使い方が荒すぎた所為で、ヘリコイドの付け根にガタが出て、長らくお蔵入りになっていたライカのズマール50mm/f2を修理に出して居たのだけれど、酒田に行っている間に修理完了の連絡が入っていたので、仕事を急いで終らせて受け取ってきた。
あまり褒める人は居ないレンズなのだけれど、太くて柔らかい鉛筆を使った素描のような写りをする。 今週末に実戦投入予定。
仕事帰りに直行するので、何台も持って行く訳には行かない。
ブロニカETRには慣れなきゃいけないのでこれは外せない。
ベッサRにズマリット50mm/f1.5、ズマール50mm/f2、キャノン35mm/f2。 サブボディとしてライカD−IIIも持って行こう。
コンタックスRTSII・・・は重いからなぁ・・・。 35mmの一眼はフジカを持ち出そう。
フィルムはいつも通り、35mmがコニカで、ブローニーはアグファ。
新宿サブナードの和幸で豚丼。 500円の「梅」で肉に関しては十分満足。 ご飯は少なすぎる。
皆でぞろぞろと客船ターミナルの海鮮市場へ歩いて朝食。 いろいろ喋りながら食べてからそれぞれやりたい事をして、ライブまでの時間を潰す。
観光用自転車(無料)を借りて今町から日和山界隈(東側)をうろうろしつつ撮影。 今まで気がつかなかったのがマヌケ過ぎるのだけれど、この辺りをぶらぶらしてみると、酒田が海に向かって開けた港町であることがわかる。 市内中心部よりも海よりに飲み屋街が発展し、古い割烹や旅館も多い。 仏壇屋の佐藤さんに伺ったところによると、赤線の頃迄は遊郭も有った由。
次回はもう少し奥の方まで行ってみようと思う。
土門拳記念館へ一緒に行く事にしていた@古川市民氏とメガネのアイライフさんで待ち合わせていたので、自転車を返してから歩いていってみたらなにやら足場を組んで作業をしている。 看板が錆びてきて危険なので取り外している所だった。
なんでもアーケードが無くなってから急に錆びてきたとの事。 海風がもろに当るからなのだろう。 アーケードがなくなって明るくなった反面、こう言う影響もある。
私は少ししか手伝っていないのだけれど、手伝い賃としてカツ丼をご馳走になった。 やっていないことでも白状したくなるくらい美味しいカツ丼だった。
接続待ちがてら「もがみ情報案内センター」の端末にて更新中。
ローマ字変換しか出来ないようになっているので、非常にいらいらする。
我慢の限界なのであとは酒田に着いてから。
新庄駅にくっついている「ゆめりあ」なる施設は綺麗なんだがどうも居心地が悪い。 椅子とテーブルがある所には「この施設は禁酒・禁煙です」、大荷物で旅をする時によく使う多目的トイレには「一般の方の使用は御遠慮ください」、仕方なく行った普通の便所には「最近吸殻が目立ちます」と禁煙要請。
上記の「もがみ情報案内センター」のインターネット端末の横には「荒らしは犯罪行為です、発覚した場合出入り禁止云々。」
なんかギスギスしている。
地場産品の直売なんかをやっており、おばちゃんたちが漬物とか色々な物を売っている。
鮭川村の井上千恵子さんの「おこわ」は謎に旨いので買うべき。 250円。
指定は12時まで埋まっていたので、一番電車のつばさ101号の自由席に入線1時間前から並ぶ。 寒い。
列の前から2番目だったのでらくらく座れたが、途中は通路に立っている人がずらり並ぶくらいの混みよう。 寝て起きたら新庄、一面の雪、寒い。
新庄で買った「井上千恵子さんのおこわ」を肴にビールを飲んで寝てしまい、気がついたら酒田。 雪なんざかけらもなく、妙に暖かい。
@古川市民氏の車で仮店舗で営業中の酒田木村屋さんへ。 昼時という事も有って、店内には人が一杯。 まごまごしているうちに、限定30個のシフォンケーキ「SHIPミルキードリーム」は目の前で。売り切れた。
昼飯は前々から気になっていた中町の清水屋の脇にある寿司屋「しばらく」に@古川市民氏と一緒に行ってみた。
以前つっこみをいただいていたので、「かくかくしかじかの者でござい・・・」と挨拶をしてから注文。 事前情報で「ここでは兎に角地魚を食べよう」と教えられていたので、私は1.5人前の握り「最上川」、古川氏は1人前の「庄内浜」を。
貝や海老も含めて、ネタは総て地元の浜で上がったもの。 1種類1カンで2カンづつ出てくるのだけれど、握っている間も親爺さんはカウンターは勿論座敷のお客さんとも会話をして、何処から来たのかに合わせて出すネタを変えたりしていた。
出てきた寿司はもう何もかも旨い。 白身の魚が殆どなのだけれど、胡麻や柚子の皮を下ろしたのを散らしたり、ただ握るだけではなく、何かしら細かく仕事をしているので飽きない。 兎に角、色々なものを食べたのだけれど、どれがどう旨かったという具体的な事はあまり覚えていないので書けない。 何を食っても旨いので途中から頭が追いつかなくなってしまった。
海老にはあまり執着しない私が悶絶したのが「ガサエビ」。 鮮度が落ちるのが早く、地元でしか食べられないらしい。 あとはハタハタ、ショウフクジ、ホシザメも初めて食べた。 この日一番驚いたのは最後に出てきたアナゴ。 肉厚で柔らかいヤツを炙ってから出してくるのだけれど、これがまた口の中でとろける。 こんな旨いアナゴを食ったのは生まれて初めてだ。
満腹になるまで食ったわけではないのだけれど、脳味噌は十分に満足していて、夕方まで何も食う気にならなかった。 来月も是非行きたい。 今度は酒も呑もうと思う。
地元コミュニティFMの10分番組。 メンバー勢揃いで生放送という事で、金魚罰の外から観覧。
限定30個のシフォンケーキ「SHIPミルキードリーム」が発売されたと言う話題が出るや否や、ケーキを持ってきていたお客さんが巨大なお玉で食べ始めたものだから笑いを堪えながらの放送となり、結構大変そうだった。
大変そうではありつつも楽しんでいただけたようなので、これはこれで良かったと思う。
早目にチェックインして風呂に入り、旅の垢を落として一休み。
例によって例の如く、浪漫亭にて宴会。 いろいろと物憂い事が有ったのだけれど、ごりぱんさん持参の各種映像素材を見せていただき、気分もなんとか持ち直して散会。
食べ物や酒はいつも通り旨い。 ここで酒を飲むと、地元に戻ってからその辺の店で呑む気にならない。
早目に締めようと思っていたのだけれど、なんだかんだで遅くなってしまい、毎度の事乍申し訳なかった。 次回は日付変更線の手前でお開きにしたい。
毎度の事乍ら、会社の呑み会をすっぽかして帰宅。風呂に入ってから酒田行きの準備。 ・・・と言っても、どのカメラ・レンズを持っていくかを撰ぶ作業が大半を占める。
今回のカメラは・・・
コンタックスRTSII+プラナー50mm/f1.4、ディスタゴン35mm/f2.8、オートタクマー35mm/f2.3、ジュピター9 85mm/f2、コムラー135mm/f2.8
フジカAX−3+EBCフジノン50mm/f1.6、ポルスト28mm/f2.8
ベッサR+ズマリット50mm/f1.5、キャノン35mm/f2
ライカD-III+上海エルマー50mm/f3.5
ペトリV2+55mm/f1.4、135mm/f3.5
ブロニカETR+75mm/f2.8
フィルムはいつも通り、ブローニーがアグファの100と400、35mmがコニカの100と400.
