長生きしすぎた。
土日二日間暗室で缶詰めになっていたら、思ったより疲弊していたらしく、家に帰って飯を喰ったら眠くなりすぎていつの間にか寝ていた。
体内時計はどうにかなってしまった。
昨晩から引き続きプリント。 午前中に印画紙が無くなり、ヨドバシへ行って買い足して夕方までプリント。
金曜の夜から断続的に暗室作業。 ロジナール1:50希釈で現像。 色は良いンだけど粒子がちょっと粗い。 夕方からプリント開始、深夜仮眠。
開店早々に入ったので、準備している間は突き出し(マグロのヅケの切れ端を山葵で和えたものとハモの煮付け)で一杯やりながら繋ぐ。
味噌汁はフグ。 「端が余った」と言っていたけれど、旨かった。
アカガレイ、アブラガレイ、マコガレイの縁側、オーヨ、ショウフクジ、サワラなど白身中心で。
地物のマグロが揚がり始めたのだけれど、これの赤身がベラ棒に旨い。 トロより旨かった。
そのトロ、ブリ、カワマス、アマエビ、沖シャコ、白子(フグ)、ウニ、〆はアナゴ。
最後に朝摘んで来たという苺を頂いた。
まさに「口福」である。
今回はたくみ通りの村田旅館に宿泊。
朝飯は味噌汁から刺身から煮物まで孟宗づくし。 掘りたてなので実に旨い。
ケルンへ移動してコーヒーなど喫してから、キウイさん志ら乃さんは帰京。 私はこれから撮影。 時間が取れたら土門拳。
夕方には帰る予定。
マルサラ酒に浸けたレーズンの入った「マラガ」。 旨い。
プリントしながらいつの間にか寝ていて、気がついたら5時半。 慌てて片付けて水洗して乾燥して部屋を出たのが6時半過ぎ。
7:36発のつばさ103号に無事乗車。
演芸情報誌「東京かわら版」の6月号と立川流前座破門騒動を中心に落語家の修行の裏側を描いた「破門 ただ今、落語家修業中」松垣透、リム出版新社 を読んでいるうちに新庄着。 陸羽西線の中で四方山の話をしているうちに酒田着。 タクシーで柳小路のケルン、さらに移動してたくみ通りの「さくら亭」へ。
昼食を摂ってから会場であるまちづくりサロンへ移動。 打ち合わせをしてから着替えて開場待ち。
「落語ってどんな話?」 出演 立川キウイ 立川志ら乃
昼の部 午後一時30分より 会場 酒田市まちづくりサロン(100名様まで) 料金 500円 ※お申し込みは 中和会各商店 (遠隔地の方は 喫茶ケルン 0234-23-0128) まで
夜の部 午後5時より 会場 日本料理 さくら亭(定員60名様まで) 料金 6000円(食事・飲物付) ※お申し込みは さくら亭 0234-24-1665 まで
帰りに小袁治さんお薦めの青龍でラーメンを手繰って帰宅、
風呂に入ってから都内某所へ。 何もせず寝た。
一品は豚キムチ豆腐。 特売の豚コマ一パックにキムチ一瓶豆腐二丁。 キムチ鍋の素とネギ塩ダレで味を足して、胡椒と山椒で整える。 こちらは工夫も何もない。
まぐろのブツが特売だったので、一パック購入。
帰って冷蔵庫を漁ると、茗荷、生姜、アボカドが出てきた。
茗荷は縦に割って斜めに薄切り。 アボカドは二つに割って種を取り、匙で掬ってボールへ。 生姜は磨りおろす。
ボールに取ったアボカドは匙で細かく潰し、おろし生姜とチューブの山葵を5センチくらい、そして醤油適量。 これを混ぜ合わせる。 こう言う使い方の場合効きが悪くなるので山葵は心持ち多めに。
