チームKの200回目の公演と言う事で、チケットは早々に売り切れ。 カフェも初日や楽日程ではないが結構な人。
そんな訳で例によってカフェから。 千秋楽までに中で何回見られるだろうか。
メンバー誰某の誕生日とか何回目の公演なんて日には、余得を期待して来る向きや付き合いで来ている向きが多く、今日もカフェ終始ざわざわと。
MCなんざ聞き取れる筈も無く、耳を澄まして歌を聴く。
「MARIA」の歌いだしの部分で増田の歌が走っていたので今日は危ないと思っては居たが、「片思いの卒業式」の出だしで蹴躓いて音程を外したら、つられたのか大島もズッコケた。 ここまで派手にやらかすのも珍しいが、しっかり帳尻を合わせたのは流石。
小林は今日も止まる位置を間違えて弾き飛ばされたりしていたが、何事も無かったかのように続けていた。
例によってカフェ観覧。
連休の谷間の平日なんざ平日であって平日でない。 早々にチケットは売り切れてカフェにも結構な数のチケット難民。
「シアターパイレーツ」で停まる位置を間違えて高田のショルダータックルを喰らって弾き飛ばされた小林が上手く着地して何事も無かったかのようにそのまま踊り続けていたのが面白かった。 小林はステップの踏み方からして楽しそう。
佐藤の自己紹介の所で劇団NYの小芝居。 今回もラッキー7のコントみたいな展開。 佐藤の胡散臭い喋り方が愉快。
重力加速度や慣性質量にとらわれない秋元の動きを堪能。 初速も終速も速いのにピタッと止まって流れない。逆に慣性質量を上手く流して止めているのが野呂。 こちらも面白い。
酒田に行きたかったのだけれど、絶望的に金が無いので回避。
始発で並ぶべく4時半に起きたが、昨日の日記の事後処理の為、回避。
昨日より一本遅いバスでお台場へ。 人は増えたが前の方で見られる状態では有った。
最高気温が25℃を超える予報が出ており、折井もコート無しで登場。 真横から見る事になってしまったが、改めて折井の細さに驚く。 中西も細いが折井も細い。
折井はカンペ無しで曲紹介、Chocoloveを呼び込んで下手へ掃ける。
例によって音の出ないワイヤレスマイクで一曲。 歌で出せない分、仕草や表情に力点を置いて演っているように見えた。 中西の溜めの効いた立ち居振舞いと3点バーストの目線配り、秋元の正確で落ち着いた動きを堪能。 宮澤も歌うときの表情に変化をつけていて驚いた。
「AKB48とは何ぞや?」ってのを紹介する部分では、折井の話の振り方も上手くなっていたし、Chocoloveの3人も努めて話を繋げるようにしていた。
「スカルマン」の紹介の部分では、あまり宜しくない方向に話が行ってしまって折井が慌ててフォローする場面も見られたが、この辺りも補正されていくと思う。
秋元は宮澤に話を振ってボケさせて突っ込むところから一歩進んで、脱線した話を戻したり、浮世離れした中西と天真爛漫な宮澤が喋り足りなかったり(また喋りすぎたり)した部分を補って、折井を良く支えていた。
良いバランスのユニットだと思う。
お台場の帰りにカフェにて。
抽選外ながら64番まで入れたようだ。 キャンセル待ち券は何番でも貰っておくにしくは無い。
カフェ店員の裁量でスピーカーの音量が決まる所為か、今日は音量が下がったり、ゼロになったり、また上がったり。 後半は大きめの音で聴きやすくは有った。
駒谷が休演、篠田が一部出演と言う事で、居るメンバーにそれぞれのパートが割り振られていたが、前田と小嶋、特に小嶋が良い仕事をしていた。
この人はふにゃらけているようでいて、やるべき事はいつもしっかりやっている。 重馬場に強い。
シャネル・ネクサス・ホールのエリオット・アーウィットの写真展は今日も面倒になって回避。
AKB48 チームAのソワレも回避。
一日に二回カフェ観覧ってのも流石にどうかと思ったのと、兎に角眠いのと。
6時に起きたが、既に長蛇の列であると伝書鳩が来たので秋葉原方面は断念。
二度寝してゆるゆるとお台場へ。 撮影禁止と言う事も有ってか、「目当て」で来ていると思しき客の数は少ない。 端の方ではあったが最前列に橋頭堡を確保してイベント開始を待つ。
先ず司会の折井あゆみが登場。 先日の東京タワーでは多少面窶れした感があったが、今日はそんな事も無く。
くすんだ水色のワンピースに七分丈の白いコートを羽織り、髪は大人びた感じのゆる巻きに。 爪先まで厚底になった自棄糞に高いピンヒールのサンダルで出演者との背丈を調整、秋元と同じくらいの高さになっていた。
「元AKB48の」とかそんな前置きは無しに「司会の折井あゆみです」。 台本通りなのかもしれないが、この辺りの潔さが折井らしく感じた。
曲紹介が有ってChocoloveさまご登場。 ヒールの高さで三人の身長を調整しているのが面白い。 156cmの中西が一番高いヒールで、164cmの宮澤は少し低いもの、166cmの秋元は更に低いものになっていて、左から秋元、中西、宮澤の順で並ぶと、丁度「凹」の字みたいになっている。 ご本尊の中西より、脇待の二人の方が上背が有るってのも面白い。
どうやって録音したのか判らぬ位に矢鱈滅ッ鱈キーの高い曲なので致し方無いと言えば致し方無いが、一応ワイヤレスマイクを持ってはいるものの生歌感はゼロに近い。 ほぼゼロ。 いや、ゼロ。
然し乍ら生歌感が無い分、無理をして歌っていないので動きや表情は実に良かった。 ジョン・レノンだったか、「コンサートは見に来るものだ、音楽なら家で聴いてくれ。」かなんか言っていたのを思い出した。
秋元にしても宮澤にしても、三階さんから漸く名題になった位の感じであり、CDの選抜メンバーに選ばれたところで並び大名くらいの役しか付かなかった訳で、脇だが良い役を貰えたのは喜ばしい。
歌が終わって喋る段になると、一旦掃けてマイクをワイヤレスからワイヤードに持ち替えて出て来た。 歌が終わったところでレヴェルを調整すれば良いだけの事だと思うのだが、ワイヤレスの方は完全なダミーマイクなのかもしれない。
