

_ 伊藤瞳を惜しむ

sabra003号に伊藤瞳。 この号にグラビアが載ったモデルのうち、本人なり事務所なりのURLが載っていないのは伊藤瞳だけ。 ネット連動が売りのsabraだけにこれは異様。 4/25に新しいDVDが出る事が告知されているが、こちらもURLは無し。
事務所サイトのトップページを開くと、未だに市川由衣が研音に移籍した案内が出てくるのに、伊藤瞳が「学業に専念」を理由に休業した事など最早どこにも書かれていない。
本人の日記が最後に更新されたのは1月の2日。 「体調を崩して病院で採血をした」なんて事を書いていた。  客前にでた最後の仕事は1/18のサファイア撮影会が最後だったようだ。何か揉め事でもあったのだろうか? 6ヵ月後にどこか他の事務所からひょっこり出てきてくれると、私としては嬉しいのだが・・・。
グラビアのほうは良くも悪くも野村誠一で、可も無く不可も無く。 髪の毛が根元から黒く変わり始めているプリンの状態なのを上手く誤魔化して画を作っているが、顔のメイクがチト不自然。 ただそれも、本人がいじり過ぎたのを修正した結果であるようにも見える。 野村誠一でなければ惨憺たる出来になっていたかもしれない。
事務所サイトから名前が消えて半月。 これが最後の撮り下ろしグラビアかもしれない。


2004-02-11 世も末 [長年日記]

_ 人格破綻者隔離施設としての大学

私の30余年の人生の中で出会った最悪の人格破綻者である知人某が、勤務先の某地方大学で講師から助教授へ昇進あそばされたとの情報が入ってきた。
このまま昇進を続けて、一生娑婆に出て来ない事を切に祈る。

_ 役に立つサイト

大相撲 記録の玉手箱と言うサイトに、十両以上の力士出身プロレスラー一覧を発見。 
玉麒麟より卓越山の方が番付最高位が上だったのを知って驚いた。

_ これから

秋葉原でピチピチ・パニックを観覧。
うしろの方の客(「ジャコバン派」と勝手に命名)の近くで観る予定。

_ ピチピチパニック4.5時限目【バレンタイン無理やりあげちゃう☆電撃大作戦】

チケットを取り置いていただいた関係で少し早目に会場へ。 会場使用時間はかつかつらしく、前のイベントをやっている最中に外で待つような感じ。
ジャコバン派の人からミニコミを戴いたが、これがまた力の入った良い出来のもの。 Web上のレポートには写真の使用期限等の条件がつき、その辺りが面倒だったりするので、作るのに手間はかかるけれど、こうした紙媒体のものの方が良いかもしれない。 但し、デザインと編集の勝負になるので、こちらも楽ではない。 私もこうしてインターネットでやるようになる前はミニコミを作っていたので、血が騒ぐと言うか、また何か作りたくなってきた。
今回も衣装が制服だったり体操着だったり水着だったりして、「やらされてる感」がかけらでもあると見ていて遣り切れなくなると思うのだけれど、出演する女の子たちは皆嬉々としてやっているので、見ているこちらも気が楽だ。
今回は芝居は無しで、歌とミニゲームを繋いだ一時間。 七時に始まって八時には終った訳なのだけれど、実際の時間以上に楽しむ事が出来た。 撮影タイムすら無く、全面撮禁だったのだけれど、限られた時間の中でやらなければならない今回のような場合、これはこれで仕方が無いと思う。
毎度感心するのは、進行を総て出演する女の子達がやっている事。 物販時に買いもしないくせに写真だけ撮ろうと群がる下衆下民に、「撮影はお買い求めになられた方のみでお願いします」とアナウンスが入ったくらいで、客前には出てこない。 裏方が裏方としての本分を全うし、表には出てこないのはむしろ当たり前の事なのだけれど、この「当たり前の事」が出来ない業者の如何に多い事か。
あ、りえくらぶは例外的にあれでいいと思いますが。
終了後に行われたであろう呑み会には金欠のため不参。 飯を食って帰宅。

_ 「木村伊兵衛と土門拳展」で気になる点

地名や職業の表記に明らかな間違いと、間違いではないのだけれど正確でないところが有ったのが気になった。 近日中に図録が届くので、細かい所はそれを見てからにするとして、気がついたのを2点。
先ず、土門拳の「焼芋泥棒」の写真の撮影地が「上野山下公園」となっているが、これは「上野公園山下」の間違い。 西郷さんの下の階段と交番の間辺り。 今は公衆便所が有るあのへんだと思う。 バス停にもなっているのに誰も間違いに気付かないのだろうか。
もう一つは、木村伊兵衛の略歴の中に「将来の夢は芸者の荷物持ちになることだった」と書いてあったが、これは「芸者の荷物持ち」ではなく、ちゃんと「箱屋」と書いて括弧書きで説明すべき。 大辞林によると箱屋は「(2)三味線などを持って、客席に出る芸者に従って行く男衆。見番に属する。箱まわし。箱持ち。」とある。 荷物を持つだけが箱屋の仕事では無い。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ZERO-ONE [維新力さんと高木さんの経歴が違うような・・・(^^; 他にも角界出身レスラーはいるけど番付はそれ以下ってことですね?]

# Dwightsa [best canadian pills <a href=http://www.rwuk.org/?product=..]


2004-02-08 朝日ホールは狭い [長年日記]

_ 強迫観念

休みなのに、目覚ましも掛けていないのに、朝6時過ぎに目が醒める。

_ 攪拌する

二度寝するのも馬鹿々々しいので、ラジオをつけてとりあへずお湯を沸かす。
昨晩買っておいたパンとカップ麺で早めの朝食を摂ってから、何かやる事が無いか考えてみる。 現像液が無いのを思い出してD−76を1ガロン作る。 粉から溶いた薬剤は、少し寝かせて落ち着けないと使えないのでフィルム現像は中止。 また何本か溜まってきている。

_ 木村伊兵衛と土門拳展@有楽町朝日ホール

昨年の暮れまで、酒田の土門拳記念館で開かれていた企画展を東京でもやることになったのを知り、昨晩飲んだお散歩子猫夫妻と観に行った。
展示作品の数は同じなのだけれど、会場の大きさがかなり小さいので、ぎゅうぎゅう詰めになったような印象。 展示スペースがギリギリなので、照明にも余裕が無く、正面から見ようとすると照明が被って見にくいものも有った。 おなか一杯になってゲップが出るくらいの内容なので、一休みしてから見直したい気分なのだけれど、会場内に椅子を置くスペースなど有る訳も無く、ぐるぐる歩き回って見たので非常に疲れた。
ゆったりした配置と高い天井、適度な照明と静かな空調、座り心地も良く丁度良い所に置かれた椅子やソファー、土門拳記念館が如何に見やすく造られているかを痛感した。 何故、東京都写真美術館でやらなかったのか? 東京写真文化館でも良いし、企画としては素晴らしく、ここ何年かでは一番だと思う写真展だったので、会場が悪いのが非常に残念。 見やすい会場を撰んでやるべきだったと思う。

_ 昼飯

細君である六条御息所のご所望により上野の黒船亭にて午餐。 夫妻はハヤシライスを、私はオムライスを注文。 先日食べた谷中一寸亭のオムライスがケチャップ味の強いチキンライスを薄焼き卵でくるんだような感じだったのに対し、こちらは厚めのオムレツでトマト風味のピラフをくるんだような感じの上品な物。 どちらも旨かったが、個人的には一寸亭の下手味に惹かれる。

_ 試し撮り大会@新宿御苑

夫妻と別れた後、千駄ヶ谷で友人と待ち合わせて新宿御苑でぶらぶらと撮影。 友人はコンタックスAXにM42アダプターを介して付けたペトリの55mm/f1.8で咲き始めた梅を、私はブロニカの645とフジカのAX−3で咲き始めた梅を見に来た人々をそれぞれ撮影。
歩き回ってみると、撮ったことの無かった場所に面白い物が色々とある。 モデルの背景としての御苑しか撮っておらず、御苑そのものを被写体として見ていなかったのに気付いた。 今度御苑で撮影会が有る時には、これを踏まえて撮影場所のリクエストをしてみようと思う。


2004-02-07 人生が「インパール作戦」 [長年日記]