別のボールでまぐろブツと茗荷をざっくりと混ぜておき、さっき作ったアボカドのソースで和える。 今回は山葵を使ったが、まぐろの場合は黒胡椒でも旨い。
土曜に富士ランチでジャンボハンバーグ、日曜にミスターデンジャーでジャイアントハンバーグをそれぞれ食べた。
富士ランチは洋食屋らしい、合挽き肉と玉葱のみじん切りにしっかり下味を付けて捏ねあげた感じ。 ナツメグの香りが食欲をそそる。
対してミスターデンジャーはステーキ用に切り分けた時に出る端肉を中心にして粗挽きにしたものを整形して焼いている。 下味はほとんど付いておらず、肉そのものを食わせる感じ。
どちらも旨いが、私の好みとしては富士ランチ。
「降らねぇだろう」と多寡を括って傘を持たずに退社。 途中ぽつぽつ来て泡を喰ったがもう遅い。 最寄駅で降りたら土砂降り。 家に着いたらすっかり濡れ鼠。 風邪を引かぬよう早寝することにする。
私はどうも気分が乗らなくて見に行かなかった訳だが、さすが山本夜羽音は判ってる。
「美少女と野獣のアングラ劇団! ヲタクの夢を叶えた男!」ってのは、言い得て妙だと思った。
# KEITH [そもそも「向学のため」なんて誤字になってる時点で,お里がしれてると思うです(笑)]
別に特別な事ではなく、カメラの前に立ちふさがられたらどいてもらう、もしくはしゃがんで貰う。 レンズの真下でタバコを吸われたら煙がかぶって撮りにくいので止めて貰う。 ライブ中にくっちゃべっていて煩ければ静かにするように言う。 泥酔状態で焼酎をストレートで一気に飲もうとしたら止めさせる。 スタッフが通る時には避けて通り易くする。 落し物は落とし主かスタッフに渡す。
自分の周りの半径1メートル以内で起きる事に対して自分の中の常識に従って対処する。 当たり前の事を当たり前にやっている。 それだけの事です。
# raffine [自分の飲んだドリンクの紙コップは自分でゴミ箱へ捨てる、も追加しておいてください(苦笑)。]
レスをつけることにする。
>慇懃無礼なオタンコナス
5/15の日記を百回読んでから日本語で質問しろ。
追記 ひとにものを尋ねる際にはそれなりの礼儀が有って然るべきですが、あなたの書き込みは失礼に過ぎます。
「俺的に一番民度が低い人間って物事を確認しないとか自分では何もせず人をどうこう言う人間なんですが、日記だけでギャアギャア騒ぐ例とか。」
ってのを頭につける意図は何でしょうか?。 私がそうだと言うならそう書けばいい。 私がそうでないなら書かなければ良い。 こう言う失敬千万な文言を頭につけて質問をして、丁寧な回答を得ようとするのがそもそもの間違いです。
それに投稿する前に何度か読み返して文章に間違いが無いか確かめるべきです。 何を言いたいのか何度読んでもよく判らない。
何か思い当たる節が有るから噛み付いてきているんでしょうが、私に因縁をつける元気があるなら、件の連中にも現場で釘を刺していただきたいものです。
私とあなたがここで角を突き合わせていても仕方が無いのです。 あなたに限った話ではなく、気がついた人間が少しでも声を上げていけばあそこまでの状況にはならないと思うのです。