上手の袖に居たケーブル捌きのお姉さんが出したり引いたり細かく仕事をしていたが、中西と宮澤が無頓着に踏んづけるので苦労していた。
Chocoloveたぁどう言う意味かとか、「明日は明日の君が生まれる」はどう言う曲かとか、スカルマンってのはどう言うアニメなのか、・・・てな感じの質問を折井が投げて3人が答える訳だが、秋元が宮澤に話を振って、ボケたところに適宜ツッコミを入れて話を膨らませていたのは良い仕事。
「AKB48とは何ぞや?」ってのを一見さんに噛んで含めて説明するコーナーでは、ビデオを流して、それを折井が説明しつつ努めて客観的に3人に話を振るが、素材が古いので折井本人がアップで映ったりする場面もあって一寸遣り難そうではあった。
中西を「りなティン」ではなく「里菜ちゃん」と呼ぶ折井と、折井を「あゆちゃん」と呼んでしまう中西の意識の違いが興味深い。
特製チョコ3つ、劇場の当日券3枚を賭けたジャンケン大会の初っ端に秋元が登場。 「○○(自粛)は最初にパーを出すの法則」に従い、秋元はパーを出さないと判断してグーを出したが、あろう事か秋元が出したのはパー。 小林じゃあるまいし・・・とボヤキつつ、成り行きを眺める。
当たり6枚のところに勝ち残りが4人。 チョコ3枚、チケット一枚持っていかれてチケットが都合2枚残ったが敗者復活戦は無し。 微妙な空気で終了。
銀座のシャネルにエリオット・アーウィットの写真展を見に行ったが、店に入らないとギャラリーにも行けない訳で、気後れして入り口で断念して帰宅。
まぁ私も好きなことを好きなように書き散らかしてはいるがそれなりに自分に課した規範のようなものは有って、それは「明らかな嘘は書かない」と言う事であったり「見聞きしたことに基づいて書く」と言う事だったりするのだけれど(「(笑)」も廃止した)、一番大切にしているのは「自分を安全圏に置いて他者を批判しない」「批評はしても審査はしない」と言う事だ。
鏡花小史の作で一番好きなものの中に、こんな一節がある。
一体、絵なぞと言うものは、批評はすべしだけれども、審査はすべきものでないのです。 神様ならば知らない事、同じ人間同士、批評は出来ても審査の出来よう訳がない。 するのは罰当たりです、僭越です。 ――されるものも不心得です。
(泉鏡花、泉鏡花集成13巻「芍薬の歌」、筑摩書房、1997年、291頁)
しかし、する者も世渡りなら、される者も世渡りで、それは可いとして、と言う一文が入る。)
権利と義務、自由と責任は表裏を成すものである訳だけれど、一昨日の日記に責任の方は放擲しておきながら自由を謳歌して悪口雑言罵詈讒謗、処刑断罪何でもござれの手合いからの誤読によるリンクが有ったので、むかっ腹ついでにこんな事を書いている。
ウンコを手掴みにしても、こちらの得になるような事は一つも無い。 手が汚れるばかりで他山の石にもならない。 説諭しても効き目は無いが、書かないと増長する。 書いても書かなくても不愉快なら、せめて精神衛生上良いほうに・・・。
当該リンク先はこれ。
インターネットだからリンクしたきゃ勝手にすりゃぁ良い。 しかし判らねぇものに何でリンクを張るかねぇ。 判らねぇなら読み解く努力をすりゃあ良い、知らない単語は調べりゃ良い。 調べて解らなきゃ訊きゃぁ良い。
読みたい奴だけ読みゃぁ良いんで、判り易く書いちゃ居ないかわり調べても判らないような書き方もしちゃいない。 碌に読み解く努力もせずにこう言う誤読をされるのは実に不愉快。
本人が来た(1)(2)ので対応してみる。
「多分」ではなく、あなたのことです。 明示しないで書くのは趣味じゃないんでリンク元も書いてある。
「一昨日の日記に(中略)リンクが有ったので」は正確に書くと「一昨日の日記にリンクで飛んできた痕跡があった」と言う事。 この日記はアクセス解析もしていないし、誰が読んでいるかも解らないのだけれど、何処から飛んできたかリンク元だけは表示されるようになっている。 リンクされたのなんざ書かれた頃から知ってはいて、不愉快は不愉快だったけれど、27日の日記にまだそこから飛んで来た痕跡があったのでここんとこの憤懣も含めてぶちまけてみたという訳です。
インターネットなのでリンクはご自由にどうぞ。 私の不愉快はリンクをされた事より斜め読みで誤読をされた事から来ていますから、リンクを外していただく必要もありません。
あなたの斜め読み癖は「責任の方は放擲」と書いたのを「責任の方は投擲」と返してくる事に象徴されていると思います。 私なんざ一回で済んでるからまだ良いけれど、牽強付会と言うか断章取義と言うか、捻じ曲げた解釈をした上で持論の補強に使われるのは気持ちの良いことでは有りません。
何が誤読なのかとのご質問ですが、ハンス・ヨアヒム・マルセイユはタバコを吸って噎せ返るような柔弱な優等生では無いと言う事です。
「責任の方は放擲」ってのは、「ピントのずれた視点で」と言うexcuseをつけて逃げ道を作った上での言動を指しての事です。 あなたの下衆な文体と不躾な物言いと安易な引用には辟易しているので、可能な限り読まないようにしていますが、アンテナ経由でどうしても目には入ってきます。 書いてすぐ消されたようですがコンサート時の秋元への謂れ無き罵言であったり、星野みちるがAKB48を踏み台にしようとした事への告悔に関する一文であったり、書き手の主観ばかりが先走って批判される側や読み手の痛みを顧慮していない。 他者への想像力が丸で欠如していると言わざるを得ません。 更にそれが事実基づいていないとなると、もはや致命的です。 学業と芸能活動の両立を志した戸島に「やる気が無いなら辞めちまえ」的な手紙を送りつけた輩と何ら変わらない。
アップロードする前に再度推敲なさる事をお奨めします。
さりとはつらいネ
テナコトオッシャイマシタカネ
よりによって平日ばかりのチームK公演。 「すまじきものは」てぇ奴で、開演ギリギリに着いたがチケットなぞ残っている筈も無くカフェ観覧。