_ もはやガダルカナル

口入屋が匙を投げてしまい、当分補充兵は来ない。 「死守セヨ、武運長久ヲイノル。」だそうだ。

_ ひさびさに旨い酒と食い物

仙台からお散歩子猫夫妻が上京。 帰宅して着替えてから高円寺の竜屋で呑み。 亭主は病み上がり、細君は身重と言う事で、飲むより食う方が主。
いつも乍ら、この店は何を食っても旨く、勘定も安い。
ここの凄いのは、食べてみると或る程度までは作り方を想像することが出来るのだけれど、どうしても判らない部分が残る事。 簡単なようでありながら、とても真似が出来ない。 大事な客はとりあへずここへ連れて行くことにしている。

_ 牛丼屋の「豚丼」考

キナセさんから松屋の豚丼は何の芸も無く、牛丼と味付けが一緒と言う情報をいただいたが、牛丼屋は豚肉と言う物を馬鹿にしすぎていやしないか?。 牛には牛の、豚には豚の旨さと言うものが有るはずで、牛の替わりに豚を使って味付けは一緒ってのは、安易に過ぎると思う。
昔、闇市で「牛丼」だと思って食ったら何か物足りない、味に突き抜けるものが無い。 店ののぼりをよくよく見たら「午丼」だったなんて小噺があったが、そのくらいの頓知は利かせて欲しい。
個人的には「未丼」が食べたい。 マトンはきついかもしれないが、ラムなら工夫次第で何とかなりそうな気がする。

_ 暗室へ

久しぶりに暗室に入った。 ここの所いつもこんな感じだが、あまりに眠いのでとっとと寝た。


2004-02-05 [長年日記]

_ 和幸の豚丼

代替物としての牛丼屋の豚丼と帯広系の豚丼の違いは、前者が「掻き込む食べ物」として肉と飯を一緒に口に入れるのに対し、後者は豚の照り焼きをおかずとして飯を食う事に有ると思います。
十勝地方のものに比べると、和幸のは肉も小さくお上品な物になってるように感じられるのが、ちと残念。 私としてはもっと豪快な奴が食べたい。

_ 恵方巻反対期成同盟

3日の晩に帰宅したら、食卓に件の「恵方巻」なるものが。
「まるごとかぶりついて云々」と家人がのたまったので、「そんなマヌケな食い方が出来るか。 切って出せ。」 って事で切り分けて食べた。
普通に食うと中途半端な太さが物足りない。 やはり普通の太巻きが良い。

_ 近鉄の命名権売却問題

撤回されちゃったみたいなんですが、私としてはアストロ光学に頑張って欲しかった。
「アパッチ」って名前の会社も捜したんですが、見つかりませんでした。

_ 熟読グラビア日記

ヤングジャンプ巻頭の市川由衣。 眩しいと目が一重になる為か、逆光の写真が多い。 この娘はスイートスポットが狭いと言うか、かわいく見える表情の種類が少ないので、多少捨てカットを入れないと単調になってしまうのが難。 その分、かわいく見える写真はよりかわいく見える。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# きなちゃん [松屋の豚丼は、味付けが牛めしと一緒で何の芸もないです。]


2004-02-03 うーむ [長年日記]

_ 佐藤ともみさん


ひさしぶりに更新された本人日記によると、「3月イッパイで芸能活動を辞めます。」とのこと。
新しい道を見つけたとの事。 仕事をちゃんとやる使える娘だっただけに、ちと残念ではあります。

_ 桂文治師匠、生前最後のTV収録

色々情報を集めた結果、17日に郡山で演った「親子酒」が最後の高座となったらしいのだが、その前日にイイノホールで収録された「長短」が最後のTV収録となり、逝去に合わせて前倒しで放送。
■02月07日(土) - 午後 1時45分 〜 午後 2時15分 - 教育テレビ
日本の話芸

落語「長 短」                          桂  文治
  〜東京・イイノホールで録画〜


なお、再放送は2/8の 午前 5時10分 〜 午前 5時40分。 録画される方はお忘れなく。

2004-02-01 トレード [長年日記]

_ なんとなく

体調が悪いまま推移。 暗室には入らず自宅で静養。

_ 中野へ

昼頃起き出してカメラバッグの中を整理、使っていないカメラレンズのうち、すぐ持っていけるものを撰んで中野へ。
牛島・上川・平沼・桑田と落合のトレードみたいな感じでブロニカETR+ゼンザノン75mm/f2.8を入手。
放出したのはリコーフレックスダイヤL(リケノン80mm/f3.5)、ウェルタ・ペルレ(テッサー75mm/f3.5)、セミライラ(トリローサー75mm/f3.5)、フジカST801+EBCフジノン55mm/f1.8、ジュピター37 135mm/f3.5、ペトリV2、ペトリV3. これに追金χ円
ペトリはジャンク、フジカとセミライラは半ジャンクなので、まぁ妥当な所か。 ついでにOHの済んだペトリV6IIを受け取る。 これで動くペトリのボディは4台になったが、いつ壊れるか判らないので安心は出来ない。

_ 新宿へ

キムラへ行って、予想以上に少なくて済んだ追金の浮いた分でフジカAXマウントの28mm/f2.8を購入。
同行した友人はエクサクタを物色。 お蔭でこれまでペトリ製だと思っていたエクサクタのRTL1000がプラクチカベースであることが判ったのは収穫だった。

_ 豚丼

十勝地方の名物である豚丼をとんかつの和幸がやっている店があるのを思い出してサブナードへ。 これは狂牛病騒動とは関係なく、和幸が経営多角化の一環としてやっているらしい。
飯の量は同じで、豚の照り焼きの枚数で梅(3枚) 500円、竹(4枚) 650円、松(5枚) 800円、となっている。 味噌汁やお新香は50円で付けられる。
とりあへず竹と味噌汁を頼んでみた。 豚の照り焼きが丼を覆っている。 少し焦がして味にアクセントをつけてあるが、鰻丼のタレくらい濃いので付け焼きにしてあるので、私には少々甘い。 肉はそこそこ良い肉を使っていた。 付け合せの香の物と50円の味噌汁が旨かった。 味噌汁の具は蜆なのだが、大粒の良いのがそれなりの量入っていて、味噌の濃さも頃合。 照り焼きは3枚でも十分なので、松+味噌汁なら550円で上がる。 但し、飯の量は少なめで、大盛にするには+80円かかる。
本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# まっつう [ワシもここの豚丼好きです。あ〜、しばらく食べてないなぁ〜 今度出掛けた時「昼豚めし、夜豚丼」でいこうかな]

# Dwightsa [viagra cheap <a href=http://www.rwuk.org/?product=cialis-..]


2004-01-31 訃報 [長年日記]

_ 桂文治師匠、死去。

急性白血病による腎不全だそうな。 享年八十、勇退が決まっていた落語芸術協会会長の任期最後の日だった。
池袋演芸場の1月上席(1〜10日)3部の中入り前に名前がある、末廣亭の初席にも名前が載っていたような気がする。 最後の高座が何時で、演目は何だったのか気になる。
末廣亭の12月上席で演った「掛取り」は10分少々ながら狂歌、芝居、喧嘩を、特に芝居の部分は鳴り物も入ってきっちり。 さすがの出来で万雷の拍手だったそうだ。
いつでも観られると多寡をくくっていると、足元を掬われる。 観たい噺家は観られるちに観ておこうと思う。

_ 文治師のCD

ダイソーの100円落語CDに3枚あるので、興味を持たれた方はとりあへずそちらで。

落語名人シリーズ 5 桂文治(十代目)「禁酒番屋」「やかん」

落語の楽しみシリーズ 3 金原亭馬生(十代目)「がまの油」、桂文治(十代目)※表記は伸治「豆や」、桂文朝(二代目)「子ほめ」

落語の楽しみシリーズ 4 春風亭柳昇(三代目)「課長の犬」、桂文治(十代目)※表記は伸治「掛け取り」、春風亭小柳枝(八代目)「権助魚」

「禁酒番屋」と「掛け取り」は買って損の無い面白さ。

_ 文治師追記

お弟子さんである桂小文治師匠のサイトのつれづれによると、1/17に高熱を押して郡山へ行き、一席演ったらしい。 幸い、この日は無事に済んだらしいのだが、毎日更新されていた「つれづれ」の更新がこの日で止っているのが重い。 18日以降もちゃんと更新されてました。 お詫びして訂正いたします。