>なべちゃん
確かに私にも書けないもろもろはありますし、向こうもそうなんでしょう。
私もとんがり過ぎと言えばとんがり過ぎですね。
# OTR@オタンコナス [ああなるほどねー(笑)。まあいいや(笑)。 「ビッグウエーブ流れの客」に対して何をしたと言う記述が無かったのでね。誰..]
# なべちゃん [↑っつーかもう少しカドが立たない書き方あったんじゃないかなーと思うんですけど。普通にカチンとくる書き方じゃないんです..]
# なべちゃん [まぁペトさんもペトさんでなんだかなぁとは思うけど(笑)。 あと「力関係」等により、書けないことも多々あるわけで、そ..]
# なべちゃん [そうそう追記。 OTRさんはご自分なりにどう思ったとか考えたとかをはっきり表明されないままなのはアンフェアな気はしま..]
# OTR [最初になべちゃんご意見ありがたく賜ります。お手数をおかけしてすいませんです。 ます最初にお答えしますが 「レスしなく..]
# OTR [ペトリさんとなべちゃんの指摘する「失礼な・カチンとくる書き方」ですがそこはもう言わなくてもお分かり頂けてると思うんで..]
# OTR [それも「お互い様」って事です。意図的にそう書いてますから。とりあえずここいらが区切りと思うのでおいとまします。お邪魔..]
正式には「今夜もパーティー 萌えナイト」と言うらしいが、兎に角ライブインマジック牧田社長のご生誕祭。 日本酒一本提げて見に行ってきた。
誕生日と言う事で、この日はとっかえひっかえ色々な人が出る。 相変わらず碌でもない客がやりたい放題だったのだけれど、その辺りは別項にて。
印象に残ったものからメモ。
まずはSID(新世代アイドル道場)から木崎えま、続いて相川南。 なんと言うか、アルテミスっぽい。 80年代アイドルポップスに特化した選曲なのだけれど、本人がそう言う指向なのかどうかが伝わってこない。 私の琴線には触れず。
「いってきます」を歌っているのに誰も「いってらっしゃーい♪」と言ってやらないので驚いた。
斉藤利恵と南凪みゆ(←うろおぼえ)の二人はぐだぐだを通り越して歌も振りもしゃべりも破滅的。 楽しそうな客は楽しそうだったが、私はゲンナリしてしゃがんでいた。 歌が本業じゃないにしても、金取ってこれな無いだろう。
見栄えはそれなりにする若い娘が恥ずかしいことをするのを売りにする見世物としてならこれで良いのだろうが、「今日は歌を聞いてください」と言うライブには出しちゃいけないと思う。
DE・M・PA3本(・∀・)!!(野水伊織、 森愛、 ゆいは)
上でメイドもやっているレイヤーの人たち。 歌はカラオケレベルだが振りは凝っていて、好きな事・やりたい事を一生懸命やっているのは判った。 判ったが私の求めるものではない。
怪奇派の客がしゃがんでいる私の頭の真上で何やら絶叫しながら踊っていて非常に怖かった。
水瀬ナミ・ななか姉妹は姉が学校の授業で遅れたとかで会場入りは別々だったのだけれど、客上がりのスタッフが水瀬ななか(妹の方)を自慢気に連れまわし必死系の客がが恨めしそうに見ているという醜悪な図が展開していた。 客をスタッフとして引き抜くのが必ずしも悪いとは言わないが、タレントと個人的な関係を持とうとする芸風で悪評の有った奴をこう言うところに使うのはどうかと思う。
姉の方はぶっきらぼうな様でいて客あしらいも歌も上手く、妹の方は下手なりの味が有って楽しく見る事が出来た。
姉のほうは学校が忙しく、今後のライブ等の予定は立たないとのこと。
前川杏衣梨はピカピカを見に行っていた時以来数年ぶりに見たが、ほぼそのままだった。 歌は論外。
疋田紗也は小倉優子から計算能力のパラメーターをすっぽり抜いた感じの娘。歌うと何かが降りてきて表情が生きてくるが、喋ると8ビットのAIになる。
An-na.JUICY FLAVOR と FEAM は私の守備範囲外の黒っぽい音楽で踊る人たち。 練度は高かった。
Breeze は名古屋のお姉さん3人組。 Mikeみたいな感じで、センター売りが露骨なのはちょっといただけなかった。
80年代アイドルポップス愛好家として最近身近で話題になっている柚南みゆきは、構成から選曲から振りまで凝っていて興味深く観覧した。 自覚的にやっているのが前面に出ているのがSIDとの違いだと思う。 SIDの娘にとっては「手段」、柚南みゆきにとっては「目的」なのではないか?。 その辺りの差が気になった。