なにやら雑誌を売ったんだかなんでかで「もののついで」に来た客が多く、カフェは終始ざわざわと。 こうなると歌はともかくMCなんざ碌に聴き取れない。
梅田が休みで大堀も一部出演。 三曲目の最後の部分で歌いながら大堀がスルっと入って来た。 上手い。 大堀が居ない部分のパートも見苦しくない程度には埋まっていた。
「泣きながら微笑んで」の大島の衣装から帽子が消えていた。 春らしくと言う事だろうか。
2コーラス目からコンサートの時に使われていたリズムマシンの強いオケに変わっていて、少々興醒め。 そう言えばカフェのモニターで流されているメンバー紹介のビデオから、大島の変顔が削除されていた。 勿体無い。
「MARIA」の出だしで増田の音程が揺らいだので調子でも悪いのかと思ったが、その後は安定していた。 増田パートではどうしても聞き耳を立ててしまうので、細かい部分が気になってしまう。 この曲に関しては大堀も良い動きだった。
「君はペガサス」の秋元は何度も書くが実に良い。 大きく強く動くべきところは大きく強く、小さく優しく動くべきところは小さく優しく、上手くメリハリを付けて動いているし、動き出しのタイミングやスピードも完璧に近い。
「ほねほねワルツ」は量感を増した奥と、更に細く白い小野の対比の妙。
「くるくるぱー」の後アイテム紹介での小林。 正月飾りとクリスマスのリースが裏表になっている輪っか状の物を自慢気に紹介すると秀才の早野が「リバーシブルだね」。
「リバーシブル」が分からなかった小林は目を輝かせて「ウノ?、ウノ?。」
こいつを合格させた高校は何処なんだろう?、この勢いで大学まで行って頂きたい。
「都の西北、早稲田の隣♪」
自己紹介の際に今日の目標として「女性の強さと弱さを表現したいと言っていた秋元。 「草原の奇跡」歌い出しの部分と「片思いの卒業式」の秋元パートの対比がまさにそれで、抑えて歌う部分が大分聴けるものに成って来た。
カフェで観て長々と書いているのも情けない話では有るが、平日にばかり演られるとチケットを買いに列らべないどころか来られるかどうか判らないのは勿論、キャンセルせざるを得ない場合に劇場に電話を入れる余裕が有るかどうかすら読めないので迂闊にメールも出せない。
そんな訳でカフェの片隅で観ている。
カフェでも良いから観ていたい「脳内パラダイス」公演。
書き漏らしたことなどをメモから。
曲としては凡庸で、聴いていてもさして感興を催さないのだけれど、見ている分には色々と面白い部分もある。
それは篠田のすらりとした肢体であったり、揺らぐ音程であったり、オーバーオールの肩紐を直す中西の仕草であったりするが、最大の見所は佐藤の不可思議な動き。
流石に最初期の「クラスメイト」の頃のようなギッタンバッコンした動きではないが、この人特有の何とも言えないグルーヴで楽しそうに踊っているさまが実に面白い。
マチネは大島が映画の舞台挨拶で休演、星野が一人で担当。
4月5日にカフェで観た時には未だ激しい音の上がり下がりに梃子摺っていた様に感じられたが、ものの2週間で歌いこなせるようになっていて驚いた。
夜は大島が戻って二人で。 大島の強くて可愛げのある声と星野の優しい声のバランスが良い。
折井とのコンビでもそうだったが、誰かを支えるパートに廻ったときの星野は実に良い仕事をする。
こちらもメモから。
チームBは16人居る訳だが、ユニットの枠は14人なので2人あぶれる事になる。
現在は仲川と田名部の二人が無任所で、全体曲の始まりで中央に居たりしてそれなりに配慮はなされているものの、矢張りお茶を挽いている感はある。
仲川の方は間繋ぎのMCでそれなりに存在感を出しているが、田名部がちと心配。
今井や佐藤や高田はこうしてお茶を挽かされた経験を発条にして欠くべからざる存在としての自分を作った訳で、田名部の今後にも注目したい。
浴衣衣装の下駄などは使いまわしだったが、「ふしだらな夏」からの4曲で使うサンダルは新しくなっていた。チームKは写真の通りコルク底の普通のサンダルだったが、チームBは運動靴をサンダルにしたような、底のしなやかなものになっていた。
見てくれは良くないが、チームKで足の怪我が頻発したことを考えての対策なのかもしれない。
写真は秋元のサンダル。 千秋楽の頃には随分伸びてしまっていた。
昼はメール予約で当たったので「夜だけ買えりゃ良いや」と9時前に秋葉原。 周辺状況によって昼から先に売れたり夜からだったり気が抜けないが、なんとか夜のチケットを確保。
入場抽選は例の如くで悪いなりに椅子席は確保。 漸く舞台中央が見られる。
怪我で休演していた渡辺が復帰。 入れ替わりで松岡が休演、仲谷が一部のみ出演。 チームKの時もそうだったが、このセットリストはなかなか全員揃わない。
復帰した渡辺は初見だったが、兎に角白くて小さくて細い。 重用されるのも理解できる可憐さ。 身の回りの人間も何人か骨抜きにされていた。
今日も井上の全力少女っぷりが楽しい。 振りの起点からの動きが速くて、動き始めてから収束するタイミングを計るような動きが先ず面白い。 振り回した腕に振り回されて身体が流れる場面もまま有るのだけれど、そこはご愛嬌。
仲谷はユニットの担当曲のみの登場。 バーの止まり木見たような椅子にちょこなんと腰掛けて歌うさまが痛々しい。 相方の柏木も遣りにくそうで歌が走ったりもしたが、全体的には大過無く。
まさかの一巡目入場で最前列へ。 近すぎて死角も多いのだけれど、指呼の間で歌って踊っているのを見られるのは矢張り格別。
近いと細かい所まで確認できるので、微に入り細を穿って観る。
改めて浦野の細さに驚く。 四肢が長くて、細くて白い。 先の先まで神経の行き届いた繊細な動きがまた美しい。
渡邊は全ての動きが丁寧。 力の入れ具合も程好く、良い。
以前は一生懸命が表に出すぎていて少々重かった平嶋はマチネで「出来るだけ笑顔でいるようにしている」と話していた通り終始笑顔を絶やさず、何度も書くが実に良い。
この三人はチームBに来て良い方向に変わったと思う。
始発で頑張る気力体力共に無く、何とか起き出して秋葉原へ着いたら既に長蛇の列。