_ 海洋堂の仕事だけに無駄にクオリティーが高い

週刊わたしのおにいちゃん  開き直り方が潔い。

2004-01-29 [長年日記]

_ デジドル講座(第1回)に回答してみる

自分の日記でやれとやんわり言われたので、ここに書いてみる。

Q1,「社長」この言葉を使って、面白い単語を考えて下さい!
社長シャかわいや別れのつらさ

Q2,「ハゲ」!この言葉はあまりにも失礼です。もっと違う言い方で表現してあげて下さい!
頭皮ょう砂漠
Q3,「コンドーム」これを漢字で表現してください!
荻野不要
Q4,「バイブレーター」これを漢字で表現してください!
不妊魔羅

しかし若いねーちゃんに出す設問じゃないよなぁ。 エロにも匙加減ってものが有ると思う。 宮武外骨みたいなのは好きなんだけど、梅原北明みたいなのはどうも好きになれない。

_ ブローニーでポートレート

今週末に使ってないカメラを数台処分して、ブロニカの645を身請けしてくる予定なのだけれど、仲間内の写真屋からいくつか助言を戴いた。

「ねーちゃん撮るときは明るめで行け。」
「フィルムはとりあへず二種類以上使え。」
「カメアシ無しでも気合でなんとかなる、頑張れ。」

仕事じゃないんだからカメアシなんざ使えないんだが、まぁそれは良いとして。 「明るめで」ってのは、レフ必須って事らしい。 「フィルム二種類」ってのはよく判らないが、感度を変えて複数って事だと思う。
レフは嫌いなのでなるべく使いたくないんだけど、有るのと無いのと両方撮って上がりを比べてみようと思う。 フィルムはアグファAPXの100と400を使ってみる予定。 現像はロジナール16倍希釈。


2004-01-28 [長年日記]

_ ニコンD70発表

ニコンのサイトで発表されてますが、普及機を作るのが下手なニコンにしては頑張ったと言って良いんじゃないでしょうか。
まぁ、私には買えないし、欲しくも有りませんが。

_ 2月の予定

忘れない様にメモ。

2月7日(土)より、映画「二月的故事」下北沢トリウッドにて公開
2月11日(水) ピチピチパニック4.5時間目【バレンタイン無理やりあげちゃう☆電撃大作戦】
2月15日(日)第55回「立川志らく一門会」
2月22日 SHIPライブ@中町の日(発表はまだだけど、多分やると思う)
2月28日 不動院寄席
2月29日 谷中カフェ 立川こしら「cafe la cugo」


2004-01-27 [長年日記]

_ NHK「武蔵」パクリ問題

消息筋からの情報によると、どうもNHK側が悪いらしい。 黒沢氏が怒って当然の親方日の丸的な傲慢な態度でケツをまくったとのこと。 黒沢も黒沢だが、NHKはもっとひでぇって事ですな。


2004-01-25 聞えるような聞えないような・・・。 [長年日記]

_ 早朝

始発で都内某所へ。 着いてすぐ仮眠。 今朝はとても寒い。 点耳薬で耳を洗おうと思っていたが、耳に薬を注したまま眠ってしまった。 目が醒めてから、慌てて抜いたが、耳ががなんだかおかしい。

_ ネガ整理

いつも使っているコクヨのネガ袋を切らしていて、ヒマラヤ山系から貰ったフジのネガ袋を使っていたのだけれど、こいつが微妙に寸足らずで、ネガの右端が入りきらなくてどうにも気持が悪い。
ヨドバシでコクヨの奴を40枚買ってきて入れ替え作業。 焼いていないネガに見入ってしまう事暫しで、なかなか捗らず時間を食う。

_ 中野へ

夕方、中野のPへ行き、オーバーホールをお願いしていたズマリット50mm/f1.5を受け取った。 ずれていた絞り指標も、ヘリコイドのガタもすっかり直った。 ライカの標準は暫らくこれと上海エルマーで行こうと思う。
ブロニカのセミ判一眼レフが有ったのだけれど、これのファインダーが実に良く、ルーペを出さなくていいどころか、ウエストレベルで上から覗いただけでピントが合う。 大いに悩んだが保留。 何台か人身御供を出して身請けする予定だが、売れてしまったらまぁ仕方が無い。

_ 立川こしら お笑いライブ 「Cafe la Cugo」@谷中カフェ

最寄駅は根津だと勘違いしていたが、あっちは弥生坂、谷中カフェが有るのは団子坂で、最寄はむしろ千駄木。 一駅分歩く羽目になったが、なんとか開演までに到着。 この落語会の料金は木戸銭500円+ワンオーダーとなっており、マスカットサイダーを注文。 ここはそれなりの値段はするが、飲み物も食い物も吟味した良い物を置いている。

「豆屋」
近況のマクラから「江戸っ児は、皐月の鯉の吹流し、口先ばかりではらわたは無し、なんて申しまして・・・。」とお決まりの科白。 この人はいつも前置きにこれをやる・・・と言うか、これしかやらない。 私なんぞはもう慣れちゃってるから、「あぁ、これから本題に入るんだな。」と思うのだけれど、生真面目な古典好きの人が聞いたら怒り出すかもしれない。 通貨単位が「銭」なのにお上は警察ではなく「奉行所」だったり、相変わらず適当な所は適当なのだけれど、これはこれで面白いから良い。

「金明竹」
中入り明けに、先日山形から上京したコントユニットの相方の秋葉監督との掛け合いでマクラ。 秋葉監督が引っ込んでから再び「江戸っ児は・・・」。
この噺はインチキくさい上方言葉で早口に畳み掛ける言い立てがオチに繋がる笑いどころなのだけれど、こしらさんの演出は敢えて言い立てをちゃんと演らずに、何度も言わされてキレかかるハイテンションな上方者を戯画化して笑いに繋げていた。
落ち研臭くて厭だと言う人も居ると思うが、私はこの人の奇矯な発想は素晴らしいと思う。

_ 帰路にて

駅貼りの確定申告のポスターに長谷川京子。 政府関連のポスターにしてはメイクも写真も良く出来ている。 ポスターとしての出来そのものは従来の政府広報ポスターとどっこいではあるが、顔が命の長谷川京子を上手く生かせているとは思う。

コンビニの婦人雑誌の棚の「婦人公論」の表紙が田中麗奈。 栗色に染めてボリュームを出した髪形が新鮮。 この人の眉毛は、平安貴族の殿上眉に通じる、およそ人間のそれとは思えない虚構の眉毛だと思うのだけれど、この表紙の眉は上手く描けていると思う。 そばかすを感じさせず、且つ、さほど厚塗りにも見えない顔の塗りも、ファンデーションの技術的進歩なのかメイク技術なのかわからないが、上手く出来ていた。 混雑していたので、手にとって確認はしていないが、明日辺り見てみようと思う。

_ ついでに

先週のNHK金曜時代劇「はんなり菊太郎 2」のゲスト主役に柊瑠美。 主役の内藤剛志と柊瑠美は「千と千尋の神隠し」では親子なわけで、その辺りも踏まえたキャスティングなんじゃないかと思う。 途中までしか見なかったのだけれど、子役出身にありがちな顔が成長しないまま大人になってしまう傾向にはまらず、大人の顔になりかかっていたのが好印象。 演技は上手いが、ちと硬いような気がした。

_ あな口惜しや・・・。

私が行くのを断念した酒田寒鱈まつりのSHIPは今日も良かったらしい。
初めて観に行ってからまだ一年経っていない訳ですが、メンバー各自の表情は格段に良くなっています。 特に、秋口に4人になってから劇的に変わった様に思う。
夏以降観ていない方は、是非現地で確認して驚愕していただきたい。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# 川勝正幸 [「永遠の若大将」に何をいってんだ、てめえこの野郎!いやぁまいったなぁ!!ふざけんなこの野郎!笑いながら怒るぞ!!! ..]