Boys Be これは良かった。 楽曲も歌も動きもレベルが高い。 物販でガッツキヲタに引いていたのが可哀相だった。 懲りずにまた出てきて欲しい。
Chu!☆Lips は戸越銀座が良かったのでこれ目当てで見に行ったのだけれど、さらに良くなっていた。
フォーメーションでのトチリも有ったが、長い目で見ていこうと思う。
しかし、客筋が悪すぎる。 そろそろ毅然とした態度を取っておかないと付和雷同型の便乗者が出てきている。
スペシャルゲストとして登場した青木まり子さんの出番の最中は「弁当幕」扱い。 便所に行く、物販に行くってのはまだ判るが、後ろでくっちゃべっているってのはどうかと思った。 余りにうるさいんで軽く注意を喚起してみたがなんともやりきれなかった。
ビッグウェーブ流れの連中が最前列の椅子席をずらり占拠するだけでは飽き足らずに椅子席とステージの間のスペースに勝手に砂被りの席を作って集団でとぐろを巻いていた。 主催者側も流石に舞台上に私物を置くなとか、目当てのタレント以外もちゃんと見てくれとか、寝るなら後ろに行けとか、直接的な苦言も呈していたが馬耳東風。 ステージの上で誰が何をやっていようと、堂々と前へ後ろへ行ったり来たり。 他の客も便乗して横紙破りを始めているので、そろそろ何とかしないとそう言う輩しか来ない箱になると思う。
ただでさえ集客には苦労している筈なのに集客を阻害する要因を放置している理由が判らない。
目の前で邪魔な事をされたらその都度その当人には言っているけれど、群れて騒いでる奴まで突っつきたくは無い。 こんなのは本来は客ではなくライブハウス側が何とかする事だと思う。
司会が噛んだりトチったりするたびに突っ込む客も、普段は他の客に恫喝まがいの駄目出しをしている客も、目の前の惨状は見て見ぬふりをしているのには嗤わせてもらった。
昼飯は友人達と「川辺の館」で軽く済ませたので、夕方からしばらくへ。 入った時は私一人だったのだけれど、すぐに立て込んで来た。私はバスツアーの出発迄に食べられれば良いので、後回しにしてもらって、飲みながら待つことにした。 いつも酒はだいたいの予算を言って見繕ってもらっているので、銘柄は憶えていない。「とりあへず、これで繋いでいて下さい。」ってんで出てきたのが、蛸のやわらか煮とこごみの胡麻和え。 蛸は見るからに柔らかそう。 口に入れると、予想を更に上回る柔らかさ。 噛むと甘辛く煮付けられた蛸の味が口のなかに。 旨い。胡麻和えのこごみは、つまみ用と言うことなのだろう、細か目に刻んであり、和え衣も少なめ。 口の中で仄かな苦みとともに春の香りが広がる。摘んでは嘗め、摘んでは嘗めしているうちに更に立て込んで来たので、もう一杯頼んで待つ事にした。 ここで「ごめんねー」と出てきたのが このわた。・・・、・・・。
罪なつまみですよコレは。 沢山仕込んだそうなので、まだあると思う。 お近くの方もそうでない方も、無脊椎動物アレルギーで無い方は食べてみる事をお薦めする。
寝坊して遅れて行ったら出演者の二人が深刻な顔して右往左往、いろいろ有って中止の止む無きに至ったらしい。 次回以降に期待したい。
浅草をぶらついて写真でも撮るべぇと思ったが、銀箱担いで歩くにはまだ無理が有り、大分早いが亀戸へ移動。 カザーナのランチバイキングでカレーを喰って時間を潰す。
今日は野菜カレー(甘口)、レンズ豆のカレー、鶏肉のカレー、マトンのカレーの4種。 野菜カレーは本当に甘くて口に合わず、マトンを大量に食った。 サフランライスは少な目、ナンもいつもより少なくしカレーそのものを多めに食べた。 1000円也
本人達と鉢合わせするのは慣れているのだけれど、東京だと矢張り「よそ行きの服」を着ているので酒田で出くわす時より驚きは大きい。
その「よそ行き」の私服でリハーサル。 手馴れた感じのリハで、この辺りが惰性でやっているように受け取られたりする部分だと思うのだけれど、リハーサルとしてやるべきことはきちんとやっているように見て取れたので、今回は安心して見ていられた。
二回廻しの仮面ライダー響鬼ショーの間の時間だったので、場所取りも含めて親子連れが多く、民間人の客が多数を占めていて、無駄なヲタ芸をこれ見よがしに披露する連中も居なかった為、非常に牧歌的な雰囲気の中でのライブになった。