昼公演のチケットのみ、辛うじて確保。
抽選入場は最悪に近い籤運だったが、下手ブロック最後列の椅子席に何とかありついた。
チームAの4th公演を漸く劇場内で観ることが出來た訳だが、やはりカフェで観るのとはまるで違い、実に楽しい。 この臨場感と言うか同じ空間を共有出來る感じはモニターではどうやったって伝わらない。
4人減った事による欠落感は、ずらり並んだのを目にして少なさを感じた時ではなく、全員が歌って踊っている場面で「折井はどこだろう?」「浦野はこの部分をどう踊るだろう?」・・・と探して、連中がもう此処には居ない事にハタと気がついた時に訪れる。
舞台中央が見えないので、下手側を中心に観覧。 中西、戸島、小嶋は、それぞれがそれぞれに特徴のある動きに磨きをかけており、非常に良い。 舞台両脇の花道を使う曲が幾つかあるのだけれど、こちらに負い目が有る所為か、花道に来た戸島が何時に無く恐く見えた。
キャンセル待ちは61番迄入れたので、中に入ると言う選択肢も有ったが、懐具合を勘案して回避。 カフェ観覧。
小嶋の何日か遅れの誕生日企画が行なわれていたが、善意で動いている客と自己顕示の為にそれに便乗している客との温度差が出ていたのは残念だった。
用意された物や状況設定を見れば、小嶋の側からも何がどうなってこうなったのかは判るわけで、それを自分の手柄にしようとしても、そうは問屋が卸さねぇんだが、その程度の事も判らないオタンコナスを御してよくぞ実行段階まで企画を持っていったと思う。
人の褌で相撲を取ろうとしたってプラス評価には繋がらないことに気付けない愚かしさと、積み上げられた善意を平気で踏みつけに出来る醜悪さが綯い混ぜになって、後味はホロ苦く。
まぁ小嶋本人は素に戻って喜んでいたので、企画としては成功だったと思う。
11日以来のチームK公演。 11日のセットリストは「青春ガールズ」だったし、その前に演った「脳内パラダイス」は2月の18日だから、二た月空いた事になる。
「二た月ぶり」「CD発売イベント」「今井誕生日直近」と混む要因が重なり、開演前には何とか劇場にはたどり着いたが案の定満員札止め。
CDは発売の握手会のついでに来ている向きが多いらしく、椅子の無いカフェは終始ざわざわと。 公演の最中に抜け出して握手会に行く二股膏薬も10人凸凹。
驚いたのは丸二た月空いたのに動きがしっかり揃っている事で、小林ですらちゃんと踊ってやがる。 奥の動きから子供っぽさが消えて、情緒が出て来た。
秋元は、こと動きに関しては文句の付け様の無い出来。 中で観たい。
大島はソロの曲の出だしで音程を取り損なってから持ち直せずに最後まで行ってしまった感じ。 苦労する大島って図も珍しい。
「MARIA」の出だしで歌が走ってしまった増田は、持ち直してあとは大過無く。 歌いだしできっちり音を取れる増田から始まる曲は他のメンバーのパートも安定してくる。
アンコールのメドレーが終わったところで今井の誕生日企画。
辞めることが明らかになっている中で誕生日を迎える初めてのケースだったが、誕生日と共に今井の今後の人生の船出を祝福するような、企画するファンの自己顕示なんざ欠片も無い暖かいもので、実に良かった。
今井のコメントも実に今井らしい実直さに溢れていて、声を震わせ瞳を潤ませつつも笑顔で終わらせており、感情を表に出しつつもそれに流されないチームKの勁草ぶりをよく顕していた。
戸島花さん、ガンダーラとか図書委員とかアルカイックとか夢の無い化粧の巧さとか、これまで好き放題の事を書き散らかしてしまい、大変申し訳なく・・・。
日々、慙愧であります。
そんな戸島さんの粋な計らいで、4/17の戸島さんの担当日に秋元才加登場。
戸島花と言う人はブログや動画日誌での他メンバーの取り上げ方が実に面白い。
これはお世辞では無い。
劇場では7時からチームB公演、bayfmではON8の8時台に板野・小林・佐藤(夏)・篠田・高橋・成田・星野。 Yahoo!動画ライブトークには大江・大堀・奥・川崎・小嶋・駒谷・佐藤(由)・高田・戸島・中西・早野・前田・増田・増山・松原・宮澤。 こちらも8時から。
とりあへず帰宅して、片耳ヘッドフォンでラジオを聴きつつ、普段は立ち上げないIEでYahoo!動画を視聴したが、聖徳太子ならぬ身には同時視聴は無理で、どちらも中途半端になってしまった。
前田と高橋を分散させたり、次回発売CDの選抜メンバー(太字で表示)を五人づつ割り振ったり、それなりに考えているのは判るが、同じ時間にぶつけられるのは迷惑極まる。
bayfmでは古川が「こっちも生放送です!!」。 そりゃ言いたくもなるわな。
内容の面白さと言う点ではbayfmに軍配。 Yahoo!動画は小嶋の小嶋っぷりと、秋元康の小嶋評、佐藤の謎の動きが面白かった。
メール予約が久々に当たったんで「片方買えりゃ御の字」と9時頃に秋葉原。 着いてみりゃ結構な人出で、辛うじて夜チケは確保。
入場順抽選は可もなく不可もなくで、何とか舞台中央の見える椅子席は確保。 開演を待つ。
いつものオーバーチュアで幕が開くと暗がりの舞台上には懐かしい衣装の懐かしい並び。 明転して曲が始まると当たり前だが知らない人たちが歌い踊っていて、暫し呆然。
歌って踊る素地が出来ている移籍組と新加入組とでは矢張り歴然とした差が有り、機械体操の域を出ない動きや情緒もへったくれも無い歌声が目や耳から入っては来たが、目立つところに移籍組が配置されていた所為か危惧していた程の不快感は無く。
今はまだ海のものとも山のものとも付かないが、兎に角前へ向かって進んでいく連中の成長過程を見る楽しみもAKB48に通う要因の一つであったことを今更乍ら思い出した。
源氏物語絵巻みたいだった駒谷が自力で綺麗になったり、チームK発足当初は嫌いで仕方が無かった小林の一挙手一投足が今は見に行く楽しみの一つになっていたり、細面の美少女だった高田が肝っ玉母さん化したり、図書委員でガンダーラと言う渾名の高校生みたいだった地味な戸島がすっかり垢抜けて過激な淑女になったり、我々は一年かそこらで如何に人間と言うものが変貌するかを目の当たりにしてきた訳で、まだ硬さの目立つチームBの面々がこれからどうなって行くのか、興味は尽きない。