準備が終ったら既に11時過ぎ。 急いで暗室へ移動。<後日追記>
21日の「おはよう庄内往復きっぷ」は売り切れており、またもや「土日きっぷ」での移動となる。 宿の予約も忘れていて、若浦屋は既に満室。 地蔵の湯に泊まる事に。
まぁ泊まれれば良いや・・・。
2/22 バレンタインライブ 中町まちづくりサロン 14:00〜 無料 今月のSHIPグッズは、21日限定で中町「木村屋」さんで シフォンケーキ「SHIPミルキードリーム」限定30個販売 SHIP応援特別価格¥650
SHIPを支える中町中和会商店街の日記がリニューアルオープン。 がんばって更新してください。
メモ程度に備忘録
早く寝たので8時頃には起き出して、再び椎名のライブビデオとブックレットを見ながら撮影機材とフィルムと撮影方法などの話を延々と。
総務部長のカメラはステージ撮影した時のままになっており、f5.6で1/15s 相変わらずな撮り方だった。
市内の某店でミソタンメン。 豚汁ラーメンのようでありつつ、食ってみると矢張りラーメン。 旨いが不思議な味。
今月は酒でも呑まなきゃヤッテラレネーのが明らかなので、生協の酒屋へ寄ってヘンリーマッケンナとジェィムソンと大和川のカスモチ原酒を購入。 総務部長に「東京には酒もねぇのか?」と呆れられたが、こんなに揃ってる酒屋は無い。
「会津マウントエクスプレス」は元名鉄「北アルプス」のキハ8500系の2両編成。 転換クロスシートの座席はリクライニング付きで、明るく広く非常に快適。
東武鉄道の急行「南会津」は旧「りょうもう」の流用(350系)。 リクライニング無しの転換クロスシートで狭い。 停まる駅も多くて快速と大して変わらないのに1650円。
急行のお蔭で予定より早く着いたので開場時間を確認しに行ったら既に開場していた。 7時からだと思っていたら6時半からだった。 慌てて入場
「初天神」らく八
チャレンジコーナーの順番がまだ廻ってきていないらく八さんは、志らく師の入りの前にそそくさと「初天神」。 子供が駄々を捏ねるところを一回やって印象付けておいて、次からは父親が宥めたりすかしたりする事で直接駄々を捏ねる場面を見せなかったのは良かった。 餓鬼が糞生意気で食い物の描写が汚いのであまり好きな噺ではないが、おかげでさほど苦痛には感じなかった。
「漫談」志らら
楽屋ネタの漫談をひとしきり。 いつ噺に入るのかと思ったら、そのまま下りちゃった。 この人の楽屋ネタは、客が知っている事を前提にしてのものなので、判らない人にはまったく判らない。 前座5人が血相変えてチャレンジコーナーに取り組んでる横で漫談ってのは正直どうかと思う。
「短命」こしら
さすがに呆れた顔をしつつマクラから「江戸っ子は・・・」と噺に入ると、実に実に面白い。 勘の悪いハイテンションな馬鹿の八っつぁんがボケつづけ、ご隠居が突っ込む。 志らく一門らしい爆笑落語で、客も大ウケ。 ウケればウケる程ノッて来る人なので、非常に良い出来だった。
中入り
「スタンダップトーク→前説」志ら乃
中入りを挟んで、多少毛が抜け始めた赤いコール天のズボンを穿いて、フリースを2枚重ね着した志ら乃さんがスタンダップトークで「生茶パンダのUFOキャッチャーと格闘するサラリーマンの話」をして会場を暖めてからチャレンジコーナーの説明。 上手く盛り上げて良い雰囲気にしていた。
「寿限無」らく太
入門2年目とは思えない落ち着いた声音だが、やはり緊張していて、肝心の言い立てやら日付やらをトチっていた。 終わりのほうのらく太さんなりにアレンジした部分も、発想は良いンだけどトチリが多かった。 演じ分けも出来てきたし、着実に進歩はしていると思う。
「万金丹」こらく
・・・困った。 素読みにしても面白い噺だから多少笑いは起きるんだけど、まさに「寝床」。 節が付くだけ情けない。
「浦島太郎」スマイルピクセル
トリの志らく師の前にらく次・こしらの二人の紙芝居コント。 これは毎度安心して観ていられるし、面白い。
「お見立て」志らく
マクラでちょろっと「お見立て」という言葉なについて説明してから噺に入った。
クドクド説明しなくても「だいたいこんなもんだろう」くらいの事が判るようにしておけば客は付いてくるってのが良く判った。
一席終ってから講評と採点。 普通の前座が出来る事を5点としての採点で、らく太さんは4点。 こらくさんは「とりあへず演った」って事で1点。
志らく師の落語論を聞けるのもこの企画のおいしい所である。
日付を間違えて書いていた13日の日記を移動。
11日に休みが挟まっていたので、この日に寝溜めをして持たせたものの、一週間昼休み無し(飯食う時間のみ)でタコ部屋労働に勤しんだので、精も魂も尽き果てて土曜日を迎えた。
映画「二月的故事」の舞台挨拶とか、怪奇派芸能事務所スズキオフィス主宰の「かくれんぼ撮影会」とか、行きたいイベントはありつつも、すべてうっちゃらかして骨休めをする事にした。
骨休めと言いつつも、一度寝たら昼過ぎまで起きられない事は明らかなので寝ないで最寄駅へ。 5:09発の始発でとりあへず下今市まで。
乗換え2回で会津若松に着いたのが10:30過ぎ。 ここから先の列車の接続が40分ばかりあるので、構内をうろついて撮影。 ブロニカを中心に回してみた。 400のフィルムなのでピーカンだと辛いが、日陰ならなんとか。
喜多方に着いてみたら、開業100周年とかでイベントの真っ最中。 迎えに来ていた総務部長の車で市内のGへ。 冬季限定のワンタンメンと餃子とチャーハンを意地で詰め込む。
「お前、腹ン中に何か飼ってるんじゃないか?」なんて言われたが、東京の総てのラーメン屋より、混み過ぎてやる気無しで惰性で作ったときのここのラーメンの方がまだ旨いと思う。 ここでたらふく食っておけば、暫らくラーメン無しでも暮らせる。
めしの後、たわら屋へ寄って、10円饅頭20ケと、ゴマ餅とキナコ餅を2ケづつと、きんつばを10ケ。
生協で夜呑む酒とつまみの油揚げを買って総務部長の家へ。 コーヒーを飲みながら椎名のライブビデオを見つつ写真の話など。