# すまん、送信ミス。 [上の文章の前に、「今更『大老』の話を持ち出すんじゃねぇ!」と言おうとしていたのだよ・・では。]


2004-01-24 耳が痛い [長年日記]

_ 病院へ

どうも聞えが悪いと思ったら、耳の中が血膿でぐちゃぐちゃになっていたらしい。 それを洗浄・吸引したら傷口が開いたらしく激痛が走る。
洗浄用の点耳薬とこれまでの薬を更に数日分処方。 これがまた高い。
以外と時間を食ってしまったので、タクシーで職場へ。 これがまた、痛い。

_ 就業後

上野のアメ横カメラへ。 フジカAXマウントのレンズが何本か出ていたので見に行ったが、欲しい焦点距離のものは無く、ラーメンを啜ってから東京の西のほうへ移動して、一昨年の暮れに死んだ友人の遅めの一周忌を徹夜で。


2004-01-22 [長年日記]

_ 「耳の穴かっぽじって・・・」

中耳炎の回復がはかばかしくないので、朝から耳鼻科を検索。 何故か木曜休診のところが多く、会社の近くの総合病院の耳鼻科にかかる事にした。
待ち時間そのものは長くなかったが、検査四つ、レントゲン4枚。 オマケに「鼓膜を切開して膿を出します」ってんで耳の穴に綿に浸した麻酔薬を詰めて待つ事10分。 耳ン中にメス突っ込んで
「ザクザクザクッ!!」
とぶった切ったが膿が出ない。 「あれっ?」・・・ってあれじゃねぇぞコノ野郎。 結局もう一回耳ン中引っかきまわす羽目になった。 これが痛いの痛くないの。  書いてたら痛みがぶり返してきた。
そんなのは目じゃない位痛かったのはお会計。
「13000円になります。」
・・・・死。

_ 自分への御褒美

痛みに耐えて良く頑張った、と云うことで、「私立市川由衣学園」を購入。 屋内の眩しくない顔の写真が良い。 着衣だとさらに表情が柔らかくなるような気がする。

_ 堪ヘカタキヲ堪へ・・。

そんな訳で今週末の酒田寒鱈まつりは回避。 東京で大人しく落語でも見て過ごします。


2004-01-19 [長年日記]

_ パクリ映画がパクリドラマを提訴

ニッカンスポーツの芸能ニュースによるとNHK大河「武蔵」はパクリと黒沢氏が提訴とのこと。 そんな大袈裟に騒ぐ事なのか非常に疑問。
そもそも問題になった「七人の侍」だって、冒頭の志村喬が握り飯二つで賊を捕まえるエピソードなどは、上泉伊勢守の無刀取りの話のパクリ。 しかも映画の中ではぶった斬ってしまう訳で、話を捻じ曲げて無刀取りを編み出した新陰流の開祖を冒涜していると言っても良い。
他にもある。 「椿三十郎」のラスト近くの、ご家老が家中の若侍に話す「乗った人より馬は丸顔」の話も、成島柳北(ここに写真があるがホントに長い)をからかった戯れ歌をいただいた物だ。
こう言うのはほじくれば幾らでも出てくると思う。 お互いパクリ、パクラれなんだから、著作権だのなんだのを盾にするのはいただけない。

_ 世代交代

日曜に中野のPへガタのきたズマリットを組みなおしてもらいに行ったら、程度の良いフジカAX−3(EBCフジノン50mm/f1.6付き)が有ったので、修理代とあわせてレンズ一本叩き売って購入。 フジノンレンズを使う為に使用してきたST−801(昭和49年発売)はこれで退役、使っていないマミヤの21mm/f4と併せて売却予定。
AX−3は昭和54年発売。 このころにフジカはM42マウントから独自のバヨネットマウントへ移行している。 年代的にはペンタックスのLXと同じくらい。
ちなみにこの頃我がペトリは独自スピゴットマウントからM42マウントへ退行して最後のカメラを生産していた。 スペックとしては昭和39年発売のペンタックスSPとほぼ同等。 そりゃ潰れるわなぁ・・・。


2004-01-17 まあまあ回復基調 [長年日記]

_ 病院へ

昨日、午前中に病院へ行ってから仕事へ。 免疫力が落ちたところへ細菌が入って炎症を起こしているらしい。  鼻水の啜り上げ過ぎで副鼻腔炎、鼻のかみすぎで内耳炎(もしくは中耳炎)、そこからの発熱だったようだ。
午前中に何とか仕事場へ行って夜まで働いた。 無理しなくて良いなんて言われたけど、日給月給なんで休んだらおまんまの喰い上げなのである。

_ 立川流前座勉強会@上野広小路亭

先日、目出度く立川流に復帰したキウイさんが出ると言うので、雪のちらつく中、上野へ。 いつもは上手側の席に座るのだけれど、左耳が聞えないので今回は下手側へ。 順番はちと記憶が曖昧なのでその辺りはご勘弁。

「弥次郎」快楽亭ブラッC
最初から落ち着きが無く、楽屋の方をちらちら見ていたが、途中でつまってしまい、忘れた部分を端折って何とか終らせていた。 出来としては非常に悪かったが、それでも笑うところは有ったのでまだ救いは有った。

「まんじゅう怖い」立川談一
前回見たときの「弥次郎」よりは良かった。 素直に淡々と語って、目先の笑いを追わないのは良いと思う。

「お血脈」快楽亭ブラ汁
飄々とした語り口で楽しく聞ける。 歌舞伎に造詣の深い師匠に付いている所為か、石川五右衛門の芝居がかった台詞回しも中々巧い。 ただ、これは照れずにやった方が良いと思う。

「十徳」立川談大
キウイさんと共に先日復帰が叶った談大さんであるが、破門中にいろいろ精進した成果が出ていたと思う。 良かった。

「たらちね」立川キウイ
落語が出来る喜びが見て取れる、明るい、良い落語だった。 目に付いたのは身のこなしと所作の綺麗さ。 復帰試験の時の踊りは緊張のあまりガチガチだったらしいが、身にはついているのだと思う。 アンチが多い人では有るけれど、私はこの人の落語が好きだし、これからも応援していきたい。 めくりを忘れたのはご愛嬌。

「初天神」立川こらく
実に困った。 トチリとかは無いのだけれど、笑うところが無い。 ませた餓鬼の厭な部分と、大人気無い父親の厭な部分が前面に出てしまって、非常に後味が悪かった。 全く救いが無い。

_ シェリーココイベントVol.1「ココはここにいます!」@One's World渋谷店

撮影で使われているデジタルプリントショップでのトークイベント。 広小路寄席をそのまま見ていたくも有ったのだけれど、途中で抜けるのも癪なので上野近辺をぶらぶらしてから渋谷へ。 渋谷で用事のある店は軍事関連書籍・テープ・CD・ビデオetc...のアルバンと、旧共産圏カメラ・レンズのKing-2位で、それ以外の用では殆ど足を踏み入れない街なので、地図で見るとわかりやすい場所では有るものの中々辿り着けない。 何とか見つけて店の前で時間を潰していたら見知った顔が三々五々集まってきた。 ここで階段に並んでしまえば良かったのだけれど、上の階の迷惑になるといけないので下で待機。 時間になって並びに行ったら入場は整理番号順ではなく、並んだ順になっていた。 イベントの仕切りそのものはゆったりまったりで良いのだけれど、何のための予約だか判らないので、こう言うところはちゃんとして欲しい。
司会のかがわ社長の前説の後、桑原彩美・阿部千明・水原鈴花の3名が、それぞれの役の衣装で登場。 桑原はシェリーココの衣装(通称「ココ服」)あとの二人はファミレス店員役のメイド服。 驚いたのは水原鈴花の頭蓋骨の小ささ。 一人だけ縮尺が違う感じで、顔が小さいのを通り越して、頭全体が干し首の様に小さい。 8頭身くらいはあるだろうか、上背が160cmから有るので、かなりすらっとして見える。 阿部千明は折れてしまいそうに細く、喋らなければ儚げ。 桑原彩美は怪しい挙動と変な衣装が上手く噛み合っている。
3人+司会ならざる司会で撮影裏話。 「りえさんはけして声を荒げないが、素で言う事がキツイ。」と3人から実例を挙げて糾弾されるなど、攻守ところを変えつつ暴露合戦が展開された。
「出し物」として、役割と状況だけを設定したエチュード(即興演技)。 追い詰められると本性が出て面白い。
撮影タイムは前列と後列交代で。 前列は囲み状態で。 後列は横合いから順番に何枚かづつ。 平和裏に終了。
物販はそれぞれのCDロム写真集やDVDと、特製の携帯ストラップ。 次があるので私はここで退散。
今回は定例イベントの第一回と言う事で、来月以降も定期的に有るらしい。
会場後方で見ていたこわそうな人(中上健次似)が畑澤和也監督だったようだ。 その隣に何故かフィクサーN氏。