夜は最悪に近い籤運。 柱で舞台中央は見えないが何とか椅子席を確保。 立ち見は腰に来るから座れるだけでも有り難い。
平嶋が良い。 これまでは生で出た一生懸命がどうも苦手だったのだけれど、実に伸び伸びと楽しそうに演っている所為か自然と目が行く。 メモには「平嶋、出血大サービス。」と書いてある。
全体的に振りがあやふやで歌も安定せず、それがフォーメーションにも響いていて実に危なっかしいが、チームKはある程度の経験を積んで練度を上げてからこのセットリストを演った訳で、初っ端からこれを曲がりなりにも演れているってのは凄いことなのかもしれない。
「Blue rose」は下手から渡邊、浦野、井上、米沢の並び順。 浦野の過剰な迄のロック姉ちゃんぶりに驚き呆れたが、歌の安定感は頭抜けていて、安心して聴いていられる。
渡邊は抑制の利いた動きで客席を睥睨。 良い仕事。
井上は一寸粗いが、堂々と大きく動いているのは良い。
「禁じられた2人」は大きすぎる大島優子の影を払拭する意図からか科白部分が全面的に書き換えられていて、これはこれで面白い。 良く出来ている。
「雨の動物園」は脇に廻った平嶋の存在感が主役格を喰っていて、一年数か月の間に積み上げたものを見せ付けていた。 平嶋は全体を通して実に良く、新規加入組のあやふやな動きや不安や焦燥が表情に出てしまっているのを目の当たりにして居たたまれなくなったら、とりあへず平嶋を見て気を取り直す作業を今日は何度も繰り返した。
「僕の打ち上げ花火」はオケのミックスが変わっていて、下駄の音が強調されすぎていて興醒め。 曲そのものは相変わらず楽しい。
「転がる石になれ」はどうしてもチームKと重ねて見てしまうので、どうしても没入できないと言うか醒めてしまうと言うか、いやはやなんとも。
「シンデレラは騙されない」はセンターに移籍組三人とコンサートで大島・秋元の代役を勤めた柏木・井上の二人。 これは納得の人選。 豪快な井上と緻密な柏木は好一対。
公演そのものの感想はこれくらいにして、以下私的月旦。
井上の量感のある健康的な二の腕が素晴らしい。 衣装がはだけても振りを間違えても、動揺を表に出さずに押していける強さは好印象。
ガンシップ並みの弾数で満遍なく目線を配る柏木。 客に自分だけを見ているような幻想を繰り返し抱かせる恐るべき15歳。 漂うメジャー感。
丸顔で垂れ目だが鼻の標高は高い松岡。 自己紹介に挟む子音強めの流暢な英語と和風な顔立ちのコントラスト。 体調不良で一部お休みだったが、憂い顔がまた絵になる。
年嵩の浦野がリーダー格で、その次の位置で取り仕切る渡邊が活き活きと良い仕事。 立場が人を作る好例で見も蓋も無いことを言っても洒落になる程度に収まっており、楽しく見ていられる。
ひみつのアッコちゃんのチカ子みたいなおかっぱ眼鏡の仲谷。 飛び道具然とした容姿乍ら振りや歌や喋りは一線級。
告知は無かったが伝書鳩が来たので仕事帰りに東京タワー。 折井あゆみの二度目にして最後と噂される代打DJを見てきた。
前回は無かった椅子席が2列設えられており、立ち見を含めて20人凸凹と言ったところか。 これ以上多いと収拾がつかなくなるので、告知をしない(出来ない)のも仕方が無い。
最前列中央に陣取った例のキ〒ガイが時折奇声を発して折井の仕事を邪魔していたが、折井も慣れたもので動ずる事無くきちんと仕事はこなしていた。
前回は頼んだホットミルクに口をつける余裕も無く終始顔を上げずに只々原稿を読んでいた感が有ったが、今回は曲間に場内を見渡したり客と手振りでやり取りをしたり、頼んだティーフロートを平らげる余裕もあり、多少の読み間違いはあったが自然な語り口で良い仕事をしていた。
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例によって秘術を尽くして定時離脱。 秘術と言っても開演時間になんとか間に合わせるのが精一杯なので大した秘術でもないが。
客の入場が終わって、椅子を並べ始めたところに着いたらしく、カフェ観覧では久し振りに椅子にありついた。
「ただいま 恋愛中」「くまのぬいぐるみ」「Only today」と続く導入部。 曲そのものは左程激しくないものの、切れ目ない動きが続く為か、三曲終わって自己紹介に入る頃には大分息が上がっているのがモニター越しにも判る。
昨日は不本意な出来だったらしく、今日は完璧を期す旨ブログに書いていた中西は流石の出来で、実に良い動き。 表情までは分からないが話す声は明るかったので、本人もそれなりに納得の行く出来だったのではないだろうか。
中で見ていないので、未だにどのあたりに誰が居るのか把握できておらず、目を皿にして観たい部分を凝視。 初期の峯岸のように側頭部で一つ縛りにした小柄なのが居て、誰かと思ってよくよく見たら星野だったので驚いた。
もうすぐ高校生になると話す前田が、ポロッと「ちゅうごく3年生の・・・」。 前田の「ちゅうごく3年生」も聞き納めか。
「7時12分の初恋」の前田は、これまでの公演のユニット曲での主役扱い乍ら周りに喰われていた前田ではなく、主役に適う良い仕事をしていて見応えがある。
歌だけとって見れば大江の方がより情緒があるのだけれど、動きと表情に関しては申し分無い。
刮目して観る。
中で聞いていないので何とも言えないが、星野と大島の「春が来るまで」はカフェのスピーカーから流れる歌を聴く限りにおいてはこの公演の全ての曲の中で一番生歌感が強いように感じる。
細かく音符が連なり、音程の上り下りも激しい曲なのでその分アラも目立つが、何とか歌いこなそうとする営為が垣間見られてこれはこれで良い。
自分が作らない種類のこう言う曲を歌いこなした経験は、星野のこれからの曲作りにも生きてくるのではないかと思う。