椎名のライブは楽器も舞台屋も音屋も映像屋も写真屋も腕っこきを集めてそれぞれに好きなようにやらせていて、椎名も面白い事をやる為なら金に糸目をつけないから物凄い事になっている。 好きなようにやらせてもらえる替わりに、皆手抜き無しでやっているからいい加減な事が出来ない、全員が全員意地の張り合いで目一杯無茶をしている。
Pezのピアノ弾きなんざ、Pezの時よりむしろ生き生きしているように見える。 何せSteinway&sonsのピアノの弦をブチ切るくらい思い切り弾いているのだ。 何かが降りてきたかの様に首振りながらキーボードを弾きつつ、振り向きざまにピアノに飛び掛るようにブッ叩いているから弦なんざ切れて当たり前。 この辺りを見ているだけでも楽しい。
舞台屋も照明屋も凝りまくり。 それを撮る映像屋も構図の切り方からピンの合わせ方やずらし方までこれでもかと秘術を尽くし、繋ぐ編集屋も遊び放題だから見ていて非常に疲れるが、何度見ても飽きない。 ヌルいのはライブを半ば呆然と見ている客だけと言う凄まじさ。
三度の飯を二度にしても、プレイヤーぐるみDVDを買う事にした。
総務部長が打った蕎麦と、炙った油揚げを肴に大和川の「今朝しぼり」を4合ほど。 疲れても居たので日付が変わる前に寝た。
2/8に観に行った際に注文した「木村伊兵衛と土門拳 展」の図録が届いた。 175ページで、出品作品すべてと、この写真展を開催する切っ掛けとなった弟子2人の対談を収録。 黒の締まりが・・・、とか、ハイキーな写真のコントラストが強すぎ・・・、とか、多少不満は有るが、1800円に値するだけの質と量ではある。
入場料は500円(土門拳記念館より80円高い)だけれど、図録や関連出版物は入らなくても入り口で購入可能。
P4とP6、7に写っている車がホールデンである事から見て、暮れにオーストラリアで撮影したものだと思われる。 ヘアメイクで誤魔化してあるので判りにくいんだけど、プリンと化した髪の根元の黒い部分は1センチや2センチじゃ無いんで、普通の感覚だと海外ロケに出る前に根元に合わせて全体を黒く染めるか、毛先に合わせて全体を染め直すか、とにかくどうにかすると思うのだけれど、何もしてないってのは事務所としてどうかしている。
伊藤瞳と言えば、今売りのホイップ3月号の巻中モノクロページにインタビュー記事が3ページ。 私物チェックでバッグを開けると無造作に突っ込まれたストッキングやら小銭やらで物凄い事になっており、マネージャーが「今後の展開もありますし・・・」とNGを出してるんだけれど、しっかり載っている。 本人の素行にも問題はありそうだが、「今後の展開」を考えているならバッグ開けたらどうなるか位は把握しておいて然るべきだし、中身の写真なんか撮らせちゃイカンと思う。
捜さないで下さい。
tDiaryで唯一困るのは、未来日記を過って書いてしまった時に消す術が無い事だ。
昨晩、デスクトップの整理をしていたら、諸般の事情でお蔵入りになっていた2001年8月の日記が出てきた。 もうそろそろ良いだろうと思って書き足したら今年の8月の日付になってしまった。 こうなると消しようが無い。
内容を消去してからその日付の日記を隠せば体裁としてはなんとか誤魔化せるのだけれど、「本日のリンク元」の表示がおかしくなってしまうのが痛い。
ブロニカETRに入れたフィルムが、裏表逆だったのを撮り終えてから気付いた。 マガジンにフィルムを装填するカメラは初めてなので、どうも良く判らない。
sabra003号に伊藤瞳。 この号にグラビアが載ったモデルのうち、本人なり事務所なりのURLが載っていないのは伊藤瞳だけ。 ネット連動が売りのsabraだけにこれは異様。 4/25に新しいDVDが出る事が告知されているが、こちらもURLは無し。
事務所サイトのトップページを開くと、未だに市川由衣が研音に移籍した案内が出てくるのに、伊藤瞳が「学業に専念」を理由に休業した事など最早どこにも書かれていない。
本人の日記が最後に更新されたのは1月の2日。 「体調を崩して病院で採血をした」なんて事を書いていた。 客前にでた最後の仕事は1/18のサファイア撮影会が最後だったようだ。何か揉め事でもあったのだろうか? 6ヵ月後にどこか他の事務所からひょっこり出てきてくれると、私としては嬉しいのだが・・・。
グラビアのほうは良くも悪くも野村誠一で、可も無く不可も無く。 髪の毛が根元から黒く変わり始めているプリンの状態なのを上手く誤魔化して画を作っているが、顔のメイクがチト不自然。 ただそれも、本人がいじり過ぎたのを修正した結果であるようにも見える。 野村誠一でなければ惨憺たる出来になっていたかもしれない。
事務所サイトから名前が消えて半月。 これが最後の撮り下ろしグラビアかもしれない。
私の30余年の人生の中で出会った最悪の人格破綻者である知人某が、勤務先の某地方大学で講師から助教授へ昇進あそばされたとの情報が入ってきた。
このまま昇進を続けて、一生娑婆に出て来ない事を切に祈る。
チケットを取り置いていただいた関係で少し早目に会場へ。 会場使用時間はかつかつらしく、前のイベントをやっている最中に外で待つような感じ。
ジャコバン派の人からミニコミを戴いたが、これがまた力の入った良い出来のもの。 Web上のレポートには写真の使用期限等の条件がつき、その辺りが面倒だったりするので、作るのに手間はかかるけれど、こうした紙媒体のものの方が良いかもしれない。 但し、デザインと編集の勝負になるので、こちらも楽ではない。 私もこうしてインターネットでやるようになる前はミニコミを作っていたので、血が騒ぐと言うか、また何か作りたくなってきた。
今回も衣装が制服だったり体操着だったり水着だったりして、「やらされてる感」がかけらでもあると見ていて遣り切れなくなると思うのだけれど、出演する女の子たちは皆嬉々としてやっているので、見ているこちらも気が楽だ。
今回は芝居は無しで、歌とミニゲームを繋いだ一時間。 七時に始まって八時には終った訳なのだけれど、実際の時間以上に楽しむ事が出来た。 撮影タイムすら無く、全面撮禁だったのだけれど、限られた時間の中でやらなければならない今回のような場合、これはこれで仕方が無いと思う。