_ 不動院寄席@六本木不動院

時間が無かったのでシータクで六本木へ。 柄にも無く「ロアビルの前まで」、てめぇで言ってて頭蓋骨の裏側がむず痒くなってくる。
何とか開演前には着く事が出来た。 客の入りは例月通り。 先日の一門会のように客が大挙押しかけたりはしていなかった。

「堀の内」らく次
小噺の仕込を忘れて言い直したり、台詞が抜けたり言い損じたり、細かいしくじりは多かったものの、大崩れしないでなんとかまとめていた。 この辺りは相変わらずさソツが無い。

「壷算」志ら乃
テンポが良くて、啖呵も切れるのでこう言う噺は合っていると思う。 訳が判らなくなって半狂乱になる瀬戸物屋の主人が良かった。  マクラの面白さが噺まで持続するのは流石二つ目。

「時そば」こしら
前半の夜泣き蕎麦屋を褒めちぎって一文掠めていく男が上手い。 こうなると真似をしたくなってやってみるものの一々失敗する男の一人コントも引き立つ。終って外に出たら雪だった。 寒い訳だ。


2004-01-15 更に悪化 [長年日記]

_ 安原製作所 業務終了

「世界最小のカメラメーカー」(自称)としてライカLマウントの「安原一式」、広角コンパクトカメラの「秋月」などを生産・販売してきた安原製作所が、平成16年2月をもって全業務終了とのこと。 詳細はこちら。 まぁ、詳細と言っても、言い訳程度の事しか書いてありませんが。
業務終了に伴って、サポートも終了。 普通の修理屋なら直せる簡単な構造なのが救いといえば救いですが、 基本設計が悪いのと、品質にばらつきが有るのとで、どうにもならない個体も有ると思われます。

_ 風邪ではないかもしれない

鼻水だと思っていたものは、落ち着いて分析してみたらどうも膿らしく、首の左側のリンパ腺が腫れているのが原因らしい。 それが上の方へ行って中耳炎と合わさって訳の判らない事になり、化膿しているようだ。 風邪薬は飲んでいるが、明日の朝の段階で治る兆候が無ければ、病院へ行く事にした。

_ プチ遺言

真っ直ぐ歩けないくらいおかしいので、必要最低限の後始末を考えなければならない。 カメラと本とパソコンとCDの処分はヒマラヤ山系に任せる。 葬式無用。 片棒は俺が担ぐ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# ヒマラヤ山系 [全部まとめて中野Pに持ってくから安心して成仏してくれ。蔵書の処分もご相談承ります。]


2004-01-13 治るのか? [長年日記]

_ 風邪、その後。

昨日は日がな一日寝ていたものの頭痛と鼻水に悩まされて断続的に寝たり起きたり。 食欲も無く、葛湯を作って啜る。 去年死んだ祖父さんに叱られる夢を繰り返し見る。 墓参りに行ってこよう。

_ 合併症

鼻をかみ過ぎて左耳が中耳炎。 ずっと耳鳴り。

_ 検温

就寝前の検温。 37.2℃。

_ 検温2

6時起床。 37.4℃。 悪化している。

_ 厭な予感

連休明けに新入りが辞めている事が多いので、休みたくは有ったが出勤。 予想的中で辞めやがった。
明日から又ぢごくの大残業週間が始まる。

_ 悪縁切れず

暮れに餓鬼の時分からの友人のキムラさんから電話が有り、別の旧友某から3年ぶりに連絡があり、どうやらこの日記がバレたらしいとの報告。
この友人某というのは、小学生の頃、若年寄を通り越して年寄り臭いと言うことで担任から「老中」と呼ばれていた私より更に年寄り臭いので「大老」と呼ばれていたつわもので、中学に入ってからは飲み友達として、私が大学を辞める頃まで毎週のようにおだを上げていた悪仲間でもあった。
本人達に関係無いところで親同士が険悪になり、疎遠になっていたが、良い機会なので、また近々に呑みに行こうと思う。

_ 今週末の予定(17日)

シェリーココイベントVol.1「ココはここにいます!」 One's World渋谷店 開場: 17:00〜 開演: 17:15〜18:30 ★出演 出演者: 桑原彩美・阿部千明・水原鈴花 司会: かがわりえ(シェリーココプロデューサー)

不動院寄席 六本木不動院 開場 18:40 開演 19:00 志ら乃予定「壺算」「家見舞い」 らく次予定「未定」 こしら予定「時そば」

_ まったく

夜中に何をやっておるのだ。 かみさんが泣くぞ。
まぁメールでも呉れたまえ。
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# 丹古母鬼馬二 [ワシである。以後敬うて聞かれよ。その後、ご健勝にあらせられるか。そうでない場合、死ね。だが許す。 そういうわけで、以..]

# 佐藤蛾次郎 [ワシである。以後敬うて聞かれよ。その後、ご健勝にあらせられるか。そうでない場合、死ね。だが許す。 そういうわけで、以..]

# 財津一郎 [再びワシである。上記のソレは名前を変えただけで芸がなかった。喜久ちゃん以下であった。 まことに無念。ヤマダ君に座布を..]


2004-01-11 悪化の一途 [長年日記]

_ 風邪、その後

悪化。 激しい頭痛。 咳は出ないが鼻水は濃いのが出る。 熱もある。

_ 志らく一門会@上野広小路亭

金策に手間取り、開演には間に合わず、口開けのこらくさんを見逃したが、後ろの客が「どこで笑っていいか判らず辛かった。」なんて話していたので推して知るべし。

「二番煎じ」志ら乃
入り口で出囃子を聞いて、急いで階段を昇って中へ入ると既に大入り満員。 まだマクラなのでここで中へ入っちゃえば良かったのだけれど、一席終るまで待っていたら次々に客が来て入り口に溜まっちゃって却って悪い事をした。
先月の不動院でも聞いたネタだったけれど、他所でも演っているのか、こなれてきて良い出来。 謡はディフォルメしすぎのような気もするが、面白いから良いのだろう。

「大喜利」こしら、志ら乃、らく朝、らく八(司会:志らら)
らく八さんの頓才に驚いた。 「新漢字を考えろ」と言うお題に「曲」と言う字を書いて何を言うのかと思ったら、「小包。」 これは笑った。
志ら乃さんの書いた「子白子」で「マイケル・ジャクソン」ってのも可笑しかった。
らく朝さんは突っ込みは面白いんだけれど、ネタになると綺麗過ぎてつまらない。

「高砂や」志らべ
中入りを挟んで、今月から「前座バトル」と言う新企画が始まり、前座二人が演った落語を志らく師が採点して講評する事になった。 志らく師の挨拶の後の一人目が志らべさんと言うことで、見るからに緊張して、顔も紅潮していた。  マクラはいつも面白いんだけど、噺に入ると客席の笑いが減る。 ご隠居も八っつぁんも謡が下手すぎるのが難。 謡とか都々逸が入る噺は、それなりに聞えないとそれだけで台無しになる。 客の入りも例月からすると考えられない大入りで、余計に緊張したのだと思うが、正直今一つ。

「湯屋番」らく次
やはり緊張しているのが見て取れたが、尻上がりに良くなっていた。 前座修行としての基本をきちんと押さえていて、目先の笑いを追わずに、噺の全体を見ているように思った。 今回もそつ無く良い出来。

「コント」カラッペタンズ(こしら、志らら)
今回も何故かこしらさんだけ足元が足袋。 大喜利でウケが良かった所為か、二人とも乗ってやっていた。 こしらさんの異常とも言えるボケに突っ込みを入れつづけられる志らのさんは実は凄いのかもしれない。

「代り目」志らく
トリの志らく師は酒飲みの噺。 下戸だというマクラから入ったのだけれど、呑み助の呑み助っぷりは本物以上。 帰宅してからのおかみさんとの訳の判らないやり取りにも抱腹絶倒。 今月も実に良かった。 下げてから志らべ・らく次の二人を呼び込んで講評。 平均的な前座を5点としての採点で、らく次さんは6点、志らべさんは「甘いかなぁ・・・」とつぶやきつつ5点。 一年間通して最高得点だった人が二つ目への挑戦権を獲得する。