都内在住の旧メンバーや大利根町の同業者が見に来ていた事もやる気の面でプラスに働いたのではないかと思う。
衣装は夏向きの水色のティーシャツとデニムのハーフパンツ。 歌っている時の表情も前回とは打って変わって柔らかい笑顔に溢れていて、終演後に会場を廻ってみた限りにおいては、買い物客にも好意的に受け入れられていたようだった。
ただ、仕方の無い事では有るのだけれど、無銭ガッツキ集団の醜悪な迄の際限の無いあれやこれやは、いつも乍ら見るに堪えない光景であった。
もはや目出度くも無い歳の妹の誕生日だってんで鰻をとった。 出前でマトモな鰻が喰えるのは、この街の数少ない良い所だ。
蒸しが利いていて箸で千切れる。 こういう当たり前の鰻が少なくなった。
鍼医から勧められた半身浴を始めた。 短気でぬるい風呂が嫌いな人間にはちと辛いが、暖まり方がまるで違う。 続けたい。
仕事中に床の上の商品をとろうとしたら
「ギクッ!!」
普段はピリッと来た時点で動きを止めて誤魔化すのだけれど、反応が遅れた。
楽な部署と代わって貰って夜まで仕事。
「じじぃに鍼灸」(c)春風亭柳好
・・・と言う訳で、知人の鍼医にお願いして帰りがけに治療。
持病の肩こりも含めて大分良くなった。
以下オフィシャルより引用
☆☆5/4 SHIPと行くバスツアー 詳細決定!!☆☆集合時間 00:00 解散時間 23:00(予定) 集合/解散場所 酒田中町浪漫亭
ご希望の方には宿泊場所(湯遊館)をご用意します。翌朝市内までの送迎バス有り
参加費用 お一人15000円(中学生以下5000円) ライヴ終了後の夕食付
参加受付 メールでcoach504@kety.jpにお申し込み下さい。(料金は当日乗車時)
尚、バス内は「禁酒・禁煙」となります。
乗車人数に限りがありますので定員になり次第締め切らせて頂きます。
一時期よりは落ち着いてきたのだけれど、まだ安定せず、今日も遅延、また遅延。
帰宅したら九時過ぎ。
仏壇のさとうさんで大根菜をいただいた。 今日はこれで菜飯を炊こうと思っていたのだけれど、上記の理由で明日に持ち越し。
とりあへず作り方を書いておく。 参考にしたのは池波正太郎の「剣客商売包丁ごよみ」の六月の項、以下引用
材料 大根の葉 米 醤油(米2合におたま半杯) 塩少々
大根の葉を洗い、葉っぱをそろえてみじん切りにする。御飯が炊き上がる間際に醤油と塩少々を入れ、その上に大根の葉をのせる。 よく蒸らしてからかき混ぜること。
引用終わり。
私は醤油は入れず、酒と塩で薄く味付けをして炊こうと思っている。
マクラに決まり文句のある噺家と言うと
「今日は朝からあいにくの・・・水曜日でございまして」
「大きい事を言うようですが春風亭柳昇と言えば、今や日本で・・・私一人でございます。」
の柳昇師匠が思い浮かぶが、文朝師匠にも
「歳をとると時の流れが速く感じられますね。 マッカーサーが来たと思ったらもう6月ですよ」
ってのが有って、私は好きでした。
まだ63歳。 志ん朝師と言い、早すぎる。
月刊カメラマンの表紙が南野陽子。 山内順仁が秘術を尽くして撮っているとは言え、ここまで劣化していないのには驚く。
7:30に起きて朝食。
茄子の蕗味噌田楽
筍の味噌煮
煮豆
小松菜おひたし
ホッケ
昆布佃煮
なめこ味噌汁
たくあん
いちご
蕗味噌の蕗は月山で取ってきたものだそうだ。 今朝も美味しく頂いた。
マスターと色々相談。 コーヒー豆を購入。
今日は酒田商業高校のあたりの上本町あたりを重点的にうろうろ。 買い物をして家に送ったりもした。
昼飯は今日も「しばらく」で寿司。
マコガレイの縁側、ノドグロ、オコゼ、ワラサ、カワマス、オキニシ貝、ガサエビ、アマエビ、生シャコ、アワビ等々。
今日はライブもへったくれもなく、午後一杯日がな一日自転車でぷらぷらしていられるので、お任せでお酒も頂いた。
新酒も入ってきているのだけれど、「まだ若いから」ってんでこなれた奴を一杯。
この店は「寿司が旨くなる酒」ってのに拘って揃えているので、飲んで良い状態にあれば、お任せでもなんでも飲んでおいた方が良い。 ちなみに今日私が飲んだ酒は七百圓、十分旨いが張り込めばもっと凄いのが出てくるが、価格設定は良心的なのでそう高くはならない。