毎度感心するのは、進行を総て出演する女の子達がやっている事。 物販時に買いもしないくせに写真だけ撮ろうと群がる下衆下民に、「撮影はお買い求めになられた方のみでお願いします」とアナウンスが入ったくらいで、客前には出てこない。 裏方が裏方としての本分を全うし、表には出てこないのはむしろ当たり前の事なのだけれど、この「当たり前の事」が出来ない業者の如何に多い事か。
あ、りえくらぶは例外的にあれでいいと思いますが。
終了後に行われたであろう呑み会には金欠のため不参。 飯を食って帰宅。
地名や職業の表記に明らかな間違いと、間違いではないのだけれど正確でないところが有ったのが気になった。 近日中に図録が届くので、細かい所はそれを見てからにするとして、気がついたのを2点。
先ず、土門拳の「焼芋泥棒」の写真の撮影地が「上野山下公園」となっているが、これは「上野公園山下」の間違い。 西郷さんの下の階段と交番の間辺り。 今は公衆便所が有るあのへんだと思う。 バス停にもなっているのに誰も間違いに気付かないのだろうか。
もう一つは、木村伊兵衛の略歴の中に「将来の夢は芸者の荷物持ちになることだった」と書いてあったが、これは「芸者の荷物持ち」ではなく、ちゃんと「箱屋」と書いて括弧書きで説明すべき。 大辞林によると箱屋は「(2)三味線などを持って、客席に出る芸者に従って行く男衆。見番に属する。箱まわし。箱持ち。」とある。 荷物を持つだけが箱屋の仕事では無い。
休みなのに、目覚ましも掛けていないのに、朝6時過ぎに目が醒める。
二度寝するのも馬鹿々々しいので、ラジオをつけてとりあへずお湯を沸かす。
昨晩買っておいたパンとカップ麺で早めの朝食を摂ってから、何かやる事が無いか考えてみる。 現像液が無いのを思い出してD−76を1ガロン作る。 粉から溶いた薬剤は、少し寝かせて落ち着けないと使えないのでフィルム現像は中止。 また何本か溜まってきている。
昨年の暮れまで、酒田の土門拳記念館で開かれていた企画展を東京でもやることになったのを知り、昨晩飲んだお散歩子猫夫妻と観に行った。
展示作品の数は同じなのだけれど、会場の大きさがかなり小さいので、ぎゅうぎゅう詰めになったような印象。 展示スペースがギリギリなので、照明にも余裕が無く、正面から見ようとすると照明が被って見にくいものも有った。 おなか一杯になってゲップが出るくらいの内容なので、一休みしてから見直したい気分なのだけれど、会場内に椅子を置くスペースなど有る訳も無く、ぐるぐる歩き回って見たので非常に疲れた。
ゆったりした配置と高い天井、適度な照明と静かな空調、座り心地も良く丁度良い所に置かれた椅子やソファー、土門拳記念館が如何に見やすく造られているかを痛感した。 何故、東京都写真美術館でやらなかったのか? 東京写真文化館でも良いし、企画としては素晴らしく、ここ何年かでは一番だと思う写真展だったので、会場が悪いのが非常に残念。 見やすい会場を撰んでやるべきだったと思う。
細君である六条御息所のご所望により上野の黒船亭にて午餐。 夫妻はハヤシライスを、私はオムライスを注文。 先日食べた谷中一寸亭のオムライスがケチャップ味の強いチキンライスを薄焼き卵でくるんだような感じだったのに対し、こちらは厚めのオムレツでトマト風味のピラフをくるんだような感じの上品な物。 どちらも旨かったが、個人的には一寸亭の下手味に惹かれる。
夫妻と別れた後、千駄ヶ谷で友人と待ち合わせて新宿御苑でぶらぶらと撮影。 友人はコンタックスAXにM42アダプターを介して付けたペトリの55mm/f1.8で咲き始めた梅を、私はブロニカの645とフジカのAX−3で咲き始めた梅を見に来た人々をそれぞれ撮影。
歩き回ってみると、撮ったことの無かった場所に面白い物が色々とある。 モデルの背景としての御苑しか撮っておらず、御苑そのものを被写体として見ていなかったのに気付いた。 今度御苑で撮影会が有る時には、これを踏まえて撮影場所のリクエストをしてみようと思う。
口入屋が匙を投げてしまい、当分補充兵は来ない。 「死守セヨ、武運長久ヲイノル。」だそうだ。
仙台からお散歩子猫夫妻が上京。 帰宅して着替えてから高円寺の竜屋で呑み。 亭主は病み上がり、細君は身重と言う事で、飲むより食う方が主。
いつも乍ら、この店は何を食っても旨く、勘定も安い。
ここの凄いのは、食べてみると或る程度までは作り方を想像することが出来るのだけれど、どうしても判らない部分が残る事。 簡単なようでありながら、とても真似が出来ない。 大事な客はとりあへずここへ連れて行くことにしている。
キナセさんから松屋の豚丼は何の芸も無く、牛丼と味付けが一緒と言う情報をいただいたが、牛丼屋は豚肉と言う物を馬鹿にしすぎていやしないか?。 牛には牛の、豚には豚の旨さと言うものが有るはずで、牛の替わりに豚を使って味付けは一緒ってのは、安易に過ぎると思う。
昔、闇市で「牛丼」だと思って食ったら何か物足りない、味に突き抜けるものが無い。 店ののぼりをよくよく見たら「午丼」だったなんて小噺があったが、そのくらいの頓知は利かせて欲しい。
個人的には「未丼」が食べたい。 マトンはきついかもしれないが、ラムなら工夫次第で何とかなりそうな気がする。
久しぶりに暗室に入った。 ここの所いつもこんな感じだが、あまりに眠いのでとっとと寝た。
代替物としての牛丼屋の豚丼と帯広系の豚丼の違いは、前者が「掻き込む食べ物」として肉と飯を一緒に口に入れるのに対し、後者は豚の照り焼きをおかずとして飯を食う事に有ると思います。
十勝地方のものに比べると、和幸のは肉も小さくお上品な物になってるように感じられるのが、ちと残念。 私としてはもっと豪快な奴が食べたい。
3日の晩に帰宅したら、食卓に件の「恵方巻」なるものが。
「まるごとかぶりついて云々」と家人がのたまったので、「そんなマヌケな食い方が出来るか。 切って出せ。」 って事で切り分けて食べた。
普通に食うと中途半端な太さが物足りない。 やはり普通の太巻きが良い。