_ その他、雑感

老若男女取り混ぜての大入りで驚いた。 暮れの芝居での告知が効いたんだと思う。 そうそうハズレの聴くに堪えないのは無いし、最後に志らく師が一席やる事を考えれば、安すぎるくらいの会だと思うので、今日来たお客さんは是非来月以降も来ていただきたい。
客で酒井莉加。 艶っぽくなりましたね。


2004-01-10 風邪の抜けない3連休 [長年日記]

_ 風邪

どうも抜けきらない。 身体も財布も。
鼻水は止らず、咳は断続的に出る。 財布も空だ。

_ 談志一門会@練馬文化センター大ホール

知人からチケットをいただいたので練馬へ。 風邪が抜けないので今週は暗室には入れず、自宅から行ったのでかなり時間が掛かる。
大ホールなのでやはり広い。上手側の一階席後方で、辛うじて演者の表情が判る。 長時間一点を凝視していたので、目が疲れた。
「携帯、PHS、ポケベルやアラームの鳴る物の電源を切れ」としつこいくらいのアナウンスが入る。 これだけしつこく言っても鳴らす奴が居るから厭になる。
14時に時間通り開演。

「寿限無」志の吉
口開けは志の輔師の弟子で、昨年二つ目になった志の吉さんが「寿限無」。 マクラで「12時半に楽屋に入ったら誰も来ていない。」と言う話をしていた、大いに有り得る話では有るが、最後迄来ない可能性もゼロではないのがまた恐ろしい。 噺の方はまぁ可も無く不可も無く。 喧嘩をして頭に大きなたんこぶをこさえてきた寿限無寿限無(以下略)を連れて行く医者が大学病院で、会計のあの変なアナウンス口調で寿限無寿限無(以下略)の名前を呼ぶのが新機軸。 ここは面白かった。

「コント」アンジャッシュ
次ぎに出てきたのはアンジャッシュ。 中高年多めの客層を見て、自己紹介からショートコントを幾つか演って客に慣れてもらい、最後に長めのコントを演って降りていた。 ネタも面白いし、客層に合わせて演れるのには驚いた。

「厩火事」談春
談春師が出てきたが、表情が心なしか暗いように思える。 何だろう?と思ったら、談志家元はまだ来ていないどころか、夜の会だと思っており、寝ていたらしい。
「起きてくださーい!!」と電話を掛けるマネージャーに電話の向こうから「俺を昼に呼ぶな」と言うのが聞えたとか、私が「うん」と言う前にマネージャーが「談春さんが繋ぎますから」と言っていたとかそう言う話から、立川流の内輪話などを織り交ぜて長めのマクラ。  おもむろに噺に入ると「厩火事」。 時間はたっぷりあるので腰を据えてみっちり演っていた。 巧い。 緩急、リズム、口調、どれも良い。
志の吉さんとアンジャッシュが、持ち時間20分のところを15分で降りちゃったので、ただでさえ40分だった持ち時間が50分に延びてしまったらしいが、きっちり50分勤めたのは流石。

「江戸文字漫談」文志
中入りの15分を挟んで、江戸文字の文志さんが膝替り。 橘流(寄席文字)、勘亭流(歌舞伎)、相撲字と文志さんが考案した江戸文字を並べて違いを見せたり、中国の簡体字を見せて何の字か?なんてのをひとしきり。 大受けはしないけれど、良い感じで休憩明けのざわついた客席を温め直していた。

「羽団扇」談志
木賊刈の出囃子が終る頃、照れくさそうに出てきた。 口を開くと明らかに寝起きで声がかすれている。 ことによると漫談だけで降りちゃうんじゃないかと心配したが、喋っているうちに声も出てきた。
客がどれくらいのレベルなのか瀬踏みするようなハイブラウなギャグや小噺を織り交ぜてくるのだけれど、今日は客筋が良く、笑うべきところできっちり受けており、こうなると家元も乗って来る。 噺に入ったと思ったら仕込みを忘れていてマクラに戻ったりしつつも「羽団扇」へ。 噺の要所々々に入る辛辣なクスグリやバレネタもことごとく受ける。 「(天狗に)あんまり鼻をしごくと血が出ますよ。」「あぁ、しごくと白い血が出る。」とか、「羽根で飛ぶのは天狗の前座だ、前座とは円楽党の真打みたいなのを言う。」なんてのにも反応する。 良い客で良かった。
演者が「これならどうだ」とネタを振る、客が笑いで反応する。 このラリーの応酬で尻上がりに盛り上がった良い落語会だった。 会場を出るときに時計を見たら17:54. なんだかんだで3時間近く見ていたことになる。

_ 物販

談春師の手拭いを売っていた。 金壱千圓也。 給料日あとなら迷わず買うのだが・・・。 売り子を志らく門下のらく次さんがやっていたが、良い仕事をしていた。

_ 帰宅

さすがに疲れたし、財布もほぼ空なので帰宅。 途中、中野のPに寄るが、親爺さんは居なかったので寄らず。 明日は志らく一門会。

_ >たみちゃん

チケット有難うございました。 大間違いの部分は早速訂正しました。 いやはや、なんともお恥ずかしい。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# たみ象 [「なんだかんだで5時間」→終わったのは16時54分です。 3時間ですよ〜。 談春の手拭い、私は買ってきました。(ニ..]


2004-01-05 惚けた日記 [長年日記]

_ 仕事始め

宝くじは見事に外れたので、働いています。 じっと手を見る。

_ 夜行日帰りで寒鱈を喰いに行くツアー

今月の24、25の土日は、酒田の寒鱈まつりなのですが、24が第三土曜なので出勤日。 仕事が終ってから新幹線に乗ったら、日付が変わってから酒田に着くことに成りかねない、・・・と言うか、下手すると着かない
そんな訳で、この日は初の夜行日帰りって事になりそうな雲行き。
そんなに必死になって何をやってるんでしょうねぇ・・・。

_ レス

>『あのよろし』か?さん
古典は調べようがあるんですが、新作はそうも行かないんでこう言う検索があるんでしょうね。
「落語」「わからない」だと「わからない」だったりして。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 墨田ペトリ堂 [備忘録 志の吉「寿限無」病院の呼び出しの声色が面白い。 アンジャッシュ「マクラ→ショートコント→コント」客筋を上手く..]


2004-01-04 風邪は回復基調に [長年日記]

_ 暗室開き

昨晩から暗室に入ってフィルム現像で今年を占ってみた。 結果は「手を抜くと碌な事が無い」と出た。
4本現像してみたが、あまり使わないカメラのフィルムに季節が二つ以上写っているのはプリントするときに困るので、今年は気をつけようと思った。

_ 風邪対策

本復には程遠いので、鼻うがいをしてから杏露酒をお湯で割って2杯呑み、身体が温まったところで就寝。 汗をかいた所為か、咳は抜けた。 鼻水も青っぱなから水っぱなってきた。 あと一息。