全曲終わって最後の挨拶のところで高橋みなみ生誕祭。 「笑い方が不自然」とか、日頃さんざんな言われ様の高橋では有るが、今日は自然に驚き、喜んでいた。
今日は兎に角中西が良かった。 眼福。
中で見たい。
公演予定が立てられないとのことで、昨晩のAKB48劇場は接客系イベントを行っていた。
参加した友人の話では、参加する権利にあぶれた野次馬でもそれなりに楽しく過ごせたらしい。
私がAKB48に求めているのは、接客業としてのアイドルの部分ではないので、こう言うイベントが有っても食指が動かないのだけれど、それなりに客が集まったと言うことは世間一般の需要としてはそっち方面に重きが置かれているのだろう。
映画にはバカバカしいくらい時間が掛かるし(撮ればわかる)、番組収録となると局の都合が優先されるだろうし、秋元が「回収の年」と位置付けている以上、メディア露出が優先されて劇場公演が打てない日々が続くのだと思う。
仕事も一段落したので、歸りにぶらりと広小路亭。
「画用紙漫談(アニメ編)」三四楼
「画用紙漫談(芸能人編)」三四楼
「大安売り」三四楼
「巌流島」三四楼
<中入り>
「動物園」押しかけシークレットゲスト
「大工調べ(序)」三四楼
あやふやなところはあやふやだし、呂律が廻らないところは廻らないが確実に上手くなっている。 上手くてつまらない噺家にはなってもらいたくないのだけれど、そこはそれ光るものは随所に。
アンケートに感想だけでなく、次回のチラシに使う推薦文を書かせる趣向が面白かった。
次回は「饅頭こわい」をやるそうで、その話の中でポロッと発した
「饅頭なんかこわくない」。
に唸る。
月末迄一週間残して早くも今月最終公演。
秘術を尽くして定時退社。 押っ取り刀で秋葉原へ。
目途はついちゃいないんだが、後は野となれ。 どうせ明日も休日出勤。
チームAの4th公演の初見がカフェ観覧ってのも情けない話ではあるが、見られる日に公演が無いんじゃ仕方が無いと言うか、話にならないと言うか、ふざけんなコノヤローと言うか。
七時前に現場には着いたが、カフェ観覧券持って無いと入れねぇと来た。
入れねぇってもんは仕方が無いんで、大人しくほとぼりが冷めるのを待ち、カフェ観覧券持参者の列の尻尾にくっついて七時過ぎにカフェへ。
幸いと言うか、またかよと言うか、読み通りと言うか、十五分押しで開演。
節目の公演って訳でもないが、四月まで次の公演が決まっていないと有ってカフェは無茶な混み様で初夏の陽気。 十五分頃に開演。
草間彌生的色使いの、毒芋虫みたいな水玉のスカートはどうにも受け入れ難いが、コンサートで先に聞かされて驚いた曲も耳に慣れてきた。
峯岸と篠田が休みで、中西も部分出演。 折井が除隊、浦野と平嶋と渡邊が東部戦線送りになったのとあわせてごっそり抜けている訳だけれど、その分これまでソロパートが無かったり少なかったりしたあたりに一定量割り振られているので見たい面子の持ち場が増えていて嬉しい。
今日、印象に残ったのは戸島・小嶋・大江・佐藤。 居ない面子の穴埋めでは、小嶋と星野が良い仕事をしていた。
間繋ぎMCと暗転が長くて少々冗長な感じはしたが、それなりに楽しく。
アンコールのボディコン衣装には全く必然性が感じられないが、こんな事でもなければ一生涯こう言う服を人前で着ないであろうと思われる戸島がこれを着て歌って踊っていると言う点では大いに意味が有り価値が有る。
鹿鳴館の仮装舞踏会の錦絵で見たような背中に蟲の羽が生えた衣装を来た大島と星野の曲。
衣装だけ見ると罰ゲームめいているが、曲が始まるとさほど気にならないのは星野と大島の歌の説得力の所為か。
板野と戸島と川崎の曲。 それぞれの微妙なグルーヴの違いが見られて面白い。
板野は綺麗にリズムに乗った小気味よい動き。 戸島はための利いた味のある動き。 川崎は…、不思議な動き。
板野は正調、戸島は乱調、川崎は破調と言った感じ。
大杉榮曰く、「美は乱調にあり。」
友人達がAKB48の名古屋公演を観たついでにプチ温泉旅行と洒落込んでいるのを横目に休日出勤の土曜日。
日曜が休みになるだけでもまだ幸せである。
福岡に飛ぶ金なんざ逆さに振っても出ないので、今日は落語の日。
後顧の憂いなく落語に行けるのは嬉しくもあるが、反面AKB48が選択肢に無い寂しさもある。
おとついの晩にあった折井のイベント。 ミクシイの戸賀崎日記に有ったとか無かったとか言う話も聞いたが、公開で見られる部分での告知は宇佐美友紀ブログのみ。
小規模告知だったので平和裏に終わった側面はあるし、コンサートや映画撮影、チームB公演のレッスンetc...色々重なってしっちゃかめっちゃかになっているのは判らんでもないが、この告知の薄さは何なんだろう。
公式サイトのメンバー情報からは既に折井の名前は消えているが、思い出したようにファンクラブサイトのブログは更新されたりする。 宇佐美の時のようにoffice48のサイト内の他の場所に名前が移る訳でも無いが、秋元がらみで仕事が繋がっているのは確認できたりする。
Yahoo!動画「喫茶ベルサイユ」
何処の所属でこれから何をしていくのか、何だかよくわからない状況では有るが、仕事が繋がっているのは悦ばしい。
髪の毛が傷んでいるように見受けられ、ライトの加減かもしれないが、肌の調子も宜しくないように見えた。 そんな訳で、本人そのものより服のほうが若々しい感じ。
前述の通り仕事そのものはきちんとこなしており、読む技術・喋る技術には改善の余地は有るが、出来る範囲で最善を尽くしているのは見て取れて、一生懸命がプラスに振れて客を惹き付ける語り口になっており、踊り出した馬鹿が蹴散らす迄は民間人も足を止めていた。
またぞろ、コンサートでの話。
秋元が兎に角、凄い。 凄いには凄いのだが、上手く書けずに書いては消し、消しては書き・・・、で一週間。
纏まらないが的外れな罵言を目にしたので敢えて触れておく。