ヤングジャンプ巻頭の市川由衣。 眩しいと目が一重になる為か、逆光の写真が多い。 この娘はスイートスポットが狭いと言うか、かわいく見える表情の種類が少ないので、多少捨てカットを入れないと単調になってしまうのが難。 その分、かわいく見える写真はよりかわいく見える。
■02月07日(土) - 午後 1時45分 〜 午後 2時15分 - 教育テレビ 日本の話芸
落語「長 短」 桂 文治
〜東京・イイノホールで録画〜
体調が悪いまま推移。 暗室には入らず自宅で静養。
昼頃起き出してカメラバッグの中を整理、使っていないカメラレンズのうち、すぐ持っていけるものを撰んで中野へ。
牛島・上川・平沼・桑田と落合のトレードみたいな感じでブロニカETR+ゼンザノン75mm/f2.8を入手。
放出したのはリコーフレックスダイヤL(リケノン80mm/f3.5)、ウェルタ・ペルレ(テッサー75mm/f3.5)、セミライラ(トリローサー75mm/f3.5)、フジカST801+EBCフジノン55mm/f1.8、ジュピター37 135mm/f3.5、ペトリV2、ペトリV3. これに追金χ円
ペトリはジャンク、フジカとセミライラは半ジャンクなので、まぁ妥当な所か。 ついでにOHの済んだペトリV6IIを受け取る。 これで動くペトリのボディは4台になったが、いつ壊れるか判らないので安心は出来ない。
キムラへ行って、予想以上に少なくて済んだ追金の浮いた分でフジカAXマウントの28mm/f2.8を購入。
同行した友人はエクサクタを物色。 お蔭でこれまでペトリ製だと思っていたエクサクタのRTL1000がプラクチカベースであることが判ったのは収穫だった。
急性白血病による腎不全だそうな。 享年八十、勇退が決まっていた落語芸術協会会長の任期最後の日だった。
池袋演芸場の1月上席(1〜10日)3部の中入り前に名前がある、末廣亭の初席にも名前が載っていたような気がする。 最後の高座が何時で、演目は何だったのか気になる。
末廣亭の12月上席で演った「掛取り」は10分少々ながら狂歌、芝居、喧嘩を、特に芝居の部分は鳴り物も入ってきっちり。 さすがの出来で万雷の拍手だったそうだ。
いつでも観られると多寡をくくっていると、足元を掬われる。 観たい噺家は観られるちに観ておこうと思う。
ダイソーの100円落語CDに3枚あるので、興味を持たれた方はとりあへずそちらで。
落語名人シリーズ 5 桂文治(十代目)「禁酒番屋」「やかん」
落語の楽しみシリーズ 3 金原亭馬生(十代目)「がまの油」、桂文治(十代目)※表記は伸治「豆や」、桂文朝(二代目)「子ほめ」
落語の楽しみシリーズ 4 春風亭柳昇(三代目)「課長の犬」、桂文治(十代目)※表記は伸治「掛け取り」、春風亭小柳枝(八代目)「権助魚」
「禁酒番屋」と「掛け取り」は買って損の無い面白さ。
お弟子さんである桂小文治師匠のサイトのつれづれによると、1/17に高熱を押して郡山へ行き、一席演ったらしい。 幸い、この日は無事に済んだらしいのだが、毎日更新されていた「つれづれ」の更新がこの日で止っているのが重い。 18日以降もちゃんと更新されてました。 お詫びして訂正いたします。
今週末に使ってないカメラを数台処分して、ブロニカの645を身請けしてくる予定なのだけれど、仲間内の写真屋からいくつか助言を戴いた。
「ねーちゃん撮るときは明るめで行け。」
「フィルムはとりあへず二種類以上使え。」
「カメアシ無しでも気合でなんとかなる、頑張れ。」
仕事じゃないんだからカメアシなんざ使えないんだが、まぁそれは良いとして。 「明るめで」ってのは、レフ必須って事らしい。 「フィルム二種類」ってのはよく判らないが、感度を変えて複数って事だと思う。
レフは嫌いなのでなるべく使いたくないんだけど、有るのと無いのと両方撮って上がりを比べてみようと思う。 フィルムはアグファAPXの100と400を使ってみる予定。 現像はロジナール16倍希釈。
忘れない様にメモ。
2月7日(土)より、映画「二月的故事」下北沢トリウッドにて公開
2月11日(水) ピチピチパニック4.5時間目【バレンタイン無理やりあげちゃう☆電撃大作戦】
2月15日(日)第55回「立川志らく一門会」
2月22日 SHIPライブ@中町の日(発表はまだだけど、多分やると思う)
2月28日 不動院寄席
2月29日 谷中カフェ 立川こしら「cafe la cugo」
消息筋からの情報によると、どうもNHK側が悪いらしい。 黒沢氏が怒って当然の親方日の丸的な傲慢な態度でケツをまくったとのこと。 黒沢も黒沢だが、NHKはもっとひでぇって事ですな。
始発で都内某所へ。 着いてすぐ仮眠。 今朝はとても寒い。 点耳薬で耳を洗おうと思っていたが、耳に薬を注したまま眠ってしまった。 目が醒めてから、慌てて抜いたが、耳ががなんだかおかしい。
いつも使っているコクヨのネガ袋を切らしていて、ヒマラヤ山系から貰ったフジのネガ袋を使っていたのだけれど、こいつが微妙に寸足らずで、ネガの右端が入りきらなくてどうにも気持が悪い。
ヨドバシでコクヨの奴を40枚買ってきて入れ替え作業。 焼いていないネガに見入ってしまう事暫しで、なかなか捗らず時間を食う。
夕方、中野のPへ行き、オーバーホールをお願いしていたズマリット50mm/f1.5を受け取った。 ずれていた絞り指標も、ヘリコイドのガタもすっかり直った。 ライカの標準は暫らくこれと上海エルマーで行こうと思う。
ブロニカのセミ判一眼レフが有ったのだけれど、これのファインダーが実に良く、ルーペを出さなくていいどころか、ウエストレベルで上から覗いただけでピントが合う。 大いに悩んだが保留。 何台か人身御供を出して身請けする予定だが、売れてしまったらまぁ仕方が無い。
最寄駅は根津だと勘違いしていたが、あっちは弥生坂、谷中カフェが有るのは団子坂で、最寄はむしろ千駄木。 一駅分歩く羽目になったが、なんとか開演までに到着。 この落語会の料金は木戸銭500円+ワンオーダーとなっており、マスカットサイダーを注文。 ここはそれなりの値段はするが、飲み物も食い物も吟味した良い物を置いている。
「豆屋」