ノドグロには柚子の皮をおろしたのを散らし、オコゼには紅葉おろしを、アワビには肝をちょんと乗せて・・・と、細かく一仕事していて、いつも通り旨かったのだけれど、ド肝を抜かれたのは「このわたの軍艦巻」だった。
寿司として出す為に、このわた(ナマコの卵巣の塩辛)の塩気は薄め。 さらにまろやかにする為にウズラの卵を落として、小振りのシャリ・大きめの海苔で軍艦巻に。 食べる時は上の海苔の余った部分をつまんで、下の方に醤油をちょんと付けていただく。
口の中でこのわたと海苔とシャリと醤油の味と香りが広がって、これがしばらく持続する。 その状態で酒を飲むと相乗効果で両方の旨味が増して口の中で渦を巻く。
まったく、これには流石に驚いた。 驚いていたら、お土産にってんで包んでくれたので更に驚いた。
驚きついでに「オマケ」で草餅を頂いた。 これが「餅一升に餅草一升」の割でついたと言うスゴイ奴。 口一杯に蓬の香りが広がる。 春を満喫した。
中町の「たくみ通り」の最上屋旅館の先の路地を右に入ると、持ち帰り天麩羅屋の「万両」がある。 前から気になっていたのだけれど、「あそこは旨い」と言う話を聞いたので行ってみた。
「今日はネタが少なくてすみません」とご主人は謝っていたが、あるネタだけでも結構な数が有った。
オキギス2枚、ハタハタ2枚、ホッケ、オクラ、フキノトウ2個、シメジ、タラノメを購入。 全部安い、これだけ買っても千円札出して三百数十円おつりが来た。 オクラなんざ二個使って揚げた奴が一つ40円だ。
全部旨かったけれど、オキギスが凄かった。 新鮮で肉厚でいやはやもう、はははは。
ざまみやがれ。
ここ数か月食べていなかったので帰り掛けに寄ったら、よもぎのジェラートがあったのでそれを頂いた。
これもまた凄い代物で、よもぎたっぷり、実に旨い。 口の中に春が広がる。
しばらくで「酒を買って帰ろうと思うのだけれど、どこで買えば良いか?」と聞いてみたら「駅前のコンビニの裏の酒屋、やっていなければ表で買えば良い」と判じ文のようなお答え。
「コンビニそのものが酒屋だったよなぁ・・・」と思いつつ歩いて行くと、コンビニの裏側に別棟の薄暗くて狭い酒販売用店舗があった。
カーテンが閉まっていたが、前を歩いていた客について入ってみたら店員が出てきた。
しばらくで薦められた「楯の川」と、もう一本「くどき上手」を購入
店員に「場所が分からなくてうろうろしていた、前を歩いていた人が入っていったので、漸く見付けられた」と話すと、「今日は休みなんですよ、カーテンが閉まっていたでしょう?」と言われたが、酒は売ってくれた。
キムラさんの車で大老のところへ行って、土産を渡してから帰宅。
都内某所に着いたのが一時半、しばらくボーっとして、プリントを始めたのが三時半、眠気で訳が分からなくなって、気が付くと八時。
気を取り直してプリントを再開、水洗・乾燥迄やって、中野へ北口でサブカメラを買おう・・・と思ったが使い方が判らない。 相変わらずのFヤの客あしらいのいい加減さにも嫌気がさして止めにした。 私には南口のどうかしている店の方が合っている。
そうこうしているうちに時間は過ぎて行き、新幹線に乗ったのは十一時半。 酒田に着くのは五時すぎだ。
フィルムや印画紙を現像する時の液温は、だいたい20℃になっているのだけれど、ここの所のキチガイ陽気で水道水の温度がぐんぐん上がり、ついに15℃を越えた。
冷たい分には保温器で温めれば良いが、冷やす必要に迫られると大変な事になるし、作った液の劣化も早くなる。 氷をいちいち買ってくるのも馬鹿馬鹿しいので、今年こそ冷蔵庫を買おうと思っているので、仕事帰りにヨドバシを冷やかしてきたのだけれど、どうも丁度良い大きさの物が無い。 1ガロンの瓶が2本は入らないとまずいんだけど、小さすぎたり大きすぎたり。
金もないので中古を捜す事にする。
汽車が駅についた頃合に知己から電話。 初めて明日はライブも何も無い事を知る。 駅前には恐れ多い事にお迎えが来ており、仏壇のさとうさんへ行って談笑。 チェックインしてから中町に戻り、浪漫亭で日付変更線まで呑み。
やっていることはいつもと変わらず。
穏忍自重。 金が無い。
家で日記を更新する気力が無いので、専ら携帯からの更新になっています。
そんな訳でミクシィと隠居所中心の日々です。 ミクシィのIDがある方はそちらからどうぞ。 私のIDはそのまんま「墨田ペトリ堂」です。
# ぼじろう [さいきんのペトリ堂さんの作品すきです。]