_ 恵方参り

元日は寝込んでいて忘れていたので、今更乍ら恵方参り。 今年の恵方を調べるのを忘れていたので適当に西に向かった。 帰宅してから調べたら今年の恵方は南南東だったらしい。 後の祭り。
18きっぷの残りを消化する意味合いもあるのでまぁ細かい事は気にしないで来た電車に乗ってみた。 時刻表の頁を繰ってみたら、立川始発だと思っていた中央本線は殆ど高尾始発に変わってしまっており、どうなっているか興味も湧いたのでとりあへず高尾まで。
高尾から小淵沢行きの電車に乗る。 変な色に塗られてはいるが、馴染みの115系電車。 効きすぎの暖房と微妙な隙間風が良い感じ。 小淵沢から小海線に乗っちゃうと帰ってこられないので、甲府から身延線で富士に抜けようかとも思ったのだけれど、電車に乗りっぱなしってのも芸がないし、富士からの東海道線も混みそうなので甲府で降りて市内を散歩する事にした。
駅前に出てみると、観光案内所は休みだし、地図には距離も縮尺も書いてない。 武田神社へ行こうとバス停の時刻表を見たら、休日ダイヤどころか走ってない便の方が多い。 もう自棄になって歩いてみたけれど、延々登りだし遠いし風邪っぴきがやるような事じゃなかった。 漸く武田神社へ着いてみると鳥居を潜ったところから拝殿まで長蛇の列。 列の最後尾が手水場の手前なので参拝客は誰も手や口を清めない。  手と口を清めてから並び直したら、列が10m以上伸びていた。こんなのは最低限の礼儀だと思うんだけれど、だれも手水場には足を向けない。 お参りを済ませてから境内でスナップを何枚か。 最近こう言う写真をあまり撮って居なかったのだけれど、撮っているうちに「ああも撮りたい、こうも撮りたい」てな感じで写欲が涌いてきた。 枯れないうちにまた散歩に出かけようと思う。
甲府駅に辿り着いた頃には日も暮れかけており、腹も空いたのでホームの立ち食い蕎麦「甲陽軒」で「おでんそば」330円也。 ここはおでんの具を「ちくわ」「たまご」「あつあげ」「こんにゃく」「さつまあげ」から選ぶ事ができる。 厚揚げを選んでみたが、既製品の予め煮てある厚揚げと「あじさい」の麺と汁なのに、何故か旨い。 たしか「おでんそば」と言うものは立川駅の中村軒が発祥だった筈だ。 中央線沿線に扱っている店が多いのはその為だと思う。

_ 年始廻り

行きつけのカメラ屋のうち、荻窪のプリズムが休店中なので、中野のパルテへお年始に行って来た。 武田神社の社前で買った信玄餅を進呈してしばし懇談。 グラフレックスのレンズシャッターの距離計連動カメラが置いてあったが、ここのカメラはOEM元が判り難く、レンズ銘も「グラフラー」としか彫ってないので、大方コーワか何かだろうと多寡を括っていたら鏡筒に「ローデンシュトック」の銘が入っている。 悩んだが保留。

_ 帰宅

流石にだるい。 明日から仕事なんだけれど、一日もつかどうか不安ではある。

_ 立川流前座破門騒動その後(補足)

立川談笑さんの日記(1/3分)に、立川流新年会の様子が書かれています。 或る程度予想はしていましたが、すんなり決まった訳ではなかったようです。
キウイさん、談大さんの前座復帰の他に、志らく門下のらく朝さんの二ツ目昇進も決まったようです。
この日の談笑さんの日記を読んでいただければ、何故私が数ある落語会や寄席興行の中から立川流を撰って観に行っているのか判っていただけるのではないかと思います。
談笑さんも含めて、私がアンテナ(落語)に登録している噺家さんの日記は、芸人としての了見がはっきり看て取れるものばかりですので、落語に興味をお持ちの方はそちらもチェックしていただければ有り難いです。

_ 乾き物嫌いが認める旨い乾き物

以前、ミミガーの乾き物「ミミスター」と言うのを紹介したが、先日それに匹敵する旨い物を見つけた。
石岡駅のキオスクで買った天狗納豆の「ほし納豆」がそれ。 リンク先には600円の大袋しか無いが、250円の小袋もあるので、そちらを買って試してみると良い。
納豆を干しただけの物で、味付けも塩と青海苔と唐辛子だけなのだけれど、これが実に旨い。 但し、普通の炒り豆よりかなり硬く、歯の悪い人は辛いかも知れないし、納豆なのに歯に詰まるのも難点ではある。
炒り豆みたいな物が口の中で水分を吸って納豆に変質して行く感じも、厭な人は厭だと思うので万人向けではないが、はまる人ははまると思う。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 『あのよろし』か? [「落語」「歯に詰まる」で検索してきたあなた、それは円丈の代表作《グリコ少年》のミルキーのくだりではないですか? ←大..]


2004-01-03 春から縁起の良い話 [長年日記]

_ 立川流前座破門騒動その後(最終回)

立川キウイさんの仮小屋に報告が上がりました。
談大さん、キウイさん共、1/2付けで前座に復帰との事。 これで全員落ち着くところに落ち着きました。 これまでの経緯を簡単に。

平成14年5月 談志師匠、直弟子の前座を全員破門。
平成14年6月 談吉→一門の共有前座となり「談一」として復帰。
平成15年5月 上野の伊豆榮にて復帰試験。 談修のみ合格。
平成15年5月 談修→前座として復帰、10月から二つ目となる。
平成15年8月 志加吾→名古屋の雷門小福門下らに移り「獅篭」となる。
平成15年8月 談号→名古屋の雷門小福門下らに移り「幸福」となる。
平成16年1月 キウイ→一門の新年会にて試験、復帰。
平成16年1月 談大→一門の新年会にて試験、復帰。

思えば長かったですね。 私もこの件を追いかけているうちに落語方面に復帰した訳で、感慨深いです。 移籍された方も含めて、全員落語家を辞めなかった所に落語と言うものの奥の深さを感じます。

_ 思い出した初夢

SLのNゲージの前の場面、志らく師匠から落語家を辞めるようにこんこんと諭される夢。 厭な初夢だなぁ。

_ 初詣

昨日、埼玉県某所のいつものところへ初詣。 いつものところはいつものままだったが、周りの梨畑や葡萄畑はマンションや駐車場に変わり、風景は一変して近郊住宅地になっていた。

_ 晩餐

久しぶりに家族全員が揃ったのですき焼きの鍋を囲む事になった。 甘辛くぐちゃぐちゃ焼いちまうのは好きじゃないので、辻嘉一流に鍋に出し汁を張り、煮立つか煮立たないか位の火加減で火が通り切る前に口に運ぶやり方にしてみた。 「そんなに口うるさく言うならお前が鍋奉行をやれ」と言われたので「俺は林大学頭(はやしだいがくのかみ)のような物で、口は出すが手は出さない。 実務はお前達下々の者がやれ」と逃げておいた。 肉は何故か山形牛、今年も山形県の呪縛からは逃れられそうも無い。

_ 正月から不吉な話

スズキオフィスのサイトから佐藤ともみさんの名前が消えています。 研修生扱いだったので、研修終了→採用には至らずって事なんでしょうか?。 以前似たような事例があったので、なんとなく厭な感じではあります。

_ 相変わらず

風邪で寝ています。 咳、止らず。
枕が上がらなくなると洒落にならないので、怖くて暗室には入れない。

_ 備忘録としての今月の予定

1月3日(土)14:20〜16:55 〜スタジオパークからおめでとう〜「平成落語家ジョッキー 新春スペシャル」公開生放送!2時間30分!@NHKスタジオパーク(忘れてた)
1月11日(日)プレミア企画撮影会(平地レイ/真山美沙/遠藤七美)←資金不足のため回避
1月11日(日)第54回「立川志らく一門会」@上野広小路亭
1月17日(土)立川流広小路寄席@上野広小路亭1部12:30〜立川流前座勉強会
1月17日(土)みらい少女シェリーココイベントVol.1「ココはここにいます!」@One's World渋谷店 17:15〜18:30
1月17日(土)不動院寄席@六本木不動院 19時00分〜
1月17日(土)第9回 柳家一琴の会@なかの芸能小劇場
1月24日〜25日 酒田寒鱈まつり@中町モール
一琴師の独演会は、1度見に行こうと思いつつ、何かしらぶつかるので中々見に行かれない。


2004-01-02 いまさら [長年日記]

_ 平成15年総括 カメラ篇

昨年は、例年に無くカメラを売ったり買ったりしなかった年だった。 これは欲しい物の内、買えるものは殆ど買ってしまったのと、買えないものはべら棒に高くて手が出ないのと二つ大きな理由がある。 更に荻窪のプリズムが休店中で、新宿の中古カメラボックスからも色々有って足が遠のき、中野のパルテの親爺さんが店に居る時間に中野へ行かれなくなったのも影響している。 こうして行きつけの店で常連と会わなくなると、他店の出物情報にも疎くなり、「目に入らないから欲しくならない」と言う当たり前といえば当たり前の状態で推移した訳だ。
そんな中でも何本・何台かは購入している訳で、普通の人と比べるとまだ多いのではないかと思う。
カメラとしてはコシナ・フォクトレンダーのベッサRを買ったのが大きい。 ライカLマウントのカメラは他にもライカ本家のD−IIIとゾルキーI−dと2台持っているが、露出計連動の有り難味を感じている。 一眼レフよりも軽いので、露出計や距離計の付いていないカメラと一緒に持ち歩く時の基準しとして使う事が多い。