近況のマクラから「江戸っ児は、皐月の鯉の吹流し、口先ばかりではらわたは無し、なんて申しまして・・・。」とお決まりの科白。 この人はいつも前置きにこれをやる・・・と言うか、これしかやらない。 私なんぞはもう慣れちゃってるから、「あぁ、これから本題に入るんだな。」と思うのだけれど、生真面目な古典好きの人が聞いたら怒り出すかもしれない。 通貨単位が「銭」なのにお上は警察ではなく「奉行所」だったり、相変わらず適当な所は適当なのだけれど、これはこれで面白いから良い。
「金明竹」
中入り明けに、先日山形から上京したコントユニットの相方の秋葉監督との掛け合いでマクラ。 秋葉監督が引っ込んでから再び「江戸っ児は・・・」。
この噺はインチキくさい上方言葉で早口に畳み掛ける言い立てがオチに繋がる笑いどころなのだけれど、こしらさんの演出は敢えて言い立てをちゃんと演らずに、何度も言わされてキレかかるハイテンションな上方者を戯画化して笑いに繋げていた。
落ち研臭くて厭だと言う人も居ると思うが、私はこの人の奇矯な発想は素晴らしいと思う。
駅貼りの確定申告のポスターに長谷川京子。 政府関連のポスターにしてはメイクも写真も良く出来ている。 ポスターとしての出来そのものは従来の政府広報ポスターとどっこいではあるが、顔が命の長谷川京子を上手く生かせているとは思う。
コンビニの婦人雑誌の棚の「婦人公論」の表紙が田中麗奈。 栗色に染めてボリュームを出した髪形が新鮮。 この人の眉毛は、平安貴族の殿上眉に通じる、およそ人間のそれとは思えない虚構の眉毛だと思うのだけれど、この表紙の眉は上手く描けていると思う。 そばかすを感じさせず、且つ、さほど厚塗りにも見えない顔の塗りも、ファンデーションの技術的進歩なのかメイク技術なのかわからないが、上手く出来ていた。 混雑していたので、手にとって確認はしていないが、明日辺り見てみようと思う。
先週のNHK金曜時代劇「はんなり菊太郎 2」のゲスト主役に柊瑠美。 主役の内藤剛志と柊瑠美は「千と千尋の神隠し」では親子なわけで、その辺りも踏まえたキャスティングなんじゃないかと思う。 途中までしか見なかったのだけれど、子役出身にありがちな顔が成長しないまま大人になってしまう傾向にはまらず、大人の顔になりかかっていたのが好印象。 演技は上手いが、ちと硬いような気がした。
どうも聞えが悪いと思ったら、耳の中が血膿でぐちゃぐちゃになっていたらしい。 それを洗浄・吸引したら傷口が開いたらしく激痛が走る。
洗浄用の点耳薬とこれまでの薬を更に数日分処方。 これがまた高い。
以外と時間を食ってしまったので、タクシーで職場へ。 これがまた、痛い。
上野のアメ横カメラへ。 フジカAXマウントのレンズが何本か出ていたので見に行ったが、欲しい焦点距離のものは無く、ラーメンを啜ってから東京の西のほうへ移動して、一昨年の暮れに死んだ友人の遅めの一周忌を徹夜で。
中耳炎の回復がはかばかしくないので、朝から耳鼻科を検索。 何故か木曜休診のところが多く、会社の近くの総合病院の耳鼻科にかかる事にした。
待ち時間そのものは長くなかったが、検査四つ、レントゲン4枚。 オマケに「鼓膜を切開して膿を出します」ってんで耳の穴に綿に浸した麻酔薬を詰めて待つ事10分。 耳ン中にメス突っ込んで
「ザクザクザクッ!!」
とぶった切ったが膿が出ない。 「あれっ?」・・・ってあれじゃねぇぞコノ野郎。 結局もう一回耳ン中引っかきまわす羽目になった。 これが痛いの痛くないの。 書いてたら痛みがぶり返してきた。
そんなのは目じゃない位痛かったのはお会計。
「13000円になります。」
・・・・死。
痛みに耐えて良く頑張った、と云うことで、「私立市川由衣学園」を購入。 屋内の眩しくない顔の写真が良い。 着衣だとさらに表情が柔らかくなるような気がする。
そんな訳で今週末の酒田寒鱈まつりは回避。 東京で大人しく落語でも見て過ごします。
ニッカンスポーツの芸能ニュースによるとNHK大河「武蔵」はパクリと黒沢氏が提訴とのこと。 そんな大袈裟に騒ぐ事なのか非常に疑問。
そもそも問題になった「七人の侍」だって、冒頭の志村喬が握り飯二つで賊を捕まえるエピソードなどは、上泉伊勢守の無刀取りの話のパクリ。 しかも映画の中ではぶった斬ってしまう訳で、話を捻じ曲げて無刀取りを編み出した新陰流の開祖を冒涜していると言っても良い。
他にもある。 「椿三十郎」のラスト近くの、ご家老が家中の若侍に話す「乗った人より馬は丸顔」の話も、成島柳北(ここに写真があるがホントに長い)をからかった戯れ歌をいただいた物だ。
こう言うのはほじくれば幾らでも出てくると思う。 お互いパクリ、パクラれなんだから、著作権だのなんだのを盾にするのはいただけない。
日曜に中野のPへガタのきたズマリットを組みなおしてもらいに行ったら、程度の良いフジカAX−3(EBCフジノン50mm/f1.6付き)が有ったので、修理代とあわせてレンズ一本叩き売って購入。 フジノンレンズを使う為に使用してきたST−801(昭和49年発売)はこれで退役、使っていないマミヤの21mm/f4と併せて売却予定。
AX−3は昭和54年発売。 このころにフジカはM42マウントから独自のバヨネットマウントへ移行している。 年代的にはペンタックスのLXと同じくらい。
ちなみにこの頃我がペトリは独自スピゴットマウントからM42マウントへ退行して最後のカメラを生産していた。 スペックとしては昭和39年発売のペンタックスSPとほぼ同等。 そりゃ潰れるわなぁ・・・。
昨日、午前中に病院へ行ってから仕事へ。 免疫力が落ちたところへ細菌が入って炎症を起こしているらしい。 鼻水の啜り上げ過ぎで副鼻腔炎、鼻のかみすぎで内耳炎(もしくは中耳炎)、そこからの発熱だったようだ。
午前中に何とか仕事場へ行って夜まで働いた。 無理しなくて良いなんて言われたけど、日給月給なんで休んだらおまんまの喰い上げなのである。
先日、目出度く立川流に復帰したキウイさんが出ると言うので、雪のちらつく中、上野へ。 いつもは上手側の席に座るのだけれど、左耳が聞えないので今回は下手側へ。 順番はちと記憶が曖昧なのでその辺りはご勘弁。
「弥次郎」快楽亭ブラッC