チームK初演の日から秋元の動きは特異であり、誰よりも深く沈み込み、誰よりも力強く動いていて、そこが面白くはあったのだけれど、日を追う毎に無駄な力みが抜けて指先まで神経の行き届いた柔らかい動きになり、動きの切れと正確さに加えて表現力も備わって来た。
コンサートでの秋元は、力強く動きべきところでは力強く、繊細な表現が求められる場面では嫋やかに、周りに溶け込むべきところは周りに合わせて動いており、実に良い仕事。
こうしてもっともらしい言葉を並べたところで百分の一も伝わらないのがもどかしいが、兎に角、あの日の秋元は素晴らしかった。
AKB48もへったくれも無い週末なので、後顧の憂いなく倉庫の二階の三月興行へ。
「寄合酒(半ば)」文字ら
「寄合酒の続き→売り声→豆屋」文字助
<中入り>
「阿武松」文字助
「文字助の由来(芸談)」文字助
持ち時間15分って事で、半ばで切っちゃった文字らさんに苦言を呈しながら「どこまでやりやしたっけ?」と続きを。
売り声で繋いで豆屋。
豆屋の文字助的サゲは練れてきてさらに面白く。
中入り挟んで相撲噺。
やはりわかってる人の相撲噺は味わいが違う。
最後に芸名の由来なんかも含めてご挨拶。
色々と濃い一日だった。
宇佐美ブログで「かの折井あゆみ東京タワーに現る!!」との告知が合ったので、仕事帰りに東京タワー。 820円払ってエレベーターに乗る。
内藤新宿で産湯を使ってからこの方、長いこと東京に起居しているが、東京タワーの上まで昇ったのは初めてだ。 頭の中で寒空はだかの「東京タワーの歌」が流れる。
現場に着くと折井が喋っているオープンスペースの周りには「目当て」で来ていると思しき客が20人凸凹。 折井は「喋っている」と言うより、終始「読んで」いたが、読む早さとか抑揚には気を付けていて大過無く。 レギュラーでやっている小林さくらが体調不良とかで、同じ事務所の折井にお鉢が廻ってきたようだったが、代打としての役割は十分果たしていたと思う。
読み間違えて蹴躓く事があっても、目当ての客からの泣かせるリクエストにうるっと来ても、なんとか持ち直して大コケはしないところが折井らしかった。
昼公演のチケットを購えるだけの可処分所得は既に無く、これ以上借財を増やすのも得策ではないので回避して夜公演のみの観覧。
開演時間を勘違いしていて危うく見損ねるところであったが、開場も開演も押してくれたお陰で頭から観ることが出來た。
以下、例によって散文的に。
「ただいま 恋愛中」公演の衣装は、草間彌生みたいな毒芋虫的水玉模様で、且つ橙と黄緑の取り合わせだったり(交通安全少年団を想起させる)するので、視覚的にはまったく琴線に触れないが、曲の方はなかなかどうして。
今年も井上ヨシマサに振り回される一年になりそうな春の夜。
板野、川崎、戸島の歌う「Faint」。
歌いたい曲調で且つやりたい振り付けのカッコイイ曲を貰って水を得た魚の如く生き々々と歌い踊る板野の臍に目が行きがちではあるが、私は敢へてこの曲の戸島を推しておく。
歌詞が表現する「狂気の愛」とくればまぁ、このあたりが連想される(イメージを拡大していただくと、よりわかりやすいと思う)のだけれど、戸島の動きがまた実に蠱惑的で、実に実にいやはやどうも。
歌のほうでも戸島のソロパートってのは久方ぶりであって、こちらも耳に絡みつくような独特の声が艶かしい。
コンサートの終盤に、渡邊による纏めの挨拶が入るのだけれど、この中でチームBに移籍することを聞かされてショックだったけれど頑張ろうと思う・・・と言うような文言があり、客が素に戻ってしまっていた。
私個人としては、渡邊のこう言う間の悪さというか、髪をバッサリと20cmも切ったのにあまり印象が変わらない事にも象徴される一生懸命が報われないもどかしさは割と好きだけれど、コンサートの構成上これは如何なものかと思った。
渡邊個人ではなく、あくまでも構成上の問題として。
「シベリア送りになるのはショックだけれど、気を取り直して頑張ります。」ってのを、お手本として配属される渡邊伍長どのをイルクーツク辺りで待っているチームBの新兵さんの目の前で言わせるってのもまたどうかしている。
大島と星野を並べた日にゃ、そりゃ星野の方が明らかに歌は巧いのだけれど、大島が秀でていることが一つある。
それは落語で言うところの「正面を切る」って奴で、客席に正対しつつ誰でもない誰かに向かって歌う大島は、誰も見てないが故に遍く凡ての客を自分に向かって歌っているような錯覚に陥らせることが出来る。
こう言う幻術めいた演出無しに客を黙らせるだけの説得力を出せる星野も、それはそれで凄い。
間違えて今日の日付で昨日の日記を更新してしまったが、面倒なのでこちらはこのままにして、今日の日記は明日の日付で書くことにする。
以下、昨日の日記。
目途がついたので半ドンにして退社。
友人のお誘いで国立競技場へ。
隣の明治公園ではボルセビッキの集会。 天皇制を否定していながら、指定された手続きを踏んで神宮外苑の一角を借りて集会を開くさまは出来の悪いポンチ絵。
協会の力の抜き具合が目で見てわかる場内の、熱心な人々の外縁部にて観戦。
攻めているうちは安心してみていられるし、思わず膝を打つようなパス回しも見られたが、守りに廻ると首を傾げざるを得ない動きが多々あり、2−0で勝ったものの実に危うい試合だった。
メキシコの2番が上手かった。
試合終了後、一緒に観ていた友人とタクって厚生年金会館へ。
終演後りの物販は無しだと言うことだったので、パンフレットでも買うべぇ・・・と物販ブースへ行くと、終演後の乾杯に抽選で参加できるティーシャツに群がる亡者共が長蛇の列をなしていて断念。 大人しく開演を待つことにする。
チームAの「ただいま 恋愛中」公演の楽曲と、チームKの「脳内パラダイス」公演の楽曲を並べたような構成。 チームAの「ただいま 恋愛中」の方は、ゲネプロ1回、本公演1回の計2回しか演っていないので、濃い客も薄い客もほぼイコールコンディション。 騒いで盛り上がりたい、踊りたい人々も、流石にどうして良いやらわからないご様子。