_ レンズ篇

レンズもあまり買わなかった。 これは50mmと35mmしか使わなくなり、その中でも使うレンズと使わないレンズがはっきりしてきて、欲しい物が無くなって来たのが大きい。 ライカだとズマリットか上海エルマー、M42だとペンタコン50mm/f1.8とオートタクマー35mm/f2.3、コンタックスのプラナー50mm/f1.4とディスタゴン35mm/f2.8. 今年は年末に買ったライカLマウントのキャノン35mm/f2とペトリマウントのペトリ55mm/f1.4の出番が増えそうだ。 鏡筒にガタが来てカメラバッグのそこで眠っているズマールと、プリズムに預けっぱなしになっているオペマも何とか使ってやりたい。


2004-01-01 先行きを暗示する新年 [長年日記]

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SLのNゲージで遊んでいるところで目が醒める。 これが初夢。 仙台で鉄道雑誌をむさぼるように読んだのが効いたのだと思う。

_ 風邪で寝正月

わんこ☆そば閣下の風邪が治らないのを嗤っていたら罰が当たったらしく、頭が重く断続的に咳も出る。
そんなこんなでありがたくない寝正月。
北関東某所のワルプルギスの夜には参加できず。


2003-12-31 帰京 [長年日記]

_ 早くも帰京

いろいろ有って早くも帰京。 駅前で茶など喫して時間を潰した後、昼過ぎの常磐線で帰京。 ゆっくり帰るなら景色の単調な東北本線より、海の見える常磐線の方が良い。 18きっぷ期間中の東北本線は「鈍行にのって急いで移動」する輩が多く、乗車マナーは悪いは混むはであまり良い事が無い。
途中で友人と別れた頃、ホセさんから電話が入り、やんごとなき事情で家に帰らず四ツ谷へ直行。

_ やっぱり四谷ですいませんライブインマジック年越し&新年ライブ「みんなでまったり新年迎えましょ!」 第1部@四ツ谷ライブインマジック

12月に漸く始動した新生ライブインマジックへ行ってきた。 四ツ谷と冠はついているものの、場所は市ヶ谷の防衛庁の正門の真向かい。 やはり四ツ谷と言う地名にこだわりが有るんだと思う。
一階はライブカフェになっているらしいが、暗いので良く判らず。 ライブハウスそのものは地下にあり、階段を下りていくと受付があるのは以前と同じだけれど、インターホンが付いていて、何か有った時にその場で連絡が取れるようになっているなど、しっかりした造りになっている。
中に入ると広いのに驚いた。 縦に長く、ステージも奥行きが有り、照明も良い感じ。 舞台脇から撮って見たが、感度100のフィルムでもf2で1/30sくらい行ける。
ステージ上手側にトイレがあり手前が男用、奥が女子用、その奥が楽屋になっている。 このあたりの配置も良い。
スピーカーの所為なのかなんなのか、オケの音が少し耳に優しくないような気もしたのだけれど、生演奏バックに歌う際には良かったのでバランスをそっちに振ったのかもしれない。
今回は澁谷さまと木塚くんが出演するので、その辺りをカメラに収めたほかは疲れても居たので大人しく見ていた。 
木塚くんは2人目に登場。 ピンク色のタオル生地のような物で出来た「プードル」のような衣装で出てきたので先ず驚く。 歌は「乙女のポリシー」と「15GoGo!」。 「セラムンとモモーイかよ!!」と思ったりもしつつ、歌そのものは歌詞が多少飛んだほかはそつなくこなしていた。 指先まで神経の行った動きで振りも決まっており、月蝕やらなにやら出積んだ修行の成果が出ていた。
澁谷さまはピンで出てきて「冬のオペラグラス」、レインボーFMの電話中継に「元祖下ネタアイドルの澁谷良子です」と登場。 一旦引っ込んでから海宝久美子と4Lの衣装で出てきてその頃の曲を2曲。 澁谷さまは歌が下手だという事になっているが、音域さえ合っていれば独特な声の魅力が出てくる。
他の出演者の中で印象残った人をかいつまんで書く。 口開けで出てきた横田ななは歌も上手いし、歌っているときの表情も良かった。 MEG-S(坂間恵)、朝倉友紀の2人は牧田社長の絡みだと思うのだけれど、流石に金の取れる仕事をしていた。
酷かったのはe-niceレーベルからの2人と、ディーディープランニングの3人。 客から金を取って歌を聴かせると言うことに、もっと責任を持っていただきたい。
風邪で熱が出ていたらしく、頭がぼーっとしてそれ以外は良く憶えていない。

_ 終夜運転

動いているのはありがたいが、無茶な混み様。 なんとか都内某所に辿り着き、年越し蕎麦代わりのきしめんを手繰って寝た。 寒い。


2003-12-30 北上 [長年日記]

_ 常磐線

諸般の事情により、予定より早く仙台へ。 昨晩風呂上りにテレビをつけたらやっていたジャック・レモン主演の「12人の怒れる男」に見入ってしまい、碌に寝ないまま上野駅へ。 友人と待ち合わせて水戸→いわき→原ノ町→仙台。 水戸駅の立ち食い蕎麦は改装されていたが、商いの仕方は昔通りで、「まずいからうまい」立ち食いそばの良いところである「下手味」が堪能できた。

_ お散歩子猫邸へ

学生時代からの友人であるお散歩子猫・六条御息所夫妻の家へ。 31日にやる予定だった年末の呑み会を前倒ししてやる事になり、近所のスーパーへ買い出しに行った。 買い物を済ませてから多少変更があったので、材料も酒も余らせてしまったのは申し訳なかった。
軽く済ますことになったので、作ったのは2品。 まぐろの血合いのネギマ、鰻と油揚げの炊き合わせ。 気が付いたらたんぱく質だらけたになってしまった。 軽く呑んで就寝。 飼い猫のくり坊はどうも私を胡散臭く思っているようだ。

2003-12-29 仕事納め [長年日記]

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電車が空いている。 通勤客より旅行客の方が多い、そんな中出勤。
午後、納会。 中締めで漸く自由の身となり、抜けて帰ろうと思ったら、中締めの直前に送迎バスは出たと言う。 馬鹿馬鹿しくなって歩いて駅まで行ったら出ないはずの送迎バスが居る。 誰かゴネて出させたらしい。 徒労感。

_ 今日の断念

志らく師匠の劇団の芝居に行く予定だったが、年末年始に呑み会が目白押しなので、泣く泣く断念。

_ 落語界短信

鈴本演芸場、初席から再開。
11月の末に起きた火災で休館中だった鈴本演芸場が1/1の初席から再開することになった。
1日から5日までは全席指定だが、前売りは間に合わないため、当日発売となる。

落語芸術協会の桂文治会長が勇退
80歳の高齢のため、高座活動に専念とのこと。 後任は桂歌丸現副会長になる模様。

_ 明朝から

毎年恒例「冬の行方不明週間」に入ります。 旅先でパソコンを借りられたら更新する予定。


2003-12-28 [長年日記]

_ ペトリ標準レンズメンコ集め終了

ペトリの一眼レフ用標準レンズをついに全部入手した。 初期M42マウントの50mm/f2、ペトリマウントになってからの55mm/f2、55mm/f1.8(旧)、55mm/f1.8、55mm/f1.7、輸出用の55mm/f1.8(M42マウント)、ペトリマウントからM42マウントに戻ってからの50mm/f1.7、45mm/f2.8。 そして今日、友人からペトリマウントの55mm/f1.4を譲り受けて、ペトリフレックス7用の絞り連動ピン付きの物以外、知り得る限りの標準レンズを集める事が出来た。 ペトリフレックス7用の奴は訳の判らない高値がついているし、ピンとヘリコイドリング以外は同じ筈なので執着しない事にしている。

_ 今日のカメラ道楽

中野南口のPでキャノンAF35ML(40mm/f1.9)。 ワイドとテレのコンバージョンレンズ付きで、手持ちジャンクと物々交換。 ワイドコンバーターにはいわゆる「メガネ」まで付いている。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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