最初から落ち着きが無く、楽屋の方をちらちら見ていたが、途中でつまってしまい、忘れた部分を端折って何とか終らせていた。 出来としては非常に悪かったが、それでも笑うところは有ったのでまだ救いは有った。
「まんじゅう怖い」立川談一
前回見たときの「弥次郎」よりは良かった。 素直に淡々と語って、目先の笑いを追わないのは良いと思う。
「お血脈」快楽亭ブラ汁
飄々とした語り口で楽しく聞ける。 歌舞伎に造詣の深い師匠に付いている所為か、石川五右衛門の芝居がかった台詞回しも中々巧い。 ただ、これは照れずにやった方が良いと思う。
「十徳」立川談大
キウイさんと共に先日復帰が叶った談大さんであるが、破門中にいろいろ精進した成果が出ていたと思う。 良かった。
「たらちね」立川キウイ
落語が出来る喜びが見て取れる、明るい、良い落語だった。 目に付いたのは身のこなしと所作の綺麗さ。 復帰試験の時の踊りは緊張のあまりガチガチだったらしいが、身にはついているのだと思う。 アンチが多い人では有るけれど、私はこの人の落語が好きだし、これからも応援していきたい。 めくりを忘れたのはご愛嬌。
「初天神」立川こらく
実に困った。 トチリとかは無いのだけれど、笑うところが無い。 ませた餓鬼の厭な部分と、大人気無い父親の厭な部分が前面に出てしまって、非常に後味が悪かった。 全く救いが無い。
撮影で使われているデジタルプリントショップでのトークイベント。 広小路寄席をそのまま見ていたくも有ったのだけれど、途中で抜けるのも癪なので上野近辺をぶらぶらしてから渋谷へ。 渋谷で用事のある店は軍事関連書籍・テープ・CD・ビデオetc...のアルバンと、旧共産圏カメラ・レンズのKing-2位で、それ以外の用では殆ど足を踏み入れない街なので、地図で見るとわかりやすい場所では有るものの中々辿り着けない。 何とか見つけて店の前で時間を潰していたら見知った顔が三々五々集まってきた。 ここで階段に並んでしまえば良かったのだけれど、上の階の迷惑になるといけないので下で待機。 時間になって並びに行ったら入場は整理番号順ではなく、並んだ順になっていた。 イベントの仕切りそのものはゆったりまったりで良いのだけれど、何のための予約だか判らないので、こう言うところはちゃんとして欲しい。
司会のかがわ社長の前説の後、桑原彩美・阿部千明・水原鈴花の3名が、それぞれの役の衣装で登場。 桑原はシェリーココの衣装(通称「ココ服」)あとの二人はファミレス店員役のメイド服。 驚いたのは水原鈴花の頭蓋骨の小ささ。 一人だけ縮尺が違う感じで、顔が小さいのを通り越して、頭全体が干し首の様に小さい。 8頭身くらいはあるだろうか、上背が160cmから有るので、かなりすらっとして見える。 阿部千明は折れてしまいそうに細く、喋らなければ儚げ。 桑原彩美は怪しい挙動と変な衣装が上手く噛み合っている。
3人+司会ならざる司会で撮影裏話。 「りえさんはけして声を荒げないが、素で言う事がキツイ。」と3人から実例を挙げて糾弾されるなど、攻守ところを変えつつ暴露合戦が展開された。
「出し物」として、役割と状況だけを設定したエチュード(即興演技)。 追い詰められると本性が出て面白い。
撮影タイムは前列と後列交代で。 前列は囲み状態で。 後列は横合いから順番に何枚かづつ。 平和裏に終了。
物販はそれぞれのCDロム写真集やDVDと、特製の携帯ストラップ。 次があるので私はここで退散。
今回は定例イベントの第一回と言う事で、来月以降も定期的に有るらしい。
会場後方で見ていたこわそうな人(中上健次似)が畑澤和也監督だったようだ。 その隣に何故かフィクサーN氏。
時間が無かったのでシータクで六本木へ。 柄にも無く「ロアビルの前まで」、てめぇで言ってて頭蓋骨の裏側がむず痒くなってくる。
何とか開演前には着く事が出来た。 客の入りは例月通り。 先日の一門会のように客が大挙押しかけたりはしていなかった。
「堀の内」らく次
小噺の仕込を忘れて言い直したり、台詞が抜けたり言い損じたり、細かいしくじりは多かったものの、大崩れしないでなんとかまとめていた。 この辺りは相変わらずさソツが無い。
「壷算」志ら乃
テンポが良くて、啖呵も切れるのでこう言う噺は合っていると思う。 訳が判らなくなって半狂乱になる瀬戸物屋の主人が良かった。 マクラの面白さが噺まで持続するのは流石二つ目。
「時そば」こしら
前半の夜泣き蕎麦屋を褒めちぎって一文掠めていく男が上手い。 こうなると真似をしたくなってやってみるものの一々失敗する男の一人コントも引き立つ。
終って外に出たら雪だった。 寒い訳だ。
「世界最小のカメラメーカー」(自称)としてライカLマウントの「安原一式」、広角コンパクトカメラの「秋月」などを生産・販売してきた安原製作所が、平成16年2月をもって全業務終了とのこと。 詳細はこちら。 まぁ、詳細と言っても、言い訳程度の事しか書いてありませんが。
業務終了に伴って、サポートも終了。 普通の修理屋なら直せる簡単な構造なのが救いといえば救いですが、 基本設計が悪いのと、品質にばらつきが有るのとで、どうにもならない個体も有ると思われます。
鼻水だと思っていたものは、落ち着いて分析してみたらどうも膿らしく、首の左側のリンパ腺が腫れているのが原因らしい。 それが上の方へ行って中耳炎と合わさって訳の判らない事になり、化膿しているようだ。 風邪薬は飲んでいるが、明日の朝の段階で治る兆候が無ければ、病院へ行く事にした。
真っ直ぐ歩けないくらいおかしいので、必要最低限の後始末を考えなければならない。 カメラと本とパソコンとCDの処分はヒマラヤ山系に任せる。 葬式無用。 片棒は俺が担ぐ。
昨日は日がな一日寝ていたものの頭痛と鼻水に悩まされて断続的に寝たり起きたり。 食欲も無く、葛湯を作って啜る。 去年死んだ祖父さんに叱られる夢を繰り返し見る。 墓参りに行ってこよう。
鼻をかみ過ぎて左耳が中耳炎。 ずっと耳鳴り。
就寝前の検温。 37.2℃。
6時起床。 37.4℃。 悪化している。
連休明けに新入りが辞めている事が多いので、休みたくは有ったが出勤。 予想的中で辞めやがった。
明日から又ぢごくの大残業週間が始まる。