チームAの曲では棒立ちでも、耳に馴染んだチームKの楽曲では打って変わって乱痴気騒ぎ。 チームAとチームKの人気が逆転したかのような雰囲気乍ら、終演後の握手会はチームAが大盛況。
騒げりゃなんでも良いようで。
レポやら何ヤラはその筋の人々にお任せして、気が付いた事などを例によって散文的に。
大島(優)の「泣きながら微笑んで」で気が付いたのだけれど、コンサート用なんだかリズムマシーンの音が追加されていて、曲の雰囲気が丸で変わってしまっていた。
一寸いただけない。
立ちっぱなしだった客が座ったのが大島の「泣きながら微笑んで」と、星野の「ガンバレ!」。
星野に関しては「とりあへず、座って聴こう。」と言う事だったらしく、普段は騒ぐばかりの客も大人しく聴いており、間奏で大きな拍手が送られたりもした。
劇場が開いてから半月かそこらで自分(と折井)の曲をお蔵入りにされて以来、「歌に命掛けてます」と言う割には碌にソロパートも無いまま一年余りが経過しただけに、客の方にも「よくぞここまで・・・」と言う感慨があったのだと思う。
大島の方は「ここで一寸休憩」と言う意味合いが強かったらしく、座った客も多少ざわざわと。
あからさまな弁当幕扱いだったが、大島そのものは実に良く、舞台の大きさに合わせた大きな芝居をしていて感心した。
履き慣れないヒールの高いサンダルで踊る小林の挙動が面白い。
大舞台で緊張している所為か、喋る方では精彩が無かったが、動いている部分はいつもの小林らしい小林で、小林の小林っぷりは十分堪能出来た。
間繋ぎMCでの宮澤。
「遊園地に例えると、チームAはメリーゴーランドでチームKはジェットコースター。」
並んで観ていた知人が
「メーリーゴーランド!?」
「事務所じゃないです」と、とりあへずツッコんでおいた。
普段はチームKの小野と奥で演る「ほねほねワルツ」は、テレビ放映時と同じく板野と増山を加えて。
シルエットが一番立体的だったのが小学生の奥である事にも驚いたが、一番興味深かったのは板野の表情。
笑顔は絶やさないものの、恥ずかしげであったり、厭そうであったり、諦めたふうであったり、複雑な心中が出ていた。
秋元にはもはや贅肉のかけらも無く、高田と並ぶと「質量保存の法則」を思い出す。
筋肉質ではあるが、見せる為の伊達の筋肉ではなく、動いて止まる為の必然性のある筋肉なので、照明によって付いた陰影が実に美しい。
一昨年の十二月にAKB48に血道を上げ始めてから初めて、丸一と月劇場に足を運ばないで終わろうとしている。
足を洗った訳では勿論なく、行く気は有っても自由になる時間と資金と劇場公演スケジュールとの折り合いが付けられぬまま無為に時を過ごして、気がついたら下旬の公演がチームAの初日のみだったと言う訳。 繁忙期なので初日はどうにも都合が付かない。
愉快には見られないのが判っている篠山の写真展の為に休みを取るのも馬鹿らしいし、なんとも寂しい二月になってしまった。
相変わらず残業。 当分忙しい予定。
なべちゃんお奨めのBUBKA時代を不死華氏からいただく。
荒木のグラビアが凄い。 相変わらず萎れた花をモチーフに使いたがるのはいただけないが、写真一枚にこめられた様々なものの質と量には唸らされる。
これが写真なんだ。
諸般の事情で物入りな家計に定期代以外のほぼ全てを吸い取られて早半月、漸く割り戻しが手元に来たと思ったら繁忙期に突入。
土日も出勤で大残業。 秋葉原もヘッタクレも無く、酒田へも行けぬまま三月を迎えそうな雲行き。
気が付くと上官が先に逃げ出していた帝國陸軍みたいな前職に較べると、「退却戦の際、将校は残れ。」式のドイツ国防軍みたいな現職はまだ恵まれている。
今日も今日とて残業。
半月余アイドルも落語も観てないなんてのは近来無い事で、日々気持ちが荒んで行くのが判る。
とりあへず日曜は倉庫の二階へ。
◎会場:倉庫の二階 (埼玉県越谷市、東武伊勢崎線・大袋駅から歩いて15分前後)
開場:3時
開演:3時30分
出演:前田隣(漫談)、ペイパービュウ(漫才)、米粒写経(漫才)
漫談と漫才の会だからっ!「ダンマンザイマン」なのだ!
入場料:1500円(高校生以下1000円)
※予約・前売り500円引き。 ご予約の方からの入場となります。
兎に角、病院を抜け出してこの会に出ると言うダーリン先生の行き様を目に焼き付けたい。
暮れに大川興業を円満退社したペイパービュウの明るく楽しく激しい漫才と、過剰にやる気のある居島さんと過少にやる気のないタツオさんの米粒写経。
まぁ騙されたと思って見に行っていただきたい。
「倉庫の二階」で検索すれば、色々出てきます。
ちょいと粧し込んで秋葉原。 一巡目入場で最前列中央。
こんなところでメモを採るのも野暮の極みなので、大人しく観覧。
一曲目の「友よ」は目の前で小野がタンバリン。 Lewis CarrollやVladimir Nabokovの末裔がよく口にする「14歳最強説」を裏付ける洗練。 昨年の二月に、我々を驚愕せしめた峯岸を色に例えて「黒」とすると、小野は「白」。
白いエロスは愛の巨大な光り輝く王国を支配し、黒いエロスはその影によって、是非はともかく「エロティシズム」の名のもとに呼ばれる一切のものを覆うのである。
寄らば斬るぞ位の気合で仕事をやっつけて秋葉原。 とりあへず劇場へ行ってみる。
先ず8階に上がるエスカレーターのところで足止め。 「チケット抽選券もキャンセル待ち券も持っていない方は、今日は入れません。」と言われて下に降りる。
帰りがけに裏に廻ってみたら、知己が何人か。 カフェ入場待ちだったらしい。
警備の人に「どちらの券も持っていないのですが・・・」と言うと、「カフェの状況次第では入れるかも知れません」とのお答え。
そんなこんなで三曲目の途中ではあったが、何とかカフェには入れた。
吹っ切れ過ぎるくらい吹っ切れて見える折井が印象的。
高校の制服でオーディションを受ける二十歳の折井の映像が流された。 斎藤実盛みたいだった。
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