暮れに餓鬼の時分からの友人のキムラさんから電話が有り、別の旧友某から3年ぶりに連絡があり、どうやらこの日記がバレたらしいとの報告。
この友人某というのは、小学生の頃、若年寄を通り越して年寄り臭いと言うことで担任から「老中」と呼ばれていた私より更に年寄り臭いので「大老」と呼ばれていたつわもので、中学に入ってからは飲み友達として、私が大学を辞める頃まで毎週のようにおだを上げていた悪仲間でもあった。
本人達に関係無いところで親同士が険悪になり、疎遠になっていたが、良い機会なので、また近々に呑みに行こうと思う。
悪化。 激しい頭痛。 咳は出ないが鼻水は濃いのが出る。 熱もある。
老若男女取り混ぜての大入りで驚いた。 暮れの芝居での告知が効いたんだと思う。 そうそうハズレの聴くに堪えないのは無いし、最後に志らく師が一席やる事を考えれば、安すぎるくらいの会だと思うので、今日来たお客さんは是非来月以降も来ていただきたい。
客で酒井莉加。 艶っぽくなりましたね。
どうも抜けきらない。 身体も財布も。
鼻水は止らず、咳は断続的に出る。 財布も空だ。
知人からチケットをいただいたので練馬へ。 風邪が抜けないので今週は暗室には入れず、自宅から行ったのでかなり時間が掛かる。
大ホールなのでやはり広い。上手側の一階席後方で、辛うじて演者の表情が判る。 長時間一点を凝視していたので、目が疲れた。
「携帯、PHS、ポケベルやアラームの鳴る物の電源を切れ」としつこいくらいのアナウンスが入る。 これだけしつこく言っても鳴らす奴が居るから厭になる。
14時に時間通り開演。
「寿限無」志の吉
口開けは志の輔師の弟子で、昨年二つ目になった志の吉さんが「寿限無」。 マクラで「12時半に楽屋に入ったら誰も来ていない。」と言う話をしていた、大いに有り得る話では有るが、最後迄来ない可能性もゼロではないのがまた恐ろしい。 噺の方はまぁ可も無く不可も無く。 喧嘩をして頭に大きなたんこぶをこさえてきた寿限無寿限無(以下略)を連れて行く医者が大学病院で、会計のあの変なアナウンス口調で寿限無寿限無(以下略)の名前を呼ぶのが新機軸。 ここは面白かった。
「コント」アンジャッシュ
次ぎに出てきたのはアンジャッシュ。 中高年多めの客層を見て、自己紹介からショートコントを幾つか演って客に慣れてもらい、最後に長めのコントを演って降りていた。 ネタも面白いし、客層に合わせて演れるのには驚いた。
「厩火事」談春
談春師が出てきたが、表情が心なしか暗いように思える。 何だろう?と思ったら、談志家元はまだ来ていないどころか、夜の会だと思っており、寝ていたらしい。
「起きてくださーい!!」と電話を掛けるマネージャーに電話の向こうから「俺を昼に呼ぶな」と言うのが聞えたとか、私が「うん」と言う前にマネージャーが「談春さんが繋ぎますから」と言っていたとかそう言う話から、立川流の内輪話などを織り交ぜて長めのマクラ。 おもむろに噺に入ると「厩火事」。 時間はたっぷりあるので腰を据えてみっちり演っていた。 巧い。 緩急、リズム、口調、どれも良い。
志の吉さんとアンジャッシュが、持ち時間20分のところを15分で降りちゃったので、ただでさえ40分だった持ち時間が50分に延びてしまったらしいが、きっちり50分勤めたのは流石。
「江戸文字漫談」文志
中入りの15分を挟んで、江戸文字の文志さんが膝替り。 橘流(寄席文字)、勘亭流(歌舞伎)、相撲字と文志さんが考案した江戸文字を並べて違いを見せたり、中国の簡体字を見せて何の字か?なんてのをひとしきり。 大受けはしないけれど、良い感じで休憩明けのざわついた客席を温め直していた。
「羽団扇」談志
木賊刈の出囃子が終る頃、照れくさそうに出てきた。 口を開くと明らかに寝起きで声がかすれている。 ことによると漫談だけで降りちゃうんじゃないかと心配したが、喋っているうちに声も出てきた。
客がどれくらいのレベルなのか瀬踏みするようなハイブラウなギャグや小噺を織り交ぜてくるのだけれど、今日は客筋が良く、笑うべきところできっちり受けており、こうなると家元も乗って来る。 噺に入ったと思ったら仕込みを忘れていてマクラに戻ったりしつつも「羽団扇」へ。 噺の要所々々に入る辛辣なクスグリやバレネタもことごとく受ける。 「(天狗に)あんまり鼻をしごくと血が出ますよ。」「あぁ、しごくと白い血が出る。」とか、「羽根で飛ぶのは天狗の前座だ、前座とは円楽党の真打みたいなのを言う。」なんてのにも反応する。 良い客で良かった。
演者が「これならどうだ」とネタを振る、客が笑いで反応する。 このラリーの応酬で尻上がりに盛り上がった良い落語会だった。 会場を出るときに時計を見たら17:54. なんだかんだで3時間近く見ていたことになる。
談春師の手拭いを売っていた。 金壱千圓也。 給料日あとなら迷わず買うのだが・・・。 売り子を志らく門下のらく次さんがやっていたが、良い仕事をしていた。
さすがに疲れたし、財布もほぼ空なので帰宅。 途中、中野のPに寄るが、親爺さんは居なかったので寄らず。 明日は志らく一門会。
チケット有難うございました。 大間違いの部分は早速訂正しました。 いやはや、なんともお恥ずかしい。
宝くじは見事に外れたので、働いています。 じっと手を見る。
今月の24、25の土日は、酒田の寒鱈まつりなのですが、24が第三土曜なので出勤日。 仕事が終ってから新幹線に乗ったら、日付が変わってから酒田に着くことに成りかねない、・・・と言うか、下手すると着かない。
そんな訳で、この日は初の夜行日帰りって事になりそうな雲行き。
そんなに必死になって何をやってるんでしょうねぇ・・・。
>『あのよろし』か?さん
古典は調べようがあるんですが、新作はそうも行かないんでこう言う検索があるんでしょうね。
「落語」「わからない」だと「わからない」だったりして。
# ZERO-ONE [維新力さんと高木さんの経歴が違うような・・・(^^; 他にも角界出身レスラーはいるけど番付はそれ以下ってことですね?]
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